ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2929395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕・常念

2017年07月17日(月) ~ 2017年07月18日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
23.1km
登り
2,345m
下り
2,545m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
2:55
合計
9:45
6:35
6:50
25
7:15
7:20
30
7:50
8:00
30
8:30
8:40
30
9:10
9:50
20
10:10
10:15
40
10:55
11:15
25
11:40
12:00
20
12:20
12:35
30
13:05
13:15
60
14:15
14:25
35
15:00
15:15
35
15:50
2日目
山行
6:55
休憩
1:45
合計
8:40
4:50
60
5:50
6:00
75
横通岳鞍部
7:15
7:45
65
8:50
9:00
45
9:45
10:10
50
11:00
11:15
70
胸突八丁
12:25
12:40
40
13:20
10
13:30
一ノ沢登山口
天候 7/17:曇り、7/18:雨のち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
中房温泉に駐車、一ノ沢に下山後タクシーで戻りました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 ほりでーゆー
中房温泉の市営登山者用第一駐車場。50台収容で無料。第二(40台)第三(30台)もある。海の日連休の為かこの時点でほぼ満車。
2017年07月17日 05:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 5:44
中房温泉の市営登山者用第一駐車場。50台収容で無料。第二(40台)第三(30台)もある。海の日連休の為かこの時点でほぼ満車。
第一駐車場から登山口まで約500m。ウォーミングアップには少々短い。
2017年07月17日 05:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 5:54
第一駐車場から登山口まで約500m。ウォーミングアップには少々短い。
出発前の記念撮影。ここの標高は1,462mなので、合戦小屋までの標高差は928m。燕山荘までは1,250m。
2017年07月17日 06:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 6:06
出発前の記念撮影。ここの標高は1,462mなので、合戦小屋までの標高差は928m。燕山荘までは1,250m。
登山口から50mでいきなり急登が始まる。合戦尾根は北アルプス三大急登の一つ。
2017年07月17日 06:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 6:08
登山口から50mでいきなり急登が始まる。合戦尾根は北アルプス三大急登の一つ。
第一ベンチには合戦尾根唯一の水場がある。流れは細いが、冷たくて旨い。
2017年07月17日 06:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 6:42
第一ベンチには合戦尾根唯一の水場がある。流れは細いが、冷たくて旨い。
葉緑素を持たず、銀色をした「ギンリョウソウ(銀竜草)」。
2017年07月17日 07:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 7:15
葉緑素を持たず、銀色をした「ギンリョウソウ(銀竜草)」。
次第にアルペンチックな雰囲気になって来る。
2017年07月17日 08:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 8:55
次第にアルペンチックな雰囲気になって来る。
高度を上げるにつれ樹木が低く疎になっていく。森林限界も近い。
2017年07月17日 09:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:03
高度を上げるにつれ樹木が低く疎になっていく。森林限界も近い。
標高2,350mに建つ合戦小屋は、宿泊は出来ず、食堂、売店、休憩だけの小屋だ。
2017年07月17日 09:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:10
標高2,350mに建つ合戦小屋は、宿泊は出来ず、食堂、売店、休憩だけの小屋だ。
小屋前の広場にはテーブルとベンチが多数あり、休憩に最適。
2017年07月17日 09:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:10
小屋前の広場にはテーブルとベンチが多数あり、休憩に最適。
ランチは行動食とチャンポン。製鐵マンには定番なのだ。
2017年07月17日 09:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:22
ランチは行動食とチャンポン。製鐵マンには定番なのだ。
定番なので我々もスイカを奮発。でも庶民らしく8分の1カットを3分割。
2017年07月17日 09:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:39
定番なので我々もスイカを奮発。でも庶民らしく8分の1カットを3分割。
2017年07月17日 09:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 9:40
合戦小屋から20分で展望の開けた三角点に出る。このあたりが森林限界だ。
2017年07月17日 10:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 10:10
合戦小屋から20分で展望の開けた三角点に出る。このあたりが森林限界だ。
これから登る燕岳(2,763m)。山頂に人がたくさん見える。
2017年07月17日 10:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 10:12
これから登る燕岳(2,763m)。山頂に人がたくさん見える。
表銀座の縦走路と槍ヶ岳。
2017年07月17日 10:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 10:43
表銀座の縦走路と槍ヶ岳。
中房温泉から3時間25分で燕山荘に到着。コースタイムは4時間なのでフル装備にしては上出来だ。
2017年07月17日 10:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 10:56
中房温泉から3時間25分で燕山荘に到着。コースタイムは4時間なのでフル装備にしては上出来だ。
燕山荘前の広場から燕岳と裏銀座の稜線。雲は多いが素晴らしい!
2017年07月17日 11:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:12
燕山荘前の広場から燕岳と裏銀座の稜線。雲は多いが素晴らしい!
