槍ヶ岳

2020年08月19日(水) ~ 2020年08月21日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 30.8km
• 登り: 2,494m
• 下り: 2,488m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:50

7:30 新穂高温泉無料駐車場
7:40 7:50 新穂高登山指導センター
8:00 8:00 新穂高温泉駅
9:20 9:30 穂高平小屋
10:30 10:30 白出沢出合
12:20 12:20 滝谷避難小屋
13:20 槍平小屋

2日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:50

5:40 槍平小屋
7:20 7:20 飛騨沢千丈乗越分岐
8:40 8:50 飛騨乗越
9:00 9:00 槍ヶ岳山荘
9:20 9:40 槍ヶ岳
10:00 10:20 槍ヶ岳山荘
10:30 10:30 飛騨乗越
10:50 10:50 大喰岳
11:20 11:30 中岳
12:20 12:20 天狗原分岐
12:30 12:30 南岳
12:40 13:00 南岳小屋
14:00 14:00 南岳新道 救急箱
15:30 槍平小屋

3日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:20

8:40 槍平小屋
11:10 11:10 白出沢出合
11:40 11:50 穂高平小屋
12:30 12:30 新穂高温泉駅
12:30 12:50 新穂高登山指導センター
13:00 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉無料駐車場
8月19日　午前7時ごろ駐車場は、約9割埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

〇新穂高温泉から白出沢出合までは林道歩きです。白出沢出合から槍平小屋までは、登山道となり、1か所、2本橋の渡渉がありますが、その他は危険箇所はありません
〇槍平小屋から槍ヶ岳山荘までの登山道は、整備され危険箇所はありません。
〇槍ヶ岳は、ハシゴとクサリがありますが、恐怖心はあまりありませんでした。
〇槍ヶ岳山荘から南岳小屋までは、中岳の頂上直下にハシゴがありますが、全体的に良く整備されているので、特に危険だと感じるところはありませんでした。
〇南岳から槍平小屋までの南岳新道は、急登が続き、木製のハシゴなど壊れているところもあり、槍平小屋近くには滑りやすい場所(大下り)が連続してあります。
　今回、登山道がドライの状況だったので良かったですが、雨の時にこの登山道を下るのは、転倒の危険性があると思いました。槍平小屋の方も雨の日にこの道を下りてくる人は、けっこう泥だらけの人が多いと言っていました。

その他周辺情報

〇穂高平小屋は、不定休のようで、行きの１９日はお休みで、帰りの２１日は営業していました。
〇槍平小屋は、テント場のみの営業です。料金は、一人２０００円です。ただし、連泊の場合は、連泊割引で１０００円です。ちなみに、缶ビールは３５０ミリリットルが５００円です。
　また、テント場の周囲でクマの目撃情報があるということで、、小屋の方が午後６時と午後９時の２回、クマよけの音をだしながら、テント場の周囲を巡回してくれます。
〇槍ヶ岳山荘は、今年は完全予約制です。
〇南岳小屋は予約なしで泊まれるようです。
　このため、これらの情報を良く理解してこない人たちが泊まれる南岳小屋をめざして、午後３時過ぎに、南岳新道の下の方から登ってくるのに会いました。このあと山頂方面で雷鳴も聞こえたので、大丈夫かなと心配になりました。

写真

8/19 8:02

中崎山荘　奥飛騨の湯
天気は最高です。
新穂高登山指導センターで、登山届を出して、直ぐ近くの水場で水を補給して出発です。

8/19 8:33

ゲンノショウコ
赤バージョンです。

8/19 9:25

穂高平小屋
張り紙に、売店は8月18日、19日はお休み、20日から営業しますと書いてあります。

8/19 9:41

ジャコウソウ

8/19 10:26

奥穂高岳登山口
直ぐに林道が終わります。

8/19 10:33

白出沢出合から奥穂高岳方面

8/21 11:05

槍平小屋の標識
小屋泊はできず、テント泊だけです。
数か所に設置されていました。

8/19 12:28

滝谷出合の木橋
この渡渉部に、槍平小屋さんのライブカメラが設置され、増水時には、槍平小屋ニュースで「緊急登山道情報」として増水の情報が提供されます。

8/19 12:29

滝谷出合の上流には、雄滝が見えます。

8/19 17:26

方向的に、大キレットと北穂高岳だと思います。

8/20 4:59

2日目になりました。
槍平小屋のテント場からの北穂高岳のモルゲンロート

8/20 5:36

槍平小屋のテント場
19日は、8張でした。
翌日の20日は、2張りだけでした。

8/20 6:03

クロトウヒレン

8/20 6:16

ヤチトリカブト

8/20 6:16

キソアザミ

8/20 6:17

穂高連峰方面
最高の天気です。

8/20 7:03

飛騨乗越方面
まだまだ遠い。

8/20 7:09

オオレイジソウと笠ヶ岳

8/20 7:22

ハクサンフウロ

8/20 7:24

千丈乗越分岐
槍平小屋さんの救急箱、救急用品のほか、非常食、ヘッドライト、電池、登山靴の修理用のテープなどが用意されているようです。使用者は、槍平小屋さんに連絡するように書いてあります。

