モジキ谷↑稲村・大日↓岩本谷 一周しました(^^)/

2020年09月15日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,191m
• 下り: 1,188m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:37
• 合計: 8:54

6:20 送水路取付
7:42 7:45 バリゴヤ谷分岐
9:01 9:04 大滝
11:03 11:04 稜線
11:09 11:25 稲村ヶ岳
11:39 11:42 大日山
11:48 11:49 キレット降下地点
13:31 13:34 泳いで突破ナメ滝釜淵
14:46 14:52 白倉林道 自転車デポ地
15:13 15:14 白倉橋
15:14 ゴール地点

天候

☀時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

〇モジキ谷は、沢ナビで2級　関西周辺の谷で2級　関西起点100で1級の（初級・中級）ランクとなっている沢ですが、滝を巻かずに直登しますと、それなりの危険性は十分に含んでいる沢です。距離は短いですが、標高差が千mありますので、体力もまぁまぁ要ります。
●モジキ谷の詰め辺りで、遭難者？と思われるテントやブーツ・ワカン・ザック・スコップ・テルモス…その他色んなモノが　散乱していました。基本　救助されてもモノは置いておきますが、冬ブーツまでもが有りましたので　就寝中に雪崩に襲われたのかもしれません。一応、散在していたものは少しまとめておきました。冬季にこんな急峻なルンゼでテントを張るなど、相当切羽詰まった状態だったのだと考えられます。
〇キレット下　シラヒゲソウが咲いていました。（よく探さないと分り難いですが、足場が悪い所なので深追いは禁物です。）
〇岩本谷は、モジキ谷と対照的な癒しの空間の沢です。森がとても豊かで綺麗です。下降時にロープを使用するような所は無いですが（ちょっとした飛び降り十数回しましたがっ）、下流部では結構濡れました。（一カ所　短い泳ぎ有り）
〇自転車デポ作戦は　功を奏しました。長ーい林道テクテクよりも　爽快ですっ(^^)/　

写真

9/14 16:52

前日（14日）、白倉林道岩本谷出合いに　チャリ（J2号）をデポしました。

9/14 17:48

モジキ谷出合いで　寝まーす。

9/15 6:26

入渓。　気温13℃…ちと　肌寒いですが　行ってきまーす(^^)/

9/15 6:30

このナメは　いつ見ても　感動します。

9/15 6:31

しばし、見とれていました。

9/15 6:38

まだ谷は、陽が届かずに薄暗いですが、いい色してますね。

9/15 6:41

膝まで浸かったら　プルプル　震えが来ましたっ(笑)

