大天井岳(大天荘小屋泊)
- GPS
- 12:02
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,014m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:38
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 6:26
天候 | 一日目 晴れ後あられ 強風 二日目 晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大天井岳から燕山荘まで積雪 燕山荘からは雪が腐ってました。 |
その他周辺情報 | 有明山荘 |
写真
感想
妻からGoToキャンペーンで燕山荘グループの山小屋を利用できるという事を聞き、この時期なら人も少なくて快適なはずだ!という事で3年ぶりに大天荘に小屋泊で行きました。
3年前は夏でしたが、2年前は同じ時期に日帰りで大天井岳まで行き素晴らしい槍穂の景色を堪能出来たので、ずっとまた行きたいと思っていました。
今回は天気の心配があり危険だと感じたら引き返す事を前提に登りました。久しぶりに目的地まで行けるか分からない登山でとても楽しかったです。
初日は天気予報では昼前頃から雪が降り始め、やがて吹雪になるとの予報でしたので、午前中には大天荘に到着する計画で登りました。燕山荘まで行くと予報通り風が強くとても寒さを感じましたが、引き返すほどではなかったので急ぎ大天荘を目指しました。
裏銀座方面からどんよりとした雲が近づいて来ていて、雪が降っているのも遠くから確認出来たので、緊張しながらの稜線歩きでした。
それでも途中すれ違った方からこの先に雷鳥がいるとの情報を教えていただき、驚かせないように静かにその場に行くと、教えてもらった通りいて、かなり白くなった雷鳥たちに会うことが出来ました。本当にありがとうございました!
8割くらい白くなった雷鳥は初めて見ました。さらに寒いからかみんな膨らんじっとしていてとても可愛いかったです。雷鳥ファンとして感無量でした。
その後、鎖場の手前あたりで雲がこちらまで来て視界が悪くなりあられが降り始めました。
その後、思ってたよりも積雪もなかったので大天荘までアイゼンを履かずに到着出来ました。
11:00前について山頂に行く予定もないので、その後は山荘を満喫できました。普段はなるべく登山の時間を長く取っているのですが、山荘で長く過ごすのもとても楽しかったです。山荘にあった雷鳥の本を一冊読めました笑
夕飯も普段と違い美味しくて温かいご飯と生ビールも注文してとても山とは思えない夕飯を楽しめました。
翌朝も予報では晴れるものの風はさらに強くなるとの事でしたので、ちゃんと帰れるか心配でしたが、当日防寒完全装備で山頂まで行くと、思ってたよりは風が強くなくて寒さも感じませんでした。
また、前夜の降雪のお陰で槍穂高方面と常念岳方面の絶景を楽しめました。本当に来て良かった!
その後、小屋へ戻って帰る準備をして外に出るといつの間にかガスが晴れていて、2年前に見た大天荘からの絶景を見ることが出来ました。やはり、自分は大天荘から見る槍ヶ岳が一番好きだということを改めて実感出来ました。降雪により燕岳と大天井岳の山容が変わっていてとても印象的でした。
そして、ふかふかの乾いた雪の稜線歩きを楽しみながら帰れました。燕山荘からは溶けてぐちゃぐちゃになった雪と水たまりでしたが…
天候が不安で土曜日の山行を諦めて日曜日に日帰りでとも考えましたが、本当に泊まりで行けてよかったです。とにかく楽しかった。3年前に初めて北アルプスに登って大天荘に泊まり山登りの楽しさを知って時を思い出した素晴らしい山行でした。
初めては友達と大天荘に泊まりで行き、2回目の泊まりは妻とでした。次は誰と行けるか今からすでに楽しみです。
初めての大天井岳!夫がスキスキ言っているのも少しわかった気がする、とてもよかった。
・槍ヶ岳
とにかくカッコ良く見える
槍ヶ岳から流れるように くの字 になっている尾根が3D感を出しており良い、槍を完璧に引き立てている。子槍も。
・大天荘
最高すぎる 高級リゾートホテル
いつもスラムな環境のテント泊しているのであまりの極上の環境に二度とテント泊できなくなってしまうかもしれないと思った、するけど
センスの良い小物や写真が並べられた売店、清潔感があり整備されたベッドや共有スペース、信じられない美味しさとボリュームの食事、ランプで照らされジャズが流れる夜の喫茶、手作りのケーキ、寒くないようあらゆる所へ置かれたストーブによりどこへ行ってもあたたかい室内……など…………あとかっこいい支配人さん…………など…………………
とにかく小屋の中にいるだけで楽しかった、小屋の素晴らしさに感動した、初めての小屋泊を大天荘で迎えられてよかった
きっと混む時期はむさくるしさがあるのだろうけど、空いていて、いい思いしかしなかった
夕方から夜にかけては、小屋にある神々の山嶺を途中まで読んだので、雪山への意識が急激に高まりました
・雪
雪景色、めちゃくちゃよかったーーーー!
これまで雪山に対して、行動面でも、景色の面でもあまり魅力を感じていなかったというか、辛さを超えてこなかったところがあるけど、今回は ああ、雪山っていいなあって、素直に思った、
のは、寒さがそれほど厳しくなく、体力的にも余裕があったことで心にも余裕が生まれたからなのかも…?とも思うけど、いずれにせよ初めて素直に雪山に感動できたことがなんだか嬉しかった 美しく、雄大で、素晴らしかった
もう少し雪山行ってみたいな、なんて気持ちが、初めて心の中に渦巻いた
(神々の山嶺に影響を受けたというのも、少し、ある)
・登山道
歩きやすくて、夏にも日帰りで行ってみたいな、行けそうだな、と思いました。日帰りで行った暁には、また、ナンカレー食べたい!!!
・ライチョウ
岩陰でじーっと身をかがめて休んでいた。かわいい!もっと白くなったライチョウ、見てみたい。
まとまりないですが、つかれてきたので、おわります。また行くぞー!
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