巻機山(人気の山は緑の美しい湿原の山_牛ヶ岳・割引岳も_遠征4日目)

2020年08月14日(金) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,620m
• 下り: 1,623m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:42

6:00 桜坂駐車場
6:57 7:15 5合目
7:51 8:01 6合目
9:39 9:45 ニセ巻機山
9:49 9:53 巻機山避難小屋
10:14 10:25 御機屋
10:37 10:44 巻機山
11:03 11:17 牛ヶ岳
11:34 11:38 巻機山
11:46 11:48 御機屋
12:11 12:15 割引岳
12:35 12:54 御機屋
13:10 13:10 巻機山避難小屋
13:18 13:19 ニセ巻機山
14:24 14:24 6合目
14:50 14:56 5合目
15:34 15:37 桜坂駐車場
15:42 ゴール地点

2020-08-14 05:49:28
合計時間: 9時間52分
平面距離: 15.34km
沿面距離: 16.10km
最高点の標高: 1972m
最低点の標高: 719m

天候

晴れ時々霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

六日町温泉ほてる木の芽坂から車で25分。桜坂駐車場に駐車。5時40分着で、第一・第二駐車場はほぼ満車。何故か登山口に近い第4？駐車場がガラガラだった(@_@)

コース状況／危険箇所等

樹林帯は粘土質でぬるっと滑る。樹林帯より上は、深い溝で笹の茎を踏んでいく。それより上は、木道の天国！

その他周辺情報

登山後は、土産を買うために「魚野の里」へ。食事もできる。
温泉は、↑のレジの人に訊いて、湯沢温泉へ。「山の湯」はシンプルなお湯。内湯のみ。湯加減は最高！但し、シャワーは無い。500円/人

