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Yamareco

記録ID: 2518625
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

オプタテシケ山(美瑛富士登山口より往復)

2020年08月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:07
距離
19.2km
登り
1,548m
下り
1,530m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:31
休憩
0:36
合計
11:07
3:59
201
7:20
7:27
30
7:57
7:57
32
8:29
8:30
51
9:39
10:00
18
11:10
11:10
34
11:44
11:44
27
12:11
12:17
169
天候 曇り☁️時々晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道237号線~道道213号線~道道966号線~涸沢林道

※涸沢林道のゲートはチェーンが巻かれているが、外して入ることができる。入ったら必ずゲートを閉めこと。
コース状況/
危険箇所等
■美瑛富士登山口~美瑛富士避難小屋
駐車場から100mほど後戻りして登山口から登山道に入る。笹に囲まれた平坦な道を進む。針葉樹が混じってくると緩やかな登りとなる。やがて登山道には天然庭園という針葉樹に囲まれた岩がゴロゴロした区間に入る。岩を乗り越えながら進む。美瑛富士の裾を巻きながら登りに入ると、ぬかるんで滑りやすい箇所が多くなるので注意。時折岩がゴロゴロした区間や開放的な区間が混じる。お花畑を通過してひと登りすると美瑛富士避難小屋にたどり着く。美瑛富士避難小屋までは全体的にぬかるんだ箇所が多い。

