上日川峠から大菩薩峠─大菩薩嶺周遊
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- GPS
- 03:23
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 543m
- 下り
- 535m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
上日川峠から大菩薩峠まではクルマも通れる道幅がある立派な道。その先も迷いようが無いくらいの道が続く。 |
その他周辺情報 | 道の駅甲斐大和のコモのパンの自動販売機で、カレーパンを購入。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ショートスパッツ
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感想
弟子(妻)との月例ハイクの2020年12月分は、日本百名山の大菩薩嶺に行くことになった。私は1991年のG.W.に裂石からの周遊(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2804732.html)、2004年1月に湯の沢峠からの縦走(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2804540.html)で過去2回大菩薩に来てる(弟子は、初大菩薩)。しかしながら3回目となる今回は、ポッポ(中3)とリンちゃん(中1)に留守番させる以上、日帰りでしかも夕御飯前に帰宅しなければならないとの縛りや、富山からクルマで往復10時間かかるという地理上の問題から上日川峠からの周遊にせざるを得なかった。
上日川峠へのアクセスについては道路情報の確認を怠っていたため、12月8日をもって裂石からの車道はすでに冬季閉鎖に入ってることを弟子に教えられてようやく知る始末で(苦笑)、日川沿いの山梨県道218号を利用するしかなかった。
当日は2:20起床で、3時に『キャラメルハウス』(自宅)を出発。安房トンネル経由で松本I.C.に出て、中央道で勝沼I.C.へ。事前の天気予報はさほど芳しくなく、甲府盆地を高速で走ってる時に見えた富士山も「笠富士」でぼんやりとしか見えておらず、展望については半ば諦めてた。勝沼I.C.からトイレ休憩のため道の駅甲斐大和に立ち寄ってから山梨県道218号へ。17年前に道の駅甲斐大和から裂石まで縦走したけど、その時に歩いた道はあっという間にクルマで通過し、焼山分岐を過ぎてからは自身初めてとなる道に入る。ハイシーズンだとあっという間に満車になるという上日川峠の駐車場も、オフシーズンの今なら8時までに着けば空きがあるハズ…という読みから逆算しての3時出発だけど、狙いは当たって難なくクルマを入れることが出来た。7:48より登山開始。上日川峠の登山口では地元のお巡りさんが遭難防止を呼びかけるポケットティッシュを配ってた。
上日川峠から福ちゃん荘までは車道と登山道が並走してるけど、車道のほうを歩いて福ちゃん荘へ。さらに車道を往き、富士見山荘で旧道を見送り、さらに車道を行くと勝縁荘に出た。ここまではしっかりした車道で、さらに4WD車なら走れそうな幅広の道を往くと呆気なく介山荘がみえてきた(苦笑)。大菩薩峠には8:57に到着。
中央道でみた展望からあまり期待はしていなかったけど、天気が回復途上にあるためか、意外に展望がイイ。富士や南アルプスの高峰の頂に雲がかかってるのが残念だけど、甲府盆地や御坂山地、大菩薩湖などの眺望が得られた。
大菩薩峠から大菩薩嶺への縦走にかかる。雷岩までは展望を遮るものが無いので、楽しく歩けた。日本百名山で人気の山なのに意外に登山者が少なかったけど、雷岩で唐松尾根コースと合流した途端、一気に登山者が増えた(苦笑)。雷岩からは樹林帯で展望がなく、自身3回目の大菩薩嶺頂上もやっぱり展望が無いままだった(苦笑)。
大菩薩嶺の頂上は林のなかで展望もなく、日陰で寒いため、雷岩まで戻って休憩。休んでる間もじゃんじゃん登山者が登ってくる(苦笑)。下りは雷岩から唐松尾根コースに入る。大菩薩峠を廻るコースより傾斜はあるものの歩きやすいコース、素晴らしい展望、クマも出て来なそうな人出(笑)に弟子は「いい山や〜」と感激しきり。「ポッポとリンちゃんと4人でファミリーハイクしてた時期に来ておくべきだった〜」との後悔も出た。私としては隠し球的に残してたんだけど…(苦笑)。30分余りで福ちゃん荘に出て、一周完了。あとは車道で上日川峠に戻り、6時間かけて富山に帰った(帰宅は17:20)。
全般的に歩きやすいコースで、展望も素晴らしい。山小屋も数カ所にあり、トイレの心配もさほど無い。登山を始めたばかりのかたや子連れのかたにピッタリです。
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