9/15 6:49

斜めバンド滝（勝手に命名）

9/15 6:50

この右斜めバンドを上がって行きます。

9/15 6:51

夏場は　絶好のWスライダーできますよ。でも、肌寒いので　へつりますぅ。

9/15 6:56

この淵も泳がずに左岸を巻いています。しかし　ほんとホレボレする色ですね。

9/15 6:58

少し体が温まってきましたので、積極的に入って行きます。

9/15 7:06

例年ですと、かなりのシャワーを浴びて直登は困難なのですが、水量少なめの本日はイケそうです。

9/15 7:09

最後のハングに　ちと手こずりました💦。

9/15 7:19

インチキ　滝修行。

9/15 7:21

小さく見えていた修行滝も　7m程の落差があります。右岸はテクニカル。左岸はイージに登れます。

9/15 7:25

左岸にトラロープがぶら下がった巻き道がありますが、右岸を直登したいと思います。

9/15 7:26

ルート取り。

9/15 7:27

上部は、ややヌメッていますが　思ったほど難しくはありませんでした。

9/15 7:28

もう、どんどん行きますっ(^^)/　腰辺りまで水に入り、そっからシャワクラですっ。

9/15 7:31

冷たかったですが、気持ちがよくなってきました。

9/15 7:39

ハングがキツイ様に見えますが、隙間を狙うとそれほどでもありません。

9/15 7:42

バリゴヤ谷との分岐点。

9/15 8:33

🍙の気持ち。

9/15 8:40

本日、緊急代用のダイソーの300円リュックなのですが、意外と入りますよー(^-^)。ただ、いつ破れて壊れるか？(-_-;)・・・。

9/15 8:55

この辺りは伏流になり、ボルダーが続きます。

9/15 8:55

今年は　大峰でも　渇水気味ですねー。このまま　上まで水なしかぁ？

9/15 9:01

どん！　モジキ大滝です。落差は18mらしいです。若い時は直登したのですが…老体の単独では墜落必至？ですので、一旦右手のルンゼに入って巻きます。

9/15 9:01

途中まで朽ちかけの怪しい残置ロープがありますが、その上がジュルジュルの土壁でやや悪いです。

9/15 9:17

左岸に架かる滝も　本日は涸れていました。

9/15 9:24

この辺り、少し鉄山ルンゼっぽいです。両岸が迫ってきました。

9/15 9:27

水量が多ければ、ちと登れない滝ですが、本日は巻かずにチャレンジします。

9/15 9:33

しかし、思ったよりも難度が高く、この緩んだ残置ハーケンに頼るしかありません。

9/15 9:33

確保してから、「えいやっ！」と　右足を大股に開いてグイっと上がります。

9/15 9:34

ふぅ。残置ハーケンに助けられましたっ(*´з`)

9/15 9:35

堕ちたら、あの岩でバキッ。。。ですから　この滝を直登する場合は、直ぐに取り出せる1m程のスリングを用意した方が無難です。

9/15 10:01

上部は小滝の連続です。

9/15 10:03

意外と滑らなくタワシの出番は、なかったです。

9/15 10:04

ただ、油断は禁物です。

9/15 10:07

あれ？こんなんあったけ？

9/15 10:08

でも、見た目より簡単でした。

9/15 10:21

今年は渇水状態で、シャワーを浴びずに進めます。

9/15 10:22

例年だとコレが、顔面に降り注ぐのですが、ゴーグルの出番も無しです。

9/15 10:31

？？？　なんでこんな所にテントの残骸が・・・付近一帯にテルモス・ポーチ・ザックなども　散乱していました。

9/15 10:32

まだ、何かあそこにあるようです。登って調べます。

9/15 10:35

冬ブーツ・ワカン・スコップ等・・・も。厳冬期にココまで来て、雪崩に巻き込まれたのでしょうか・・・合掌。いや、ヘリで救出されたことを願います。

9/15 10:39

角度が急激になってきました。

9/15 10:44

このチョックストーンが　いつも抜けられずに面倒な高巻を強いられてきました。（チームでならショルダーで抜けきれます）

9/15 10:49

流木を集めて、足場を高めます。よしっ(^^)/

9/15 10:51

あー・・・渾身の力を振り絞っても、ダメでしたぁ(*ノωノ)

9/15 10:54

仕方なく、面倒な高巻で抜けます。フェルト底では、ズルっと行きそうで要注意です。

9/15 10:57

ふぅ、アレを這い上がれば稜線です(^^)/

9/15 11:00

秘儀「四つん這いハイハイ」

9/15 11:03

やったぁ(^^)/　道との遭遇ですっ。

9/15 11:09

稲村山頂に着きました。高低差千mの沢登りは、老体には超きつーい(笑)　でも　出発は6:16でしたから、4時間台で登り切れたので、時間的に余裕が出ました。

9/15 11:11

金剛・葛城の向こうに、うっすらとホームの六甲が見えています。

9/15 11:12

山上ヶ岳に　山伏さんの団体が修行？しているのが見えました。

9/15 11:12

観音峰展望台が見えています。昨年の丁度今頃、ここでテン泊してDiamond稲村を見ていました。春・秋お彼岸の頃にDiamond稲村見えますよー(^^)/

9/15 11:14

あー、でも　疲れたなぁ。う？　セルフに偶然とモスラが写り込んでいました(^-^)