■美瑛富士避難小屋~オプタテシケ山の山頂
美瑛富士避難小屋から左に分かれる道を進み、ガレ場から急なゴーロ帯を登る。石垣山を右巻きにして進む。緩やかなアップダウンを繰り返しながら稜線を進むとベベツ岳に至る。ベベツ岳からは120mほど急なゴーロ帯を下る。鞍部からはゴーロ帯を登り、さらにザレたつづら折りの坂を登る。一旦稜線を奥に詰めて、山頂部に取り付く。ハイマツ帯を抜け、突き出た岩稜帯の左を急登する。登り終えて少し奥に進むと山頂に至る。
その他周辺情報 湯元白金温泉ホテル ¥900(国設白金野営場で割引券をもらうと¥650)
涸沢林道のゲート、チェーンが巻かれているのでそれをはずして開けます。通ったら必ず閉めて欲しいとのこと。
2020年08月21日 03:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 3:37
涸沢林道のゲート、チェーンが巻かれているのでそれをはずして開けます。通ったら必ず閉めて欲しいとのこと。
一度は日程上諦めかけたオプタテシケ山へのチャレンジが始まります。
2020年08月21日 04:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 4:00
一度は日程上諦めかけたオプタテシケ山へのチャレンジが始まります。
夜が明けてきました。本当はもっときれいな朝焼けなのですが。前夜まで雨だったので覚悟を決めてぬかるんだ道を歩きます。
2020年08月21日 04:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 4:40
夜が明けてきました。本当はもっときれいな朝焼けなのですが。前夜まで雨だったので覚悟を決めてぬかるんだ道を歩きます。
針葉樹の森の中を進みます。大きな針葉樹のある場所は比較的泥濘が少ないです。
2020年08月21日 04:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 4:49
針葉樹の森の中を進みます。大きな針葉樹のある場所は比較的泥濘が少ないです。
登山口から2km地点。ここまで1時間なので順調です。3時間あれば避難小屋に着けるかな。
2020年08月21日 04:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 4:59
登山口から2km地点。ここまで1時間なので順調です。3時間あれば避難小屋に着けるかな。
中間地点まで来ました。この後スマホが勝手に電話をしてしまう事件が複数回発生。対応のため時間をロスしてしまいます。
2020年08月21日 05:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 5:26
中間地点まで来ました。この後スマホが勝手に電話をしてしまう事件が複数回発生。対応のため時間をロスしてしまいます。
岩ゴロ登場
2020年08月21日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 5:33
岩ゴロ登場
日本庭園みたいだなと思っていたら「天然庭園」の標識。ゴロゴロする大きな岩を乗り越えなければならないので体力を消耗し、時間もかかります。
2020年08月21日 05:38撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 5:38
日本庭園みたいだなと思っていたら「天然庭園」の標識。ゴロゴロする大きな岩を乗り越えなければならないので体力を消耗し、時間もかかります。
美瑛富士が見えてきました。
2020年08月21日 05:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 5:56
美瑛富士が見えてきました。
避難小屋まで2/3まで来ました。出発から2時間余り経過なので悪くないペースです。この辺りから泥濘が再開します。
2020年08月21日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:02
避難小屋まで2/3まで来ました。出発から2時間余り経過なので悪くないペースです。この辺りから泥濘が再開します。
美瑛富士にはうっすらと朝もやのようなものがかかっています。
2020年08月21日 06:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:03
美瑛富士にはうっすらと朝もやのようなものがかかっています。
麓の美瑛には雲海が広がっています。
2020年08月21日 06:12撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 6:12
麓の美瑛には雲海が広がっています。
オプタテシケ山です。
2020年08月21日 06:16撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 6:16
オプタテシケ山です。
その左には大雪山
2020年08月21日 06:17撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 6:17
その左には大雪山
オプタテシケの手前のベベツ岳辺り
2020年08月21日 06:19撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 6:19
オプタテシケの手前のベベツ岳辺り
ベベツ岳からオプタテシケ山につながる稜線。これを歩くのかあ。
2020年08月21日 06:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:24
ベベツ岳からオプタテシケ山につながる稜線。これを歩くのかあ。
避難小屋に向けて登っていきます。
2020年08月21日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:45
避難小屋に向けて登っていきます。
美瑛富士も霞が晴れてきました。
2020年08月21日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:45
美瑛富士も霞が晴れてきました。
ベベツ岳
2020年08月21日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:45
ベベツ岳
避難小屋まであと1kmです。景色は良いのですが、泥濘が滑り、足をとられます。
2020年08月21日 06:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:49
避難小屋まであと1kmです。景色は良いのですが、泥濘が滑り、足をとられます。
この辺りにだけお花が咲いていました。ウメバチソウ。
2020年08月21日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:59
この辺りにだけお花が咲いていました。ウメバチソウ。
キリンソウ
2020年08月21日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 6:59
キリンソウ
タカネトウウチソウ
2020年08月21日 07:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:00
タカネトウウチソウ
ヨツバシオガマ
2020年08月21日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:09
ヨツバシオガマ
何とチングルマが残っていました。よくぞ残っていてくれた。
2020年08月21日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:09
何とチングルマが残っていました。よくぞ残っていてくれた。
アオノツガザクラの群生
2020年08月21日 07:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:09
アオノツガザクラの群生
これは?
2020年08月21日 07:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:12
これは?
美瑛富士の全体像が見えるようになりました。
2020年08月21日 07:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:19
美瑛富士の全体像が見えるようになりました。