この時期としては残雪の多い槍ヶ岳。
2017年07月17日 11:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:13
この時期としては残雪の多い槍ヶ岳。
遠くから見ると特徴が無く判りづらい燕岳だが、近くで見るとなかなかカッコ良い。
2017年07月17日 11:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:13
遠くから見ると特徴が無く判りづらい燕岳だが、近くで見るとなかなかカッコ良い。
イルカ岩と槍ヶ岳
2017年07月17日 11:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:21
イルカ岩と槍ヶ岳
花の形が馬の顔に似ていることが駒草(コマクサ)の由来。
2017年07月17日 11:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:24
花の形が馬の顔に似ていることが駒草(コマクサ)の由来。
メガネ岩
2017年07月17日 11:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:33
メガネ岩
ハクサンフウロ
2017年07月17日 11:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:39
ハクサンフウロ
燕岳(2,763m)に登頂。お賽銭が凄い!
2017年07月17日 11:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:40
燕岳(2,763m)に登頂。お賽銭が凄い!
記念撮影
2017年07月17日 11:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 11:42
記念撮影
燕山荘は600人収容の大きな山小屋。全国でもナンバーワンの人気を誇る小屋なのだ。
2017年07月17日 12:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 12:15
燕山荘は600人収容の大きな山小屋。全国でもナンバーワンの人気を誇る小屋なのだ。
2017年07月17日 12:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 12:19
西側から適度な風が当たるので涼しく快適な縦走。
2017年07月17日 13:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 13:27
西側から適度な風が当たるので涼しく快適な縦走。
雲湧く縦走路
2017年07月17日 13:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 13:37
雲湧く縦走路
大下りを過ぎると大天井岳が間近になってくる。
2017年07月17日 14:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 14:32
大下りを過ぎると大天井岳が間近になってくる。
槍ヶ岳に至る東鎌尾根の縦走路「喜作新道」を拓いた小林喜作のレリーフ。
2017年07月17日 15:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 15:04
槍ヶ岳に至る東鎌尾根の縦走路「喜作新道」を拓いた小林喜作のレリーフ。
今日歩いて来た縦走路を振り返る。
2017年07月17日 15:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 15:25
今日歩いて来た縦走路を振り返る。
燕山荘から2時間40分で今日の幕営地・大天荘に到着。コースタイムは3時間40分なので良いペースだ。
2017年07月17日 15:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 15:52
燕山荘から2時間40分で今日の幕営地・大天荘に到着。コースタイムは3時間40分なので良いペースだ。
かつては町営だったが、現在は燕山荘グループの大天荘は150人収容。
2017年07月17日 16:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 16:00
かつては町営だったが、現在は燕山荘グループの大天荘は150人収容。
トイレは最近新築したらしく、とっても綺麗で快適。
2017年07月17日 16:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 16:00
トイレは最近新築したらしく、とっても綺麗で快適。
小屋の入口で幕営の申込をする。1人700円と比較的安い。
2017年07月17日 16:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 16:04
小屋の入口で幕営の申込をする。1人700円と比較的安い。
広い前室があり、天井も高く快適なエスパース・スーパーライトPlus。
2017年07月17日 16:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 16:21
広い前室があり、天井も高く快適なエスパース・スーパーライトPlus。
2017年07月17日 16:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 16:22
かんぱ〜い
2017年07月17日 17:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 17:07
かんぱ〜い
おつまみ・その3は小アジの干物。
2017年07月17日 17:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 17:28
おつまみ・その3は小アジの干物。
2度目の乾杯。彼らは日本酒、私はビール。
2017年07月17日 18:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 18:08
2度目の乾杯。彼らは日本酒、私はビール。
前菜代わりのサラダは「じゃがりこ」をお湯で戻したポテトサラダ。
2017年07月17日 18:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 18:10
