帰ろうかとも思ったが雨がマシになってきたため気を取り直してスタート。今回もここから入ります。
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11/21 6:36
帰ろうかとも思ったが雨がマシになってきたため気を取り直してスタート。今回もここから入ります。
前回の双六岳のときとは中崎尾根を挟んで反対側の右俣林道を歩きます。
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11/21 6:40
前回の双六岳のときとは中崎尾根を挟んで反対側の右俣林道を歩きます。
黙々と歩いて穂高平小屋に到着。冬季閉鎖中。もちろん誰もいない。
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11/21 7:14
黙々と歩いて穂高平小屋に到着。冬季閉鎖中。もちろん誰もいない。
木々は完全に冬の様相。下に降り積もる落ち葉だけが秋の名残りを表しています。
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11/21 7:23
木々は完全に冬の様相。下に降り積もる落ち葉だけが秋の名残りを表しています。
白出沢手前の奥穂高岳登山道入口。今年は群発地震と大雨の影響で登ることはできないようです。
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11/21 7:44
白出沢手前の奥穂高岳登山道入口。今年は群発地震と大雨の影響で登ることはできないようです。
分かりやすい案内板
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11/21 7:44
分かりやすい案内板
白出沢渡渉。水が全くなく渡るのに支障はない。増水時は注意が必要。
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11/21 7:46
白出沢渡渉。水が全くなく渡るのに支障はない。増水時は注意が必要。
槍平小屋の案内。来年は7月7日OPENの予定。
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11/21 7:48
槍平小屋の案内。来年は7月7日OPENの予定。
チビ谷の手前にある緊急の避難穴。いざというときのために覚えておく必要がある。間違ってもおしっこやウンコをしてはなりません(^^;
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11/21 8:13
チビ谷の手前にある緊急の避難穴。いざというときのために覚えておく必要がある。間違ってもおしっこやウンコをしてはなりません(^^;
チビ谷渡渉。渡るのになんの支障もないが、増水時は注意が必要。
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11/21 8:14
チビ谷渡渉。渡るのになんの支障もないが、増水時は注意が必要。
滝谷手前の登山道に崩壊箇所あり。立派な迂回路が設けられてある。有り難い。
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11/21 8:23
滝谷手前の登山道に崩壊箇所あり。立派な迂回路が設けられてある。有り難い。
出ると噂の滝谷避難小屋。確かに不気味な雰囲気を醸し出しているが困れば使用するしかない。
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11/21 8:28
出ると噂の滝谷避難小屋。確かに不気味な雰囲気を醸し出しているが困れば使用するしかない。
滝谷渡渉。この木橋にうっすら積雪があったため、慎重に慎重に渡る。
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11/21 8:30
滝谷渡渉。この木橋にうっすら積雪があったため、慎重に慎重に渡る。
うっすらと雪が積もり始める。まさに今積もったという感じ。滑るので慎重に歩いていく。
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11/21 8:37
うっすらと雪が積もり始める。まさに今積もったという感じ。滑るので慎重に歩いていく。
槍平小屋に到着、ここで少し休憩。 今シーズンの営業はもちろん終了しているが、冬季小屋が利用可能。帰りにここを通過したときには何組かの方々が利用していた。これが無料なのだから実に有り難い。
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11/21 9:03
槍平小屋に到着、ここで少し休憩。 今シーズンの営業はもちろん終了しているが、冬季小屋が利用可能。帰りにここを通過したときには何組かの方々が利用していた。これが無料なのだから実に有り難い。
槍平から先、飛騨沢に近づいてくると、それまでのどんより小雪だったのが急速に晴れてくる。フラットだったテンションも急速に上がってくる*\0/*
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11/21 9:30
槍平から先、飛騨沢に近づいてくると、それまでのどんより小雪だったのが急速に晴れてくる。フラットだったテンションも急速に上がってくる*\0/*
雲がどんどん取れてきて急速に晴れ間が広がってくる。と同時に上空からはなにやらゴーゴーと不気味な音が聞こえてくる。風が相当吹いているようだ。
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11/21 9:30
雲がどんどん取れてきて急速に晴れ間が広がってくる。と同時に上空からはなにやらゴーゴーと不気味な音が聞こえてくる。風が相当吹いているようだ。
あっという間に上空は真っ青に! ゴーゴーという不気味な音もどんどん大きくなる。やがて訪れるであろう強風に備えねば。
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11/21 9:52
あっという間に上空は真っ青に! ゴーゴーという不気味な音もどんどん大きくなる。やがて訪れるであろう強風に備えねば。
穂高方面の雲も急速に取れてきた!
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11/21 9:54
穂高方面の雲も急速に取れてきた!
笠ヶ岳方面の雲も急速に取れてきて一気にその姿が露わになってくる。幻想的な風景に思わずスゲー!! と声に出してしまう!
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11/21 10:10
笠ヶ岳方面の雲も急速に取れてきて一気にその姿が露わになってくる。幻想的な風景に思わずスゲー!! と声に出してしまう!