写真

8/14 5:10

ほてる木の芽坂から。見えるのは、金城山。その右肩に巻機山が見えるとのことだが…

8/14 5:25

車で清水集落に向かう。巻機山が見えてきた！

8/14 5:49

桜坂駐車場はいっぱいです！
今までの秘境の山々と全然違う！

8/14 5:52

帰りに500円払います

8/14 5:53

事前リサーチで、ヌクビ沢は沢登りの経験がないと無理そうでした

8/14 5:59

いざ！巻機山へ

8/14 6:15

樹林帯からスタート

8/14 6:47

豪雪地帯だから、雪の重みで曲がっています

8/14 6:56

けっこうな急登もありますが、今朝も調子良く登れています。
筋肉痛は、結局、3日間全てなかったです

8/14 6:59

光が見えた！尾根に出るかな

8/14 7:02

光の射す方へ

8/14 7:03

五合目に到着。とても慎重に、疲れないように、一歩一歩をグラつかないように歩いてきました

8/14 7:14

眩しい！

8/14 7:25

ブナが美しい〜

8/14 7:42

日が出てきたので、日傘を出しました

8/14 7:51

割引岳（われめきだけ）と天狗岩

8/14 7:51

今日ヌクビ沢を上がっている人もいる筈です

8/14 8:03

8/14 8:07

シラカバかな？巨木！

8/14 8:35

七合目の岩場に到着。皆、ここで休憩していました

8/14 8:44

左4分の1くらいのピークが米子頭山。
右4分の1くらいのピークが柄沢山

8/14 8:44

8/14 8:44

8/14 8:46

真ん中左の雲に隠れているのが仙ノ倉山
真ん中右のピークが平標山

8/14 8:47

苗場山。
友人にも、奥只見山荘のスタッフにも、巻機山に行くと言ったら「苗場山には行かないの？」と訊かれた。
苗場山は、少し楽なイメージなので、誰かと来ます

8/14 8:48

ツバメシジミ

8/14 8:54

アカモノの実

8/14 8:58

山頂方向が見えてきました

8/14 8:59

雲が影になってる

8/14 9:17

8/14 9:21

八合目を越えたところです

8/14 9:31

めちゃ綺麗！！！
思わず歓声を上げました

8/14 9:32

小さな？滝があります

8/14 9:35

イワショウブと、奥はよく見たら割引岳！

8/14 9:36

オヤマリンドウ

8/14 9:38

タテヤマリンドウ

8/14 9:39

前巻機に登頂。ここが九合目

8/14 9:40

割引岳。端正な円錐形です

8/14 9:40

美しくて何度も見てしまいます

8/14 9:45

割引岳へ一直線！

8/14 9:50

避難小屋

8/14 9:50

とても清潔そうです

8/14 9:53

小屋前から1枚パチリ

8/14 10:01

木道なので、歩きやすいです

8/14 10:02

御機屋。
巻機山を写す織姫ノ池

8/14 10:03

水は澄んでます

8/14 10:05

オンタデ(雌花)。名前は、「御嶽山のウラジロタデ」から来ているようです

8/14 10:05

振り返って。平坦に見えますが、奥に周りの山々が見えるのが良いですね

8/14 10:06

ハナニガナ

8/14 10:12

タテヤマリンドウ

8/14 10:15

巻機山に登頂。
っと、ここは山頂じゃないです

8/14 10:24

夏の雲が良い感じ

8/14 10:26

山頂へ向かう

8/14 10:27

アキノキリンソウと蜜を吸うシジミ系

8/14 10:29

ウィニングロード！

8/14 10:31

イワショウブと池塘

8/14 10:36

オヤマリンドウ

8/14 10:37

巻機山に登頂。1967m。
このケルンが山頂(最高点)です。本当は最高点は少し北にありますが、湿原の中にあるため、便宜上、道の上に置かれているとか

8/14 10:46

山頂でサブザックに切り替えました。楽チン♪

夏空を写す池塘

8/14 10:50

雪渓があるよと教えてもらって、急いで行ってみた。まだガスにかからずに見えました

8/14 10:51

至仏山、日光白根山

8/14 10:51

左から、皇海山、武尊山、獅子ヶ鼻山

8/14 10:51

牛ヶ岳が見えた

8/14 10:54

ハクサンフウロ

8/14 10:55

牛ヶ岳へ歩く

8/14 10:57

ハクサンフウロのお花畑

8/14 11:00

タテヤマリンドウ

8/14 11:01

ニッコウキスゲ。
ずっと知らなかったのですが、ニッコウキスゲは一日花だそうです。明日には咲いてないんですね。愛しい…

8/14 11:01

ハナニガナの白花かな？

8/14 11:02

三角点。
牛ヶ岳に登頂。1961.5m

8/14 11:03

珍しい！三角点標柱が2つ併存してました

8/14 11:06

オヤマリンドウ

8/14 11:08

ガスの中、ニッコウキスゲのお花畑

8/14 11:08

まだ標高の高い所が先にありましたが、ぬかるみがあったのと、下山時間を考え、止めておきました。
後で行った人に訊いたら、何もなかったとのこと

8/14 11:09

ミヤマアキノキリンソウ

8/14 11:19

イワショウブと、奥には巻機山

8/14 11:19

巻機山最高点

8/14 11:20

キンコウカ

8/14 11:21

8/14 11:23

ハクサンフウロ。少し色が薄いですね

8/14 11:41

ここにあったか！
カエル又は笑顔

8/14 11:41

イワショウブの少し開き始め

8/14 11:51

巻機山山頂標識広場に戻り、割引岳を目指します。
巻機山は緑が美し過ぎ！

8/14 11:54

割引岳が左奥に

8/14 11:54

大好きなので、咲いている度に撮ってしまいます

8/14 11:57

普通の山なら、この1枚だけで十分カバー写真になります

8/14 11:58

巻機山山頂

8/14 12:00

タテヤマリンドウ

8/14 12:02

割引岳。綺麗な円錐形です

8/14 12:04

CTより早く着きそう

8/14 12:05

ナナカマドが紅葉してます

8/14 12:10

割引岳に登頂。1930.8m

8/14 12:10

一等三角点

8/14 12:17

ガスが出ているので、すぐに巻機山に戻ります

8/14 12:20

8/14 12:22

オヤマリンドウの白花かな？珍しい！尾瀬の笠ヶ岳で一度見ました

8/14 12:28

キンコウカ

8/14 12:28

？

8/14 12:29

ミヤマホツツジ

8/14 12:50

巻機山山頂標識の広場に戻ってきて、サブザックを収納します。
今回の山行旅行の秘密兵器�◆�水に濡らして振り回すと、冷却されます

8/14 12:59

さぁ、下山開始

8/14 13:01

織姫ノ池。雲を写す

8/14 13:02

8/14 13:07

前巻機に登り返す

8/14 13:18

今回の山行旅行の秘密兵器��。叩くと、一気に冷えて、保冷剤になります。タオルに巻いて、首筋に当てました

8/14 13:21

イワショウブとシジミ系

8/14 13:28

階段になっているので、どんどん下ります

8/14 13:35

中央に見える土の地肌が見える所が七合目の広場かな。CTより時間かかるゾ!?

8/14 13:53

↑から18分で、七合目の広場に到着。下山後の土産物屋とCTが気になるので、休憩しません

8/14 14:17

今回の山行旅行の秘密兵器�　�山頂広場からほぼずっとさしてます

8/14 14:26

キノコ

8/14 14:33

ブナ林

8/14 14:49

五合目から。小さい滝が連続してる

8/14 15:08

四合目

8/14 15:24

絵画のようです。少し足を止め、景色に見入りました

8/14 15:33

あぁ、素晴らしかった4日間が終わってしまう…(T_T)

