桂小場から木曽駒ヶ岳
- GPS
- 11:03
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,858m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:10
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:19
天候 | 3日晴れ後曇、2850mから上はホワイトアウト 4日2500mから上は曇り、下は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。下山に使った信大ルートは危険箇所は無いもののあまり踏まれておらず積もった落葉や木の根などで滑りやすかったです。また信大ルート下部の沢を徒渉してから一ヵ所登山道が崩落している所がありロープを頼りに越える所が少々危険でした。 |
その他周辺情報 | みはらしファームにある羽広温泉みはらしの湯¥500南アルプスの展望が最高です |
写真
感想
そろそろ正月に向けてトレーニング山行ということで前から気になっていた桂小場からの木曽駒ヶ岳に向かいました。緩い登りをぶどうの泉、野田場の水場と越え大樽小屋からは胸突八丁の苦しい登りが続きやっと胸突の頭で急登から解放されます。時折ガスったりしましたが天気は良く稜線に上がると将棊頭山がでかいです。稜線ルートも考えましたが今日中の登頂を考えているので将棊頭山は後回しです。西駒山荘の石室に着き要らない荷物を置いて山頂に向かいます。時間はすでに午後1時、のんびりはしてられません。稜線は雪も増え時々ズボっとはまったり風も強まり体力を奪われます。山頂直下の急登を登りきる頃には天気も悪くなりホワイトアウトになりました。標高は2850m、強い風と暗いホワイトアウトに恐怖を感じここで引き返そうかとも思いましたが山頂まではほぼ一直線なのでコンパスを合わせて向かいました。ホワイトアウトの山頂でしたが嬉しかったです。3度目の木曽駒ヶ岳、しかも11月ですが厳冬期に近い状況での登頂は達成感がありました。あとは小屋に戻るだけですが時間は午後3時45分、ルートを間違えないように慎重にかつ急いで下り、何とか日没ギリギリに戻れました。何とか見えているうちに小屋のすぐ下の水場に行きましたがしっかりと出ていました。明日は下りるだけなのでゆっくりとビールを飲みご飯を食べ8時頃ツェルトにくるまり寝ました。ツェルトが無かったらさぞかし寒いだろうな〜。夜中2回ほどトイレに起きましたがツェルト内が結露でビッチョリ!驚きました。小屋の入口の扉は真冬は雪で開かないこともあるそうでその時は3つある窓のどれかから入るよう言われましたがその3つとも凍ってて手では開きませんでした。ピッケルでも使って開けるのかな!翌朝は小屋を出ると辺りは真っ白け。昨日山頂行っちゃってほんとに良かったです。朝用の水を取りに行きましたが凍らずに良く出てると感心しました。しかしこの寒さでは凍るのも時間の問題でしょう。天気は荒れてましたがここからはほぼ樹林帯なので安心です。昨日より白く積もった雪道を下ります。下りは信大ルートを選択。信大ルートは迷いやすく控えて下さいとの看板がありました。分岐後笹被りの所もありましたが道は明瞭で利用者が少ないので落ち葉が積もって2〜3度滑りながら高度を下げ沢に出たところで徒渉。水量はまあまああるので徒渉点は少し上流側から。その後登山道崩落地点が1ヶ所。ロープを頼りに越えました。じきに林道に出ました。そういえば西駒山荘のすぐ上の将棊頭山に行けなかったのが少し悔やまれます。また次回のお楽しみに取っておきます。
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