ステーキを食べに赤岳鉱泉、ついでに硫黄岳〜赤岳縦走

2020年09月20日(日) ~ 2020年09月22日(火)

• GPS: 17:07
• 距離: 30.1km
• 登り: 2,414m
• 下り: 2,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:02

距離 7.8km 登り 770m 下り 34m

7:33 美濃戸口
8:20 8:25 やまのこ村
8:29 8:30 赤岳山荘
8:35 8:37 美濃戸
9:23 9:33 堰堤広場
10:36 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 2:06
• 合計: 7:47

距離 9.6km 登り 1,115m 下り 1,032m

10:36 赤岳鉱泉
8:24 8:24 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:29 8:29 ジョウゴ沢
9:25 9:33 赤岩の頭
9:51 10:16 硫黄岳
10:31 10:38 硫黄岳山荘
11:07 11:07 台座ノ頭
11:30 11:32 横岳
11:39 11:39 横岳（無名峰）
11:47 11:49 三叉峰
11:57 12:34 石尊峰
12:38 12:41 鉾岳
12:51 13:02 日ノ岳
13:13 13:19 二十三夜峰
13:26 13:28 地蔵の頭
13:31 13:41 赤岳天望荘
14:06 14:07 赤岳頂上山荘
14:14 14:16 赤岳
14:19 14:19 竜頭峰分岐
14:27 14:28 キレット分岐
14:36 14:37 文三郎尾根分岐
14:53 15:02 中岳
15:11 15:12 中岳のコル
15:24 15:24 中岳のコル登山道水場
15:38 阿弥陀岳分岐
16:10 赤岳鉱泉

3日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 3:00
• 合計: 7:30

距離 12.7km 登り 572m 下り 1,282m

16:10 赤岳鉱泉
5:18 5:18 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
5:23 5:24 ジョウゴ沢
6:19 6:20 赤岩の頭
6:43 7:38 硫黄岳
7:51 7:52 赤岩の頭
8:29 8:29 ジョウゴ沢
8:33 8:33 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:38 10:20 赤岳鉱泉
11:04 11:12 堰堤広場
11:43 11:46 美濃戸山荘
11:49 11:59 美濃戸
12:00 12:00 美濃戸山荘
12:06 12:06 赤岳山荘
12:44 12:44 八ヶ岳山荘
12:45 ゴール地点

天候

1日目　午前は少し小雨　秋雨前線の影響が残ると言った感じ
2日目　晴れ　雨雲はないものの昼前から東側から雲がたくさん出てきて赤岳山頂付近がすぐ覆われていた。
3日目　晴れ　前日より雲も少なめのように感じた。

湿気が少なくなり、夏の装いだと少し肌寒いくらいで、行動中はうっすら汗をかいたかな？程度の暑さ。
テン場では冬の装いでも良さそう。
朝は山頂付近はうっすら霜が降りるくらいの寒さ。
フリース・ダウンを着てテントで眠ったが、湯たんぽは作ってもいいけどなくてもいいくらいの冷え込みだった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口バス停の駐車場利用(八ヶ岳山荘に料金支払い・1日につき500円)
フロントガラスに見えるように利用日数分の駐車券を置いておく方式で、駐車券はステッカーになっていて思い出に取っておける。柄は1種類？

車の場合、名古屋から3時間弱、諏訪南インターで降りて15分くらい。
2回くらい曲がるだけで着くシンプルな道のりなので、本数の少ないバスより車の方がメリットがかなり大きいと感じた。
駐車場は八ヶ岳山荘の所が1日500円。
その奥の1時間の徒歩移動が稼げる赤岳山荘の所の駐車場(駐車スペース)は1000円。ただしそこまでは未舗装なのでなかなかの悪路。

コース状況／危険箇所等

コースは全体的に乾いていました。
硫黄岳〜赤岳の縦走は時計回りに。
梯子など多数ありましたが、8割下りだったので、怖がりな人は逆時計回りの方がいいかも。
ただ時計回りの方が歩きやすそうだなと思いました。

写真

9/20 4:47

帰りに寄り道がしたいがために前日に急遽車でのアプローチに変更。
ほとんど寝てない状態で諏訪湖SAまで来た。
夜明け直前で日の出に照らされる諏訪湖を見たかったけど、駐車場の空きがあるのか不安なため出発。

