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Yamareco

記録ID: 253606
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

雷襲来 南アルプス 甲斐駒〜鳳凰三山

2012年08月16日(木) ~ 2012年08月19日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
51:41
距離
28.4km
登り
2,870m
下り
3,522m

コースタイム

16日 7:20北沢峠-8:30仙水小屋-11:15-11:30駒津峰-13:00-13:30甲斐駒-16:20仙水小屋
17日 5:35仙水小屋-8:15-8:35栗沢山-9:45-10:15アサヨ峰-12:15早川小屋
18日 6:25早川小屋-9:20-9:25高嶺-10:10-10:50地蔵岳-12:05観音岳-13:15薬師小屋
19日 5:15薬師小屋-6:20-6:50南御室小屋-10:05-10:10夜叉神峠-10:35峠登山口
 

天候 16日 晴れ一時ガス
17日 晴れ午後雷雨
18日 曇り午後雷雨
19日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安温泉駐車場からバスで広河原さらに乗り継いで北沢峠へ入山します。
下山は夜叉神峠入り口からバスに乗り芦安に帰ります。
車利用でも縦走が楽しめます。
コース状況/
危険箇所等
昭文社 山と高原地図 北岳・甲斐駒

道標完備 危険箇所なし

タカネビランジ、ホウオウシャジンを見るなら高嶺から観音岳の間が素晴らしいです。

八月に入ると落雷に注意が必要です。

今回は観音岳で雷に会い怖い思いをしました。

早立、早着を心がけたいものです。

観音岳では午後12時過ぎに雷が来ました。

前日より2時間以上早いです。

山ではなんでもありです。

仲間の長老曰く雷が来そうだったらまず直ぐに雨具を着ろです。

雷はそう簡単に落ちない。今回は近くに落ちました。

今回10分着るのが遅れていたら靴の中までびしょ濡れでした。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
芦安温泉駐車場で仮眠をとり広河原に向かいます。
芦安温泉駐車場で仮眠をとり広河原に向かいます。
広河原から北沢峠へはパスを乗り継ぎます。
広河原から北沢峠へはパスを乗り継ぎます。
今日は仙水小屋にテントを張り甲斐駒を往復します。
今日は仙水小屋にテントを張り甲斐駒を往復します。
北沢長衛小屋のテン場、かなり混んでいます。
北沢長衛小屋のテン場、かなり混んでいます。
北沢長衛小屋改装中です
北沢長衛小屋改装中です
仙水峠に近づくに従い仙丈ヶ岳が見えてきました。
仙水峠に近づくに従い仙丈ヶ岳が見えてきました。
仙水峠から麻利支天と甲斐駒ケ岳
仙水峠から麻利支天と甲斐駒ケ岳
駒津峰山頂と甲斐駒
駒津峰山頂と甲斐駒
明日向かうアサヨ峰と左は明後日向かう鳳凰三山
明日向かうアサヨ峰と左は明後日向かう鳳凰三山
徳之島へ帰る山仲間の贈物地元のお菓子。
北岳の遙か奥に塩見岳が見えます。
徳之島へ帰る山仲間の贈物地元のお菓子。
北岳の遙か奥に塩見岳が見えます。
鳳凰三山の後ろに富士山が見えました。
鳳凰三山の後ろに富士山が見えました。
ガス湧く甲斐駒
山頂の社
一等三角点です。
点名は甲駒ヶ嶽
本点148
設置明治28年11月
一等三角点です。
点名は甲駒ヶ嶽
本点148
設置明治28年11月
仙水峠のテント場
小屋前の水が冷たくて旨いです。
仙水峠のテント場
小屋前の水が冷たくて旨いです。
一人のときの食事は質素です。
一人のときの食事は質素です。
翌日5時35分にテン場を出発しました。
仙水小屋テン場を
栗沢山の登りから甲斐駒ケ岳
翌日5時35分にテン場を出発しました。
仙水小屋テン場を
栗沢山の登りから甲斐駒ケ岳
今日は朝から積乱雲が湧きあがります。
雷が来るかもしれない。
今日は朝から積乱雲が湧きあがります。
雷が来るかもしれない。
栗沢山山頂 アサヨ峰を指す道標
栗沢山山頂 アサヨ峰を指す道標
栗沢山山頂
アサヨ峰
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
アサヨ峰山頂
積乱雲がさらに湧きあがります。
まだ雷鳴はありませんがやな予感がしてきました。
積乱雲がさらに湧きあがります。
まだ雷鳴はありませんがやな予感がしてきました。
早川小屋へ急がなければなりません。
早川小屋へ急がなければなりません。
樹林の中の道を早川小屋へ急ぎます。
樹林の中の道を早川小屋へ急ぎます。
真ん中の丸こい山の肩辺りに早川小屋のあります。
真ん中の丸こい山の肩辺りに早川小屋のあります。
早川小屋到着です。
宿泊客はだれもいません。
早川小屋到着です。
宿泊客はだれもいません。
早川小屋前のテント場この後ソロの方が到着します。
三時位には雷が来ました。ここは低いので安心ですが稜線にいると怖いです。
夜まで雨は降り続きます。
早川小屋前のテント場この後ソロの方が到着します。