8/14 15:36

今日は、サロモン。滑ることもなく、大活躍でした

8/14 15:36

登山口に一番近い駐車場(第4？)。もうほとんど人はいません

8/14 15:37

アジサイ

8/14 17:12

「魚野の里」にて。
名物のワッパ飯とワッパ汁。後者は、焼いた石を入れて沸騰させる調理法

8/14 18:48

湯沢温泉 「山の湯」。
コロナ対策が厳格でした

8/15 16:44

昨夜飲んだ美酒「巻機」

8/15 19:42

エチゴビール
おしまい

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

ミシェル

とうとう最終日の巻機山となった。秘境の山3つを終え、ほぼ終わりモードになってしまっている自分がいる。
ホテルで溜まっていた服類を一気に水洗いしたが、干さなくてもいいかぁと、疲れと眠気に負けそうになっていた。結局、心を奮い立たせて、ちゃんと干したけど。

巻機山は、ずっと初日に登ろうと思っていた。しかし、平ヶ岳の予行演習として挑戦した空木岳池山尾根の経験により、平ヶ岳を初日に持ってきたことによって、巻機山が最終日となった。それほど大変そうではないから、まぁいいかぁ。

実際に駐車場に行ってみると、驚いた！😲今までの秘境の山とは、車の数からして、全然違う！
今日はもう帰るだけなので、土産物屋の時間だけ気にすれば良いので、じっくり、ゆっくり、慎重に登る。従って、少しずつ抜かされていくが、気にしない😑
登りの前半は、樹林帯の日陰から日の射すブナ林へ🌳。割引岳と天狗岩を左手に見ながら。
後半は、樹林帯を抜け、整備された階段から木道へ。巻機山の緑の美しさに魅了されながら、天上漫歩を楽しむ。
牛ヶ岳・割引岳から山頂標識広場に戻って来る頃には、だいぶ人が少なくなっていた。腹ごしらえをした後は、土産物屋の時間が気になって、ほぼ休みなしで下った。
最後は、4日間がこれで終わると思うと、名残惜しい気がして、少しだけペースを落とした😞

4日間の1座ごと（全てピストン）を終えて思うのは、非常に経験を積めたということ。毎晩、しっかりと翌日の荷物を一つ一つ点検しながら詰めていくことで、その日の持ち物の反省を踏まえて、持って行く物・要らない物を峻別し、厳選した荷物を持って行った。水の量も、天候や前日の消費量を考慮して、少し調整した🥛。最終的には、やはり巻機山の荷物が一番良かったかな。
逆に、これをやってから、3日間・4日間の北アルプス等の縦走に臨むべきだった。昨年の黒部源流域4日間は、きっと余計な荷物があったろうと思う。

民宿・旅館で夕食を堪能でき🍣🍤🍶、温泉にも入れて🛀♨️、山と旅行を両立できたような旅だった。

長いレコを読んでくださった皆様ありがとうございました😄

コメント

MonsieurKudo

夏の巻機山
michele_alexさん、こんにちは。

青々とした緑が眩しい、夏の巻機山もいいですね！
自分は昨年の5月半ば、割引岳と牛ヶ岳も絡めて登りました。
ヌクビ沢ルートにはまだ雪渓があって、登るのにはそれほど苦労しなかった記憶があります。
途中にあった天狗岩やアイガメノ滝は、迫力があって素晴らしかったです。

↓そのときのレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1852637.html

ミシェル

Re: 夏の巻機山
MonsieurKudoさん、こんばんは。

コメントありがとうございます😄
巻機山、とても美しかったです！❤️

勿論、レコ拝見してから行きましたよ👍️
空木岳含めた５座、念入りに😁

基本的に、スタート地点から別地点にゴールするか、周回することを優先しているので、できればヌクビ沢で上がりたかったのですが、この時期に僕には危険と判断しました🤔

MonsieurKudoさんは、敢えて雪渓の残っている時期に登られのかなと思いましたが、そうでしたか？

MonsieurKudo

Re[2]: 夏の巻機山
michele_alexさん、こんばんは。

＞敢えて雪渓の残っている時期に登られのかなと思いましたが、そうでしたか？
う〜〜ん、特にそういうことではなかった気がします。
となると、雪のない季節に登っていたら、自分もヤバかったのかも・・・。

自分は、例えば分かれ道があって、一方は楽な道、一方はキツい道だったとすると、迷わず後者を選んでしまう性格なんですよね。

あ、仕事の場合は、断然楽な方です（笑）。

ミシェル

Re[3]: 夏の巻機山
そうなんですか😲MonsieurKudoさんも、しっかりリサーチされるようなので、ヌクビ沢を上がるのに敢えて残雪期を選ばれたのかと思っていました😊

僕は、キツい道はどうかなぁ、分からないですが、できるだけコンプリートしたいなと思って、プラン組んでいます。この巻機山も、「巻機山とは、その山頂部に連なる割引岳、牛ヶ岳の山塊を総称する呼び名である」(日本三百名山登山ガイド(中) 日本山岳会編)と書かれているのを読むと、割引岳も行かなきゃ！と思ってしまうんです😅

最後の一文は、MonsieurKudoさんのレコの完成度の高さを感じているので、ご謙遜と受け取っておきます😁