記録ID: 282499
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沢登り
丹沢
早戸川水系 瀬戸ノ沢
2013年04月05日(金) [日帰り]
- GPS
- 06:35
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 811m
- 下り
- 810m
コースタイム
魚留橋9:30−
9:42伝道−
(早戸川へ降りる)
10:15瀬戸ノ沢出合−
11:18標高880m−
11:48標高950m−
12:45標高1090m二俣−
(左俣へ)
13:00標高1170m−
13:40標高1335m太礼ノ頭南側コル−
13:45太礼ノ頭(西峰1352m)14:03−
瀬戸ノ沢・太礼ノ沢 界尾根下降−
15:30瀬戸ノ沢出合−
15:40早戸大滝登山道−
16:03魚留橋
※遡行図を取りながらなので少々遅めです。
9:42伝道−
(早戸川へ降りる)
10:15瀬戸ノ沢出合−
11:18標高880m−
11:48標高950m−
12:45標高1090m二俣−
(左俣へ)
13:00標高1170m−
13:40標高1335m太礼ノ頭南側コル−
13:45太礼ノ頭(西峰1352m)14:03−
瀬戸ノ沢・太礼ノ沢 界尾根下降−
15:30瀬戸ノ沢出合−
15:40早戸大滝登山道−
16:03魚留橋
※遡行図を取りながらなので少々遅めです。
天候 | 晴れ時々曇り(暖か) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■早戸川水系 瀬戸ノ沢 早戸川の中では初級の沢で、どの滝も高巻きは比較的容易。 遡行グレード:1級 ,海凌綏呂離▲廛蹇璽舛麓屬任△蹐Α8共交通機関で日帰りは厳しい。 旧丹沢観光センター入口の本間橋先に3台、その奥の路肩に2台、 魚留橋を渡ったところに1−2台。その先は未舗装になるがヘアピンカーブ あたりに数台停められる。 伝道までは徒歩15分程度。 瀬戸ノ沢または隣の太礼沢出合までのアプローチは2通り。 ・伝道から早戸大滝への経路には上がらず、そのまま真っ直ぐ河原に伸びる 踏み跡を進み、早戸川河原を適当なところで対岸に徒渉する。 ガレを横切り、最初の堰堤を左からこえて、朽ちたハシゴ階段やトラロープ 沿いに進む。円山木沢左岸尾根に登っているテープもあるが、早戸川沿いに 進んでまずは太礼ノ沢出合、その5mほど奥に隣接して合わさるのが 瀬戸ノ沢。 ・もう一つは、伝道から早戸大滝への経路に登り、造林小屋を過ぎ、2つ目の 木橋を渡る手前で右斜めに早戸川へ降りていく急な踏み跡を下る。 ピンクテープ2カ所と青地に白の矢印看板があるポイントだ。 河原へ下るには急な箇所にトラロープが張ってある。 河原の平地に下りたらテープ沿いに50mほど進むと対岸に太礼沢と瀬戸ノ 沢が出合っている。 瀬戸ノ沢出合正面を徒渉か1mの飛び石で渡る。 こちらの方法が若干早い。 ∈能蕕1.5mと3×5m滝は左カンテを登る。(容易) 続く2段3mは右が容易で、左が岩小屋状の2段5m滝は左を登る。(卦蕁檗 右岸が垂壁となった5段10×15m滝は右のゆるい壁を登る。(卦蕁檗 夏なら水流通しでも行けそうだ。 2m滝を二つ越せばきれいなY字状5×8m滝。左に白ロープが下がっており 容易に巻ける。 この先、左岸から幾つかの湧き水がある。 5×15mの易しい滝を越すと標高880m二俣状。 右沢はほぼお湿り程度の涸れ沢。 標高920mで7×15m滝。水流沿いなら卦蘢度であろう。 