宍粟50名山5山周回コース 快晴の千町ヶ峰、段ヶ峰、杉山、笠杉山、大段山
- GPS
- 07:56
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
天候 | 快晴 見通し良好 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中国道山崎IC−国道29号−県道6号−百千家満(オチヤマ)−千町 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千町ヶ峰から山上庭園までの巾の広い尾根には雪が残っている。特に杉山から山上庭園までは8割ぐらい雪道 朝の気温が低かったので固く締まって歩き易い 晴れて見通しも良かった 雪の氷ノ山の眺めを堪能できた コンビニは29号線沿いに数軒あり 下山後にまほろばの湯に立ち寄り湯 600円 露天風呂もありきれいです |
写真
感想
3月になって暖かい日が多くなり県北のスキー場も閉鎖されるところが多くなってきた。そろそろ1000mの山も雪が少なくなって登れる季節かなと思っていたところで金曜日は暖かくなって風も無く絶好の登山日和の天気予報 さらに車もハイブリッドに乗り換えたのでちょっと遠出して宍粟市の奥の山へ出かけた。
ヤマレコを見ていると宍粟市一宮町千町にある宍粟50名山5山(千町ヶ峰、段ヶ峰、杉山、笠杉山、大段山)が1日で登れそうだったので朝5:30に家を出て宍粟市奥地へ出発した。
登山口の千町集落が標高600m以上あるのでたいして苦労せずに1000mまで登れるはず
千町のこぶしの里キャンプ場に着いたのが7時すぎ 天気は思った通り最高 かなり冷え込んでいるが汗かきの自分にはちょうどいい感じ。 橋を渡って千町ヶ峰に向かって登山開始。
キャンプ場は5年前の水害で閉鎖されて荒れた感じ。キャンプ場を抜けるまで少し迷う。10分位で荒れた林道に出ると道標もあって沢沿いに眺望の無い杉の植林の中をひたすら登る。1時間近く登ると自然林に変わって明るくなり背後に大段山が見えてくる。松の点在する笹原に出ると弘法の池と山頂への道標がる。弘法の池はすぐ近く。山頂までも10分ぐらい 山頂からは西方面の眺めが印象的。雪をかぶった氷ノ山から三室山、後山の稜線がくっきり見える。360度山が見渡せるが他の山には雪は見当たらず氷ノ山方面の雪山が際立って目立つ。今日は黄砂もPM2.5も関係ないみたい。
ここから段ヶ峰登山口へ一旦林道へ下る。気温が低いので雪も霜柱も解けていないが気温が上がると滑り易そうな道を下る 林道は日陰部分にアイスバーンになっている箇所があった。ナビでは生野からこの林道を千町峠を超えるように案内されたが通らなくて良かった。
段ヶ峰からは千町ヶ峰以上の展望だった。広い稜線と景色を独り占めして至福の一服
次に杉山 快晴微風の広い笹原の山頂で氷ノ山を眺めながら昼ごはん。良い山なので杉山という名前についてははなんとかならんかと思ってしまう。もうちょったましな名前をつけてあげて欲しい。せめて丸山とか平が峰だった方がいい。 山名の由来が解らないしまったく似合わないと思う。
さらに残雪の多い山上庭園と言われる広い尾根を歩く。道は8割以上雪の下で踏み跡も無いので赤テープ探して直進をくりかえしながら進む 平坦で雪も締まっているのでアイゼンもスノーシューも不要
下りにかかる雪は無くなる 左に総合作業所の案内があるが地図に無いところを案内されても困るので普通に笠杉山を目指す (総合作業所へ向かって下るとくじら石や岩塊流を通って新しい林道に出たと思う そこで右に林道を進むと峠のすぐそばに着いたはず)
お地蔵さんのある峠から30分弱 今までと違った登山道らしい道を登って笠杉山に到着 山頂の木立は伐採されており氷ノ山方面の眺めが良い 標高も少し低く今まで十分堪能した眺めなので感動は弱い 段ヶ峰は杉山の影になって見えない まだ12:30で時間があるので次の大段山に登るつもりで下山する
峠のそばの林道に出て左右どちらに行っていいのか迷う どちらも登っているようなので最初左に歩く登りが続いてどうもおかしいし地図を見ると右に行った方が集落に近づくはずなので右に進むとすぐに登ってくる道を発見 下っていくと昔からの林道の笠杉山登山口に出る そこからは迷うところもなく千町集落へ林道を歩く
集落に出ると大段山が見える 標高差は300mで体力的に大丈夫そうなので最後のトレーニングのつもりで登ることに決めた
上千町集落の登山口(宍粟50名山は、どの山も登山口と山頂の道標が統一されて立派に設置してある)からさすがに足が重くなっているので休みながら登る。50分かかってやっと山頂到着。山頂から今日登った山を眺めるのを期待していたがいい感じの松林で眺望は今一つだった。
最後はこぶしの里を目指して松と灌木の急斜面を下山。ここまで一度もこけずに歩けたし足もかなり疲れてきたので慎重に下っていく。
最高の天気と眺望だったが、今日も誰にも会わなかった。駐車場にもあと1台停まっているだけだった。
帰りに一宮のまほろばの湯(600円)で立ち寄り湯 売店で買ったおばあちゃんの手作りおはぎがおいしかった 道の駅一宮でもおみやげを買って6:00に帰宅
播州の山はどこも鹿の食害が深刻みたいだ。低木として馬酔木しか残っていないところばかりで、山頂平原の笹も鹿に食べられたのかすごく短くなっているのが気になる。 暖かくなったらちゃんと伸びてくるのだろうか。
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