■モンスターたちの宴の跡【西吾妻山】雪山納め
- GPS
- 05:06
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 644m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 無風快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
土日祝年末年始等は一台1000円。 ゴンドラは登りで500円券×2枚、下りで1枚必要。 第四リフトは500円券×1枚。下りでは利用不可。(いずれも大人1人の場合) 2人以上なら窓口のお姉さんに相談してお得な回数券等を利用しましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 危険箇所も特にありませんが、踏み抜きで足を痛めることもあるので注意。 山頂部分は天候によってはホワイトアウトで方角がわからなくなる可能性はあるな〜と思いました。 |
写真
感想
今季、天候が悪くて東北へ行けてません。
そしてまだまだ雪山に未練いっぱい。
有給休暇もまだ残ってる。
ということで天気がいい金曜日に東北へgo!
日本百名山でまだ登っていない西吾妻山に登ります。
西吾妻山と言えば樹氷群。
でもこの陽気でもう全部融けてる可能性大。
それでもいいや〜。
今季最後になるかもしれない雪山を楽しむために向かいました。
今回の出発地点はグランデコスキー場。
8時半のゴンドラの時間に間に合うように横浜を出発。
ここ最近の陽気で福島の道路ももうノーマルタイヤで大丈夫かとは思いましたが、
念の為に最後のスタッドレス車を借りて行きました。
もう少しでグランデコというところのトンネルを出たところでまさかのスリップ。
うぎゃぁ〜っ。。。ヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
左に右にと滑りまくり。
油断しました。
それでもなんとか左右の雪の壁にぶつかることなく体勢立て直し成功。
これがノーマルタイヤだったら、、、確実に今回の山行はここで終わってたかも。。。(´Д`)
7時半頃グラデコに無事到着。
周りはみ〜んなスキーヤーかボーダー。
登山客は我々以外ゼロだな。
そして西吾妻山方面を見るともう樹氷は終わってる雰囲気ありあり。
もう山がほとんど白くないし。。。
テンション↓
だけど、雪山には変わりない。
今季最後の雪山を思う存分楽しもう。
西吾妻山の登山口までは ゴンドラと第四リフトを利用する。
ゴンドラの運行開始時間は8時半だが、リフトは9時。
少し時間差があるので8時半に駐車場を出発。
チケット売り場でコンドラ分(往復)と第四リフト分(往路のみ)計4枚×500円×2人分を購入しようとすると売り場のお姉さんが7回券(3200円)+1回券を奨めてくれたので計3700円で済む。300円得した♪
ゴンドラに乗込んで標高1,010mから標高1,390mまで上がる。
ゴンドラを降りると少し右に下って第四リフトのりばへ。
今日も予報どおり快晴。
青空に飛行機雲が飛び交ってる。
第四リフトに乗って標高1,590m地点へ。
ここから西大顛(標高1,982m)と西吾妻山(標高2,035m)へと登る。
今回はピッケルはお留守番。
アイゼンのみ装着。
登山口がよくわからないのでなんとなく〜の場所から出発。
トレースはスキーやスノーシューの跡がもうほとんどわからないぐらいのがあるぐらい。
でも途中でやっと赤テープを見つけて正しいルートだと確信安心。
とにかく上に向かって歩けば大丈夫。
今日はピーカン。
そして無風。
なのですぐに暑くなる。
登るにつれて背後にはかっこいい磐梯山がハッキリ見えてくる。
雪の上にはかわいい足跡も色々。
鳥やシカ等はすぐにわかるのだけど、1つわからないもの発見。
シカじゃない。
なんだろう。
一瞬 熊を思い浮かべてしまう。
でも熊にしては小さいよね〜。
と思いつつも暖かいからそろそろ冬眠から覚めてくるんだろうか。。。
という不安が過ったので熊鈴を一応鳴らしながら登ることにする。
だって我々以外誰もいないしーっ。(´Д`;)
もし熊に出くわしたらどうしよう。
冬眠明けだったらお腹空いてるだろうな〜。。。
ピッケルという武器も今日は無いし。。。
いざとなったらどう逃げたらいいんだろ〜?
なんてことを色々と考えながら登ってた私。
そうこうしてるうちに右手に西吾妻山が見えてきました。
うむ。。。
やはりモンスターは完全にお帰りになった模様。
確定。
仕方ないよね。
今日はピークハントとヒップそりを存分に楽しむことにしよう。
どんどん登ると凸ってるのが見えてきた。
あれが西大顛かな〜。
近づくにつれて急登になってくる。
キツイ〜。暑い〜。
けど帰りにここを滑り下りと思うと楽しみ〜♪
そして凸ってた頂に着くとそれが西大顛ではないことを知ってしまう。
まだまだ先に見えてるのが西大顛だよ〜。
思ってたより遠いな〜。
こう見ると西吾妻山までもまだまだ距離があります。
そして西大顛到着。
標識は無いけれど三角点はあり。
ここからは真っ白な飯豊連峰が綺麗に見えます。
そして半分融けかかったモンスターの無残な姿も。。。
ここから一旦下り。
なのでヒップそりの出番です。
思ってたよりよぉーく滑りましたw
ブレーキ代わりのピッケル持ってくれば良かったと思うほど。
滑り終えて後は西吾妻山山頂に向けて登り返し。
ここからは踏み抜き注意。
油断するとズボっとハマってしまいます。
山頂に近付くにつれて、、、白い塊たちが見えてくる。
おやおや。。。
モンスターちょこっと残ってるのかな?