右を易しく巻ける。 小滝を4つほど右から巻いて越せば、5m岩がデンと中央に鎮座しており 左側は3段4×6m滝となっている。岩の右から越すと 木が長いヒゲに見える大エビともカニとも見て取れる岩がユニークに鎮座。 すぐ標高950m二俣状で右沢は水量チョロチョロ程度。 本流の左沢には5×8mトイ状ナメ滝。 左から容易に巻けるが雨後などは足元の土が崩れるので注意。 その先の幅広2条3×5mもなかなかきれい。 ど弦1000mで右から少ない水量で合わさる支沢を見送り、浅いV字ゴルジュの 奥には、この沢で一番きれいな流れを見せる3条5mスラブ滝だ。 V字ゴルジュ手前から右側を巻ける。 ド弦1050mで黒い6m滝の架かる支沢を左に見て、ほぼ涸れている 支沢を標高1080mで合わせてすぐに、標高1090mでこの沢の本来の二俣と 呼べる箇所となる。 水量比は2:1で左俣の方がやや多いので、左に進む。 標高1140mあたりで水も涸れ、次第に細くなっていくゴーロを登る。 標高1270mあたりで2段10mほどの涸れ棚(卦蕁檗0貮浮石あり)を 越えると、次第に急な赤土ザレとなるので、稜線直下で左右どちらかの 尾根状へ逃げると、植生保護柵が張り巡らされているが、柵が切れている 箇所があるので、それほど苦も無く三ツ峰尾根の登山道に出られる。 太礼ノ頭(西峰1352m)の南側のコルであった。 Σ嫉海話安観光センター方面に戻るなら、本間ノ頭から北へ伸びる 古い作業用程度の経路を下るのも一つ。 ただ経路はなかなか複雑に、かつ、かすかなものなので慣れた者以外は 迷いやすい。 また今回、瀬戸ノ沢と太礼沢の界尾根を下降してみたが、GPSや地図アプリ等 ではなく、細かく沢線を引いた地形図とコンパスで地形を読めないと 暗い植林の中で迷子になること必至でなかなか難しい印象。 特に標高1140〜1120mの等高線が丸く太った尾根上で、しかも見通しの利かない ブッシュが繁茂した暗い植林帯の中で、西北西方向の尾根状を見事に見つけ 出せるかが難物だった。 読図を得意と自負する自分も少し右往左往してしまった。 正しい尾根を下ると標高1050mあたりから尾根は北を向きはっきりし出す。 左側には植生保護柵がずっと張られている。 標高970mで再び尾根は太り出し、瀬戸ノ沢沿いの北北西に伸びる尾根と 暗い植林の急斜の北東に伸びる尾根に何となくわかれている。 どちらにも植林作業用のテープが張られているが、今回は次第にはっきりして きた作業経路がジグザグと下りる北東の植林帯尾根へ行ってみた。 途中適度に古く朽ちかけた木の階段があり、右側の太礼沢の左岸を下る。 ザレた箇所もあるが何となく付いている踏み跡を追うと界尾根末端に出て 最後は瀬戸ノ沢を対岸に渡ってから早戸川河原に下りられた。 早戸川を対岸に1m飛び石で渡り、ピンクテープに沿って平地を進んで トラロープを登ると早戸大滝の登山経路に出た。 |
写真
撮影機器:
感想
そろそろ裏丹沢も遡行適期と早戸川のやり残し瀬戸ノ沢へ。
ヤマビルは一匹も見つからなかった。
沢は滝も巻きもそれほど苦労もなく
隣の太礼ノ沢同様に初級の沢だった。
下降はまだ歩いていない太礼ノ沢と瀬戸ノ沢の界尾根。
標高1180m〜1060m間が読図の核心。
特に1125m付近は尾根が非常に太っており
また植林とブッシュで鬱蒼として視界も利かず
1060mへの西北西尾根が特定しずらい。
コンパスを細かく読んで解決した。
沢よりこちらの方が核心かも。
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