三ノ沢岳→宝剣岳→将棋頭山【ロープウエイを使ってセコく巡ったが相変わらずキツかった💦】

2020年09月15日(火) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,164m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:18

距離 14.2km 登り 1,161m 下り 1,167m

8:55 千畳敷駅
9:14 極楽平
9:20 サギダルの頭
9:24 9:25 三ノ沢分岐
10:25 10:45 三ノ沢岳
11:49 12:00 三ノ沢分岐
12:21 12:27 宝剣岳
12:34 12:47 宝剣山荘
13:01 駒飼ノ池
13:30 13:38 濃ヶ池
13:49 濃ヶ池分岐
14:05 遭難記念碑（聖職の碑）
14:18 14:28 将棊頭山
14:38 遭難記念碑（聖職の碑）
14:51 黒沢分岐
15:02 15:04 濃ヶ池
15:28 駒飼ノ池
15:45 15:50 乗越浄土
16:13 千畳敷駅

天候

概ね快晴、昼前後に濃いガスが湧くことがありました。

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路(14日)：バスタ新宿16:05発---駒ヶ根IC19:35着中央高速バス(アルピコ交通)
片道WEB割3800円
駒ケ根プレモントホテルに前泊
https://www.komagane-premont.com/

翌日(15日)：文化会館北バス停7:32発---しらび平駅8:15着(伊那バス)
片道1020円
しらび平8:39発(中央アルプスロープウエイ)→7分乗車で千畳敷駅へ
※混雑があり40人ずつの乗車で9分間隔での運行をしていました。
往復2540円

駒ヶ根駅から千畳敷駅までの往復時刻表はこちら
https://www.chuo-alps.com/wp-content/uploads/2020/05/f1980c9dcd686dd4ed2e9b756b0f8f8f.pdf

復路：駒ヶ根IC18:50発---バスタ新宿22:15着中央高速バス(京王バス)
片道WEB割3800円

コース状況／危険箇所等

【千畳敷駅→極楽平→三ノ沢分岐】
駒ケ岳神社から右手へ、階段状によく整備された登山道を登ります。
コースタイムにして30分ほどで極楽平に辿り着きますが、なにげにしんどかったDEATH。
サキダルの頭は西側をトラバースするので平和な稜線歩きで三ノ沢分岐に辿り着けます。

【三ノ沢分岐⇔三ノ沢岳】
ゴールまで続く美しい稜線とは裏腹に、ハイマツ帯をじわじわと下ったりちょっとしたロープ付きの岩場があったりと簡単には辿り着けないDEATH。分岐から山頂までの高低差はほぼ無し。全体の行程のうち2/3は下り、残り1/3は登り。よって後半がキツめDEATH。山頂は西の果てだけあって絶景DEATH！

【三ノ沢岳→宝剣岳→宝剣山荘】
宝剣岳山頂までは鎖やホッチキス針型ステップがありよく整備されていますが、一歩でも踏み外せば一大事な箇所が多く、常に足元注意で気を抜かずに進むことが肝要DEATH。
途中にあるお立ち台の岩も、そこそこの幅があり、上でジャンプをする人がいるのも頷けます(笑)
山頂の岩も要所に手がかり足がかりがあり、問題なく取り付けます。もっとも、足元に祠が2体あるので、神様の上に乗ってしまっているような感覚が申し訳なかったDEATH。
宝剣山荘への下りも、登山道を示す緑のバミりを外さないように！
浮石があったり、岩が苔むしていたり、ちょっと湿っぽかったりするとツルっとやるかもしれません💦概ね鎖でガイドされている箇所は、石も落ち着いていて安心DEATH。

【宝剣山荘⇔駒飼ノ池⇔濃ケ池⇔馬ノ背分岐⇔将棋頭山】
駒飼ノ池まではつづら折りの下り、さらに濃ケ池まではハシゴの下りが2箇所ありかなり下ります。下り切るとほぼ等高線通りの平坦なトレイルDEATH。濃ケ池から若干登り返しもありますが、概ね等高線通りのトレイルDEATH。将棋頭山までも特に厳しい登りはありませんでしたが、将棋頭山に向かう際の分岐をスルーしないように！
戻りは…濃ケ池→駒飼ノ池→宝剣山荘の登り返しがこの上なくキツイDEATH💦

