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Yamareco

記録ID: 2512654
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

(北ア表銀ぶら)燕岳、大天井岳から槍ヶ岳へ(3days)

2020年08月15日(土) ~ 2020年08月17日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
21:13
距離
42.1km
登り
3,282m
下り
3,269m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:47
休憩
1:02
合計
8:49
6:38
6:38
32
7:10
7:11
28
7:39
7:40
30
8:10
8:18
25
8:43
8:52
19
9:11
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26
9:37
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9
9:46
9:56
5
10:01
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11
10:12
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13
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4
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10
10:44
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14
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69
13:00
13:05
10
14:39
14:40
10
14:50
14:56
7
15:03
2日目
山行
6:02
休憩
2:55
合計
8:57
5:22
28
5:50
5:59
19
6:18
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63
7:21
7:22
30
7:52
7:54
7
8:01
8:12
7
8:19
8:30
46
9:16
9:26
86
10:52
11:16
45
12:01
13:23
19
13:42
14:07
12
3日目
山行
5:20
休憩
0:16
合計
5:36
6:30
30
7:00
7:01
4
7:05
7:05
30
7:35
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26
8:01
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21
8:22
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19
8:41
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17
9:09
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6
9:15
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7
9:22
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9:52
9:54
37
10:31
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17
10:48
10:48
2
10:50
10:50
33
11:23
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4
11:27
11:28
27
11:55
11:55
6
12:01
12:02
4
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
正面奥、大天井岳。稜線の西側(右側)は風が強くて肌寒い。東側は無風で暑いw
2020年08月15日 11:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/15 11:28
正面奥、大天井岳。稜線の西側(右側)は風が強くて肌寒い。東側は無風で暑いw
右の北鎌尾根から槍、穂高に至る稜線が美しい。涸沢カールも美しい。いつか縦走してみたい。(除)北鎌尾根w
2020年08月16日 08:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/16 8:11
右の北鎌尾根から槍、穂高に至る稜線が美しい。涸沢カールも美しい。いつか縦走してみたい。(除)北鎌尾根w
さあ、槍ヶ岳から上高地に下山です
2020年08月17日 06:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/17 6:29
さあ、槍ヶ岳から上高地に下山です

感想

https://yamap.com/activities/7323743
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https://yamap.com/activities/7376725

