赤牛岳 念願の読売新道を歩く。黒部ダムから新穂高へ。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 45.6km
- 登り
- 3,305m
- 下り
- 3,680m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 13:33
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:58
天候 | 8/30 晴れのち曇り 8/31 曇りのち晴れのちガス 9/1 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本で前泊。 大糸線始発で信濃大町駅。 アルペンルートで扇沢経由黒部ダム。 帰路は、新穂高よりバスで高山駅。 高山からの高速バスは運休便あり。 名古屋行きは1700が最終と思ってましたが。 岐阜行きは最終1900がありました。 事前に把握できてたら、最終日も少し余裕持てたんかなぁ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒部湖から平の渡しまで、 はしごの階段など若干の登り下りがあるくらいですが、 はしごで足を滑らせ尻もち。 ズボンに大きなかぎ裂き。。 なんでもないところでも注意が必要です。 平の渡しから奥黒部ヒュッテ、平行歩きと思ってましたが、 登り下りがめっちゃ多いです。 奥黒部ヒュッテから赤牛岳、急登を登り進めると、 出てくる木の根の道。 樹林帯では大樹の根と戯れながらのルートが続きます。 そんなに滑ったりすることはありませんが、 やはりなかなかに手強いです。 森林限界を越えると、木道もあり歩きやすい。 赤牛岳から水晶岳、稜線歩き。 小ピークも可能な限り巻いて通過してます。 ザレ、ガレ、ゴーロもありますが、 危険なところはありません。 水晶岳から三俣山荘そして新穂高、よく歩かれているルートです。 35lザックに11kg (飲料水別途)、カメラバッグ2、5kg。 2日目は、飲料水4l持参。3l消費。 晴れてたら4lでも足りていたかどうか。 ログ1日目にやり忘れて、登録の仕方がわからなかったので、 今回もルートは全て手書きです。 |
その他周辺情報 | 登山指導センター近くの温泉。\900円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
テントマット
携帯トイレ
|
---|
感想
北アルプスの中でも、遠い遠い赤牛岳。
100高山の山でもあります。
昨年までの思いでは、100高山ラストの山にしようかと思っていました。
ですが、今年、ぜひ登ろうと決めていたのが鋸岳でしたが、
体力の不安もあり、断念。
南アルプスの山にも行きにくくなったし、ということもあり、
今回の計画となりました。
アルペンルートの黒部湖駅から黒部ダムへ。
湖面の色がエメラルドグリーンに戻ってました。
1200の平の渡しで余裕あるようにしたいと思いましたが、
余裕はありません。
しかも、はしごで足を滑らして尻もち。
手すりを持っていたので、落下することはありませんでしたが、
パンツに大きなカギ裂き傷。パンツ丸見えやと思います。
まぁ、着替え持ってないし、歩く人もいないので、
そのまま進みます。
1200の渡しにはギリギリで間に合いました。
そこから奥黒部ヒュッテまで、水平移動やと思っていましたが、
沢など通過のたびにアップダウンがあります。
木組みの階段が設置されているので、ありがたいのですが、
斜度は急なので、足元を気にします。
(初っ端から滑ってるのでww)
川そばの斜面を進んで行きますが、ある時、
一気に景色が変わります。
河原なんでしょうか?平原のような地形が出てきます。
これはもう、奥黒部ヒュッテが近い!と思いました。
が、進めど進めど、小屋は見えてきません。
沢をいくつか越えて、これが最後かな?
大きな沢を越えると、間もなく奥黒部ヒュッテです。
予定より2時間早く着けたので、のんびりとできます。
お酒のお陰で、早めの就寝。
夜中に目が醒めて、早過ぎるので時間調整。
予定時間の前に出発できました。
急登ではありますが、その後の木の根の道。
大樹の根を頼って進むのですが、
その木がなくなってしまったら、どうなるんやろう。
大変ながら、ありがたい木の道です。
ようやく樹林帯を過ぎて、森林限界の先へ。
朝露纏う草木、ハイマツを感じながら、
空には青空が広がっています。
体に疲れを感じていても、疲れも吹き飛びます。
遂に、赤牛岳山頂に到着。
すると、反対方面からテン泊装備の方がいらっしゃいました。
この日、逆方向の方は2人だけでしたが、
テン泊装備で歩かれてるのには恐れ入ります。
稜線にはガスが覆い始めますが、
それほど悪化することもなく、
逆に、日光を遮ってくれて体力の消耗も軽減されたことと思います。
水晶小屋では、力汁とネクターで昼食。
昨年もいただいて、これを食べたくて頑張りましたww
力汁は焼いたお餅2個。
そして、具が多い‼人参大根ごぼう。
次来ることがあれば、絶対に欠かせません。
これ以上登る足がないので、岩苔乗越から黒部源流ルートへ。
途中、熊さん?のと思われる新しめのおっきなうんこ。
昨日のかなぁ。できればこの先もずっと、お会いしたくないと思います。。
三俣山荘では、楽しいお話を伺うこともできて、楽しい時間を過ごせました。
夜は空から落ちてくるものもありましたが、
この日もツェルトで過ごすことができました。
最終日。
雨空になるかと思えば、好天に。
ガスが取れてきて、どんどん眺望がひらけてきます。
双六岳にかけて、ずっと360度の眺望。
そこからは下るだけですが、
初秋も感じる季節。いい時間を過ごせたこと
今回も、全てのものにありがとう‼
最難関の赤牛岳、登頂おめでとうございます。
私は来シーズンには行きたいなと思っています。その前にノコギリですかね。
Kousaku_isodaさん、こんにちは。