【乗越浄土→千畳敷駅】
階段状によく整備されています。小石を集めて針金で纏めている箇所もあり、自分は靴などを引っかけないよう注意して歩きました。

その他周辺情報

早太郎温泉こまくさの湯、いい所DEATH！
http://www.komakusanoyu.com/

写真

9/15 8:24

宿に忘れ物をしてしまいまして乗ろうとしたバスに乗り遅れてしまいました💦すでに30分ビハインドDEATH。菅の台バスセンターは平日にもかかわらず大行列！10分後に後続の臨時バスが到着。一応全員着席をWITHコロナの運行ポリシーにしている模様。

9/15 8:35

ロープウエイも9分間隔のピストン輸送。こちらも整理券で管理して、一便につき40名乗車での運行。119番だった私は何とか滑り込みで3ターン目に乗車。

9/15 8:48

いつ見ても雄大なカールDEATH！

9/15 9:12

間もなく極楽平の地点。富士山の頭が見えました。

9/15 9:15

極楽平に登り詰めました。こちらには御嶽の雄姿。

9/15 9:15

サギダルの頭の西側を巻くように登山道がついています。

9/15 9:23

先端に人が立っています。

9/15 9:23

三ノ沢分岐から三ノ沢岳をロックオンしました！
すぐそこに見えるのは気のせいでしょうか？

9/15 9:32

ハイマツの中を進んでいきます。踏み跡は明瞭。

9/15 9:39

雄大なる御嶽

9/15 9:52

あれだけ近くに見えたのにまだまだ先でした💦

9/15 9:55

島田娘。

9/15 10:04

こんな岩の登りがあるなんて…聞いてないDEATH！

9/15 10:07

ところどころにケルンがありました。見通しの悪い時いいかも♪
見通しが悪い時にわざわざ来るところではありませんが…

9/15 10:14

若き3人の想いに報いる慰霊碑。合掌

9/15 10:23

ついに捉えたかしら？

9/15 10:26

とうちゃこDEATH。分岐から1時間…長かった💦

9/15 10:26

ここが中央アルプスの西端になるのかな。木曽川を挟んで御嶽

9/15 10:26

檜尾、熊沢、空木、南駒ケ岳へ続く稜線

9/15 10:27

間ノ岳と塩見岳の間に富士山

9/15 10:27

間ノ岳、仙丈、北岳、甲斐駒も

9/15 10:29

こちらはどこかの登山クラブの10周年記念のレリーフ

9/15 10:29

木曾駒、中岳、宝剣、サギダルの頭

9/15 10:36

宝剣、サギダルの頭、島田娘。

9/15 10:36

富士山、塩見は雲隠れ、荒川三山、赤石も

9/15 10:39

登山道は無いが中三ノ沢岳とか独標とか…

9/15 10:59

ではでは、また分岐まで戻りましょう。下って登り返すのが心を削ります💦

9/15 11:16

多分前日も天気が良かったおかげでハイマツもドライでした。雨具のズボンも必要なし♪

9/15 11:42

緑のバミりが出現。間もなく分岐合流。

9/15 11:43

ちょっと雲が湧いてきちゃいましたね💦

9/15 11:49

そして分岐に帰還した時にはガスガスに😢

9/15 11:54

このまま下山してまったり温泉でも行こうか♪
今日は10kgに満たない軽荷なんだから…せめて宝剣越えをしてから考えな！双葉SAで買った抹茶ガーナを逝きます。

9/15 11:59

そんじゃ、宝剣越えの準備ができましたので逝きますかね♪

9/15 11:59

ガスガスだけど仕方ないね…

9/15 12:04

鎖出現。岩にみなさんの暦年の足跡がうかがえます。

9/15 12:06

自分は下りだけど、登ってくる人は大変そうだな💦

9/15 12:08

出た！ホッチキス針！

9/15 12:10

スタンスは豊富！

9/15 12:17

胎内くぐり。本日は軽荷につきすんなり通過DEATH。

9/15 12:18

噂のお立ち台

9/15 12:19

誰も来ず、誰にも撮って頂けず😢
そこそこの幅はあることを確認。

9/15 12:19

眼下に千畳敷駅！緑に赤が映えるなあ♡

9/15 12:21

Top of 宝剣岳DEATH！

9/15 12:22

登ってから足元に祠があることに気付きました💦
申し訳ないm(__)m

9/15 12:22

ここも落ちたら…お・し・ま・いDEATH！

9/15 12:24

伊那前岳は雲が取れてきました＼(^_^)／

9/15 12:25

頂上の岩を下りて、さらに一段下りたところにキノコ発見！

9/15 12:28