避難小屋がまだ見えません。出発から3時間以上経過してしまいました。
2020年08月21日 07:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:19
避難小屋がまだ見えません。出発から3時間以上経過してしまいました。
石垣山は本当に石だらけ
2020年08月21日 07:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:19
石垣山は本当に石だらけ
やっと避難小屋が見えてきました。
2020年08月21日 07:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:22
やっと避難小屋が見えてきました。
泥濘と岩ゴロに思った以上に時間をとられ避難小屋まで3時間20分もかかってしまいました。ここで栄養補給をします。小屋の左奥のテント場にまだ人がいました。
2020年08月21日 07:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:23
泥濘と岩ゴロに思った以上に時間をとられ避難小屋まで3時間20分もかかってしまいました。ここで栄養補給をします。小屋の左奥のテント場にまだ人がいました。
避難小屋向かいのテント場。ここでは誰も張っていません。
2020年08月21日 07:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:23
避難小屋向かいのテント場。ここでは誰も張っていません。
栄養補給を終えて出発します。左側の道を進みます。この辺りはチングルマの果穂。
2020年08月21日 07:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:28
栄養補給を終えて出発します。左側の道を進みます。この辺りはチングルマの果穂。
石垣山は岩を積んだ山。また岩ゴロに苦しめられます。
2020年08月21日 07:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:33
石垣山は岩を積んだ山。また岩ゴロに苦しめられます。
美瑛富士の陰から美瑛岳が現れました。
2020年08月21日 07:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:35
美瑛富士の陰から美瑛岳が現れました。
石垣山に向けて高度を上げていきます。ここが一番登らされた感あり。
2020年08月21日 07:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:40
石垣山に向けて高度を上げていきます。ここが一番登らされた感あり。
登山道は石垣山を右に巻いていきます。
2020年08月21日 07:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:42
登山道は石垣山を右に巻いていきます。
ナキウサギの声は聞こえど姿は見えず。
2020年08月21日 07:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:50
ナキウサギの声は聞こえど姿は見えず。
高度を上げるにつれ、美瑛岳が姿を現します。
2020年08月21日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:57
高度を上げるにつれ、美瑛岳が姿を現します。
手前に美瑛富士
2020年08月21日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:57
手前に美瑛富士
前方にはオプタテシケ山に続く稜線(この時点ではオプタテシケ山をベベツ岳だと思っていた)。
2020年08月21日 07:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 7:59
前方にはオプタテシケ山に続く稜線(この時点ではオプタテシケ山をベベツ岳だと思っていた)。
魅惑的な稜線。アルプスを歩いているみたい。
2020年08月21日 08:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:04
魅惑的な稜線。アルプスを歩いているみたい。
ひょっとして大天井岳に向かっているのか?なんて
2020年08月21日 08:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:05
ひょっとして大天井岳に向かっているのか?なんて
岩ゴロの道を登り返します。
2020年08月21日 08:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:11
岩ゴロの道を登り返します。
振り返ると美瑛岳と美瑛富士
2020年08月21日 08:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:16
振り返ると美瑛岳と美瑛富士
チシマギキョウが現れました。
2020年08月21日 08:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:16
チシマギキョウが現れました。
楽しい稜線歩き。稜線好きの人にはこの山域はお勧め。
2020年08月21日 08:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/21 8:20
楽しい稜線歩き。稜線好きの人にはこの山域はお勧め。
左には大雪山がずっと見えます。
2020年08月21日 08:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:20
左には大雪山がずっと見えます。
緩やかに稜線を登っていきます。
2020年08月21日 08:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:28
緩やかに稜線を登っていきます。
歩いてきた稜線。たまらん。
2020年08月21日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/21 8:29
歩いてきた稜線。たまらん。
この辺りもチングルマの最盛期はすごいことになっていたでしょう。背景は大雪山だし。
2020年08月21日 08:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:32
この辺りもチングルマの最盛期はすごいことになっていたでしょう。背景は大雪山だし。
ここで下りが現れたので位置を確認すると、何とすでにベベツ岳を過ぎていて、前方のとがったピークがオプタテシケ山。
2020年08月21日 08:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/21 8:32
ここで下りが現れたので位置を確認すると、何とすでにベベツ岳を過ぎていて、前方のとがったピークがオプタテシケ山。
大雪山と必ずセット
2020年08月21日 08:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:32
大雪山と必ずセット
雲が湧いてきました。頼むから登頂まで下にいてくれ。
2020年08月21日 08:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:35
雲が湧いてきました。頼むから登頂まで下にいてくれ。
今日は独りぼっちだと思って歩いていたら、後ろからすごいスピードでこの方が抜き去っていきました。どうやったらあんなに快調に下れるのだろう。
2020年08月21日 08:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:41
今日は独りぼっちだと思って歩いていたら、後ろからすごいスピードでこの方が抜き去っていきました。どうやったらあんなに快調に下れるのだろう。
オプタテシケには2段階で登っていきます。まず第1段階。また岩ゴロがあります。
2020年08月21日 08:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 8:51
オプタテシケには2段階で登っていきます。まず第1段階。また岩ゴロがあります。
岩ゴロの後はザレた赤土の道を九十九折に登っていきます。
2020年08月21日 09:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 9:02
