大天井岳・燕岳 一ノ沢〜中房温泉チャリ周回
- GPS
- 14:19
- 距離
- 49.1km
- 登り
- 3,092m
- 下り
- 3,091m
コースタイム
- 山行
- 13:12
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 14:16
天候 | 晴れ 稜線はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登行】 ・一ノ沢の登行はピンクテープもあり登山道は明瞭だが、一部判りにくい所があり道を間違えた(すぐに気づいたが)。 ・常念乗越〜大天井岳に危険個所はない。 ・大天井岳〜燕山荘の出だしはザレているので転倒に気を付けたい。 ・燕山荘〜燕岳に危険個所はない。 【下降】 ・中房温泉までに危険個所はないが、人が多いのですれ違いは譲り合いながら。 |
写真
感想
夏の集大成としてチャリを絡めた山行をしようと思い、一ノ沢から大天井岳、燕岳を経て中房温泉に下りチャリで一ノ沢に戻るルートとした。
チャリをデポする為に中房温泉を目指す。
信濃坂下の変電所付近で木が不自然に揺れていると思ったら熊が戯れていた。温泉下の第一駐車場にチャリをデポして今度は一ノ沢の駐車場へ行き、さっさと寝る。
2時間弱寝て3時20分に起き、おにぎりをパクついたら出発準備OK。4時少し前にスタート。
約20分林道を歩いたら登山道入り口に着く。『熊出没注意』の看板にビビる。だってさっき見たばかりだから。。。
所々、登山道は水が流れているが、気を付けて歩けば濡れる事はない。徐々に登山道は沢床に近づいて行き涼しくなる。空も白んできた。
一ノ沢に太陽の陽が差すと水がキラキラしてきれいだ。渡渉を行う都度、水に触れたり写真をパシャパシャしているのではかなか先に進まない。
一旦沢から離れ胸突八丁へ。思っていたほどの急登ではない。最終水場で水を採り、250m程登ったら予定より30分遅れで常念乗越に到着。槍穂がお出迎えです。
腰を下ろして槍穂、常念岳を見ながらエネ補給。
これから大天井岳まで長い稜線歩きとなる。常念小屋のテン場を右手に見ながらハイマツの中の登山道へ。ハイマツを抜けたら、あらら槍の穂先にガスがかかってしまった。登山道は横通岳山頂には向かっていないが、せっかくだから山頂へ寄り道しよう。
横通岳登頂〜。
山頂に標柱はなく三角点のみ。
松本市側からガスが湧いてきているので南ア方面の景色はない。常念岳もすっかりガスに巻かれてしまった。
自撮りしたら少々下り登山道へ合流して稜線歩き。目指す大天井岳はまだ見えない。テクテク歩いてると登山道は東天井岳の下を通過するので、また寄り道して山頂に行ってみる。
東天井岳登頂〜。
標柱も三角点もない。GPSで山頂を確認しただけでした。登山道が東天井岳の北西に回り込むと大天井岳が見えた。涼しい風に吹かれながら快適な稜線歩き。大天荘が見えたらニホンザルの集団に遭遇した。大天荘に到着したらコーラで一息付き山頂へ向かう。
大天井岳登頂〜。
ガスガスです。暫くガス切れ待ちしてみるが酷くなる一方で5分で真っ白になった。諦めて大天荘まで下山して残りのコーラを飲んだら燕山荘を目指す。出だしは下り基調のザレた登山道なので滑落に気を付ける。
槍・常念・大天井の分岐を過ぎると梯子と鎖場の登りが現れる。振り向くと喜作レリーフが岩に嵌め込まれてる。燕山荘まで遠いな〜と思いながら歩いて行く。蛙岩を過ぎたら周りに奇岩が目立つようになる。所々の花崗岩の岩を乗り越えると燕山荘が見えた。さぁあと一息だ。燕山荘の裏側から正面に回り込むように登っていくとビックリするほど凄い人の数だ。とてもここにはいられない。ここまで予定の1時間遅れなので燕岳をスルーして下山しようかと思ったが、往復で40分程度なので山頂を目指す事に。奇岩だらけで白砂が敷き込まれたような面白い登山道だ。
燕岳登頂〜。
サクッと山頂へ着いたらガスで景色な〜い。天気のいい日にあらためて登頂しましょう。下山途中にライチョウが登場。気分を良くしてたら岩に右ひざをぶつけてしまった。最初は何ともなかったが、燕山荘からの下降時に階段を降りると右ひざのクッションが効かずに痛みが出てきた。
全く駆け足もできないどころか普通に階段を降りるのも辛くなってきた。休み休みなので下降速度が上がらない。何とか登山口まで降りれたが予定より1時間30分も遅れてしまった。
急いで第一駐車場まで行きデポしたチャリに跨り標高差700m、距離10劼離瀬Ε鵐劵襪澄2爾蠅浪適だがその分登りがキツイ。。。右ひざが持ちこたえられるか心配になる。
街乗りも車が少なく快適に走れる。途中の道の駅に寄りコーラでエネ補給。少々街を漕いだら一ノ沢への登りが始まる。登りの出だしで右ひざが悲鳴をあげた。
まじか。。。まだ標高差600m、距離8凖个蠑紊欧覆韻譴个い韻覆い里法斜度の緩むところはチャリを漕ぎ、キツクなると押すを繰り返す。
18時頃には雨雲が来る予報なので、それまでには駐車場に着きたい。何度か乗りと押しを繰り返しているうちに漕ぐ距離も延びてきた。
暑いしのどが渇く。燕岳下山時に第一ベンチの水場で1ℓ汲んであるので1.5ℓの水がある。チャリを降りるたびに水を飲む。着実に標高、距離共に詰めていく。同時に水も減っていく。距離残り1卉賄世任箸Δ箸Ρが降り出した。最初はパラパラだったが、すぐにザーザー降りとなる。ゴールはもうすぐなのでカッパもザックカバーも付けない。アッという間にびしょ濡れになるが、ゴールの駐車場が見えた。
車に着いた時には土砂降りとなっていたが、ちょうどいいクールダウンだ。車の中のクーラーボックスからコーラを取り出し、雨に打たれながら一気飲み。生き返った〜。
少し落ち着いたところでチャリの前輪を外し車に積み込み、さっさと全身着替える。雨の降りは一層激しくなっている。急いで車も下山させた。
チャリパートを含めて49辧14時間の激闘だった。つかれた〜。
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