緑のバミりの範囲内であれば岩は落ち着いています。
外れると浮石があったり苔むしている場合があります。

9/15 12:34

宝剣山荘にてトイレと軽メシ休憩しました。
このまま下りるか、乞食のようなピークハントをするのかしばし検討。

9/15 12:53

ロープウエイの最終は17:00。
14:30を引き返しのリミットとして、将棋頭山を目指すことにします。

9/15 12:59

沢の音が聞こえてきました。ちょうど沢の標高まで下り切ったところが駒飼ノ池でした。

9/15 13:03

まだまだ下ります、ってことは帰りは…心が折れそう💦

9/15 13:06

ハシゴの周辺も標高急降下エリアDEATH。

9/15 13:10

伊勢滝っていうらしい。水場として指定はされていませんが、よさげな水が取れそうDEATH。

9/15 13:16

トリカブト発見。

9/15 13:26

ようやく下落に歯止めがかかった模様。ここからは地図上では等高線通りのトレイルDEATH。

9/15 13:31

濃ケ池にて、伊那前岳と宝剣岳

9/15 13:33

果たして本日は後半に差をつけられるでしょうか？

9/15 13:38

稜線に向けての登りが始まります…ところがこの後はまた等高線通りのトレイル♪

9/15 13:45

こんなふうに枝が張り出している箇所があり、宝剣越えから被っていたヘルメットが役にたちました。

9/15 13:50

馬の背分岐にて木曾駒へ向かうルートと合流。果たして14:30に間に合うのか？

9/15 13:56

木曾駒、中岳、宝剣、伊那前岳

9/15 14:05

遭難記念碑。記念って…

9/15 14:13

あらら？あれは西駒山荘？ってことは分岐をスルーしてしまったのか💦
慌てて戻ります。

9/15 14:14

ここ見落としたんだね。馬鹿だね。

9/15 14:18

よし！山頂標が見えた！どうにか間に合いそうだ。

9/15 14:20

将棋頭山とうちゃこ。大して登らずに登頂DEATHが、結構疲れました💦

9/15 14:21

西駒山荘のちょっと上なんだね。でも直接は登って来れないみたい。

9/15 14:23

登頂のご褒美と帰りのために魔法の薬物導入DEATH！

9/15 14:25

主役たちにちょっと雲がかかってきちゃいましたね💦

9/15 14:51

9/15 15:01

戻りの濃ケ池。伊那前岳と宝剣岳が往路より鮮明DEATH！

9/15 15:14

ヤマハハコ

9/15 15:15

こっちのはちょっと色づいてますね。

9/15 15:19

伊勢滝のところで、先行者を発見。本日の予定を聞いてみる。中岳でキャンプかあ。良いなあ。
まあこの時間にここにいてロープウエイに乗って下まで下りるなんて言うやつはちょっとどうなのよって感じDEATHよね。

9/15 15:22

下りた分を埋め合わせるがための厳しい登りが始まります…

9/15 15:24

まだまだ続くよ、厳しい登り…

9/15 15:28

天狗荘が見えてきました。幾分傾斜も緩くはなってきたけれど、まだまだ続くよ…

9/15 15:37

将棋頭山を振り返る。

9/15 15:37

今度はひとつひとつが長めのつづら折り

9/15 15:47

無人の宝剣岳

9/15 15:48

木曽駒ケ岳と中岳。ロープウエイで来た挙句木曾駒に寄らんとは…

9/15 15:50

伊那前岳、ここに向かうほど男前ではないので、ここから千畳敷駅に向けて下ります。

9/15 15:50

駅へ向かう。右手奥に見えるのは空木岳かな？

9/15 16:05

早く終了しそうな右ルートで駅を目指すことに。

9/15 16:12

一周廻って帰ってきた感じDEATHね。
無事山行終了。最終便の一本前に間に合いました💦
お疲れ様DEATH！

9/15 16:23

到着の時に混んでいて撮れなかった看板

9/15 16:32

乗客は自分一人。車掌さんに聞くとゲスト無しとかも結構あるようDEATH。

9/15 16:39

当然バスも貸切。朝の大混雑やバスに乗り切れない行列はどうなったんだろうか？

9/15 17:22

菅の台バス停で下車して、こまくさの湯へ。
ここはいつもいいな♪

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

airdiver

前日入りで且つ朝一のバスでスタートする目論見でしたが、バス停で上着とタオルを食堂の椅子に置き忘れたことに気付いて、30分のビハインドを背負ってスタートした今回の山行。相変わらずツメが甘々と反省。

