折立→薬師岳→立山テント泊縦走。17年前の夏期合宿の忘れ物を探しに

2020年09月11日(金) ~ 2020年09月14日(月)

• GPS: 73:00
• 距離: 29.0km
• 登り: 3,611m
• 下り: 2,508m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:30

10:10 折立
14:00 14:10 太郎平
14:40 薬師平キャンプ場

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:10

5:40 薬師平キャンプ場
8:30 8:40 薬師岳
10:50 11:00 間山
11:50 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

5:30 スゴ乗越小屋
8:30 越中沢岳
11:30 五色ケ原キャンプ場

4日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:20

5:30 五色ケ原キャンプ場
7:30 獅子岳
9:30 一ノ越
10:00 10:10 雄山
10:50 室堂

大学ワンダーフォーゲル部時代1回生の時、新穂高、三俣蓮華、黒部五郎、薬師岳立山までの縦走が夏期合宿のコースであったが、同期の女子部員が足を痛め、同期の男子部員が寝袋を紛失したため薬師岳を目の前に太郎平から折立へとエスケープした。。今回の山行は1回生の夏期合宿で行く事の出来なかった残りのコースを縦走した。

天候

9月11日（金）曇、9月12日（土）晴れ、9月13日（日）曇り→雨（一時雷）→曇り、9月14日（晴れ）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

オフシーズンの平日は有峰口駅から折立へのバスは運行してない模様でタクシーを利用することになったが12000円かかってしまった。

コース状況／危険箇所等

越中沢岳付近は一部危険箇所有り。
北薬師岳→五色ヶ原間はほとんど登山客に遭遇しなかった。

その他周辺情報

テント場に熊が沢山出没しているため、ＰＴでの行動が望ましかったと下山後反省している。

写真

9/11 7:14

大阪から途中仮眠し5時間ほどで立山駅到着。車で立山駅へ来るのは初めてであった。駐車場は4割ほど駐車されていたと思う。
17年前のワンダーフォーゲル部時代の1回生の夏期合宿でエスケープしたため、残りのコースを走破しに今回の山行を計画した。

9/11 7:55

立山駅から有峰口まで電車移動。人影のない駅の雰囲気が今後の山行を予想させるようであった。

9/11 9:21

有峰口→折立まではタクシーを利用。高かった。

9/11 10:13

10時過ぎ有峰口到着。車は10台ほど駐車されていた。
熊出没注意書き。キャンプは禁止となっていた。

9/11 10:13

10時10分入山。
初日のザックの重さは22キロ程度だったと思います。
現役時代の夏期合宿初日は28キロくらいだったのと比較するとまだ軽量化できたほうだろうか

9/11 11:05

大好き薬師岳
入山前にもう2〜3回ほど歩荷トレーニングをしとくべきだったと初日から後悔。

9/11 12:35

登山道周辺がだいぶ土砂流出していました。

9/11 13:01

五光岩は積雪期は目印になりそうですね。
今回の山行では熊笹の群生を多く見かけました、ハイマツと入れ替わってしまいそうな勢いですね

9/11 14:14

2時ころ太郎平到着。
17年前の1回生のワンダーフォーゲル部の夏期合宿では新穂高、三俣蓮華、黒部五郎、薬師岳、立山へと抜ける予定であったが、同期の女子部員が足を痛めたり、同期の男子部員が寝袋を紛失したりしたため薬師岳を目の前に太郎平から折立へとエスケープした。

9/11 15:09

薬師平キャンプ場到着。ネットで調べていたよりもだいぶ閑散としていました。

9/12 6:32

この日は良く晴れてくれました

9/12 7:10

稜線が美しかったです。

9/12 8:04

避難小屋です。利用された方はいるのだろうか。
学生時代は愛知大学山岳部遭難事件の話をテントで怯えながら先輩から聞かされたりしてました。

9/12 8:27

薬師岳ピーク。まさかの貸し切りでした

9/12 8:29

良い天気でした、運が良かった

9/12 9:07

北薬師岳→間山→スゴ乗越間はエアリアのコースタイムより時間がかかりました。

9/12 9:36

消えかかってますが、薬師岳山荘、スゴ乗越間は雨であれば稜線は風雨であるため、行動してはいけないとの注意表示有り。
何人もの登山者が悲惨な目に遭ったのだろう。

9/12 11:53

スゴ乗越到着。とても静かなでゆっくりと時間が流れているようだった

9/12 12:28

この日はテントサイト貸し切りでしたが、クマのリスクを考えるとテント泊は危険だったと反省。

9/13 6:53

この日は9時ころに寒冷前線が通過するので、それまでに越中沢岳を通過しようと早めに行動開始

9/13 7:06

越中沢岳南側斜面。
高所恐怖症なのでこれくらいの高さでも怖いですね。

9/15 13:39

学生時代使ってた1/25000地形図です。
売ってる店も、使ってる登山者も少なくなりましたね。

9/13 8:35

越中沢岳が今回の山行では一番危険だったと思います。
一部岩登りしながら登る箇所もありました。
このあたりでラジオの放送で大坂なおみがテニス全米オープン優勝した事を知る。

9/13 10:24

鳶山です。
ガスってて何も見えませんでした

9/13 11:16

五色ヶ原山荘到着。スゴ乗越からの間で登山客には3PT10名ほどにしか遭遇しませんでした。

9/13 11:17

ここもやっぱりクマ出没注意

9/13 12:27

日曜日でしたがテントは2張りだけでした。

9/14 5:06

朝の気温は9度ほどでした。
この時期の北アルプスとしてはまだ暖かいほうでしょうか

9/14 8:24

龍王岳東南壁です。このあたりもほどんど登山客に遭遇しませんでした。

9/14 9:37

一ノ越あたりは観光地といった感じでした

9/14 10:04

雄山へは行く予定ではなかったがピストン装備で登りました。
20キロ以上の荷物を背負って歩いてきたので羽が生えたかのように快適に登れました。下りは浮石多かったのでゆっくり下りました。

9/14 10:53

11時前に室堂到着。
室堂、立山周辺で下山後の入浴施設を探しましたが、コロナの影響で日帰り入浴できない施設が多かったのでなんと風呂入らず一気に車で帰阪しました

撮影機器：

iPhone XR Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（エアリア 1/25000地形図） コンパス 高度計 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ ラジオ ゴープロ 電子書籍 携帯電話 鍵類 地図袋

備考

・着替えを多く持ちすぎた。・携帯電波通じない箇所では情報収集にラジオが大変役に立った。
・個人縦走では事故対策としてロープやカラビナも必要であると感じた。
・モンベルムーンライトのテントのポールが破損した。
・個人山行で携帯電電話を落としてしまうと致命傷なので紐でつないでおく

感想

asd@wv

登山の装備、山の環境、登山者の山に対する意識価値観というのも15年以上前の学生時代と比較すると、随分と変化したように思えた。
ハイマツを覆いつくすかの勢いで熊笹が増えているのがショックだった。

コメント

mets

17年前の忘れ物
無事回収できましたね