9/15 11:31

大日さん・・・登っとかないとモッタイナイか…。いや　しんどいからやめとくかぁ・・・。

9/15 11:39

で、結局は登っちゃいました。

9/15 11:41

リンドウなのか？キキョウなのか？違いがあんまり判りません(*´з`)　大日山頂に3兄弟。

9/15 11:41

登ってきたモジキ谷、そして　今から下りる岩本谷がはっきりと見えています。　岩本谷…意外と長いわっ💦

9/15 11:48

さて、大日キレットを降りま〜す。

9/15 11:50

キレットの隙間？に秋の空。

9/15 11:51

みつけましたよー(*^-^*)　シラヒゲソウ。花言葉は「愛情の絆」だそうです。

9/15 11:52

ちょっと旬は過ぎてるのかなぁ？

9/15 11:54

でも、まぁまぁ咲いていました。因みにモジキの詰めの岩壁には咲いていませんでした。

9/15 11:55

キレットの底から　秋の空。

9/15 12:52

去年登った光のトンネルを　今年は下ります。

9/15 13:08

しかし、岩本谷の森は　本当に癒されますね。

9/15 13:08

紅葉時は　もっと綺麗なんでしょうね。水に濡れても登って来たいものです(#^.^#)　

9/15 13:29

でたっ。下り時、こいつをどうして抜けきるか？　考えていました。

9/15 13:33

もう、面倒なので飛び込んで泳ぎましたっ(笑)　意外と気持ちよかったです(^^)/

9/15 13:38

一度濡れたら、後は平気？　どんどん飛び込んでますっ。

9/15 13:53

おやくそく　の「れっつリンボー」　意外と元気です。

9/15 13:59

あっ・・・楽しみにしていた「焼きリンゴの気持ち」がバラバラになってましたっ💦

9/15 14:14

もう、全身ずぶ濡れですので　「秋のWスライダー」を楽しんでしまいましたっ(*´з`)

9/15 14:33

おっ、一本橋。渡らずにいられない？

9/15 14:35

っと　っと　と・・・墜落の瞬間をカメラは捉えていました(笑)　思いっきり胸までドボンしましたっ(-_-;)

9/15 14:36

墜落の原因ですぅ。

9/15 14:41

いつもならこの滝で　修行なのですが、やはり水量がありませんねー。

9/15 14:46

ほい、昨日デポしていた　J2号くん。待たせたね。

9/15 14:47

ちと　しんどいコースでしたが　このお守りが　安心感を与えてくれました。　ありがとう(^^)/

9/15 14:57

すいすい。らくらく。

9/15 14:58

いやー、御手洗渓谷までずっと下りですから　快適です(^^)/　

9/15 15:14

いつも車で通っている白倉隧道。自転車で通るの初めてですが、ゆっくり通るといい感じのトンネルですねー。

9/15 15:22

ふぇー、トンネルからはずーっと上り坂っ　💦

9/15 15:29

でも、川迫渓谷のエメラルドグリーンをゆったりと観ることができ、楽しくもありました。（車では、じっくり見ることは無いですから）

9/15 15:42

はい、たっち。　無事到着(^^)/

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング 渓流シューズ タワシ

感想

jyunntarou

焦りました💦　滝登りではありません。・・・ザックがないのです。
ザックを忘れたのに気付いたのが、現地のモジキ谷に着いて、テントを張って夕ご飯を食べている時です(-_-;)

前夜泊ですので　自宅でパッキングをせずに　荷物をカゴに入れて　「まぁ現地でパッキングしたらええかぁ？」のサボり心が禍を招いてしまいましたっ。　中身はあるんですが、入れるザックを玄関に忘れてきてしまいましたっ（アホです）

で、どーする？
ポーチ一つでは、このコースでは無理やし・・・
「うん？、そーや　車に入れっぱなしの　ダイソーのピクニック用？300円リュックサックがあるやん。　それでイケるんちゃうか？」

ペラペラでいつ破れるか分からんリュックに、アクエリ3本　パン・🍙・行動食・ゴーグル・30mロープ・10m補助ロープ・雨具（上）貴重品入れポーチ・ティッシュ・タオル・ヘッデ・ゴーグルなどを詰め込んだら、パンパンになりましたが入りましたぁ(^^)/　　しかも　軽い！