前菜代わりのサラダは「じゃがりこ」をお湯で戻したポテトサラダ。
メインはこのところ定番のメスティン炊飯。
2017年07月17日 18:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 18:44
メインはこのところ定番のメスティン炊飯。
標高によって炊飯時間が大幅に変化するので、山でのメスティン炊飯は集中力が必要。
2017年07月17日 18:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 18:45
標高によって炊飯時間が大幅に変化するので、山でのメスティン炊飯は集中力が必要。
外に飾ろうと思ったが、風が強いのでテント内で鑑賞。
2017年07月17日 19:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 19:35
外に飾ろうと思ったが、風が強いのでテント内で鑑賞。
蒸らし15分を含めて約1時間で「五目釜飯」の完成。炊きあがり判定の精度もだいぶ向上した。
2017年07月17日 19:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 19:39
蒸らし15分を含めて約1時間で「五目釜飯」の完成。炊きあがり判定の精度もだいぶ向上した。
1.5合を炊いて3等分。野菜たっぷり味噌汁と一緒にいただく。
2017年07月17日 19:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/17 19:41
1.5合を炊いて3等分。野菜たっぷり味噌汁と一緒にいただく。
大天井岳山頂往復を考慮して2:00起床したが、外は雨風が激しい。朝食は「山の棒ラーメン」と赤飯。
2017年07月18日 02:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 2:33
大天井岳山頂往復を考慮して2:00起床したが、外は雨風が激しい。朝食は「山の棒ラーメン」と赤飯。
ラーメンと赤飯の朝食が完成。いただきます。
2017年07月18日 02:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 2:51
ラーメンと赤飯の朝食が完成。いただきます。
雨は上がっていたが、完全装備で出発。
2017年07月18日 04:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 4:49
雨は上がっていたが、完全装備で出発。
常念岳へ
2017年07月18日 04:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 4:52
常念岳へ
今回唯一の雪渓歩きは約50m。平坦なので問題無し。
2017年07月18日 05:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 5:31
今回唯一の雪渓歩きは約50m。平坦なので問題無し。
雲間から降り注ぐ光芒。神様が降りて来そうだ。
2017年07月18日 06:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 6:43
雲間から降り注ぐ光芒。神様が降りて来そうだ。
2017年07月18日 06:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 6:43
常念岳(2,857m)の手前に常念乗越(2,460m)と常念小屋が見えて来た。
2017年07月18日 06:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 6:49
常念岳(2,857m)の手前に常念乗越(2,460m)と常念小屋が見えて来た。
常念乗越と常念小屋。4/29にここで幕営した。
2017年07月18日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 7:01
常念乗越と常念小屋。4/29にここで幕営した。
強風に悩まされたが、無事に到着。
2017年07月18日 07:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 7:12
強風に悩まされたが、無事に到着。
300人収容の常念小屋。相変わらず風が強いが、風の当たらない小屋前のベンチで休憩する。
2017年07月18日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 7:16
300人収容の常念小屋。相変わらず風が強いが、風の当たらない小屋前のベンチで休憩する。
常念の登りから常念乗越を見下ろす。向こうは横通岳。
2017年07月18日 08:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 8:10
常念の登りから常念乗越を見下ろす。向こうは横通岳。
常念小屋から1時間5分で登頂。ガスで何も見えず寒いがビールで乾杯する。
2017年07月18日 08:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 8:52
常念小屋から1時間5分で登頂。ガスで何も見えず寒いがビールで乾杯する。
2,857mの百名山・常念岳の山頂で記念撮影。
2017年07月18日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 8:57
2,857mの百名山・常念岳の山頂で記念撮影。
下山
2017年07月18日 09:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/18 9:16
下山
天候は回復基調だが、槍・穂高連峰はガスの中。
2017年07月18日 10:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 10:13
天候は回復基調だが、槍・穂高連峰はガスの中。
急坂
2017年07月18日 10:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 10:24
急坂
中学生100人の大集団に遭遇。我々が通過するのを待ってくれた。
2017年07月18日 10:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 10:45