北側のモンスターたちが少し残ってました。
蔵王のに比べると小ぶりちゃんたちですね〜。
さて、山頂は。。。どこだ?
と探していると反対側から1人のおじさまがスキーで登ってきました。
今日やっと会えた登山者第一号っ。
もう樹氷も終わりだね〜。
今年は春が早いよ。蔵王ももう終わってる。
どこから登って来たの?
などなど少しお喋りしました。
山頂とわかるものを探しますが見つかりません。
そういえば無雪期は木に囲まれて展望がきかない山頂だったかも。
山頂標識はこの雪の下か。。。
GPSを頼りに歩きまわってみましたが、よくわからないまま。
とりあえず一番背の高い木があるところで写真を撮りました。
飯豊連峰をバックに!
これって積雪期ならではのロケーションですね〜。
(帰宅後GPSで歩いた軌跡を確認したら、ちゃんと山頂は踏んでるようです。)
あんなに暑かったのに山頂にいるとやはり冷えてきます。
帰ろう。
ヒップそりで滑れるところは滑り下りる。
帰りに無人の西吾妻山小屋にちょっと寄ってみました。
積雪期は二階から出入りするようになってます。
すでに一階部分の雪も無く、入口に雪が流れ込んで半分開いてました。
西大顛に向かって歩きます。
気温が上がってきたので踏み抜き注意。
落とし穴があちこちにあるようで怖い〜。。。
何度か踏み抜きました。
西大顛への登り返しが嫌だ。。。
左にトラバースしようかなぁとも思いましたが、危ないかな?
誰かがトラバースした痕跡は見えるのだけど、やっぱりやめて西大顛まできっちり登りました。
朝登った時には無かった人の足跡が2人分。
樹氷群が終わってるのを見て西大顛で引き返したのかな。
近くまで行けばちょっとだけ残ってたよ〜。
そこから先は滑れるところはヒップそりで滑って下りてきました。
でももう雪も融けつつあって思うようには滑れず。
朝の状態ならもっと滑れたのになぁ。。。
春なんだなぁ〜と実感。
第四リフトまで帰って来て、そこから下のゴンドラのりばまで徒歩でゲレンデを下ります。
う〜、、、スキーで滑りたい。。。
気持ちいいだろうな〜。。。
滑りたい滑りたい〜。
ゴンドラのりばまでは基本ゲレンデの左端を歩きますが、
途中からゲレンデを逸れて左側の木が茂っているところを歩かないと
ゴンドラのりばから遠ざかってしまうので注意しましょう。
14時過ぎにゴンドラのりばに到着。
レストランがあるので何か食べようと立ち寄りましたが、
平日はつまみ系しかやってないとのことで断念しました。
そこからはゴンドラに乗って楽々下山。
今季の雪山登山終了。。。かな。
mizutamariさん、yukidamariさん、こんばんは。
素晴らしい天気の日に登られたんですね
どこまでも見えすぎるくらい見渡せますね
13枚目の「向こうに見えるのは、、、なんでしょうか。。。」が気になって調べてみました。
左から燧ケ岳、会津駒、平ガ岳、中ノ岳、越後駒、浅草岳、妙高山、火打山、守門岳かな?
多分・・・
燧ケ岳と会津駒は間違いないと思うんですが、
妙高山と火打山が、こんなにハッキリ見えるのかが疑問です。
『福島の山々』というサイトがあって、
福島県内の主な山の山頂パノラマシミュレーションが見れるんですが、
残念ながら西大巓は無いんです
これは、西吾妻山の山頂パノラマシミュレーションです。参考までどうぞ。
http://yamayama.jp/nazuma/ps_nazuma.xml
結構このサイト重宝しますよ。見ても細かすぎてわからない事もありますが
19枚目の写真はカモシカですね。
カモシカの足跡が2つ重なってるみたいです。
それでは、また
はじめまして、コメントありがとうございます。^^
西吾妻山から帰宅後、風邪で臥せっていて返事遅れました。
カモシカの足跡なんですね〜。
良かった〜。
ゴンドラからもカモシカ探したのですが姿が無かったのでここにはいないのかな?なんて思ってました。
あと山の名前。。。
元気であればいつもどおりカシミールで調べて載せるのですが、今回はまだ体調が悪くて無理みたいです。
ありがとうございます。
回復したらゆっくりと見てみたいと思います。^^
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