蛭ヶ岳、檜洞丸(神ノ川から、仏谷・小谷界尾根→ヤタ尾根)
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- GPS
- 07:34
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,937m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
- 6:14 広河原下降点
- 6:30 地蔵尾根取付き
- 6:55 馬酔木平 (下降点を探してウロウロ)
- 7:08 小谷下降点
- 7:13 小谷
- 7:23 仏谷・小谷界尾根取付き
- 8:14 1280m付近の展望地 8:25
- 8:49 主脈登山道合流点
- 9:10 蛭ヶ岳 9:22
- 9:49 ミカゲ沢ノ頭
- 10:06 臼ヶ岳
- 10:39 金山谷乗越
- 11:16 檜洞丸 11:44
- 12:07 ヤタ尾根分岐
- 13:12 神ノ川ゲート
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さすがGW、いつもより人が多いです。昼過ぎには、神ノ川ヒュッテのお客さんも含め、20台以上の車。 ヒュッテのきれいなトイレは使えるようになっています。 ただ、近くに店などが無いので、事前に飲料、食料を準備しておく必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【神ノ川ゲート〜地蔵尾根取付き】 林道ゲートから広河原までは、40分程の林道歩き。ウォーミングアップ区間です。 ヘアピンカーブの少し手前にある、黄色い木の板(広河原周辺のルート案内)の裏から、広河原に降ります。 ここから河原を歩いて、地蔵尾根取付きに。取付き周辺は水量が多く、渡渉が難しい場合があるので、早めに神ノ川の右岸に渡って進む方が楽です。 【地蔵尾根〜馬酔木平〜小谷下降地点】 地蔵尾根取付きからは、浮石が多い、かなり急な斜面を登っていきます。 石を落としたりすると、かなり危険なので、注意が必要です。 急坂を上りきると、馬酔木平。傾斜が緩やかになります。 少し地蔵尾根を登り、適当な場所から小谷に下りますが、ザレて崩壊気味の急斜面で、どこから下降しようか、しばし悩みます。 今回は、950mあたりからトラバースし、小谷が見えるあたりから下降しました。 下降した場所は、仏谷との合流点から、少し小谷側にさかのぼった場所。おそらく、今回下降した地点より手前に、界尾根の取付き付近に降りられる場所がありそうですが、いずれにせよ、かなり崩壊気味の斜面なので、注意が必要です。 【小谷下降地点〜仏谷・小谷界尾根〜蛭ヶ岳】 下降地点から、少し仏谷との出会い方面に沢沿いを下り、適当な場所で、仏谷・小谷界尾根に取付きました。 この尾根も、出だしは、ザレて急な斜面です。尾根に乗ってからも、急ではありますが、尾根を外さなければ、比較的歩きやすくなります。 時折、尾根上を埋め尽くした木々に行く手を阻まれますが、尾根筋を外さないよう、適当にルーファイしながら進んで行きます。 この尾根は、赤テープなど、人工的なものが全くと言っていいほどなく、人の手が入っていない自然林。とても素敵な尾根です。 今後も、このような姿を保って欲しいと思いました。 1280m付近の展望地を過ぎ、最後の急坂を登ると、木の階段が始まるあたりで、主脈の一般道に合流します。 ここからは、歩きやすく整備された一般道。少し登ると、蛭ヶ岳山頂です。 【蛭ヶ岳〜檜洞丸】 蛭ヶ岳から檜洞丸の間は、アップダウンが多い、体力を要する区間です。 蛭ヶ岳からの下りは、少し急で、滑りやすいので、気を付けて行きましょう。 また、ヤセ尾根、梯子が続く場所もあるので、注意して進みます。 【檜洞丸〜ヤタ尾根〜神ノ川ゲート】 檜洞丸から、ヤタ尾根分岐までは、一部鎖場もありますが、気を付けて行けば特に問題は無いと思います。 ヤタ尾根も、急傾斜ではありますが、ゆっくり行けば特に問題はありません。 主稜、主脈付近も、あと2〜3週間程すると、新緑がキレイになりそうです。 シロヤシオは、もう少し先ですかね。 |
写真
感想
1か月半ぶりの山。
久しぶり過ぎて、脚力等落ちていそうなので、私の修行場である神ノ川から、久しぶりに蛭ヶ岳に向かう事にしました。
(それから、丹沢24Hに参加している、レコ友のmillionさん、mocamboさんに、蛭か檜洞丸あたりで、お会いできたらいいなぁという期待も。)
ルートは、昨年末行く予定だった、仏谷・小谷の間にある界尾根。
最近では、yamajinnさん、22-20さんが行かれています。
今回、お二人の記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
界尾根へは、神ノ川をさかのぼり、仏谷F1を高巻いて行くルート、地蔵尾根を登って、小滝に降下するルートがありますが、今回は、地蔵尾根から下降するルートを行く事にしました。
下降点が良く分からず、また斜面も急でザレていて少し大変でしたが、無事に界尾根にたどり着く事ができました。
尾根は、丹沢の先人達の記録にもあるように、赤テープや杭、ロープといった人工物が全くと言っていいほど無い、自然のままの場所。
山におじゃまさせていただいている感じがする、とても素敵な場所でした。
今後も人手が入らず、このままの姿でいて欲しいと思います。
無事に界尾根を歩ききり、久しぶりの蛭ヶ岳へ。
今日は天気が良く、多少霞んではいますが、富士山や南アなどの山々が良く見えます。
檜洞丸に向かい、蛭ヶ岳直下の鎖場を下りきると、歩き続けて27時間目(!)だというmillionさんが。
計画は拝見していましたが、とんでもない時間、距離、累積標高のルートを実際に歩かれている姿を見て、驚きと同時に、うれしくてたまらない気持ちになりました。
まだ先が長い中、足を止めてお話をさせていただき、ありがとうございました。
それにしても、millionさんは、本当に凄い人です。まさに超人。
今回は短い時間でしたが、またどこかの山でお会いしたいです!