結局、いつも通りカツカツのスケジュールで巡ることになってしまいました💦
ロープウエイで標高2612mまで登るのだから、その後の標高差はMAX300m程度。
楽させて頂くつもりでしたが、極楽平までですっかり息が上がってしまいました💦
さすがに今日は「帰りたい」とか「止めよう」とかの考えは起きませんでした。前回の半分以下の重量の荷物でしたから(笑)

三ノ沢岳：この付近の山の展望台のようなお山で、いい日に来れたと思います。

宝剣岳：みなさんのよくある撮影スポットに立ち寄ってみましたが、カメラマン不在で記念撮影なし。

将棋頭山：迷った挙句、撤退時刻を設定したうえで行ってみましたが、途中の濃ケ池は印象的なスポットで、もう少し季節が進んだらどんなに素敵なんだろう。
タイムリミットをクリアしての登頂できたのはよかったが、序盤ほとんど下りOR等高線通りのトレイルでは登頂という表現をするのはどうなのか…ここまで来ての木曾駒スルー！セコイDEATHねえ！

将棋頭山に関しては、桂小場から登り直す必要があるかもしれませんね。
登った挙句の濃ケ池。素敵なプランじゃないDEATHか！桂小場までのアシを確保したら検討しましょう♪

以上、東京中央銀行取締役　大和田　暁がお送りしました(笑)

コメント

yoshi119

髭がっ！！
いよいよ中央アルプス北部へ行かれましたか
天気にも恵まれたみたいだし、ハッピーそうなレコでしたよ。普段は激混みのロープウェイがあんなに空いてるとは驚きだなぁ。（今チャンスなのか？）
最北端の将棋頭山を効率よくも回ろうとしても結構な体力が必要そうですねぇ
目的達成のために名山をスルーするのは仕方がない事だと思いますよ。
南部まで数えたら９個もあるのか。。。アレを目標に掲げるんだとしたら、最初から攻略が必要そうですね
それよりもairdiverさんの顔に大きな変化があったのを私は見逃しませんでしたよ。
もう、そっちに眼が行っちゃってどうしようもないんですが
取締役の立場たるもの、無精髭は生やさないでいただきたい！ (笑)

airdiver

Re: 髭がっ！！
yoshiさん、こ・ん・ば・ん・は〜
そうなんですよ いやいや、これは無精ひげっぽくもちゃんとそれなりに手入れしてるんDEATHよ
5ミリシェイバーを使ってね
まあ、取締役なんでもっと品のある髭の生やし方もあるんでしょうけど

ロープウエイに関しては、朝の菅の台の駐車場では平日なのに結構な行列だったので、密は大丈夫なのかと思いましたが、お客さんをうまく間引いて乗車させていましたね。立ち乗りは原則なしのようDEATH。
ウン時間待ちなんてこれからでしょうね こんな世の中だから、多少人出はセーブされるかもしれないですけど…

以上、髭男爵でした(笑)

ぼっち🦍

いや〜楽しいレコです！
やっぱhige-diver・・・もといっ(笑)airdiverさんのレコ楽しいですね。
笑わせてもらい元気になりました！
標高差そんなにないのかな〜と思っていても、ここ意外とタフですよね。
胎内くぐりやお立ち台やら、私も行きたくなりました！
天気もよく、ハイマツで濡れることもなく羨ましいDEATH！

airdiver

Re: いや〜楽しいレコです！
ボッチ女史 こ・ん・ば・ん・は〜 髭壇蜜でございます(笑)
楽しんでいただけで嬉しいDEATHよ
お立ち台遊びも良いですが、もうじき紅葉の季節なんで、お池巡りもオススメDEATHよ
ロープウエイが混んだり、他の人のレコだと故障で運休したり大変だったみたいDEATHので、ボッチ女史ほどの脚であれば桂小場から主峰をグルっと周回してピストンってのも、いろいろな場面が楽しめて良いかもDEATHね
コメントありがとうございMATH