岩ゴロの後はザレた赤土の道を九十九折に登っていきます。
登りきるとしばらく平坦な稜線が続きます。なかなか山頂部に近づけません。赤石岳のときを思い出しました。
2020年08月21日 09:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 9:19
登りきるとしばらく平坦な稜線が続きます。なかなか山頂部に近づけません。赤石岳のときを思い出しました。
そしてようやく見えた山頂部。ほれぼれする鋭鋒です。途中に岩稜帯があるけどどう登るのかな。
2020年08月21日 09:23撮影 by  iPhone 11, Apple
3
8/21 9:23
そしてようやく見えた山頂部。ほれぼれする鋭鋒です。途中に岩稜帯があるけどどう登るのかな。
登山道は岩稜帯の左脇を進みます。先ほどの人はもう下ってきました。
2020年08月21日 09:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 9:33
登山道は岩稜帯の左脇を進みます。先ほどの人はもう下ってきました。
あともう一息です。
2020年08月21日 09:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 9:41
あともう一息です。
オプタテシケ山山頂2012mに到着です。登山口から6時間近くかかりました。
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
5
8/21 9:43
オプタテシケ山山頂2012mに到着です。登山口から6時間近くかかりました。
山頂からの眺めも素晴らしい。まずは大雪山。
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:43
山頂からの眺めも素晴らしい。まずは大雪山。
その右には先日登ったトムラウシ
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
1
8/21 9:43
その右には先日登ったトムラウシ
その右には石狩岳が浮かび
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:43
その右には石狩岳が浮かび
さらに二ぺどんも顔を出しています。
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:43
さらに二ぺどんも顔を出しています。
美瑛岳の上に十勝岳の山頂が頭を出しています。
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:43
美瑛岳の上に十勝岳の山頂が頭を出しています。
美瑛岳と美瑛富士
2020年08月21日 09:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:43
美瑛岳と美瑛富士
美瑛富士の上には芦別岳
2020年08月21日 09:44撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:44
美瑛富士の上には芦別岳
その右には暑寒別岳
2020年08月21日 09:44撮影 by  iPhone 11, Apple
8/21 9:44
その右には暑寒別岳
歩いてきた稜線
2020年08月21日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/21 9:44
歩いてきた稜線
高層湿原がありますね。
2020年08月21日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:01
高層湿原がありますね。
大雪山からトムラウシ、そしてオプタテシケに続く道、岳人憧れの登山コース。
2020年08月21日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/21 10:02
大雪山からトムラウシ、そしてオプタテシケに続く道、岳人憧れの登山コース。
十勝連峰の全体像。これを十勝岳の側からも見たかったな。
2020年08月21日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:02
十勝連峰の全体像。これを十勝岳の側からも見たかったな。
トレラン風の方が上がってきて「笹が刈られたそうだから」と言ってトムラウシの方に颯爽と消えていきました。ここは超人しかこない山かしら。景色を満喫したので下山します。
2020年08月21日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/21 10:02
トレラン風の方が上がってきて「笹が刈られたそうだから」と言ってトムラウシの方に颯爽と消えていきました。ここは超人しかこない山かしら。景色を満喫したので下山します。
下山路は十勝連峰の背骨ですね。
2020年08月21日 10:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:05
下山路は十勝連峰の背骨ですね。
再び岩稜帯の脇をすり抜けて下ります。
2020年08月21日 10:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:08
再び岩稜帯の脇をすり抜けて下ります。
岩越しの十勝連峰もかっこいい。
2020年08月21日 10:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:10
岩越しの十勝連峰もかっこいい。
岩稜帯を通過しました。下山していると次々に大きなザックを抱えた縦走者に会いました。この日以降天気が安定しているのできっと最高の縦走になることでしょう。
2020年08月21日 10:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:15
岩稜帯を通過しました。下山していると次々に大きなザックを抱えた縦走者に会いました。この日以降天気が安定しているのできっと最高の縦走になることでしょう。
山頂部に別れを告げます。
2020年08月21日 10:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:19
山頂部に別れを告げます。
少し稜線を進みます。
2020年08月21日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:22
少し稜線を進みます。
ガレ場を鞍部まで下ります。
2020年08月21日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:43
ガレ場を鞍部まで下ります。
この後ベベツ岳への登り返し。この辺りで本日初めて普通の登山者とすれ違いました。
2020年08月21日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:51
この後ベベツ岳への登り返し。この辺りで本日初めて普通の登山者とすれ違いました。
岩ゴロの急坂です。
2020年08月21日 10:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 10:58
岩ゴロの急坂です。
何とか登り切り、オプタテシケ山を振り返ります。
2020年08月21日 11:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:08
何とか登り切り、オプタテシケ山を振り返ります。
ベベツ岳の山頂に向かいます。
2020年08月21日 11:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:09
ベベツ岳の山頂に向かいます。
ミヤマリンドウの青が目を引きます。
2020年08月21日 11:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:12
ミヤマリンドウの青が目を引きます。
この辺りがベベツ岳の山頂かな。
2020年08月21日 11:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:14
この辺りがベベツ岳の山頂かな。
美瑛富士の方角に雲が湧いてきました。
2020年08月21日 11:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:18
美瑛富士の方角に雲が湧いてきました。
