立山〜剱岳縦走byテント泊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:40
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:30
天候 | 初日晴れ、二日目の午前は晴れで午後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
室堂ターミナル発、美女平行のバスの最終便は16時半 これに乗れなかったらその日に立山駅に戻れないので注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂ターミナルで登山届を出せます 剱岳の上部は危険ではあるけど登山道はよく整備されています 危険なのは意外にも前剱の登り降り、ここはザレとガレが入り乱れていて滑落しやすいと思うし、落石させやすいと思う |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テント
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 持って行ってよかったもの、日焼け止め、目薬 |
感想
剱岳は一番好きな山だ
5年前に別山尾根を登って、去年も早月尾根を登った
今年は平蔵谷の雪渓ルートを使って立山で剱岳を計画
5年前もほぼ同じルートだったが悪天候で立山の美しい景色を見られなかった
今回は立山の美しい景色を眺めたい目的もあった
立山駅で室堂までの往復切符を買うと、
「室堂ターミナルでの最終バスは16時半」との説明を受けた
これに間に合わなければ帰ることができない
これが後々、自分にとって大きなプレッシャーとなる
立山の縦走路の眺めは素晴らしかった
空の青と灰褐色の岩、そして緑の調和が美しかった
5年前に見ることのできなかった景色だ
しかし、5年前と大きく違っていたのは自分の体力だった
コロナと長梅雨で山に行けなかったこともあるが
それだけではなく太って心肺能力も落ちたのが大きかった
剱沢のテン場についたころにはヘロヘロ
本を読んだり、音楽を聴いたり
また、星空の撮影をする余裕はなかった
この夜は満天の星空だったのに・・・
おかげでぐっすり眠ることができた
それが災いして剱岳アタックのスタートが5時となってしまった
小屋のスタッフに平蔵谷の状況を聞くと
危険な状態だとのことで雪渓歩きはあきらめて
別山尾根を登ることにした
剱沢のテン場から剱は早くて往復6時間
剱沢のテン場から室堂ターミナルまでは4時間は欲しい
最終16時半の一時間前、15時半には室堂ターミナルに着きたい
それを考えるとあまり余裕はない
また、持って行った水はわずか1L
これが後々自分を苦しめることとなった
ライチョウに会うことはできなかったが
なんとオコジョに会えた
初オコジョだ
かわいい外見とは裏腹に獰猛な野獣である
「可愛いくせに意外とヤルなあオコジョ」
「人は見かけに寄よらず、オコジョも見かけによらず」だ
写真を撮ろうと思ったが
あまりのすばしっこさにチャンスを逃がした
「やるなあ、オコジョ」
剱の核心部ではそれまでの稜線でお会いしたお二人と
よくお話しをした
こんな出会いがなかなか楽しい
これぞ一期一会だ
山の魅力は人との出会いでもある
剱の山頂に立つのはこれで3度目
初登頂の感動はないが
この景色は何度見ても飽きない
そして下山を開始
水はどんどんなくなる
山頂ではすでに残り300mL
この時思った
剱沢から往復2L以上は必要!
実はこの日は終始天然クーラーの涼風が吹いており
そのおかげで水の必要量も減ったはずだ
それでも水は枯渇してしまった
かなりバテ気味
剣山荘の姿が目に入ったときは
剣山荘が「天使」に見えた
「絶対、ここで飲み物を買う!」
剣山荘で黄色い飲み物を買った
飲んだ!
五臓六腑に水分が沁みわたった
そして、そこから元気いっぱい
脚が前に出る出る
やはり水は生き物の源だ
剱沢のテン場に着いたのが11時40分ほど
10分休んで撤収し、12時20分に出発した
そして、ここからがまた地獄の始まりだった
16時半に間に合わなければいけない!
でも1時間前の15時半には室堂ターミナルに着きたい!
剱御前小屋までにヘロヘロ
そこから先はゾンビ状態となった
雷鳥沢キャンプ場についた
そこから室堂ターミナルまでは登りばかり
ゾンビが登る
雨が降ってきた、雨具を着る気力は無い
「室堂ターミナルに15時半に着く!」
これだけだった
たぶん、目はうつろで脚はフラフラ
両手を前に出せば皆が知るゾンビそのものだ
すれ違う登山者は私に声など掛けない
「話しかけるのはまずいんじゃないか」的な視線を感じる
確かに「挨拶されても、答えられない」状態
そしてゾンビは室堂ターミナルに15時半に着いた
バスの順番待ちの人々は皆、立って待っている
「そんなの無理・・・」
ゾンビはその列の後にへたりこんだ
そして帰りのバスで思い切り熟睡した
ご清聴ありがとうございました
こんにちわ!
ステキな写真ばかりで登ったような気持ちになりました!
ってか、いつもジュンちゃんは、水に悩まされてるね===
水が高額だったり、時にはカッパを着る前に大雨でずぶ濡れだったり。
でも、これはすごい思い出だよ〜〜〜。無事に帰宅できてるから書けるんだよ。
すごく写真もキレイで、僕にはとても恐怖の場面だらけ。。。こわ〜〜〜
こちらはなかなか公私共々忙しく、ついでにこの様な状況下ですので、全然、山行ってないので体力ゼロでございます
そうなんだわね
水、水の持参量に失敗が多い
水は登山において誰が考えても重要なんだけども
重いんだよねえ・・水
特に今回は失敗しました
お疲れ様でした。
コロナ&夏バテ?で全然山に行ってない…と言ってたと思ったら立て続けに2本テン泊しちゃうなんて!しかも、剣?!で、ゾンビになっちゃった?笑えました。まー気持ちはわかります。
だけど、ステキな稜線を歩けて絶景見られて何よりでしたね♡
テン泊装備で13キロは軽いよねえ〜どうパッキングしたらそれてま済むのか教えてほしい。だって、お酒も入って…なんだよね?🍺
去年、折立から初テン泊で登り、それから膝がおかしくなったのでテン泊したいけど怖いんだよね😰
感想の部分はいつも「クスッ!」と笑ってもらえるよう努力してるんですよ
楽しんで頂き、光栄です
テント泊では、結構、余分なもの持っていってますよ
カメラのレンズ二本、三脚、小説、ウォークマン、ビール3本に焼酎・・・
僕の場合はたぶん食糧が簡素なものばかりだからかな?
凝ったものはおいしいけど料理がめんどうで
あと、登山道具そのものが割と軽いのかもしれないです
そういえば、maroeriさん赤木沢のレコあったけど
あれ、折立から入ったんですね
maroeriさんの家からだと折立は完全に反対側になってしまうけどね
テン泊の荷物の重さで膝を痛めたとすると
今後のテン泊は躊躇してしまうかもしれないですね
出来れば、テン泊にハマってほしいけど
テン泊、楽しいので・・
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