槍ヶ岳【西鎌尾根〜飛騨沢周回】
- GPS
- 13:07
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,632m
- 下り
- 2,625m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:55
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:04
天候 | 1日目: 曇り 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高駐車場(P3)は午前2時到着で満車。 鍋平〜登山指導センター間の登山道は道幅も狭く急登箇所あり。下山後の鍋平駐車場までの登りは体力的にも精神的にもシンドいので、鍋平高原駅までのロープウェイ利用がおすすめ。(荷物券含めて片道500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高登山センター〜わさび平小屋 ほぼ平坦な林道歩きが続く。 ■わさび平小屋〜鏡平小屋 岩場の道が続くが急登も無く歩きやすい。 危険箇所無し。 ■鏡平山荘〜双六小屋 多少アップダウンあるが傾斜も緩やかで歩きやすい。 危険箇所無し。 ■双六小屋〜左俣乗越 アップダウン続く。道は明瞭で危険箇所も無し。 ■左俣乗越〜槍ヶ岳肩 岩場の登り、ガレ場の歩きあり。 鎖場が複数箇所あるも危険な感じはしない。 ■槍ヶ岳肩〜山頂 登りと下りのルート別れており、 ペンキマーク通り進めば問題無し。 岩場が濡れている時はスリップ注意。 ■飛騨乗越〜槍平 序盤はザレ場の下りが続く。 樹林帯に入ってからも傾斜があるので、 躓きによる転倒注意。 ■槍平〜白出沢 地震によるルート崩壊、迂回路あり。 ほぼ平坦な道が続く。 |
その他周辺情報 | ひらゆの森 日帰り入浴600円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
紅葉が気になるこの時期、昨年は北穂テン泊ピストンで涸沢の紅葉を堪能。今年も同じ山行を検討するも横尾〜涸沢間の擦れ違い渋滞に辟易としたのを思い出し計画変更。まだ静かに歩けそうな小池新道から西鎌尾根ルートでの槍ヶ岳を目指すことにした。8月に天候不順で断念しており、紅葉見がてらのリベンジで再度新穂高へ。
深夜2時半に登山者用駐車場に到着するもまたもや満車で鍋平駐車場に移動。2時間ほど仮眠して6時に登山センター前からスタート。初日は双六小屋テン場までの行程。高曇りですっきりしない天候ながら色付き始めた樹々の中を進み、順調にわさび平小屋、鏡平小屋を通過。涸沢の間近に迫る紅葉も見事だが弓折岳分岐から見る槍穂高の裾野に広がる緑、黄色、オレンジのグラデーションもなかなか。槍を右手に見ながら花見平を通過し、スタートから5時間ほどで双六小屋に到着。テント設営した後は双六岳にも登らず、ぼーっと鷲羽岳眺めたり昼寝したりのんびりと過ごす。
翌朝はまだ暗い中、槍に向けて午前5時スタート。樅沢岳の山頂付近からガスがかかり、明るくなっても周りは真っ白。硫黄乗越、左俣乗越と通過しても状況変わらず、「この真っ白な正面にドーンと槍が見えるんだろうな〜」などと考えながら黙々と歩く。千丈乗越辺りからは体が煽られるほどの強風で天候は好転の兆し無し。結局、山頂アタックして槍ヶ岳山荘に降りてきても視界は晴れず、山荘から目と鼻の先にある槍の穂先すら写真に撮れないガッカリな状態。滞在してても寒いだけなので諦めて飛騨沢から下山開始。標高を下げると2700m辺りで風もおさまり視界も晴れ、紅葉を愛でる余裕も出てきた。槍平辺りまではあと1週間ほどが見頃な感じ。今回は脚の状態も良くペース落ちずにスタートから8時間ほどで登山センター到着。初の西鎌尾根は少し残念な感じで終了。次回チャレンジはおそらく来年になりそうだが、反時計回りの【飛騨沢登り〜槍テン泊〜西鎌尾根下り】も挑戦してみたい。
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