マメザクラが見所;櫟山−鍋割山−雨山−檜岳−シダンゴ山
- GPS
- 08:10
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・寄バス停付近には、櫟山方面等登山すべき方向が表示されていないので判りにくい。(寄自然休養村の事務所は、朝も午後も閉まったままで、閉鎖されてしまったのかもしれないと思うほど?)バスが来た方向に30m程戻ると、石垣に指導標が有る。 ・鍋割山頂には、”雨山峠方面は経験者向きコースで、引き返す勇気を持とう”と言う指導標があった。 ・雨山峠までは、細かい石ころが有る狭い尾根状のルートで、一部急傾斜もあり滑りやすい。 ・秦野峠から先は階段が非常に多く、大倉尾根と同様に非常に歩きにくい。 |
写真
感想
山渓に、鍋割山付近のマメザクラが綺麗だとの記事があったので、出かけてみた。
前日急に体調不良になってしまったが、朝起きたら大丈夫そうなので、トレーニングを兼ねて少し長めのコースを歩いてみることにした。
・寄へのバスにはハイカーが他に居ない。
・バスを降りたが、登山案内もなく、方向が判らない。しばらくうろうろ探していたら、漸くバス道路を少し戻ったところに指導標が有った。
・この付近は、しだれ桜やロウバイを植えてハイキング出来るように進めているらしく、指導標も”鍋割山方向”よりも、”土佐原・・・”の方が多い。
・コンクリート舗装の道路が突然無くなった様な所から、茶畑の脇を入る。この辺りは茶畑が多い。
・登り初めは杉植林帯の登りになるが、やがて雑木林の気持ちの良い登山道になる。
・山と高原地図のコースタイムが、10時間5分と長いので、少し短縮気味に歩こうと思うがどうも腰に力が入らない。
・櫟山頂上は気持ちの良い広場で、大きな赤松等少し木があるだけで眺望が良い。特に南東面は相模湾まで見通せる。又、進行方向の栗ノ木洞も少し見える。
・大部コースタイムより遅れていると思ったら、区分点を間違えていた。大体コースタイム位のペースかな?
・東斜面が都民の森とあって、この辺りには山と高原地図に記載のない場所への指導標がいくつかある。
・栗ノ木洞は檜の植林帯のど真ん中で、何も見えない。
・しかし、一寸進むと気持ちの良い雑木林になり、マメザクラやヤマザクラが鍋割山頂近くまで目を楽しませてくれる。
・50年程前に一度来たことがあるはずの鍋割山だが、何も思い出せなかった。
・しかし、眺望は素晴らしい。
・朝蛭ケ岳から来たという女性二人パーティは、名物の鍋割うどんを食べるという。一寸羨ましいが、こちらは節約して持参のうどんを食べる。しかし、大好きなうどんが食べられない。漸くいつもの1/4程食べるのが精一杯。
・先は長いので出発。雨山峠方面は随分厳しそうな指導標が有るので、注意して急斜面を下る。
・鍋割峠付近から、狭い尾根状のルートになり、所々急傾斜もある。ルート上は削れた細かな石が砂利状に敷き詰められた様な状態で、非常に滑り安い。
・岩と違って歩きにくいので、下りの鎖は遠慮無く使わせて頂く。
・雨山峠手前には、短いがアセビのトンネルが楽しませてくれた。
・この区間で、3人の単独男性とすれ違った。
・雨山への登り返しは、結構きつい。
・雨山頂上は、低灌木が無く、雑木の間が空いているので、結構木々の間から展望がある。
・檜岳へも一度大きく下って登り返しになり、結構応える。
・檜岳は、なだらかな山頂で、東側だけが檜の植林帯。しかし展望はない。
・檜岳を過ぎると、再び気持ちの良い雑木林のルートになり、下って登り返すと伊勢沢ノ頭に着く。
・伊勢沢ノ頭は西側が植林帯で眺望は無いが、一面のダンコウバイの大群生地であった。
・未だ、花が見頃のダンコウバイも多く、秦野峠への急な下り始めまで楽しませてくれた。
・下り始めると、植林だけのシダンゴ山系が見え、一番左に若草色の円形の頂上を持つシダンゴ山も見える。
・秦野峠への急な長い下りが終わり、林道秦野峠へは少し登り直して又下る。
・立派な完成記念碑がある林道秦野峠から、林道を少し進むとシダンゴ山の方向表示がある。
・林道を歩きたくないために、シダンゴ山経由を選択したが、これが非常にきつかった。
・稜線までは急な階段の登りになり、バテている身には非常に辛い。
・その後も、ダルマ沢の頭等、大きく下って急な階段を登り直すのが続く。
・おまけに植林のど真ん中で、展望はおろか陽も入らない様なルートをひたすら歩くだけ。
・”シダンゴ山50m”と言う指導標が有ると、突然アセビの大群落の中に飛び出す。
・20m程でアセビに囲まれた広場の頂上に着く。
・一本づつ植えられたマメザクラとヤマザクラ越しに、今日歩いてきた全コースが一望できる。
・さらには雨山峠越に、蛭ケ岳も見える。
・周囲を檜の植林帯で囲まれた頂上の50m弱の円形だけアセビ。檜を切った形跡がないので、最初から展望台を作るつもりで、檜やアセビを植えたのであろうか?
只、もう数年?、10年もすると檜が生長して展望が一切なくなってしまうであろう。
・頂上にいた女性2名に問われて、一緒に山名同定しながら休憩。
・ふと思いついて、バス時刻を調べたら次のバス迄30分程しかない。その次は1時間20分程空いてしまう。
・そそくさと挨拶し、出発。コースタイムでは1時間10分になっているが、トライしてみることにする。
・山中は直線で飛ばすが、花があるとついつい写真を撮ってしまう。直ぐにコンクリート舗装の急勾配の林道になる。
・嫌いな林道だが、我慢して早く下る。(後で良く考えたら、宮地山経由で下山すれば林道歩きは少なかったのに・・・・)
・中津川の橋から、雨山峠やシダンゴ山の写真を撮り、バス時刻の5分前に何とか到着。
期待通り、マメザクラも沢山見られたが、体調不良で食べられずバテバテになってしまった。
又、アカゲラとカケスが居たのに、カメラを構える暇もなく逃げられたのは残念だった。
帰宅後の夕食も殆ど食べられず早々に就寝。
反省のトレーニングだった。
・本日の実歩行時間;6時間40分(山と高原地図コースタイム;10時間5分)
・本日の歩数 ;41,000歩
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