新潟焼山 冷たすぎて痺れるー<<<?
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,401m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見峠の直前のザレ場は足場が崩れやすいので藪をつかんで |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料
ティッシュ(1)
三角巾
バンドエイド(1)
タオル(1)
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計画書
雨具(2)
防寒着
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時計(1)
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カメラ(1)
車(1)
水筒2.5L
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感想
今回も県内の山でかねてから行ってみたいと思っていた焼山へ。高谷池で一泊して火打山から縦走するコースをまず考えたが、WEBを見ると焼山の東側が登山禁止となっていたので、やむなく杉之原橋からのピストンに。
前日午後出たので時間にゆとりがあり、苗名滝に寄った。観光客も多く、駐車場はほぼ満車。流石にでっかい滝だ。上流は笹ヶ峰・乙見湖。この日は登山口の杉之原橋を下見したが4台の車があった。地元以外のNOが2台・・・多分焼山にいっているんだろうな。これなら道迷いの心配はだいぶ減った。一旦キャンプ場に戻り前泊。管理費200円を払い、場内の炊事場の水を利用した。実は日曜日の天気予報は前日まで雨で、半日以上雨なら断念するつもりだったのだが、この夕方には曇りに変わってくれた。
夕食の主食はパックご飯でビビンバ。いつものようにご飯を温めたはずだったが、一部分が少し堅かった。原因はガスバーナーが少し傾いていたため蒸気が下側にあまり流れなかったため。こんなことも経験してみないと気付かないものだ。
翌朝は最近愛用しているα米のおにぎりを作ってから出発。
滝沢は小さな沢。その後急登した後緩やかなアップダウンが続く。金山谷の渡渉では足を乗せようと思う石が苔で滑りやすく、河原から15cm程の石を投入して通過。
焼見台では山頂にガスがかかっている焼山が見える。一部青空も見え、天気はだんだん好転している気がする。
裏金山谷の沢は流木の橋が丁度よく置かれて難なく通過。問題は地獄谷沢。ピンクリボンの地点は流れは穏やかだが、川幅は5m以上ある。靴を脱いで裸足で渡るしかない。まあ、少し冷たいのも悪くないか、と思ったのは大間違い。渡り始めて半分くらいで足が痺れるほど冷たくて痛い。直ぐ向こう岸に渡り切らねば。岸に上がって暫く足は痺れて痛かった。後刻富士見峠の近くから見下ろす地獄谷上流には大きな雪渓が見え、納得した。
登山道は標高1600m付近まではきれいにしかも幅広く刈り払われていたが、その先は手付かずだった。幸い直前(前日?)の登山者の跡があり、ピンクリボンだけでは心細い草藪の登山道の心強い助っ人だった。富士見峠近くの緩斜面までは登山道の傾斜は緩やかでほぼ一定していて、草藪さえなければ、心地よい散歩道だったろう。しっかり草藪を折って帰りの目印を付けながら進む。
途中小さい沢状のガレ場があり、近年?崩れたのか登山道が一部不鮮明だった。(標高1900m付近?)標高2000m付近の緩斜面は草藪が一層深く、クマザサは1.5m程度あったが登山道はなんとか確認できた。富士見峠手前のザレ場は足を乗せたところが崩れ落ちる危険な所で、上方の藪をつかんで通過した。
峠からは乙見湖や高妻山・乙妻山も見える。金山方面もほぼ。休んでいると一人の登山者が焼山から来た。聞くと高谷池を4時に出たそうだ。登山禁止では?と聞くと、妙高市役所?に問い合わせたら、自己責人に通過してかまわないが藪が酷いとのことで、早めに出発してきたとのこと。
峠を過ぎると登山道は非常に(普通に?)良くなった。直ぐに左手に大きな雪渓があった。テン泊でここに泊まることもできそうだ。
北側からの登山道との分岐点から山頂方向へ。標識がたくさんある。
山頂付近は噴火口が小さな池になっていて、その外輪山を1/4周位回って山頂に至る。斜度60度位の急傾斜が一か所あり、太いロープが掛けられているが、スタンス・ホールドは豊富なので危険ではない。また一人の登山者に会った。やはり高谷池から来たという。
山頂は風が強くガス模様で景色はほとんど見れなかったので、少し外輪山を戻って風の弱いところで休んでいると、ガスは徐々に晴れてきた。感謝!一瞬妙高山も見えた。乙見湖も、金山も見えてきた。2回目の軽い昼食に。
この後はほぼ晴天でだんだん暑くなってきた。もっともここは山頂付近以外は樹林帯で、登山道はほとんど日陰で暑さはほとんど気にならない。
富士見峠の下の緩斜面の藪が心配だったが、手でかき上げてみると登山道は明瞭だった。
例の登山道が不鮮明なガレ場でルートミスした。先行者が草藪を折っていたのを進んだら行き止まりに。ガレ場に戻って登り時に自分が付けたマークを見つけて解決。ルートミスの典型的な場パターンで、曲がるべきところを直進してしまったわけだ。
その後は草藪はあるものの、登山道の傾斜が緩いので全く問題なく下山できた。草藪が無ければ軽快な散歩道だ。
そして標高1600mから下は刈り払いが確りしてとても歩きやすい。暑いので地獄谷沢の冷たい渡渉が楽しみだったが、このときもあまりの冷たさで、2/3ほど渡ったところで足が痛くなり、やっとの思いで対岸に渡った。やっぱり大雪渓の雪解け水を侮ってはいけない。
最後の堰堤の手前で狐が5mほど前を横切った。全く警戒している様子がないのが不思議だった。
帰りは苗名の湯で汗を流した。その休憩室に「岳人の湯」の盾があり、温泉に関連する「岳人」が置いてあったのが印象的だった。この次の楽しみが増えた。
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