木曽駒ヶ岳〜将棊頭山〜茶臼山(福島Bコースからの周回)


- GPS
- 09:21
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,926m
- 下り
- 1,925m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:21
天候 | 快晴→晴れ&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※国道361号権兵衛峠道路の通行止のため、 伊那ICではなく塩尻ICから国道19号でアプローチしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コガラ登山口〜木曽駒ヶ岳(福島Bコース) コガラ登山口から1.6kmほど林道を辿ります。 林道終点で幸ノ川渡渉点が現れます。飛び石で簡単に渡渉できました。 対岸に渡ったところから登山道歩きとなります。 福島Bコースの登山道はよく整備されていて、 山頂まで四合目〜九合目まで明確に区切られおり、 しっかりした○合目の看板もあります。 取り付きから七合目までは高低差800mほど尾根伝いに登っていきます。 避難小屋のある七合目から、ルートは麦草岳の山腹トラバースに変えます。 七合半(山姥)から八合目までは岩場となります。 緩やかに2550mまで辿ったところから、大斜面を200mほど直登し、 玉乃窪山荘のある2750m地点で稜線に乗ります。 ここからさらに稜線を200mほど登ると木曽駒ヶ岳山頂に到着です。 ●木曽駒ヶ岳〜茶臼山 木曽駒ヶ岳から八合目のちょい先まで高低差およそ300m、 馬の背の岩ゴロとハイマツ帯を下ります。 鞍部から緩やかに高低差100m弱登ると将棊頭山へと至ります。 将棊頭山から稜線伝いに茶臼山分岐まで下り、 桂小場からルートを分けてひと登りすると行者岩(2658)、 さらにわずかに登ると茶臼山山頂へと至ります。 ●茶臼山〜コガラ登山口 茶臼山ルートも福島Bコース同様に、よく整備されていて、 九合目〜四合目まで明確に区切られていてわかりやすいです。 山頂〜五合目までは尾根伝いに下っていきます。 フカフカの足元が続きとても歩きやすい。テンポよく下れます。 ピンクテープもすごい頻度で付いてます。 5合目を過ぎると尾根から外れて沢伝いに九十九折のルートが変わります。 同時にこれまでと比べると悪くなります。 特に後半は、濡れた岩と下草が混じってストレスフル。 ルートが平坦になると正沢川の渡渉となります。 以前あったと思われる吊り橋のワイヤーとトラロープがついていたので、 それらを利用して、靴を脱がずに渡渉できました。 渡渉後は、枯れ沢をしばらく進むと水流のある支沢と合流。 さらに下ると林道末端が現れ、林道に入るとコガラ登山口に到着です。 |
写真
感想
まだまだ残暑が続くため、涼しい稜線漫歩を楽しみたくなり、
中央アルプスに行ってきました。
中アって日帰りで歩くにはちょうど良いサイズ感。
今回は木曽側の福島Bコースから周回することにします。
komemameは今年一度もまだアルプスに行っておらず、
2500mを超える山は実に1年ぶりくらい。
案の定、2500m付近からピタリと足が止まりました。
駒ヶ岳山頂はたくさんのひとで溢れかえっていて、
宝剣に立ち寄るのはあきらめて将棊頭山へ向かいました。
9月に入る直前で、例年なら涼しさを感じるはずの稜線も、
まだまだ日差しが強くて肌がジリジリ。
将棊頭山の山頂付近からガスの中に入ってしまいますが、
「助かった〜」という気持ちの方が大きいくらい。
茶臼山コースは五合目までは思ってたよりもずいぶん歩きやすくて、
快適に下ることができました。
そして最後は大爆笑で終了。
西側から見る木曽駒ヶ岳は見慣れている東側(ずんぐりむっくりしていて
どれが木曽駒なのか判然としないことが多い)から見るよりも
格段にカッコ良かったな。
8月最終週だったせいでしょうか、
帰りは久しぶりに小仏渋滞(15km)をくらいました。
ひっさびさのアルプスです。
もう1年以上行ってないんじゃぁ、ないかな。
私は高山が苦手で、あまり積極的には行きたい!とはならないんだけど、
あまりにご無沙汰しているし、最近の山の暑さに辟易していたから、
アルプスに心傾きました。
福島Bコースはすごく歩きやすくて、登りやすい。
もちろん汗はかくけども、十分涼しくて、超快適。
あぁ、アルプスってラクチンだなぁ、なんて思っていましたが。
あれあれあれ、、急に体が重い。脚があがらない。息はあがる。
腕にも力が入らなくて、だらーん。
この現象、danyama曰く2500mくらいからだったらしいけど、
以前は2700mくらいだったはず、、あきらかに高山耐性が弱くなっているようです。
そんなこんなでようやく山頂に到着。
しばらくお昼休憩をしたら、高所順応できたのかいつも通り動けるようになりました。
よかったー、よかった。
それにしても、さすがの景色。
たくさんの高山植物に、緑と青のコントラストが効いた稜線、
カラッとした空気、ゴツゴツした岩など、ここに来なくちゃ見られない風景。全部が心と体の栄養になっている感じがしました。
将棋頭に向かいはじめると、少しずつガスが出てきましたが
これはこれで、日差しが痛いほどだったので、涼しく歩けてよかったです。
写真にもあるように、最後に難関が待っていました。
もともと靴を脱いで渡る予定でいたけど「ワイヤーを伝えば行けるかも!」と、
行ったはいいけど、脚の長さが足りず……股裂きの状態で身動きがとれなくなり、とてつもなくコワい思いをしました、泣。
半泣きでdanyamaに助けを求め、前方から引っ張ってもらい無事渡れましたが、
しばらく全身ワナワナしてしまいました。
と、最後はこんなんでしたが、すごく楽しい1日でした。
また行きたいな。
おしまい。
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