振り返るとオプタテシケは雲の中
2020年08月21日 11:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:20
振り返るとオプタテシケは雲の中
鮮やかなチシマギキョウ
2020年08月21日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:21
鮮やかなチシマギキョウ
こちらは雲がとれました。
2020年08月21日 11:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:26
こちらは雲がとれました。
オプタテシケの方も何とか
2020年08月21日 11:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:28
オプタテシケの方も何とか
石垣山に向けて進みます。
2020年08月21日 11:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:31
石垣山に向けて進みます。
登山路は左に巻いていきます。
2020年08月21日 11:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:38
登山路は左に巻いていきます。
オプタテシケ山の方も何とか雲がとれてきました。
2020年08月21日 11:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:44
オプタテシケ山の方も何とか雲がとれてきました。
美瑛富士
2020年08月21日 11:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:50
美瑛富士
美瑛岳
2020年08月21日 11:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:50
美瑛岳
避難小屋に向かって下っていきます。
2020年08月21日 11:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 11:54
避難小屋に向かって下っていきます。
避難小屋の方に進みます。
2020年08月21日 12:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:09
避難小屋の方に進みます。
チングルマの広場の中を進みます。
2020年08月21日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:12
チングルマの広場の中を進みます。
避難小屋まで戻ってきました。ここで再び栄養補給し、泥濘と岩ゴロに備えます。
2020年08月21日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:14
避難小屋まで戻ってきました。ここで再び栄養補給し、泥濘と岩ゴロに備えます。
登りでは気づかなかったオトギリソウ
2020年08月21日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:23
登りでは気づかなかったオトギリソウ
笹とハイマツの中をかき分けて進みます。
2020年08月21日 12:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:30
笹とハイマツの中をかき分けて進みます。
登山路は美瑛富士のすそ野を横切っていきます。
2020年08月21日 12:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:31
登山路は美瑛富士のすそ野を横切っていきます。
ウサギギク
2020年08月21日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ウサギギク
ヒメクワガタ
2020年08月21日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ヒメクワガタ
美瑛富士を振り返ります。
2020年08月21日 12:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:53
美瑛富士を振り返ります。
この辺りはとても滑るので慎重に進みます。
2020年08月21日 12:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 12:58
この辺りはとても滑るので慎重に進みます。
美瑛富士の方を振り向くと大量の岩
2020年08月21日 13:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:02
美瑛富士の方を振り向くと大量の岩
トムラウシに別れを告げます。
2020年08月21日 13:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:14
トムラウシに別れを告げます。
大雪山にも
2020年08月21日 13:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:15
大雪山にも
そしてオプタテシケにも。泥濘と闘いながら下山です。
2020年08月21日 13:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:15
そしてオプタテシケにも。泥濘と闘いながら下山です。
登山口まであと4km
2020年08月21日 13:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:30
登山口まであと4km
滑らないよう注意深く天然庭園を進みます。
2020年08月21日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:46
滑らないよう注意深く天然庭園を進みます。
避難小屋と登山口の中間地点まで来ました。
2020年08月21日 13:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 13:58
避難小屋と登山口の中間地点まで来ました。
リンドウ。花が開いているものもありました。
2020年08月21日 14:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 14:07
リンドウ。花が開いているものもありました。
登山口まであと2km。高い針葉樹がある場所はそんなにぬかるんでいないんだけど。ベベツ岳への下りで抜かれた方が後ろから現れたのでどこに行っていたのか聞くと、美瑛岳に登っていたとの言葉を残し、颯爽と先に進んでいきました。
2020年08月21日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 14:21
登山口まであと2km。高い針葉樹がある場所はそんなにぬかるんでいないんだけど。ベベツ岳への下りで抜かれた方が後ろから現れたのでどこに行っていたのか聞くと、美瑛岳に登っていたとの言葉を残し、颯爽と先に進んでいきました。
笹が増えると泥濘も多くなる気がする。
2020年08月21日 14:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 14:50
笹が増えると泥濘も多くなる気がする。
シラタマノキ。登りでは気づかなかった。
2020年08月21日 14:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 14:56
シラタマノキ。登りでは気づかなかった。
ヤマハハコ
2020年08月21日 15:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 15:06
ヤマハハコ
11時間余りの苦闘の末、無事に下山できました。
2020年08月21日 15:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/21 15:09
11時間余りの苦闘の末、無事に下山できました。
今日はほとんど超人にしか会わなかったけど普通の人でも何とか日帰りできました。
2020年08月21日 15:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/21 15:11
今日はほとんど超人にしか会わなかったけど普通の人でも何とか日帰りできました。

