越百山〜南越百山縦走 新しく積もった雪の上を日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
5:45 登山口
6:25 下のコル
6:50 上のコル
7:25 見晴台
8:00 上の水場
8:40 福栃山上部の横巻き
9:05 越百小屋
10:10 越百山山頂
10:30 南越百山山頂
11:00 越百山山頂
11:35 越百小屋
12:05 福栃山山頂
12:30 上の水場
12:40 見晴台
12:55 上のコル
13:10 下のコル
13:35 登山口
14:10 伊奈川ダム上部駐車場
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはないので、19号線の道の駅で済ませておくと良い |
コース状況/ 危険箇所等 |
19号線から伊奈川ダムへ向かう林道は、落石が多いので尖った石でパンクしないように注意する。大きな石は車から降りて除けなければ通れないときもある。 登山ポストは駐車場にある。 登山道で危険な個所は、冷え込むと登山道の積雪が凍りやすいので滑る。アイゼンは必携。 雪の積もり方によるがラッセルしなくてはいけない時もある。ワカンも必携。 越百山への稜線は雪が多いとナイフリッジになる。 越百山手前からは凍っているのでピッケルも必携。 この山に限った事ではないが、雪山を日帰りしようとするならば、早朝から登ること。雪山は夏山と違って山の状態がどうなっているか、雪の状態がどうなっているか分からない。 |
写真
感想
今日は中央アルプスの越百山に行く。本当はもう少し早い時期に行きたかったのだけれど、日曜日の悪天候と夜の用事に阻まれて行けなかった。
深夜2:30 自宅を出発。夜空に星がさんさんと輝いている。良い天気になりそうだ。
尾張パークウエーで小牧東インターから中央自動車道に入り中津川インターで下りる。19号を北上し大桑中学校の看板のところから右折。橋を渡ったところで右折。そのまま林道を進んでいく。ダムを過ぎるとゲート手前に駐車場がある。
車の気温は0度を示す。結構寒い。5:10登山開始。
林道の所々に雪がある。つい最近雪が降ったようだ。雪に数人の足跡がある。この分だとトレースがありそうだ。ラッセルしなくても登れそうだと思った。
登山口から少し登ると登山道にも雪があり始める。雪がガチガチに凍り付いている。おそらく昨日気温が上がり今日の朝冷え込んだので凍りついたのだろうと思う。
下のコルに着いたときに12本爪アイゼンを装着。最近降った雪がガチガチに凍っている。アイゼンを利かせて登っていく。
見晴らし場あたりから雪が多くなる。ここから南駒ケ岳が見える。かなり雪があるようで白銀に輝いている。
新しく降った雪もある程度締まっていてアイゼンが割と利く。
上の水場を過ぎると福栃山へ向かう急登が始まる。
ここはとにかく急登で、今回はトレースがあったので割りと楽に登って行けたが、トレースが無ければラッセルして登らなくてはいけないのでメッチャ大変だったと思う。割と楽と言ってもメッチャしんどい。
トレースは福栃山の側面をトラバースしながら進んでいた。そのまま利用させてもらう。厳冬期のルートはこのまま福栃山の左側頂点まで登り一旦下り越百小屋を目指す。
越百小屋は手前の小屋がほとんど雪に埋もれていた。つい最近も降ったようで凄い雪の量だ。
ここから越百山山頂までもトレースがある。
稜線に出るととても素晴らしい景色が見える。
白銀の越百山。そしてそこに至る白銀の稜線。何度も越百山の雪山を登っているが本当に素晴らしい景色。
そして、ここから見える御嶽山・乗鞍岳、白銀でとても綺麗だ。
この稜線はナイフリッジになっている所がある。今日はトレースがあったので何とも思わなかったが、トレースがないと高度感があり勇気がいる。
これを乗越すとあと少しで山頂。
山頂付近は雪が凍っている。夏道は斜度がきつくなっているのでそのまま直登したほうが良い。
越百山山頂から見る南駒ケ岳と仙涯嶺はどんな季節に登ってもとても美しい。
今日は白銀に輝き本当に綺麗だ。
山頂は風が強く吹きメッチャ寒い。
南アルプス方面は雲がありあまり見えない。
しかし、御嶽山・乗鞍岳は白銀でとても美しい。
南越百山を見ると稜線にしっかり雪が積もり思いのほか簡単に行けそうな気がした。
まだ時間も早いのでアタックする。
わずか20分で南越百山山頂に到達。雪は結構締まっていて歩きやすかった。
南越百山から見る越百山〜南駒ケ岳までの景色は本当に綺麗だ。
感動する。
ここから再度、越百山を登り返す。風が強く寒いので早々に下山開始。
越百小屋の前で昼食。
ここから福栃山の北側のピークを目指す。
誰も歩いていないところはラッセルしなくてはいけないので結構大変だ。
福栃山ピークで写真を撮る。厳冬の今年一月にここで断念した。ここから一気に急斜面を降下していく。
古い雪の上に新しい雪が積もり断層のようになっていて上の雪のまま滑り落ちていく。何度か仕方なくシリセードを行う。やっとの思いで急降下をクリア。
あっという間に下山していく。
今回の登山は、トレースが運よくあり、結構速く越百山に到達でき、南越百山まで行くことができた。
南アルプス方面を除いて見晴しも良くとても良い山行だった。
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