千丈乗越分岐点に到着! ここでハードシェルを着込み身支度を整えてこれから襲ってくるであろう強風に備える。
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11/21 10:16
千丈乗越分岐点に到着! ここでハードシェルを着込み身支度を整えてこれから襲ってくるであろう強風に備える。
飛騨沢カールの上部の様子。強風で凄い雪煙が舞い上がる。これは相当覚悟しないといけない。身も心も引き締まる。同時になんだかワクワクしてきた!
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11/21 10:19
飛騨沢カールの上部の様子。強風で凄い雪煙が舞い上がる。これは相当覚悟しないといけない。身も心も引き締まる。同時になんだかワクワクしてきた!
西鎌尾根の様子。凄い強風で雪煙が舞い上がる。音も更に大きくなってきた!
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11/21 10:19
西鎌尾根の様子。凄い強風で雪煙が舞い上がる。音も更に大きくなってきた!
千丈乗越分岐からしばらく進んだ所から雪面が硬くなり、強風に襲われ始めたため、座り込んでアイゼンを装着! このとき上から1組のパーティーが。今回初めて人に会った(^^) 少し上部の様子を聞きスライド。写真は背後の笠ヶ岳方面と双六岳方面。絵になる風景。
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11/21 10:20
千丈乗越分岐からしばらく進んだ所から雪面が硬くなり、強風に襲われ始めたため、座り込んでアイゼンを装着! このとき上から1組のパーティーが。今回初めて人に会った(^^) 少し上部の様子を聞きスライド。写真は背後の笠ヶ岳方面と双六岳方面。絵になる風景。
この辺り前後では非常に強い風と雪煙に襲われ、写真を撮る余裕ナシ! 時折耐風姿勢をとってやり過ごさないと転倒してしまいそう! 長い急登の苦しさと相まって今回の正念場だった。
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11/21 11:20
この辺り前後では非常に強い風と雪煙に襲われ、写真を撮る余裕ナシ! 時折耐風姿勢をとってやり過ごさないと転倒してしまいそう! 長い急登の苦しさと相まって今回の正念場だった。
笠ヶ岳の全容が露わに! その後ろは雲海! 飛騨沢カールの所々ではつむじ風状の雪煙が! こんなのが次々と襲ってくる。
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11/21 11:23
笠ヶ岳の全容が露わに! その後ろは雲海! 飛騨沢カールの所々ではつむじ風状の雪煙が! こんなのが次々と襲ってくる。
飛騨乗越の手前まで来ると風で吹き飛ばされているのか、雪が少なくなってきた!
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11/21 11:27
飛騨乗越の手前まで来ると風で吹き飛ばされているのか、雪が少なくなってきた!
苦しみながらも飛騨乗越に到達! ここでようやく槍ヶ岳山頂の姿を捉えることができた! 感激!
2
11/21 11:35
苦しみながらも飛騨乗越に到達! ここでようやく槍ヶ岳山頂の姿を捉えることができた! 感激!
飛騨乗越から見る大喰岳のどっしりした山容! とにかく風が非常に強くて、カメラ(といってもスマホ^^;)を構えるのもひと苦労
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11/21 11:36
飛騨乗越から見る大喰岳のどっしりした山容! とにかく風が非常に強くて、カメラ(といってもスマホ^^;)を構えるのもひと苦労
三角錐が印象的な常念岳方面! 快晴!
1
11/21 11:36
三角錐が印象的な常念岳方面! 快晴!
もう少し頑張って登り、山荘が見えてきた! 槍ヶ岳の峻厳な山容、突き抜ける青空、槍ヶ岳山荘の鮮やかな赤とのコントラストが素晴らし過ぎる!
4
11/21 11:45
もう少し頑張って登り、山荘が見えてきた! 槍ヶ岳の峻厳な山容、突き抜ける青空、槍ヶ岳山荘の鮮やかな赤とのコントラストが素晴らし過ぎる!
槍の肩に到着! だ〜〜〜れも居ない独り占めの槍ヶ岳! 山荘前でランチにしようかと思ったが、せっかく誰もいないのだから山頂でランチをと思い、そのまま登頂へと向かう。強風でどうにもならなかったら山荘に戻ってランチにしよう!穂先への最後の登りは一部固まった雪があるものの、ハシゴも鎖もしっかり出ていて問題なく通過! 下から見てチェーンアイゼンで十分と判断したが、不測の事態に備えて12本爪とピッケルを携えて最後の登りに取り掛かる。
2
11/21 11:52
槍の肩に到着! だ〜〜〜れも居ない独り占めの槍ヶ岳! 山荘前でランチにしようかと思ったが、せっかく誰もいないのだから山頂でランチをと思い、そのまま登頂へと向かう。強風でどうにもならなかったら山荘に戻ってランチにしよう!穂先への最後の登りは一部固まった雪があるものの、ハシゴも鎖もしっかり出ていて問題なく通過! 下から見てチェーンアイゼンで十分と判断したが、不測の事態に備えて12本爪とピッケルを携えて最後の登りに取り掛かる。
最後のハシゴを登り切り槍ヶ岳山頂に到着! 写真では伝わらないが凄まじい強風でヤバかった。直立ができないほどの風で風速計で計測したところ最大で28m/sであった。ここでのランチはどうしようかと思ったが、ハイシーズンでは絶対できないことなので岩で風を遮りながら優雅?にランチタイム!
