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Yamareco

記録ID: 281275
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

痛恨のコースミス!ガスガス甲武信ヶ岳(戸渡尾根)

2013年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:48
距離
17.6km
登り
1,842m
下り
1,817m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:35 駐車場
5:45 登山指導所
(ここから林道へ入ってしまい約40分さまよう。)
6:25 近丸新道登山口へ戻る
7:03 ヌク沢渡渉点
(途中休憩2分)
8:00 戸渡尾根分岐
9:27 木賊山(撮影1分)
9:47 甲武信小屋
10:00 甲武信ヶ岳山頂(休憩撮影4分)
10:14 甲武信小屋(休憩3分)
(途中撮影3分)
10:46 奥秩父縦走路分岐
(途中撮影2分)
11:47 徳ちゃん新道分岐(休憩2分)
12:50 西沢山荘
13:00 駐車場
(昼食)
天候 小雨〜曇り(上の方はガスガス)
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅3:15
道の駅みとみ4:45
駐車場は無料、水洗トイレ奇麗(ペーパー有り)
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
近丸新道は最初の方のトラバ−スでザレて崩落気味の箇所が数カ所あり。トラロープが張ってあるので下まで一気に持っていかれることはないが、苦手な人は徳ちゃん新道使った方が良いかも。それ以外に危険箇所はないと思う。

【雪の状況】
アイゼンは必携。自分は徳ちゃん新道分岐の少し先で氷が出てきた所からチェーンスパイク(爪がついているタイプ)を装着。凍結したツルツル氷の箇所がたくさん出て来るので6本爪以上のアイゼンの方が良い。すれ違った方は皆アイゼン、スパッツ付けてました。そちらが正解。

踏み抜き多数。一番深い所で雪は股以上ある。木賊山からの下りで深く踏み抜いてバランスを崩し、前方に転倒。怪我はしなかったが踏み抜いた後に転倒すると足だけが穴につかまって骨折したり捻挫したりするリスクがあると思った。

【登山ポスト】
駐車場の先のトイレ(冬期閉鎖中)の先にあり。

【下山後】
道の駅でおみやげ購入。食事もできる。日本酒の種類が少なかったので、帰り道でみつけた清水屋さんという地元の酒屋さんで地酒を購入。時間が無かったので温泉には寄らず。

