リベンジ 硫黄岳〜横岳〜赤岳 冬山は侮れない
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,689m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
美濃戸口11:02〜14:08赤岳鉱泉
26日
赤岳鉱泉(テント場)6:30〜8:06硫黄岳(敗退)9:30
27日
赤岳鉱泉5:00〜5:59赤岩の頭〜6:21硫黄岳〜7:33横岳〜9:03赤岳〜10:16行者小屋〜10:54赤岳鉱泉11:37〜13:36美濃戸口
天候 | 25日:曇 26日:曇/晴 27日:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寒波来襲の八ケ岳。硫黄岳山荘付近の風は相変わらず台風並みの強者でした。 この強風の為体を倒された上に膝に怪我をしてしまいました。 風がおさまるのを暫く待ちましたが、その気配なし。 身体は寒さのため震えだし始めたのでこのままでは危ないと判断して敗退を決意しました。 リベンジの翌日もここを通過しましたが、やっぱり風はとても強かったです。 美濃戸山荘から美濃戸口までの登山道は所々アイスバーンとなっています。 ノーアイゼンの方もいましたが、私は過去に痛い目にあっていますので、 下りではアイゼン装着で通過しました。 |
写真
感想
2泊3日の今シーズン初冬山登山でした。
初日はテント泊でその楽しさと厳しさを体感したかったのですが、寒波来襲と重なって極寒の厳しい夜でした。深夜は恐らくテント内部でも−10度以下はあったかと思います。テントの底には、テントマット+銀マット+オールウェザーブランケット+エアマットで十分だと思える対策だったのですが、下からの寒さはこれでも不十分でした。寒さ対策が次回の課題です。
2日目、硫黄岳〜横岳〜赤岳の周回コースを予定して硫黄まで登りました。寒波来襲のさ中の強風、途中2人組のお兄さん方と一緒に行動することになり、硫黄山荘まで風に煽られながらフラフラと到着しましたが、その先からの登りで台風並みの強風で進めませんでした。硫黄岳山荘前で天気快復を待っていたのですが、身体が震えるような低体温症の初期症状が現れてきてこれは危ないと判断し、下山を決意しました。下山後に気が付いたのですが、顔の一部と手の指が軽い凍傷になっていました。何度も訪れている八ケ岳でしたが、やっぱり冬山は危険と隣り合わせ、侮れないなぁと思いました。
3日目、予定では阿弥陀岳を予定していましたが、2日目のリベンジを決意し、再び硫黄岳〜横岳〜赤岳を目指しました。帰りのバス14時45分、この時間までに美濃戸口まで戻るために朝4時起床。静かに寝床をたたんで部屋を出ました。自炊後、5時に小屋から出発。星空の下、雪の登山道を登って行きました。稜線から眺める星空と街の明かりが綺麗でした。硫黄岳山荘付近は昨日に比べると比較的穏やかな風でしたが、まっすぐには進めない程の風でした。それにしてもこの絶景の冬山の中にたった一人でいることを思うとたまらなく嬉しくなってきます。やっぱり冬山登山は最高。危険だと言われ、やっぱり冬山大好きオヤジ。来年も登ります。
SinNakaji さんこんにちは。
赤岳鉱泉で同室だったtad-kasuyaです。
山行記録を拝見して、もしかしたらと思いコメントしました。
地蔵の頭でお会いしていたんですね、写真80枚目の左に写っているのが私です。
初日は悪天候で撤退されたのに、無事周回できてよかったです。コースタイム早いですね、私にはとてもできそうもありません。
またどこかの山でお会いしましょう。
こんにちは。
相部屋でご一緒させて頂いた方ですね。覚えていますよ。東芝のストラップを着けていた方だったと思います。
地蔵の頭ですれ違っていたんですね。
あの日は天気も良くて山の景色が大変素晴らしかったですね。
コースタイムは帰りの時間が気になり足早でした。もっとゆっくりと景色を味わいながら登山したいですね。
コメント頂きありがとう御座いました。
こちらこそ。どちらかの山でお会いできればと思います。
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