雪倉岳-朝日岳(小川温泉からチャリリンで)
- GPS
- 15:54
- 距離
- 48.8km
- 登り
- 4,248m
- 下り
- 4,250m
コースタイム
- 山行
- 14:43
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 15:54
天候 | ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
そこから積んできたチャリで北又ダムを目指す。 北又ダムまでの林道は一部荒れていたり落石があるのでロードよりMTB推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆北又ダム〜イブリ山 ・危険個所なし、草刈りバッチリでとても歩きやすかった。 ・水場は五合目に1か所あるが今回は立ち寄らなかった。 ◆イブリ山〜朝日小屋 ・イブリ山から一旦コルまで降りて夕日ヶ原、朝日小屋へと向かう。 ・鎖場もあるが鎖を使わなくてもいけるレベル。 ・夕日ヶ原はキンコウカがピークで見頃。 ・朝日小屋は今年はコロナのため営業休止。テントも張れない。 ◆朝日小屋〜雪倉岳 ・水平道経由で雪倉岳を目指したがこちらも草刈りバッチリで非常に歩きやすかった。 ・途中水場多数、水の心配は不要だった。 ◆雪倉岳〜朝日岳 ・こちらも歩きやすい。朝日岳直下の急登が核心かも。 ◆朝日岳〜朝日小屋 ・とてもよく整備されている。問題なし。 |
写真
感想
今日はお盆の週末、一年で最も山が混む日のはず。
マイナーな山にマイナーなルートから登ろう!ということで白羽の矢を立てたのは雪倉岳と朝日岳。
マイナーでもないが、今年は朝日小屋が営業していないので人はかなり少ないはず。
更に富山の小川温泉を起点にすればまず人と会うことはないだろう。
いつものようにチャリを積んで小川温泉を目指す。
到着したのが21時過ぎ、4時間くらいは寝たいので1時に目覚ましをかけて速攻就寝…
しっかり時間に目覚めて支度をして2時前にチャリでスタートした。
このルートは去年も同じ時期に使っているが、その際は栂海新道まで縦走したのでチャリが使えず歩きでアプローチした。
林道歩きが長すぎて暑くて嫌になったのを覚えているがさすがにチャリは登りとはいえ楽ちんだった。
春先からチャリトレしてきた成果も出ているのかもしれない。
結局標高差600m、10kmを約1時間半で走破。
医王山の夕霧峠より勾配が急で大変だった気がする。
そこから普通に登山開始。
吊橋を渡ってイブリ尾根登山道へ。
4合目付近で明るくなってきたのでヘッデンを外す。
夏は明るくなる前にできるだけ高度を上げるのが重要なポイントだが、今日は天気が悪く風も強かったのでどちらでもよかった。
涼しいので歩きやすい、イブリ山、夕日ヶ原、朝日小屋へとあまり水分も取らずにガンガン登る。
朝日小屋に到着すると営業していないのでテン場もガラガラ、ある意味新鮮な光景だった。
小屋番さんがいたので少し談笑、人が来たので驚いていた。(笑)
朝日岳も雪倉岳もガスガスっぽいがここまで来たら行くしかない。
まずは水平道を辿って雪倉岳を目指そう。
ここからは花も多いのでのんびり歩こう。
ありがたいことに登山道の草刈りはバッチリ終わっていた。
主稜線に出ると風がビュービュー。西風が強い。
カッパを装着したら涼しくて丁度いい感じなった。
灼熱地獄よりはるかに良いが景色がほとんど見られなかったのが残念だった。
そして雪倉岳登頂!
ここまで会ったのは朝日小屋の小屋番さんと、夕日ヶ原で会ったトレランの人のみ。
もちろん雪倉岳は貸切。風は強いが東斜面の一段下に降りれば風は皆無でポカポカ暖かかった。
これは冬でも使える技だ。
晴れないかと山頂で少し待ってみたがたまに青空は出るもののスカッと晴れることはなかった。
残念だが次の目的地である朝日岳へと向かうことにする。
といっても半分は来た道を戻るだけ。
帰りに晴れないかと期待したがやはり無理だった。
朝日岳まで最後の急登をこなしてゴール!
やはりこちらも視界はないし風はビュービュー。
いつもは見ない立て札が置かれていた。
朝日小屋は営業休止というのと栂海新道が崩落で通行不可というものだった。
これでは事実上小川温泉か蓮華温泉を起点に日帰り登山するしかなくなる。
逆にガラガラの雪倉、朝日を楽しむチャンスなのかもしれない。
再び朝日小屋に戻るとNHKの方がロケをしていた。
営業を休止している山小屋と継続している山小屋を比較しながらコロナの影響を特集するらしい。
オンエアされたら見てみたい。
後は北又ダムまでガンガン下山。
ただ、まだ仕事はある。
北又ダムから越道峠までの標高差200mをチャリで登り返さなければならない。
最後の修行だ。
勾配はそれほどきつくなかったので気持ちよく登って最後は風を切ってダウンヒル。
途中道にクマが出てきて焦ったが慌てず声を掛けたら森の中へ逃げていった。
結局ガスガスの山行だったが行動時間16時間ということで良い体力づくりになった。
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