【携帯電話】
戸渡尾根では新道分岐の先の結構な高さまで通じます。ドコモのホームページでは甲武信小屋付近でも通じると記載があるが試さなかった。
登山ポスト。出そうと思ったら車の中へ忘れていた。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2/7 15:28
登山ポスト。出そうと思ったら車の中へ忘れていた。
さて登るぞと意気込んだものの間違って林道へ入ってしまった。気づかずにズンズン登ってしまった。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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さて登るぞと意気込んだものの間違って林道へ入ってしまった。気づかずにズンズン登ってしまった。
正解はこちら。確かにこの道標見たが、進んだのは間違った方向だった。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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正解はこちら。確かにこの道標見たが、進んだのは間違った方向だった。
こっちへ行けと書いてあるのに。良く見ればなんのことはない。錯覚とは恐ろしい。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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こっちへ行けと書いてあるのに。良く見ればなんのことはない。錯覚とは恐ろしい。
そりゃ林道の終点から登山道に復帰できないことはないが、標高差500m位道なき斜面を激登り?無理無理。戻って正解。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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そりゃ林道の終点から登山道に復帰できないことはないが、標高差500m位道なき斜面を激登り?無理無理。戻って正解。
最初のザレ場。通過した所から振り返って。こういう場所、通過するのに集中するので、通過した後撮影します。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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最初のザレ場。通過した所から振り返って。こういう場所、通過するのに集中するので、通過した後撮影します。
そこの谷底を見下ろすの図。落ちたら助からない。天気も悪いので朝からテンション下がります。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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そこの谷底を見下ろすの図。落ちたら助からない。天気も悪いので朝からテンション下がります。
通過して来たところを振り返って。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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通過して来たところを振り返って。
ここも虎ロープを通過したところを振り返って。グレーの部分から下が崩落してます。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ここも虎ロープを通過したところを振り返って。グレーの部分から下が崩落してます。
ここは平和な部分。真ん中より少し右が軌道です。いつから使わなくなったのだろう。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ここは平和な部分。真ん中より少し右が軌道です。いつから使わなくなったのだろう。
トラバース。足元の砂がサラサラと崩れて行きます。崩れたら虎ロープにすがるしかない。ストックを差して確保しつつ慎重に通過。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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トラバース。足元の砂がサラサラと崩れて行きます。崩れたら虎ロープにすがるしかない。ストックを差して確保しつつ慎重に通過。
渡渉点の反対岸の赤テープ。すこし戻り気味で対岸の枝沢の右手から尾根へ取り付く。そのまま沢を上がると堰堤に遮られる。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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渡渉点の反対岸の赤テープ。すこし戻り気味で対岸の枝沢の右手から尾根へ取り付く。そのまま沢を上がると堰堤に遮られる。
渡渉点。これは堰堤のすぐ前の上の方。少し下からも渡れます。大雨の後はこれは渡れないだろう。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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渡渉点。これは堰堤のすぐ前の上の方。少し下からも渡れます。大雨の後はこれは渡れないだろう。
新道分岐手前の小さな祠。時間も良いのでここで行動食のジェルを補給。まだここではアイゼン不要。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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新道分岐手前の小さな祠。時間も良いのでここで行動食のジェルを補給。まだここではアイゼン不要。
新道分岐を超えてこの変からチェーンスパイク装着。標高1900m位。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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新道分岐を超えてこの変からチェーンスパイク装着。標高1900m位。
冬景色その1
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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冬景色その1
冬景色その2
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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冬景色その2
樹林帯。こんな景色が続くのでテンションは上がらず。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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樹林帯。こんな景色が続くのでテンションは上がらず。
奥秩父縦走路との分岐。ここから木賊山はすぐ。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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奥秩父縦走路との分岐。ここから木賊山はすぐ。
とくさ山。標高は甲武信ヶ岳とあまり変わらない。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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とくさ山。標高は甲武信ヶ岳とあまり変わらない。
木賊山の標識。三角点は無さそうだ。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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木賊山の標識。三角点は無さそうだ。
春なんかどこにもないぞ。下界の桜とはえらい違いだ。さすが標高2,400m。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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春なんかどこにもないぞ。下界の桜とはえらい違いだ。さすが標高2,400m。
冬景色。風はそれほど強くないが、ガスがどんどん上がってくる。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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冬景色。風はそれほど強くないが、ガスがどんどん上がってくる。
木賊山からの下りで。ガスガスで展望は全く無し。テンション↓
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木賊山からの下りで。ガスガスで展望は全く無し。テンション↓
頂上にて。一瞬の青空に見える。といっても周囲の山はガスで全く見えず。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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頂上にて。一瞬の青空に見える。といっても周囲の山はガスで全く見えず。
頂上にて、すぐにガスで覆われて、真っ白に。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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頂上にて、すぐにガスで覆われて、真っ白に。