6
11/21 12:16
最後のハシゴを登り切り槍ヶ岳山頂に到着! 写真では伝わらないが凄まじい強風でヤバかった。直立ができないほどの風で風速計で計測したところ最大で28m/sであった。ここでのランチはどうしようかと思ったが、ハイシーズンでは絶対できないことなので岩で風を遮りながら優雅?にランチタイム!
優雅なランチタイムの内容はモンベルのサーモンチーズリゾッタ! この風ではストーブで湯を沸かすなど出来るわけないので準備してきたサーモスの熱湯でかんたん調理。この絶景で食べるものは何を食べてもうまいに決まってるが、かんたん調理で軽くて美味いモンベルのリゾッタシリーズはカナリおすすめです。西鎌尾根の様子。
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11/21 12:16
優雅なランチタイムの内容はモンベルのサーモンチーズリゾッタ! この風ではストーブで湯を沸かすなど出来るわけないので準備してきたサーモスの熱湯でかんたん調理。この絶景で食べるものは何を食べてもうまいに決まってるが、かんたん調理で軽くて美味いモンベルのリゾッタシリーズはカナリおすすめです。西鎌尾根の様子。
北鎌尾根に映り込む槍の影。その後ろには赤茶けた硫黄尾根、その後には野口五郎さん、その奥には立山と剱、更に奥には鹿島槍などの後立山の山々
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11/21 12:17
北鎌尾根に映り込む槍の影。その後ろには赤茶けた硫黄尾根、その後には野口五郎さん、その奥には立山と剱、更に奥には鹿島槍などの後立山の山々
常念岳、西岳、大天井岳など。空気が澄んでて素晴らし過ぎる!
1
11/21 12:17
常念岳、西岳、大天井岳など。空気が澄んでて素晴らし過ぎる!
雪を纏った穂高連峰全部! ギザギザの前穂高が特に印象的! こんな絶景ハイシーズンでは絶対見られない。
3
11/21 12:17
雪を纏った穂高連峰全部! ギザギザの前穂高が特に印象的! こんな絶景ハイシーズンでは絶対見られない。
圧倒的存在感の笠ヶ岳! そのはるか西方には雲の上に浮かぶ白山・別山!
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11/21 12:17
圧倒的存在感の笠ヶ岳! そのはるか西方には雲の上に浮かぶ白山・別山!
前回登った双六岳や黒部五郎さんなど、!そして雲海!
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11/21 12:18
前回登った双六岳や黒部五郎さんなど、!そして雲海!
黒部源流の山々!手前に鷲羽岳、右に水晶岳、奥真ん中に薬師岳がドーンと
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11/21 12:18
黒部源流の山々!手前に鷲羽岳、右に水晶岳、奥真ん中に薬師岳がドーンと
左手前に野口五郎さん、奥には真っ白な立山連峰、右手前に針ノ木岳、奥には朝日岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳など
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11/21 12:18
左手前に野口五郎さん、奥には真っ白な立山連峰、右手前に針ノ木岳、奥には朝日岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳など
手前から西穂高岳、右手前に焼岳、奥真ん中に乗鞍岳、その奥には御嶽山
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11/21 12:18
手前から西穂高岳、右手前に焼岳、奥真ん中に乗鞍岳、その奥には御嶽山
富士山と八ヶ岳連峰。いつまでも居たいけど帰りの時間もあるし、さすがに体が冷えて来たので45分の贅沢な時間を終了し、下山にかかることに。
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11/21 12:47
富士山と八ヶ岳連峰。いつまでも居たいけど帰りの時間もあるし、さすがに体が冷えて来たので45分の贅沢な時間を終了し、下山にかかることに。
帰りの飛騨沢カールは雪が若干緩んできたので終始チェーンアイゼンで軽快に降れた。しかも行きで見ることのできなかった穂高連峰の景色を見ながら楽しく降れた。
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11/21 14:36
帰りの飛騨沢カールは雪が若干緩んできたので終始チェーンアイゼンで軽快に降れた。しかも行きで見ることのできなかった穂高連峰の景色を見ながら楽しく降れた。
滝谷渡渉点から見る北穂高滝谷ドーム。ここからは急速にガスに包まれ穂高連峰は見納めとなった。今年はおそらく最後になるこの風景。名残惜しく感じる。さらば北アルプスの山々!また会う日まで!
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11/21 14:54
滝谷渡渉点から見る北穂高滝谷ドーム。ここからは急速にガスに包まれ穂高連峰は見納めとなった。今年はおそらく最後になるこの風景。名残惜しく感じる。さらば北アルプスの山々!また会う日まで!
暗くなる前に無事戻ることができた。あとは安全運転で帰るのみ! 完
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11/21 16:20
暗くなる前に無事戻ることができた。あとは安全運転で帰るのみ! 完
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