いやー、コレ、クセになりそう(笑)

チョイとハードなコース取りだったのと、岩本谷で日没は避けたかったので、ややペースを上げた沢登り＆沢下りでしたが、その分時間に余裕が出て、大自然をまったりと堪能することもできました。
お隣同士の沢なのですが　タイプが違っていましたので飽きませんでした。
モジキ谷　滝登り　荒々しい
岩本谷　　癒しの森　まろやか

コメント

ringo-ya

これは疲れる❗
こんにちWAN🐶
いやぁ〜ハードな沢ですね。
地図見ただけで、私には「無理❗」と、分かります。
さすが、jyunntarouさん、体力ありますね〜😱

しかしっ、ザック忘れは強烈なインパクト💧ですね。
300円ザック、破れないで、無事に帰還出来て良かったです。
軽量化には貢献したみたいですね〜。
お疲れさまでした〜

jyunntarou

Re: これは疲れる❗
ringo-yaさん　こんばん🐶
最近、のぺーっとした山行が多かったので　ちと　気合を入れてみました(笑)
自分の力がどれくらい落ちているのか？
まぁ　体力はそないに落ちていませんでしたが　脳の力があかんですわっ💦
まさか　ミレーのザックを忘れて来るとは・・・
まぁ、若い時から　登山靴　ピッケル　アイゼン等　肝心なモノを忘れては、それに懲りずにまた　忘れてしまいます(-_-;)
冬山では忘れ物は致命傷になりますので、これからの季節気を付けたいと思います
あっ、でも　ダイソーザック　軽くて　結構らくちん？でした

bell-yama

お疲れさまです。
おそらく昨日稲村ヶ岳付近ですれ違いました。（私が登りでjyunntarou様が下り）
道幅の狭いところで私がどうぞ、っと言うとトラバースをヒョイって飛んで渡られていました。地下足袋？？何かのレスキューの方かなと思っていましたが、このような滝登り？をされている方だったんですね。写真全て見させて頂きましたが唖然・・です。凄い！

jyunntarou

Re: お疲れさまです。
bell-yamaさん　おはようございます。
登山は登り優先なので、こちらが止まらなければならないのですが、先に爽やかな笑顔で「どうぞ！」と道を譲っていただいたので　ご厚意に甘んじて　通らせていただきました。　ありがとうございました。(*^-^*)
大峰は「沢」がとても綺麗ですので　ついつい沢に入ってしまいます。なので滝も登っちゃうことになります
六甲や氷ノ山によく登りますので、また　出会える日を楽しみにしています

ゲスト

紅葉プラン
先生、こんにちは！
やっぱり大峰はアスレチックですよね！今期はモジキには行けませんでしたが来年はまた行ってみたいです！

僕も岩本谷を歩いていると本当に紅葉が綺麗そうで、またあのエメラルドな水面に浮かんだ葉っぱ🍁もきっと素晴らしいだろうなと秋の計画を練りながら歩いていましたよー。でもせっかくだし龍泉寺も入れたい、滝を見ながら遊歩道を降りるとして、白倉林道の上りは嫌だなぁとか色々と妄想が膨らんでおります😁

jyunntarou

Re: 紅葉プラン
akiras さん　こんばんは。
いやー、ちと　一日で沢2本のアスレチックは　結構キマシタ(笑)。翌日は、足じゃなく上腕二頭筋？の筋肉痛でしたよ
モジキは、大滝の高巻がちと悪い状態でした。上流はバンバン直登ですから結構楽しいですよ(^^)/　
あっ、遭難残留物　奈良県警に届けました。今年の1月に救助し、残留物は回収できない場所なので　そのまんまだそうです。
多分ミオス尾から稲村へ抜けようとしても岩壁に阻まれ、モジキ厳冬部のルンゼにトラバースしてきて何らかのアクシデントで、あんな所にテントを張ったかと思われます。　まぁ、生存されていてよかったです。

秋の沢は　いいですよー。　ちと　身支度しなくちゃ寒いですがっ。
錦織の大峰　楽しみですねー(^^)/