mocamboさんにも、お会いできればと思っていましたが、私の出発時間が遅かった事もあり、millionさんとお会いする1時間前には、檜洞丸直下の最後の登りにさしかかる辺りだったとの事。
あと2時間は早く出発しないと全然ダメダメでした。。
mocamboさんとは、まだお会いした事はないのですが、丹沢バリルートを愛する同士として、どこかでお会いできればと思っています!
その後は、レコ友の存在に、逆に元気を貰い、アップダウンのキツイ尾根を進んで檜洞丸に。
millionさんの1/4も歩いていないので、もう少し頑張って、大室山まで行ってみようかと一瞬だけ思いましたが、それは文字通り一瞬でして、まだ日が高いうちに、神ノ川に戻りました。
足の形が変わったのか、久しぶりにはいた靴がどうにも合わず、足が痛くてたまらなかったのも一因ではありますが。
久しぶりの山行で、体力の低下を改めて実感しましたが、レコ友さんとの繋がりを改めて感じる事ができ、また、行ってみたかった場所にも行くことができ、とても充実した1日でした。
本日も、ありがとうございました!
cirrusさん、こんばんは。
出会えたのがあの場所でよかったです。
もう少し私が遅いかcirrusさんが早かったら、
人に見せられない登高の姿を見られるところでした。
自然のままの丹沢を歩き、目的のピークに到達する
山力羨ましいです。
今度モカさんとコラボしたいですね。
蛭から檜洞まで かなりのアップダウン 有るんですね
また 良いペースでの修行 お疲れ様でした
millionさんとも 山でクロス出来たようで 良かったですね
しかしcirrusさんのルーファンはお見事ですね
私も 少しでも見習って修行しておかないと
少し 休息を入れて また 山で お会いしましょう
下でもね
cirrusさん、こんばんは
久々の戦列復帰ですね
なのに、いきなり累積標高が2000mですか
流石ですね〜 しかも良いペースをキープしています
靴が合わなかったのは、太ったのでしょうか?
太めのcirrusさんは想像出来ないのですが
レコ友!凄い人達と交友があるのですね
相乗効果が望めそうで羨ましいですよ
山中で出会うとかなりのパワーを得られそうですね!
アドレナリンの放出でパワー全開だったのでは!?
久しぶりのレコ!楽しく拝見いたしました
millionさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
丹沢24H、じゃなかった、32時間44分、お疲れさまでした
蛭ヶ岳まで登るのに時間がかかってしまいましたが、お会いできて良かったです
27時間歩き続けて、さすがに少し疲れの色が出ているようにも思いましたが、素晴らしい笑顔を見せてくださいました。
何度も書いていますが、ほんと凄い記録です。
> 人に見せられない登高の姿
もう少し早ければ、貴重な姿を見れたのかと思うと、残念で仕方ありません。
再度の機会を狙いたいと思います
mocamboさんとも、次はお会いしたいです。
是非、よろしくお願いします。
soar800さん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
気がつけば1ヶ月半も山に行けず、ストレスが溜まり気味でしたが、久々に修行に行ってまいりました。
神ノ川からは、どこから行っても、自然と急登の修行になってしまうのですが、脚力が落ちた身には、中々キツかったです
地蔵尾根や界尾根の急登は中々のものです。
何かあっても、丹沢の裏街道が大好きな人を除き、人がほとんど入らない場所なので、色々と注意が必要
でも、人工物が全く無い尾根というのは、中々お目にかかれないので、頑張って行った甲斐がありました。
蛭ヶ岳から檜洞丸のアップダウンも相変わらずで。。
檜洞丸への登り返しで、左ひざの少し上の辺りがプルプルしてきて、ちょっと焦りました
なるべく、間が空かないように山に行くのが、一番の修行だと思いますので、今後はそのようにしたいと思っています。
また、soar800さんと、
tailwindさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
本当に久々の山となってしまいました。
弱り切った脚を鍛え直すべく、私の修行の地へ行ってまいりました
今回は、久しぶりのバリルート込みの周回でしたが、とっても急で。。
でも、自然のままの素敵な尾根を楽しむ事ができました。
そういえば、累積標高、意外とあったんですね。
足がプルプルしたり、疲れるはずです
西丹沢は、アップダウンが結構あってキツイですが、ここで鍛えておけば、
夏のアルプスも体力的には、大抵の所は問題ないですし、晴れれば富士山も
キレイに見えて、やはり良い所です
レコ友さんは、皆さん凄い人達ばかりですね。
というか、tailwindさんも、凄い人ではないですか
刺激、アドレナリンなど、色々な相乗効果を得られるのは間違いないので、
今後ともよろしくお願い致します。
tailwindさんとも、一度どこかでお会いできるといいなぁと思っております
GW後半は、山岳民族の聖地を訪れたいと思っているのですが、GW前半の北アは
今年も、何だか不穏な感じで・・・。
色々行きたい所はあったのですが、雪崩など不安なので、別の所にしようかなと
仕事をしながら、悩んでおります(今は、昼休みですけど)。
tailwindさんも、どこかに行かれる(た?)のでしょうか。
レコ、楽しみにしていますね!