いつかはやってみたい奥秩父縦走。ここが真ん中へんかな。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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いつかはやってみたい奥秩父縦走。ここが真ん中へんかな。
山頂標識の石積みに登ってみた。今日の足まわりはサロモンの軽量ミッドカット冬用。アイゼンの装着には向かないのでチェーンスパイクでごまかした。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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山頂標識の石積みに登ってみた。今日の足まわりはサロモンの軽量ミッドカット冬用。アイゼンの装着には向かないのでチェーンスパイクでごまかした。
山頂から。周囲の山は全く見えない。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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山頂から。周囲の山は全く見えない。
同じく山頂から。
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同じく山頂から。
やはり山頂から。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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やはり山頂から。
甲武信小屋。帰りにちょっと寄って休憩。ベンチらしきものは雪に埋もれて使用できず。トイレはなんとか使用可。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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甲武信小屋。帰りにちょっと寄って休憩。ベンチらしきものは雪に埋もれて使用できず。トイレはなんとか使用可。
この雪なら営業できそうな気もするが、客が来ないので今営業しても商売にならないのだろうな。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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この雪なら営業できそうな気もするが、客が来ないので今営業しても商売にならないのだろうな。
木賊山への登り返しからすれ違ったカメラマン。撮影メインの人はカメラの種類と構え方で判る。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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木賊山への登り返しからすれ違ったカメラマン。撮影メインの人はカメラの種類と構え方で判る。
今日唯一の撮影ポイント。これでも近くにはガスがかからず、なんとか撮影可能に。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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今日唯一の撮影ポイント。これでも近くにはガスがかからず、なんとか撮影可能に。
日は出ているのだが、ガスは濃い。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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日は出ているのだが、ガスは濃い。
本来なら綺麗な景色だが、、、
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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本来なら綺麗な景色だが、、、
なかなか良い枝ぶりの木。もう少し雪がついていると絵になるのだが。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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なかなか良い枝ぶりの木。もう少し雪がついていると絵になるのだが。
風は一方向にしか吹かない?
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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風は一方向にしか吹かない?
甲武信ヶ岳方面。今日の一番見えている状態。
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甲武信ヶ岳方面。今日の一番見えている状態。
でもあっと言う間にガスに包まれ、、、
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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でもあっと言う間にガスに包まれ、、、
こんなショットばかり。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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こんなショットばかり。
木賊山から奥秩父縦走路まではほんの4、5分。
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木賊山から奥秩父縦走路まではほんの4、5分。
やたら雪景色にマッチしている道標。
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やたら雪景色にマッチしている道標。
自然の造形美。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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自然の造形美。
この雪のつきかた芸術的。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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この雪のつきかた芸術的。
スロップかけたらうまそうだ。
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スロップかけたらうまそうだ。
少し切り取り過ぎました。レンズの選択ミス。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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少し切り取り過ぎました。レンズの選択ミス。
ガスどんどん上がってきます。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ガスどんどん上がってきます。
石楠花準備中。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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石楠花準備中。
歩いていると汗が出るのでそれほど寒くないが、景色は寒々。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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歩いていると汗が出るのでそれほど寒くないが、景色は寒々。
寒そうな木々。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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寒そうな木々。
新道分岐。帰りはこちらに降ります。最初は結構急な激下り。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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新道分岐。帰りはこちらに降ります。最初は結構急な激下り。
新道分岐。行きはこちらから登ってきました。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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新道分岐。行きはこちらから登ってきました。
年季の入った道標。良い雰囲気醸し出している。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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年季の入った道標。良い雰囲気醸し出している。
徳ちゃん新道。急斜面を下ってきたところ。
2106年02月07日 15:28撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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徳ちゃん新道。急斜面を下ってきたところ。
撮影機器:

感想

★忘れ物(その1)★
天気予報では晴れときどき曇りのはず。頂上の展望をゆっくり楽しめるかなと思いつつ車を走らせるが、途中高速のトンネルを抜けるとまさかの雨。ともかく、道の駅みとみの駐車場へ。登山の準備をしている人がいる。トイレを済ませ、荷物を点検。アレっ、サーモスのボトルが無い。そうだ、朝お湯を湧かして台所へ置いたままだった。お湯がないことで、食料も変更。パスタ、コーヒーを車に残す。その代わり予備のジェルを多めに入れた。水分は500mのペット2本のみ。まあ気温も低いのでそれほど消費しないと思うが。そんなこんなでバタバタと出発。

★忘れ物(その2)★
ヘッ電点けてスタートするがすぐに明るくなる。懐中電灯とダブルで持つ必要なかった。スタートからチグハグだ。登山指導所の所でポストに登山計画書入れようと思ったらなんと車に忘れてきている。今日はどうも変だ。カメラで撮影しようと取り出したら、レンズが焦点距離の長い間違ったやつを装着している。これでは景色がうまく切り取れない。スタートから暗い気持ちでトボトボと歩き始める。

★コースミス★
さて登山口。よっしゃガシガシ登るぞ、と気合いを入れて歩き始めた、つもりだった。だがここで痛恨のコースミスと言うか、コースアウトと言うか。なんと近丸新道への取付きを見逃して、鶏冠山林道へ入っていたのだった。錯覚とは恐いもので、林道を少し歩いたら右手が登山口と記憶していたのに、この林道どこまで歩いても右に登山口など無い。途中でGPS見て確認したにも拘らず、合っていると勘違いしていた。
しばらく登って体も暖まったところでふと我に帰った。ここはどこ?登山口はどこ?こんだけ歩いて登山口に着かないなんてあり得ない。もう一度GPSを確認したら全然違う所を歩いている。トホホ。一瞬そのまま登って林道の終点から薮こいで登山道に復帰しようかとも考えたが今まで来たことない山域でそれは無謀だと思い直して登山口へ戻った。標識あるじゃん。またやってもーた。GPS確認の時間も含めて40分のロス。実は登山口を間違えたのは2度目。昨年奥多摩で三つドッケから川苔方面へ向かったときに全く同じことをやらかしている。でもクリティカルなところのミスでなくて良かった。気を取り直して再スタート。

★急登★
さすがに山渓の日本100大急登の1つにあげられているだけあり、激登りが続く。今日はガスガスで展望が無いので楽しみ半減。まさに修行か体力トレーニングの気分。ただ急登だけかというとそうでもない。所々緩い傾斜で休める部分もある。新道分岐までは雪がないが、そこを過ぎて石楠花を通過する位がアイゼン装着のタイミング。すれ違った方はみなアイゼン装着だった。凍結部分で、どのステップを切ったら良いか考えながら登っていたらいつの間にかピークに着いていたという感じ。甲斐駒黒戸尾根に比べたら短い短い。

★頂上★
展望は360度ひらけていて天気が良ければ景色を堪能できそうだ。今日はガスで展望全くナシ。こればかりはどうしようもないし、止まっているとどんどん体温奪われるので写真を数枚撮影して即下山開始。今日は朝から自分の日ではない。

★本日のカメラ★
NIKONのミラーレス一眼V1を持参。ピッタリ合ったバックがないので、ミレーのウェストバックに入れてみた。一々撮影の度にザックから取り出すのは非効率だし、さりとてむき出しのままだと転倒したときに壊れるだろう。確かに普通のデジタル一眼に比較すると軽いし、絵作りには納得が行くが、スイッチを押しただけでは起動しない(ズームリングを回す必要がある)のが難点。山では自分が撮影ポジションを変えて撮るのは現実的ではないのでやはりズームレンズは必要だろう。一方で防塵・防水性能はそれほどシビアに考える必要ないと思う。そもそもそんな悪天候の時に写真は撮らないので。

★撮影ポイント★
やはり山頂は絶好のポイントだが、今日はガスってどうしようもなかった。次は木賊山の下りから甲武信ヶ岳を望むポイント。ここも山レコで良く撮影された画像を見る。そこだけ僅かにガスが晴れたので数枚撮影。そして最後は戸渡尾根で奥秩父縦走路との分岐から15分程降りたところ。木々に雪が付いて冬景色としては良い被写体だった。

★なにわともあれ★
忘れ物はするわ、道間違えるわ、景色は堪能できないわでえらい山行になりましたが、まあこんな日もあるということで、無事下山できたことに感謝しましょう。今日すれ違った方は全部で10名。うち3名は山ガールのパーティで、他は男性のソロ、静かな山でした。おししい日本酒もゲットできたし。

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