ありがとうございます〜♪
最後にとっておきたかった赤牛岳ですが、
お先にいただいてしまいました
来シーズンは、最難関のノコちゃんにぜひ行ってみたいと思います
フジモンさん おはようございます。
読売新道、赤牛は遠くて長くてまだ行ったことはなく、行くときは水晶に泊まって、下りに使うことしか考えていませんでした。
ツェルトでの山行、お疲れ様でした。
百名山もあと6山、それも南アルプスにかたまっているので、達成も間近ですね。
ヨッシャーさん、こんにちは‼
コメントありがとうございます♪
読売新道を登るのは、テン泊装備では絶対無理なので、
行けるとしたら、ツェルトしかありませんでした。
でも、せっかくの赤牛岳なので、
読売新道を登りたいと計画しましたが、
ギリギリ。全てのものが合わさって、
実行できたのかなぁと思います。
100高山、カウント上はあと6座なんですが、
南アの奥。上河内岳と大沢岳は行けてないので、
その辺りがラストになるのかなぁと思っています。
でも、南アに固まったラスト8座。
今年のうちに3つは減らしておきたいんですけど、
どうなるでしょうね。
お天気よくて、名峰ずらりの登山、いい思い出になりますね。
ツェルト泊とは意外でした。
自分は、水晶岳が未踏なので、なるほどこちらから行けば
いろんな景色を初体験できるなと、ワクワクしました。
komakiさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
まさかの‼お天気でした
自分が、天気に好かれているのかと勘違いしそうです
テントを持っていくのが無理なのはわかっていましたので、
天気の様子を見ながら、、
ここなら、ツェルトでも行けるんちゃう⁇
と、自分に良い都合にして行ってきました
このルート、延々と続く木の根の道とか、
これまで歩いたことのない景色も見れましたし、
平の渡しを渡船で行くのも感慨深いし。
スペシャル感は、太鼓判です
fujimon さん、こんにちは。
そう何度も行けそうにないようなお山で、素晴らしい天気に恵まれ、最高ですね😊
あの最奥の山小屋に、こんなオイシソウがあるとは。いつかまた、行きたいなぁ
tadashijimiさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
今回で、お腹いっぱいになってしまったので、
次に行くのは、だいぶ候補順下位になりました。
それだけ、お天気に恵まれましたからね
水晶小屋の力汁は絶品ですよ‼
今年は、登山者も少なくて、
注文も少なくなってるのかもしれませんが、
その分、じっくりと味が入った根菜類。
これでもか‼と入れてくださっていました。
お餅2個は注文してから焼いてくれるので、
提供までは5分くらいかかります。
お腹を満たしてくれる、オススメのオイシソウです
赤牛、健脚山屋さんが目指されるお山ですね❗
名前はよく聞くものの、ゆるゆる隊には足を踏み入れられないエリア💦
すてきな景色を楽しませて頂きました(^^)/
うん、登った気分になれました😬
koumamaさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
歩ききれるか心配もありましたが、
ついに赤牛歩いてきました
お天気にも幸い恵まれたので、ラッキーでした。
見ていただいてありがとうございます。
登った後は、 ですね
ふじもんさん こんにちは
黒部ダムから新穂高とは、いや〜凄いですね
赤牛は私も残っているので、参考にしたいですが、でもきつそう
もうちょいトレーニングすれば可能でしょうかね
力汁、めちゃめちゃオイシソウ
今回はお天気にも恵まれて、素晴らしい景色も堪能できて良かったですね〜
3日間お疲れ様でした
ぽんさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
力汁は、北ア屈指のオイシソウやないかと、
改めて、実感しました
今回、私歩くの遅い!
でも、結構長い時間歩き続けることはできるみたい。
そんなことを実感してみたりしました。
実際、前週まで、駅の階段登るだけでふくらはぎ痛いし息切れるんですよね。
何かの病気ちゃうのかと心配するくらい。。。
今年は、コロナで運動不足かもしれませんが、
暑ささえなければ、ぽんさん簡単に歩かれていそう
程良い雲と、程よい眺望。
今回は、ほんま天候に恵まれたと思います
ありがとうございました
fujimonさん
こんばんは。遅コメ失礼します。
今回は大変なルートだったので軽量装備だったのでしょうか。いつも大縦走をされるfujimonさんにとって2泊3日なので軽量装備で十分だったのでしょうか。天気にも恵まれて良い山行になりましたね。
私も百高山の赤牛岳と祖父岳に登るのを考えていて、車の回収が大変なので新穂高温泉から赤牛岳ピストンを検討してます。天気が安定しないので躊躇してます。でもfujimonさんのレコを見ていく勇気をもらいました。もしかしたら逆ルートになるかもしれません。
やはり黒部ダムから奥黒部ヒュッテの間は私が苦手な感じのルートですね。とても参考になりました。
私は北アルプスの百高山が少し残ってます。今年の完登は無理なので来年も頑張ります。
お疲れ様でした。
Zenjinさん、こんばんは‼
コメントありがとうございます
今回、読売新道を歩くなら軽くないと絶対無理なので、
ツエルトで行くことしか考えてませんでして、
どれだけ軽くできるかなって、準備していて、
行動食入れ忘れたりしてしまいましたが、
アミノの赤い奴は2つ持って行きましたよ
2日目、ずいぶん役立ちました
天候も持ちそうやったので、どうにか実行できましたが、
三俣山荘でもう少し天気が荒れていたら大変やったかもしれません。
100高山。Zenjinさんは、北アルプスなんですね。
私は、南アルプスです。
来年に引き続きですね♪
ありがとうございました
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