9/20 5:21

諏訪南インターを降り目の前にぼんやりと見える八ヶ岳を見ながら15分くらい。美濃戸口への分岐。

9/20 5:24

5時過ぎで八ヶ岳山荘前の駐車場は半分以上空いていた。
良かったと安心して受付を済ませ、7時ごろまでうだうだしようと仮眠。

9/20 6:59

6時過ぎから一定間隔で車が増え始め満車ではないものの結構いっぱいに。

9/20 7:42

準備をして出発。
しばらく轍のできた砂利道を歩くと簡易的な橋が。
車が通るとものすごい音がしてびっくりする。

9/20 8:36

概ね予想通りの時間に赤岳山荘を通過。
霧雨〜小雨程度が降っていたため雨具を上下装備して出発。
めちゃ暑かった。

9/20 9:30

堰堤広場を過ぎて橋が現れる。
そこまではゆるい砂利道を延々と歩くと言った感じで、ここから拳大の石が転がってる山道になる。

9/20 9:42

階段は嫌なものだけど、私にとっては珍しいからちょっとテンション上がる。

9/20 9:46

足場をガチガチに組んだ橋。
いくつも渡る。

9/20 10:01

真ん中が削れて木がなくなってるから怖い。
このはしわたるべからず、ってやつ？
でも真ん中通る方が踏み抜きそうやん！
隅の木がしっかりしてる方を通るべきか、みんなが通ってるんだから真ん中を通るべきか、どっちが橋にとっては良いの？

9/20 10:15

水じゃなくて沢の下の土が赤い。

9/20 12:01

今日のザックは13キロ。
やっとこさ赤岳鉱泉に着いて昼食。
日替わり\800円　カレーがラーメンだった。

9/20 16:55

テント設営後仮眠と本を読みながらダラダラ過ごし、ご飯の用意ができたのを見計らって小屋へ。
このボリューム、やばい！

9/20 17:05

悪魔的うまさ。
固形燃料で野菜と肉に火を通して行くけど、燃え尽きるとちょうど野菜はクタクタになり、肉は赤い所がなくなるくらいの焼け具合。
それだと肉がちょっと固くなり始めたかな？くらいだったので、燃え尽きる少し前に食べると良さそう。
矯正中の歯でも噛み切れる、しっかり目のお肉はおいしかった！
サラダに添えられたブドウと梨が、これまた甘くてサイズもビッグでうまうま〜！

9/20 17:45

ご飯後に歯を磨いて〜とかして小屋前をうろうろしてるとみんながカメラ構え出した。
山が燃えていた。

9/20 17:46

西の空は光り輝いていた。

9/20 17:53

テント場はこんな感じの埋まり具合。
今日は天気がイマイチだったから余裕がある。
ただし平坦な場所はあまりなくって、昼には石が転がってる所か、斜めになった木の下しか空いていなかった。
あとどこまで張って良い範囲なのか判断が難しかったけど、結構みんな森の中に攻めていった場所に設営していて、そこまで行くもんなんだ！と感心。
場所取りは難しいと痛感！
経験を重ねなければ。

9/20 17:54

暗くなってくる。
フリースを着ていたけど、テントに戻るとダウンも着込む。

9/21 8:34

星はそんなに見れないからとさっさと就寝。
でも日頃の生活リズムのせいか早寝は出来ず10時過ぎまで寝付けなかったので、5時に出ようと思いつつ7時過ぎまで起きられなかった。
眠いし寒いし、1番の目的はステーキだったからいいじゃん、と言う怠け心との戦いに勝てるようにならなければ。

時計回りで縦走するつもりで硫黄岳に向かう。
道は普通の山道。
危険箇所はなし！

9/21 9:32

樹林帯を2時間くらい登ると阿弥陀岳や赤、横が見えるようになってくる。

9/21 9:37

きれいに作られたケルーン！

9/21 9:52

岩がゴロゴロしてるけど、硫黄だの山頂は広くて休める場所はたくさん。
360度見晴らしはいいけど、誰かさんのせいで出発が遅いから赤岳への稜線以外はガスってるし、向こうの山頂も雲かかってる！