三時位には雷が来ました。ここは低いので安心ですが稜線にいると怖いです。
夜まで雨は降り続きます。
直ぐ近くの水場
翌日はさらに厳しい状態になっています。
かなり気圧が不安定のようです。
とにかく薬師小屋へは遅くとも2時には着きたい。
翌日はさらに厳しい状態になっています。
かなり気圧が不安定のようです。
とにかく薬師小屋へは遅くとも2時には着きたい。
不安定な状況です。
不安定な状況です。
確赤薙沢ノ頭?
甲斐駒にまつわり付く怪しい雲
甲斐駒にまつわり付く怪しい雲
9時20分高峰山頂到着です。
間違いなく雷は来ます。
薬師小屋まであと2時間40分休みを入れても12時20分には着きます。
この時点では高を括っていました。
9時20分高峰山頂到着です。
間違いなく雷は来ます。
薬師小屋まであと2時間40分休みを入れても12時20分には着きます。
この時点では高を括っていました。
鳳凰三山に多く咲くタカネビランジ
鳳凰三山に多く咲くタカネビランジ
観音岳はガスの中
観音岳はガスの中
鳳凰の名がつくホウオウシャジン
鳳凰の名がつくホウオウシャジン
タカネビランジ
先ほどまでガスで見えなかった地蔵のオベリスクが見えてきました。
遠くで雷鳴がなりました。
先ほどまでガスで見えなかった地蔵のオベリスクが見えてきました。
遠くで雷鳴がなりました。
今日はここまでにします。
今日はここまでにします。
タカネビランジ
地蔵が遠ざかります。
地蔵が遠ざかります。
白いタカネビランジ
まだ写真を写す余裕があります。
白いタカネビランジ
まだ写真を写す余裕があります。
観音が見えてきました。登り40分小屋まで30分の行程です。
最低鞍部から35分で登り切りました。雨が降り出したので20m下で雨具を着ました。
観音が見えてきました。登り40分小屋まで30分の行程です。
最低鞍部から35分で登り切りました。雨が降り出したので20m下で雨具を着ました。
観音到着です。写真を1枚撮りまだ小雨ですが時間の猶予はありません。走って行きます。突然雹の土砂降り。これはヤバイ思い稜線を避け低い所を走ります。バリバリガンあたりが真っ白に度肝を抜く一瞬の出来事、次は自分に落ちるのではと言う不安。岩の割れ目に逃げ込むハングになっていて雨が凌げる。先に回り込むと黒い物体がお地蔵様?よく見ると避難してる女性二人。これでここには落ちないと確信しました。神は必ず女性二人を守ってくれると?全く根拠はないのですが?
観音到着です。写真を1枚撮りまだ小雨ですが時間の猶予はありません。走って行きます。突然雹の土砂降り。これはヤバイ思い稜線を避け低い所を走ります。バリバリガンあたりが真っ白に度肝を抜く一瞬の出来事、次は自分に落ちるのではと言う不安。岩の割れ目に逃げ込むハングになっていて雨が凌げる。先に回り込むと黒い物体がお地蔵様?よく見ると避難してる女性二人。これでここには落ちないと確信しました。神は必ず女性二人を守ってくれると?全く根拠はないのですが?
3、40分で雷は遠のいたので薬師小屋行くことに。
小屋へ着いたら着替えて早速ビ−ルです。4本飲みました。
のち雷は去り綺麗な夕日です。
しかし、あの岩陰に女性二人がいなかったらあそこに落ちていたかも?女神様です。
3、40分で雷は遠のいたので薬師小屋行くことに。
小屋へ着いたら着替えて早速ビ−ルです。4本飲みました。
のち雷は去り綺麗な夕日です。
しかし、あの岩陰に女性二人がいなかったらあそこに落ちていたかも?女神様です。
お二人の女神様
翌日は朝からガスでしたが太陽が上がると同時にガスが晴れて行きます。
翌日は朝からガスでしたが太陽が上がると同時にガスが晴れて行きます。
うっすらと富士山が見えてきました。
うっすらと富士山が見えてきました。
ガスがあるとピントが合わせずらいです。
ガスがあるとピントが合わせずらいです。
朝日がまぶしい。
朝日がまぶしい。
南御室小屋誰もいません。
南御室小屋誰もいません。
白峰三山をバックに
白峰三山をバックに
白峰三山
右、薬師岳、観音岳、中央の尖がりアサヨ峰
雷に打たれなくてよかった。一歩間違えたら偉い事に?
右、薬師岳、観音岳、中央の尖がりアサヨ峰
雷に打たれなくてよかった。一歩間違えたら偉い事に?
夜叉神峠
夜叉神峠の小屋
ガスが湧き始めました。今日も来るのだろうか?
ガスが湧き始めました。今日も来るのだろうか?
雷の事は書いてない。
早立、早着はやはり原則
雷の事は書いてない。
早立、早着はやはり原則
駒津峰からのパノラマ
駒津峰からのパノラマ
辻山からのパノラマ
辻山からのパノラマ

感想

今回は観音岳直下の稜線で落雷に合い怖い思いをしました。
前日の雷が2時すぎだったため遅くても1時30分には薬師小屋へ着きたいと考えていました。

12時過ぎには観音岳で遭遇ただひたすら低い所に逃げるしか方法が見当たりません。その後岩陰に避難し先客の二人と1時間弱待ちましたがここに落ちないと言う保証はありません。

一番の失敗は早川尾根小屋を6時25分発という時間に問題があったと思います。
5時30分には出たかったです。

何はともあれ無事で良かったです。

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