記録ID: 2506582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良
吾妻連峰主稜縦走(高湯温泉〜早稲沢)
2020年08月14日(金) ~
2020年08月15日(土)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 17:27
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,389m
- 下り
- 2,328m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:33
距離 18.6km
登り 1,816m
下り 773m
2日目
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:22
距離 16.4km
登り 573m
下り 1,554m
天候 | 8月14日(金):晴れ→ガス 8月15日(土):ガス&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
●クルマ:高湯温泉無料駐車場(無料/30台) ※Pマークがありますが駐車場としてはあまり使われいない様子で、 ほとんど重機置き場と化していました <帰り> ●バス1(北塩原村コミュニティバス) 13:09早稲沢発〜13:34着小野川湖入口(無料) ●バス2(磐梯東都バス) 小野川湖入口13:39〜猪苗代駅14:17着(820円) ●電車1(JR磐越西線) 14:41猪苗代発〜15:19郡山着 ●電車2(東北新幹線) 15:51郡山発〜16:04福島着 ※猪苗代〜福島(新幹線は自由席)2,400円 ●バス3(福島交通) 16:18福島駅西口発〜16:54ハイランド前着(890円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●高湯温泉〜一切経山 静心山荘の看板から登山道に入り五色沼分岐まで高低差1030mほどを ゆっくり登っていきます。 磐梯吾妻スカイラインの車道を2回ほど跨ぎ、 不動沢からのルートと合流する辺りまでは治水工事が行われていて、 登山道には土嚢がところどころ敷かれています。 1370m付近で賽の河原を通過し、1550m付近で慶応吾妻山荘入口を過ぎると 追分の分岐が現れます。 ここから登山道は少し斜度を上げて1680mの小ピークで眺望が開けます。 五色沼分岐から一切経山まではガレ場の登りとなります。 ●一切経山〜東大巓〜明月荘(弥兵衛平小屋) 五色沼分岐からひと登りすると家形山へ。 物見岩分岐を過ぎると泥濘と薮地帯となります。 特に兵子分岐を過ぎた辺りからは、 道形はしっかりあるものの背丈より高い薮・倒木・泥濘がひどくなり、 ニセ烏帽子山〜烏帽子山〜昭元山〜東大巓分岐手前まで続きます。 また、烏帽子山から昭元山の手前まではこれらに岩も加わり非常に歩きにくい。 東大巓分岐で湿原に出るとここからは木道・木階段が しっかりと整備されていてとても歩きやすくなります。 東大巓の山頂は縦走路からほんの少し離れたところにあります。 東大巓から350mほど進むと弥兵衛平分岐が現れ、 湿原の中の木道を1km弱進むと明月荘へと至ります。 水場(金明水)は小屋から500mほど姥湯方面に進んだところにあります。 ●東大巓〜西大巓 湿原の中の木道を辿ります。藤十郎分岐までほぼ平坦。 藤十郎との鞍部から高低差130mほど登り返すと人形石へと至ります。 ここから、大凹の水場、梵天岩、天狗岩までは岩稜帯のアップダウンとなります。 西吾妻山に近づくと再び木道へ。西吾妻山周辺はフツーの登山道です。 西吾妻山から西大巓までは、稜線の南側をトラバースするように進みます。 ●西大巓〜早稲沢バス停(早稲沢コース) 西大巓でルートは3方向に分かれ早稲沢方面に進みます。 早稲沢コースは沢沿いのためか全体的に陰な感じで、足元が滑りやすく、 西大巓からデコ平方面との分岐まで高低差800mですが、 地図で見ているよりも長く感じました。 ルート自体は踏み跡もそれなりにあり、 渡渉前後や迷いやすそうなところにはピンクテープ&リボンがついています。 デコ平方面との分岐を過ぎると遊歩道的な快適な道となり、 1.3kmほど沢に沿って進むと早稲沢登山口へと至ります。 ここからは吾妻川渓流探勝路を使って早稲沢コース入口まで出る予定でしたが、 木橋が流出したとのことで通行止めとなっており、林道を歩きました。 早稲沢コース入口からは、スポーツパーク桧原湖の脇を通り、 民宿街の中にバス停があります。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 高湯温泉共同浴場「あったか湯」(250円) ※シャンプー、石鹸、ドライヤーはありません |
写真
感想
夏休みの山行第二弾。
今年のお盆の東北地方の天気は芳しくなく、
2日のうちどちらかは雨が降ることは覚悟で、吾妻連峰へ行くことにしました。
第一弾の疲れもあるため、ここなら癒しの縦走ができるかなと。
問題はルートとクルマの回収。
公共交通機関でクルマを回収する方法をいろいろと調べ、
東西に長く横断する今回のルートどりとなりました。
それにしてもお盆期間中にも関わらず、とにかく人が少なかった。
2日間、縦走路で出会った人はたった1人。明月荘も貸し切りでした
(さすがに一切経山周辺だけはたくさんの人でしたが…)。
天気は思ってたよりも早く崩れましたが、
結局2日間ギリギリ雨に降られることはなくて良かったです。
今回のルートは雪の季節に縦走してもおもろいだろなと思わせるものでした。
癒やしの縦走になるはずでしたが、
前回の強烈な筋肉痛を引きずっていたせいで、体が思うように動かず
私にとっては久々に山登りをはじめたころの初心に返る旅となりました。
笹藪に行き先を阻まれ、ザックも靴も体も全部水浸しになり、
つるんつるんの岩ですっころび、なんか山のツラいところ全部盛りって感じで。
でもときおり急に晴れ間が出ると元気になれたし、
夕飯後の散策は幻想的で気持ちがよかったなー。
小屋から見えた夕焼けもとても綺麗。
こういうのがあるからやめられないんだな。
こんなふうにして私はこれからも山登りをしていくのでしょう、きっと。
おしまい。
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