9/21 9:54

9/21 10:07

風もなく、赤岳の方を向いて休む人が多かった。
この辺だとヘルメットは装備前の人ばかりだし、持っていない人の方が多い。

9/21 10:07

山の向こうは雲もくもくやん！
これ多分富士山見えないし、赤岳の稜線ドーン！もできないかもやん！

9/21 10:12

これから進む道。
危険箇所はまだまだなさそう。

9/21 10:13

爆裂火口って名前が、もうなんか好き。
爆裂火口を覗き込みたかったけど、ロープが張られていてフチにはいけない。
対岸は夏沢峠方面。

9/21 10:20

9/21 10:24

9/21 10:28

9/21 10:31

9/21 10:32

9/21 10:45

9/21 10:52

9/21 11:21

9/21 11:26

9/21 11:31

9/21 11:31

9/21 11:33

9/21 11:33

9/21 11:38

9/21 11:38

9/21 11:38

9/21 11:50

9/21 11:52

ガタついて少し怖い

9/21 12:02

9/21 12:12

9/21 12:30

9/21 12:30

9/21 12:35

9/21 12:39

9/21 12:43

9/21 12:45

9/21 12:46

9/21 12:52

9/21 12:59

9/21 13:05

9/21 13:05

9/21 13:10

9/21 13:10

9/21 13:11

9/21 13:12

9/21 13:16

9/21 13:16

9/21 13:18

9/21 13:18

9/21 13:23

9/21 13:26

9/21 13:27

9/21 13:31

9/21 13:44

9/21 13:44

9/21 13:44

9/21 13:52

9/21 13:52

9/21 14:06

9/21 14:06

9/21 14:09

9/21 14:09

9/21 14:12

9/21 14:12

9/21 14:13

9/21 14:15

9/21 14:36

9/21 14:49

9/21 14:51

9/21 14:57

9/21 14:59

9/21 15:02

9/21 15:12

9/21 15:12

9/21 15:13

9/21 15:14

9/21 15:18

9/21 15:26

9/21 15:38

9/21 15:44

9/21 15:46

9/21 15:48

9/21 15:50

9/21 15:50

9/21 15:51

9/21 15:56

9/21 17:32

9/21 17:45

9/21 17:48

9/21 17:53

9/21 19:56

9月中旬・20時頃　テントから南の空

中央で一番光ってるのが木星
その左上が土星
木星右下の台形に並んでるあたりがいて座
土星の左上に斜めに太いブーメラン型を作っているのがやぎ座
(多分。アストロアーツの全天星図を参考に)

9/21 19:57

何年か前からたまにしかチャレンジしなかったけど、ようやくまともに星空が撮れたよ！
超広角レンズが欲しくなる。

9/21 20:01

通路沿いで人もめっちゃ通るし、ちょっと小屋の明かりが眩しいけど、いい角度でテント張ったもんだと自画自賛。

9/21 20:08

9/22 5:37

9/22 6:11

9/22 6:13

9/22 6:25

9/22 6:27

9/22 6:27

9/22 6:32

9/22 6:32

9/22 6:53

9/22 7:24

9/22 7:28

9/22 7:31

9/22 7:32

9/22 7:32

9/22 7:36

9/22 7:37

9/22 7:39

9/22 7:50

9/22 11:44

9/22 11:48

よくあるカップから押出し式のソフトクリームだけど、ワッフルコーンだからヨシ！

9/22 11:55

よく見たら車

9/22 11:59

山荘内は静かだったけど、食事休憩している人はたくさんいた。

9/22 13:54

呑むように食べられるステーキ(1700円)
お肉の量がたっぷり！
日焼けした唇にご飯下に敷かれた濃い味のソースがしみる。
付け合わせのズッキーニがめちゃおいしかった！

9/22 14:30

八ヶ岳プリン 500円
カラメルソースが手作り感あるキュッと苦めなもので、超おいしい。

9/22 14:39

お風呂いただきました。
900円以上食事するとお風呂(700円)が割引になる。

9/22 14:55

立ち寄るために車で来たと言っても過言ではない、八ヶ岳美術館。
JAFの会員証提示で50円引き。
館内の写真は撮れなかったけど、ブロンズ像がたくさんでスケール感狂った。

9/22 15:50

外にも展示がたくさん。
ただし寒くってゆっくり見る余裕がなかった。

9/22 15:51

なんか面白そうなのが集まってたけど、誰かとツッコミながらの方が楽しそうだし、寒いので今日は退散！

9/22 15:51

お花もそこそこ咲いていたし、午前中の明るい時なら庭の散策もいいかも。

撮影機器：

E-PL3 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 8 Apple

感想

mine084

赤岳はおいしかったです。
ステーキを3日間で2回食べてしまったけどたくさん歩いたし帳消しでしょう。

ヘルメット推奨とのことだったので、かなり切り立った足場が片足分しかない痩せ尾根とか、高度感がすごい岩場を登るとかを想像していましたが、本や他の方の記録での写真より険しくないと感じました。
行く前にヘルメットの購入を悩み、結局これは危険だダメだと判断した時点で引き返す方針で、慎重に進んでいたのでちょっぴり拍子抜け。
もちろんあった方がいいに決まっていますが。
梯子や鎖場、岩登りは御在所の中道コースを楽しく登れる程度なら、十分行けると感じました。
山小屋を3つ経由するので休憩が取りやすく体力の調整がしやすかったです。

赤岳〜行者小屋までは中岳経由だったため、全体的に鎖や梯子が設置してある場所以外の傾斜はそれほど。
駆け下り気味でも膝がプルプルすることなく下山できました。

ところで以前は赤岳鉱泉でヘルメットレンタルしていたみたいですが、案の定今年はコロナの影響でやってない模様。
買う前にお試しで使えればラッキー程度に思っていたので、ちょっぴり残念。