感想

北海道遠征第4弾はオプタテシケ山。トムラウシ山の後、優れない天候に2日間停滞を余儀なくされました。オプタテシケ山はロングコースなので一度は諦めたものの、天候の回復が見込まれたため、再びチャレンジする気持ちになりました。トムラウシ山から望んだオプタテシケ山は鋭く天に突き刺すような鋭鋒。その姿に憧れるとともに最後の登りに覚悟が必要そうと思いました。前日に近くの国設白金野営場に一泊し、当日に備えました。

トムラウシ並みのロングコースになりそうなので、4:00に出発しました。美瑛富士避難小屋までは我慢と思い、ぬかるんだ道を黙々と歩きました。3km地点までは順調だったのですが、天然庭園の岩ゴロ、その後のぬかるみに足をとられ、思った以上に時間がかかってしまいました。それに輪をかけたのが、スマホが勝手に電話をかけてしまう事象が何度も発生し、それへの対応で手間をとってしまいました。

それでも美瑛富士避難小屋への道すがら、開けたところから、美瑛富士のみならず、大雪山や3日前に登ったトムラウシ、オプタテシケまで見ることができ、テンションが上がりました。美瑛富士避難小屋で栄養補給して、オプタテシケ山に向けて再出発しました。岩ゴロ帯に苦慮しつつ石垣山に差し掛かる頃には、前にはオプタテシケ山に至る稜線、後ろには美瑛富士、美瑛岳、その後ろに十勝岳から下ホロカメットク山に繋がる稜線が現れ、その景色の美しさと雄大さにただただ感動しました。歩いているときも、2000mを切る高度でしたが、北アルプスの稜線のようでした。

最初はオプタテシケ山をベベツ岳と思って登っていたので、ベベツ岳からの下りに差し掛かったとき、地図でGPSで確認すると既にベベツ岳を過ぎていることがわかり、眼前に対峙する鋭鋒こそが目指すオプタテシケ山であったことを確認し、雲に包まれることなく、その姿を真正面から見ることができ、その幸運に感謝せざるを得ませんでした。特に復路では度々雲が湧き、オプタテシケ山を隠してしまうこともありましたが、美瑛富士避難小屋から下り、森の中に入っていくときまで、まるで見送ってくれるように姿を見せてくれていたことに感謝が尽きませんでした。

ベベツ岳からの下りに入ったとき、後ろからものすごいスピードで下りてきたドレッドヘアーのソロの方がいました。あっという間に抜き去って、山頂に登ってしまいました。とっくに下山したのかと思っていたら、下りでも森の中で後ろから抜かれたので、どうしたのか聞いてみたら、美瑛岳に登っていたとのことでした。またしてもあっという間に抜き去って行きました。

鞍部から山頂に向けて登り返し、一旦平坦な稜線を進み、最後の山頂部に差し掛かったとき、南アルプスの赤石岳への登りを思い出しました。先ほどのソロの方と交代で山頂に到着し、しばし山頂からの絶景を独り占めにしました。旭岳と十勝岳の縦走路の中間に位置するので両方を眺めることができ、さらには石狩岳やニペソツ、芦別岳や暑寒別岳など憧れの山々も一望にでき、また北海道で登山がしたいという気持ちがむくむくと湧いてきました。

その後トレラン風の方が颯爽と山頂に現れ、藪が刈られたと聞いたのでコスマヌプリの方まで行ってみるとの言葉を残してすぐにいなくなりました。その後、下山にかかると次から次へと大雪山まで縦走する人が現れ、オプタテシケ山は普通の登山者が登るようなところではないのではないかと思うようになりました。結局この日縦走者以外でオプタテシケ山を登った人は私を含め5人で、単純往復はおそらく3人だけと思われます。

下りもぬかるみに思うように足が運べず、往復で休憩時間を入れて11時間かかりました、ちょうどトムラウシと同じくらいの時間でした。それでもあの稜線を歩いた際の景色や山頂からの眺めを思えば、それだけの価値がある山だと思います。

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