水晶岳:泣く子も黙る竹村新道から日帰りで(少々の沢遊びと野湯のおまけ付き)
- GPS
- 27:00
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 3,011m
- 下り
- 2,997m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:51
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 13:03
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:晴れのち曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯俣川は水量少なく渡渉も難しくない。(まとまった雨が降れば増水するので注意は必要) 竹村新道は倒木が何ヵ所か。 下部の登山道の藪は刈られてはいるが、朝露や雨が降れば下半身びしょ濡れになる。 竹村新道から水晶小屋までは水場が一切ありません。余裕を持って運ぶこと。 自分はあまり水分取らない方ですが、5リットル持って3リットル消費(´;ω;`) |
その他周辺情報 | 晴嵐荘前の吊り橋は掛かっているが、水量が少ないので飛び石で渡渉可。 吊り橋は渡ってないので詳しくは分かりませんが、高瀬川右岸の登山道は崩落していた感じ。林道終点から吊り橋までも何ヵ所か崩落で巻道が付いている。 晴嵐荘は宿泊やテント場も予約が必要。 テント1人、1,000円 入浴1人、800円(24時間入浴可) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ココヘリ
タイツ
着替え
サブザック
コッヘル
ストック
シェラフ
沢靴(モンベルサワークライマー)
|
---|---|
共同装備 |
テントマット
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
テント
|
感想
初日
水晶日帰りやってみませんか?とのお誘い。わくわくしながら出動。
初日は湯俣温泉まで入り、野湯と伊藤新道(湯俣川)偵察。
テントの設営完了後、沢靴に履き替えて湯俣川に向かう。水俣川との出合で山の神に安全祈願。そこを過ぎると川全体の色が白っぽくなってくる。
川一面に湯の花が堆積している。すぐに野天風呂に入っている人がいたが、そのまま通過し、持参した卵を湯でてみる。温泉吹き出し口は触れないほど熱い。うっかり手を入れたら火傷してしまうほどの高温だ。温泉卵は結局茹で足りない感じで半熟手前でいただいた。
墳湯丘は流石のでかさ!
行けるとこまで行ってみましょうと結局一ノ沢出合(第1吊り橋跡)まで行って引き返した。渡渉は水量が少なく2回試みたが、難しくはなかった。
帰り際、野天風呂と2度めの温泉卵チャレンジを楽しみ、テントへ戻って夕食の支度。
今回も山猫さまに食材の準備をしていただき本当に感謝。
僕は酒を持ってきただけ(笑)
その後、宿の内湯で川で付いた湯の花を流しておやすみなさい。
2日目
今回のメインである水晶日帰り。
maoyukiさん、山猫さんの過去の経験から3時発で行きましょうと出発。
と、ここでトラブルが起きた。
山猫さんの体調がおかしい。いつもと全く足運びが違う。食当たりのような感じで吐き気がして気分が悪いと言う。
これでは絶対に山頂には届かないでしょう、というか動くことも大変そうな感じで別行動となった。maoyukiさんも山猫さんに付き添うとのことで、結局単独での行動となってしまったが、自分一人でも絶対に山頂落としてやると3人分の気合で進んでいく。
しかし、この竹村新道何とかならないですかねぇ。この周辺の合戦尾根、ブナ立尾根なんて全然目じゃない。泣く子も黙る急登とアップダウンだ。
明るくなって槍やら周囲の山々が見渡せるようになってきた。体力的にはキツイが、気合と根性で登っていく。とにかくこのルートアップダウン多すぎ。真砂岳のトラバースから水晶が見えてくるが気が遠くなるような遠さと更なるアップダウンが待ち構えているが、ここも気合いで突破だ。この辺りはたまにお花畑もあった。
水晶小屋まで来るとあともう少し。人もまばらで山頂に到着。この時点ではまだガスも少なくある程度展望は楽しめた。
しかし、今度はここからの戻りがまたあのアップダウンが待ち構えていると思うと気が滅入る。
でもそんなことは考えずにがむしゃらに行きます。東沢乗越で雷鳥さんが出てきて励ましてくれた。
真砂岳は登りの時にトラバースしたので山頂踏もうか悩んだが下山の時刻が読めないので、仕方なくスルー。南真砂岳は登り返してそのまま山頂寄りました。
後は湯俣岳の登り返しが残っていたが、それほど苦にならなかった。
そこからは急傾斜を下りていく。途中で雨も降り出してカッパを着たり脱いだりを繰り返して下山。雷だけは鳴らなくてよかった。
お二人様、お待たせしてしまいました。でも山頂まで頑張りました。
これだけ歩いたのは久し振りで、翌日の筋肉痛が心配なところである。
今度は皆で再チャレンジしましょう。お二人様どうもありがとうございました。
3年ぶりに目指してみよう思いktn92さんを誘って3人で湯股から水晶岳でしたが
不測の事態となり、湯股岳山頂少し前で僕たちはリタイヤ。
ktn92さんが登頂してくれて助かりました。
腹痛を我慢せず早々に申し出てくれた山猫さんにも感謝です。
もしも銀座通りの稜線上だったら救助要請になってたかも。ありがとう!
またひとつ勉強しました。これに懲りず次山行もお付き合いください。
コメント
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お疲れ様でした。
ご心配をおかけしました。3年前の経験をもとに、念入りに計画して行ったのに、一緒に登頂できずとても残念です。朝、意気込んでアミノ酸を飲んだのがダメだった。戻って確認したら、7月も期限切れで酸化?腐敗?してました。
バカというか情けない・・・トホホ。
次は挽回しますので、また面白い計画しましょう!
そういうこともありますよ😅これでまた行く理由ができましたね🎵でも勝負したら全く自信ありません😅お手柔らかに〜
ktnさん、こんにちは。
8月のラストに湯俣テン泊で、竹村新道で南真砂、東沢乗越、水晶小屋、水晶岳とかなりロングルートのソロでの往復、気合が入りましたね!山猫さんのトラブルは残念でしたが、よく水晶まで頑張ってあの長い竹村新道を登り上げたと思います。
自分も15〜20年前に新穂高からワンデイで水晶岳BCを狙ったことが過去にあることはありますが、0勝3敗です。やはり、YOMOYAMAさんのように、双六小屋冬季小屋か三俣山荘辺りで1泊する必要を感じた次第です。
夏季の北アロング山行どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
hareharawaiさま、こんにちは。
竹村新道キツイです。
展望は素晴らしいんですがね〜。
普通であれば1泊でしょうか。
しかし、七倉から湯俣までが難儀なので、厳しいルートには違いありません。
まだまだ下界は残暑厳しいですが、もうスキーができるまで2ヶ月切りましたよね?
早く暑さ忘れて寒さこないかな〜。
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