 今年はいつもの夏休みとは違うし、お盆の週に仕事が入っていたのでおとなしく働くおじさんのつもりでしたが、皆さんのレポを拝見しているうちに遠征したくなってしまいました。3つの候補から北アルプスの表銀座をテン泊2泊3日で縦走することと決め、金曜日にいそいそと準備。出来上がったザックの重さが思わず笑ってしまう20.5kg。食料と酒を削って18.5kgにしたけど、おそらく最後に買ったおにぎり5個と280ccのお酒で19kg越えちゃったと思います。行って来てみてやっぱり15kgにはしたいなあ、と思いました。
(Day1)
 穂高駅近くの穂高神社前駐車場に車を停め、5:10発の中房温泉行のバスで中房登山口へ。登山口では指導員の方による検温が行われていました。合戦尾根で燕山荘に向かいます。ザックの重さになれる前の急登の洗礼を受け、ペースをつかむのに一苦労。ヘロヘロでついた合戦小屋でスイカをいただいて復活。(500円也)勾配もゆるく、眺望も望めるようになってペースをつかんで燕山荘着。(コーラ350円也)人気のテン場はまだガラガラでした。ザックをデポして足取りも軽く燕岳へ。雲は出てますが概ね360°の眺望を楽しみます。燕山荘に戻ってから、大天井岳に向けてお楽しみの稜線歩き。強い西風が吹いており、強い日差しの下でしたが稜線の西側を歩いているときは肌寒く、東側を歩いているときは暑かった。
 大天荘に到着、テン場の説明を受け幕営。(1,100円也)風が強くて設置も撤収もやや苦戦。設置後、ランチを食べてから10分ほどの大天井岳山頂へ。今日歩いた稜線、明日歩く予定の喜作新道、槍方向、常念岳方向の眺望を楽しみました。その後ビール(350cc, 500円也)をいただきながら、おやつと夕食を頂いて、日の入りを見に再度山頂へ。でも西の方は雲が多く見ることができませんでした。明日の山行もうまくいくように念じながら横になると眠りに落ちてしまいました。夜半は結構暴風?でウトウトしながらペグをうまく刺せなかった手抜きテントが心配でしたが何事もなく結構耐性があることが分かりました。
(Day2)
 昨晩は結構風が強くて、テントが崩壊する恐怖と闘いながら、それでも眠気には勝てず良く寝ましたw。AM4時に起床してテントを撤収しますが、まだ風が強くて結構苦戦しました。日の出を拝んだら今山行のメイン行程の喜作新道から東鎌尾根を経て槍ヶ岳に向けて出発です。昨日から槍は雲の中でまだ拝んでいませんが、大天井ヒュッテに下り、ビックリ平の稜線に出るとひょっこり槍が出ていました。これから以降、ずーっと見ながら歩くことができました。その他左に常念山脈、右斜め目に穂高の山々も良く見えました。西岳にから水俣乗越へ一旦標高を落として東鎌尾根を登り返します。穂先は見えているのに遠いですね〜。ヒュッテ大槍でコーラ休憩です。このときまだ今日は殺生ヒュッテか槍ヶ岳山荘でテン泊するか決めかねてました。もちろん槍ヶ岳山荘で幕営したかったですが、人気が高いとのことでもし一杯だった時に重い荷を担いでまた殺生ヒュッテまで下るのが本当に「殺生」なのでwでもここで同行程で歩かれていたヤマッパー(だったのですね)のたかゆきさんが槍ヶ岳山荘に行かれるということで、私も行くことにしました。
 結果的にテン場はまだガラガラで、槍の穂先がテン場から見える区画Eで幕営できました。また穂先へも渋滞も何もなく登頂できました。嬉しいけれどやっぱり、登山者が少ないのですね。。。一抹の寂寥感も山頂で写真を撮ってあげた青年から私の山行史上最強のギャグの洗礼を受け爆笑させもらい払拭してもらいました。写真を撮ってあげた後、青年は上気した様子で北の方を指しながら、
青年「あれは槍なんでしょうかね!?」と聞いてきて、一瞬何を言っているのか分からず、
私「。。。。。槍はここですが。。。。」と返すのが精一杯w
青年「。。。。そうだ、あ〜、俺、何言っているんだろう〜、恥ずかし〜」
私は笑いをこらえるのに必死でした。神よ、青年に幸あれ。。。どうも劔と間違ったようですw
夕暮れの穂先を見ながらビールを頂いて、夕飯を頂いて今日の素晴らしい山行に感謝しながら眠りにつきました。夜半は昨晩と同じようにちょっと風が強い時間があり、下界より優に20℃は低いなあという感じでシュラフの中で震えているときがありました。
(Day3)
 夜半、寝ていると風が強く起きた。テントから顔を出し空を見ると満天の星空。いつもトライしようと爆睡していたので今回は星空撮影に挑戦。いろいろと条件を変えて撮影したい所でしたが、強風で寒いのと1枚とるのにそれなりの時間がかかるのでそこそこの所で撤収です。体が冷えてしまって寝付けず、結局悶々としているうちに朝になってしまいました。
 本日の日の出は5:09、槍の穂先で拝みたいと、4:30頃に向かいます。頂上からは裏銀座、立山、表銀座、昨日は雲に隠れていた穂高方向、八ヶ岳、南アルプスの奥には富士山もクリアに見ることができました。10人弱の方々と待っていると、日が昇り、太陽の温かい光線を浴びていることが分かりました。何とも言えない神聖な時間を感じました。
 テン場に戻り、テント撤収して朝食を食べてから槍沢経路で上高地に向け出発です。途中何度か槍様を振り返りながら下山していきます。沢が出てきて樹林帯に入ると長―い林道歩きの様相になります。玄倉林道を思い出すwでもたまに梓川の向こうに穂高の急峻な岩山が見れる所があり、飽きません。今は上高地から松本までのバスは予約制なので、巻き気味に歩いていると6時間足らずで上高地のバスセンターに到着できました。
 そこからバスで新島々の駅に行き、電車で松本駅へ。さらに大糸線で2日前に出発した穂高の駅に帰ってきました。いや〜、下界は暑かった。。。それから中房温泉から源泉を引いているしゃくなげの湯でサッパリしてから信州そばをいただき、一路帰路へ着きました。
 今年はいつもと違う夏休み、山にも人が少なかったと思いますが、天気も良く素晴らしい2泊3日の山行ができラッキーでした。お疲れ様でした。(了)

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