8/20 7:37

ミヤマホツツジ

8/20 7:45

飛騨沢のヤチトリカブトと笠ヶ岳
広い沢です。

8/20 7:48

ダイモンジソウ

8/20 7:49

エゾシオガマ

8/20 8:33

チシマギキョウ

8/20 8:47

飛騨乗越
すでに、3000メートルを超えています。

8/20 8:48

槍ヶ岳が突然現れました。

8/20 9:01

槍ヶ岳山荘
大きな山荘です。

8/20 9:01

槍ヶ岳
槍ヶ岳山荘さんのベンチに荷物を置いて、待望の山頂を目指します。

8/20 9:14

小槍
「小槍の上でアルペン踊り」の小槍です。

8/20 9:26

槍ヶ岳山頂
憧れの山頂に到着です。

8/20 9:26

後立山連邦方面
雲一つありません。

8/20 9:26

雲の平方面

8/20 9:27

黒部五郎岳がはっきりと見えます。

8/20 9:29

槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳
僅かに雲がわき始めました。

8/20 9:29

穂高連峰方面
右側には乗鞍岳も見えます。

8/20 9:30

穂高連峰
岩の殿堂です。

8/20 9:31

新保高温泉方面
はるか下です。

8/20 9:31

表銀座ルート方面

8/20 9:33

富士山
やや雲に隠れていますが、頂上付近ははっきりと確認できます。

8/20 9:36

立山方面
弥陀ヶ原もはっきりと見えます。

8/20 10:29

タカネシオガマ
たくさん咲いています。

8/20 10:48

大喰岳山頂手前の頂からの槍ヶ岳

8/20 10:51

大喰岳山頂
槍ヶ岳がきれいです。

8/20 10:51

これから行く、中岳、南岳のルートがハッキリと見えます。
けっこう遠い。

8/20 10:52

イワギキョウ

8/20 10:57

タカネヤハズハハコ

8/20 10:57

イワツメクサ

8/20 10:58

大喰岳と中岳の間のお花畑
ヨツバシオガマとタカネヤハズハハコなどが咲いています。

8/20 11:13

中岳
山頂部にはハシゴがあります。

8/20 11:14

ミヤマコウゾリナ

8/20 11:14

イワベンケイ

8/20 11:16

ヨツバシオガマ

8/20 11:23

クモマグサ
すでに、多くが実になりかけています。
見れてよかった。初めてです。

8/20 11:27

槍ヶ岳方面
これまでのルートが良く見えます。

8/20 11:27

表銀座ルート方面
僅かに雲がわき始めました。

8/20 11:27

穂高連峰は、雲に隠れ始めました。
早く下山しなくては。

8/20 11:28

中岳山頂
常念岳はまだきれいに見えます。

8/20 11:36

ミヤマアキノキリンソウ

8/20 11:51

中岳と槍ヶ岳
まだきれいに見えます。

8/20 12:16

天狗原分岐

8/20 12:16

南岳
雲がかかってきました。

8/20 12:17

穂高岳方面

8/20 12:27

オンタデ
たぶん雌雄株だと思います。

8/20 12:30

トウヤクリンドウ
たくさん咲いています。

8/20 12:34

南岳山頂

8/20 12:37

ウサギギク

8/20 12:37

南岳小屋

8/20 12:44

上高地方面
まだ雲は湧いていないようです。

8/20 12:45

縦走ルートと南岳新道の分岐

8/20 12:46

南岳小屋

8/20 12:56

大キレット方面
南小屋から少し縦走ルートへ進み、大キレットの迫力を感じに行きました。

8/20 13:01

テント場にも、数張のテントだけです。
雲が一瞬切れました。

8/20 13:04

ミヤマリンドウ
たくさん咲いています。

8/20 13:08

チングルマ
まだ残っていました。

8/20 13:10

南岳新道
この沢を下っていきます。

8/20 13:35

南岳新道
ここで沢沿の登山道から尾根道に向かいます。

8/20 13:37

岩がそそり立っています。

8/20 13:39

ミソガワソウ

8/20 14:04

救急箱
尾根道に設置されています。
やはり、槍平小屋の設置のようです。

8/20 14:05

中岳
山頂部は雲の中です。

8/20 14:34

槍平小屋が見えました。
まだまだ、一気に高度を下げます。

8/20 15:05

シモツケソウ

8/20 15:25

ハクサンカメバヒキオコシ

8/20 15:27

サラシナショウマ

8/21 8:49

3日目になりました。
昨夜、僅かに雨が降りましたが、今日もいい天気です。

8/21 9:37

ノリクラアザミ

8/21 9:39

オオヤマサギソウ

8/21 9:59

センジュガンピ

8/21 10:00

タマガワホトトギス

8/21 10:03

クロクモソウ

8/21 10:40

ノブキ

8/21 11:08

最初の19日よりも、だいぶ雲が多いようです。

8/21 11:12

奥穂高岳登山口

8/21 11:47

穂高平小屋
張り紙通り、今日は営業しています。
かき氷を売っているみたいです。

8/21 12:29

新穂高ロープウェイ
直近の駐車場は満車となっています。
今日は、だいぶ人が出ているようです。

8/21 12:48

新穂高登山指導センター
下山届を出して、今回の山旅ももう終わりです。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

Unschn

　久々の日本百名山の槍ヶ岳に今回登ることができました。　
　テント泊は、八ヶ岳の青春小屋に続き、2回目なので、テントの扱いも慣れていなこともあり、ベースキャンプ型が安全と考え、槍平小屋のテント場に連泊にすることにしました。
　天気にも恵まれ、憧れであった槍ヶ岳にも登れて最高でした。また、久々に北アルプスの雰囲気にも触れることができて、非常にウキウキした山旅でした。
　テント泊も2回目となり、少しテント泊というものに慣れてきましたが、普段から歩行速度が速くないのに、テント泊だとさらに遅くなってしまっているので、次回はできれば標準タイムくらいで歩けるようになりたいと思います。