cirrusさんこんにちは。
久しぶりの山歩きお疲れさまでした。
cirrusさんが蛭ヶ岳山頂で南アを眺めていたころ写真中央やや左寄りの塩見岳山頂手前の天狗岩にいましたよ
ブランクがあってもこれだけ歩けるのはさすが
これでGW後半に向けてのウォーミングアップは万全ですね
是非山岳民族の聖地を目指していただきたいです。
人が多いという偏見で丹沢方面は足が向かない私ですが、cirrusさんの西丹沢のレコを見るたび丹沢もいいなと思います。
今回の界尾根はルーファイが大変そうですが魅力的ですね。
行ってみたくなりました。
GW後半のレコも期待してますよ〜
kanosukeさん、こんばんは。
コメントいただき、ありがとうございます。
kanosukeさんは、予定通り塩見岳に行かれたのですね
蛭ヶ岳からも南アが良く見えたので、寒かったり、風が強くなければ、すんごい景色を楽しんでいるのだろうなと、思っていました
何だか既にうらやましい気持ちになってきていますが(笑)、どんな感じだったのか、レコお待ちしておりますよ
それにしても、久しぶりの西丹沢の急登は、キツかったです。
というか、脚力落ち過ぎでした。バリルートは、とても楽しかったですけど
神ノ川からは、まだ行ってみたいルートが残っているので、また再訪しようと思います。
あ、それから、丹沢は確かに人が多いですが、神ノ川は、ほぼ空いておりますので、その点、心配はないですよ!
kanosukeさんも是非お試しください。
GW後半は、どこにしますかね。
多分、直前まで決まらないと思いますが、沢沿いのルートは避けようかと思っているので、昨年と同じ方面か、南信、東信方面の山にする可能性もあるかと。
先ほど、北岳日帰りレコを見てしまって、南アもいいなぁと思ったり
でも、北アにチャレンジもしてみたい気もしますし、困りましたー
ハードで危険そうなルート、ご苦労様でした。
いーっすね〜。
自分は蛭ヶ岳7時丁度くらいでした。
その後膝が痛くなっちゃって・・・
自分もなかなか山に行けてませんが、のんびりやって参りましょう!
こうなりゃてっとり早くイッパイ行きますか!
cirrusさん、お疲れ様でした!
プチ周回だなんて、結構な距離を歩いているじゃないですか
それに「修行」って、相変わらずストイックですね。
山行は「お遊び
こちら→
ところで私も先ほど北岳の日帰りレコ
あれは遠い国のお話のような気がしましたよ
mocamboさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
まずは、丹沢14時間、お疲れさまでした。
蛭ヶ岳は7時でしたか。
お会いしたいなぁと思っていましたが、あと2時間は早く出発しないと、全然間に合いませんでしたね。
あと、膝もお大事にして下さい。
今回のルートも、結構大変でしたが、バリルートはやっぱり楽しいです。
人の手がほんと入っていなくて、仏谷・小谷の界尾根はホント良かったです。
(少し危険なので、むやみに人が入らない方がいいので、あまりお勧めしない方がいいかもですが
> こうなりゃてっとり早くイッパイ行きますか!
それはさておき、こちらは是非是非
こりゃ、たのしみです
ronさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
1ヶ月以上、お山に行けなかったので、鈍った脚に刺激を与えるべく、行ってまいりました。
修行は嫌いではないような気がしますが、Mではないので、しなくて済むならしない方が良いです
やはり、脚の方は、だいぶ弱っていましたが、人気が全くない、自然のままのバリルートを楽しむ事ができました。
でも、一人だと結構怖い所もあるので、いつか、丹沢のバリルートもお付き合い下さい
それにしても、ronさんの仙丈日帰りは凄いですね
丹沢からも南アがとても良く見えたのですが、良いコンディションだったようで何よりです
北岳様は、お花の時期がやっぱり素敵ですが、雪が残っている時期もいつかは(遠い目)
しかし、確かに遠い国のお話かもしれないですね
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