中学生100人の大集団に遭遇。我々が通過するのを待ってくれた。
天候回復したが、そのぶん暑くなり汗だくで下る。
2017年07月18日 10:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 10:50
天候回復したが、そのぶん暑くなり汗だくで下る。
一ノ沢沿いの道をひたすら下る。
2017年07月18日 11:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 11:24
一ノ沢沿いの道をひたすら下る。
下山記念
2017年07月18日 13:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 13:29
下山記念
予約した南安タクシーで中房温泉に向かう。
2017年07月18日 13:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/18 13:29
予約した南安タクシーで中房温泉に向かう。
「ほりでーゆー」で温泉に入り、ココイチ安曇野店でご当地メニューの「黒部ダムカレー」の夕食。
2017年07月18日 17:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/18 17:12
「ほりでーゆー」で温泉に入り、ココイチ安曇野店でご当地メニューの「黒部ダムカレー」の夕食。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テントマット シェラフ
共同装備
調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター ポール テント

感想

7月17日 曇り

 今回は聖と聖のトライアスロン仲間・小松さんと3人で燕〜常念をテント泊縦走だ。荷物は水4箸盍泙瓩20.5kg、聖はテントと水を含めて21.5kg。まあまあだ。
 16:40に君津を出発。金田インターまで海沿いの下道を走ってアクア連絡道の渋滞を回避。アクアラインは袖ケ浦ICからトンネル入口まで渋滞しており、金田まで海沿いの下道で正解だった。トンネルの先はスムースになり、山手トンネル経由中央道調布インターで降りて多摩川を渡ってまもなく小松さんアパートに到着。
 調布ICから再度中央道に乗り、双葉SAで夜食。安曇野ICで降りて来週の表銀座縦走で沢渡へのマイカー回送を予約している南安タクシー本社の場所を確認してから中房温泉へ。
 23:15中房温泉に到着。温泉の駐車場は宿泊者専用なので、約500m手前の安曇野市営の無料駐車場に入る。駐車場の車は7割ほど。気温15℃、小雨、ビール飲んで0:00就寝。やや涼しいので毛布を掛けて車中泊する。

 5:00起床。天気は曇り。駐車場はほぼ満車になっていた。昨夜コンビニで買った朝食を食べ、パッキングと身支度をして登山口へ移動。
 登山指導所で山行計画書を提出し、トイレと出発前の記念撮影をして6:05に出発。
 合戦尾根は登山口から50mでいきなり急登が始まるが、合戦小屋まで約30分おきに休憩場所があるので登りやすい。第一ベンチで最初の休憩。第一ベンチには合戦尾根唯一の水場があるので、水場に降りて給水する。流れは細いが冷たくて旨い。
 海の日三連休最終日のせいか降りてくる人が多いが、防虫ネットを被った人が非常に多い。自分は虫よりネットの方がうっとうしいが・・・・。
 ジグザグの急登で高度を稼ぎ、ケーブルを潜ってまもなく第二ベンチに到着。第二ベンチ周辺にはギンリョウソウが多い。滅多に見ない珍しい植物だが、今年は豊作らしい。
 第三ベンチ、富士見ベンチと進み、富士見ベンチ過ぎると花崗岩の地面も現れるようになる。
 「あと10分」「あと5分」の看板に励まされて合戦小屋に到着。中房温泉から標高差930m、コースタイム2時間50分のところ2時間25分なので、20kg背負った63歳にしては上出来だが、大汗かいてTシャツ絞れるるほどだ。
 カップめんの昼食の後、デザートはスイカ。1/8カットが800円なので1玉6,400円。千疋屋並の超高級品だが飛ぶように売れている。我々は庶民なので1/8カットを3等分してもらう。環境とここまでの苦労のせいもあってすこぶる旨い。
 合戦小屋を過ぎて間もなく深林限界を超え、展望が良くなる。大天井岳と槍の穂先が見えるようになる。
 三角点からは燕山荘と燕岳が見えるが、見えてからが遠く、まだ40分以上掛かるのだ。
 10:55燕山荘に到着。中房温泉からコースタイム4時間のところを3時間25分だった。
 燕山荘直下のお花畑はシナノキンバイが満開だが、トリカブトなど他の花が無く、全体に地味で残念。残雪が多い分開花が遅れているのだろうか?
 稜線に出ると雲が多めながら槍・穂高はじめ裏銀の山々が素晴らしく、程良い風が気持ち良い。槍・穂高の残雪はとても多い。燕山荘のテント場も1/3が雪で覆われており、この時期にしては異常に多い。
 冷凍庫で凍らせて保冷バッグに入れて持って来たパウチ入りみかん食べる。冷たくて美味しい。
 テント場の雪を袋に入れて担いで来たビールを冷やす。ザックをデポしてサブザックで燕岳へ。稜線のあちらこちらにコマクサの群落があり、丁度見頃の花が素晴らしい。
 名所のイルカ岩と槍のツーショットが楽しい。
 燕山荘から25分で燕岳に到着。ビールで乾杯。冷え冷えで旨い。
 小屋に戻り今日のキャンプ地・大天荘に向けて出発。槍を正面に見ながらの天空の散歩道は気持ち良く、最高の縦走路だ。
 稜線上と稜線西側は風が気持ち良いが、登山道が時々東側になると風が当たらず暑い。
 大下りは100m程度で大した事はない。
 喜作レリーフの少し先の槍ヶ岳方面分岐からの登りはジグザクの急登でちょっときつい。
 振り返ると縦走路の西側は晴れ、東側は雲が湧いてダイナミックだ。
 15:50大天荘に到着。燕山荘から2時間40分だったが、コースタイム3時間40分なので上出来だ。
 大天荘テント場に先着テントは5-6張しか無くガラガラだ。トイレも新しくなっていた。
 小屋とトイレに近い場所に設営。ほぼ平坦でなかなか良い場所だ。docomoの携帯電波は良好だ。コーヒーを飲んでしばらく休憩。その後ビールで乾杯。つまみはアスパラ、エリンギの炒め物と小アジ干物。そしてまた休憩する。
 日没前に外に出てみたが、曇りで夕焼け見えず。縦の虹が現れ、安曇野の街も良く見える。
 ジャガリコをお湯で戻してポテトサラダを作り、メスティンで五目釜飯を炊きながらビール、日本酒で2度目の乾杯。
 ご飯は上出来。メスティン炊飯はだいぶ腕が上がった。2800mでの炊飯は過去最高高度だ。
 エアマット内部が一部剥離して膨らんでしまったが、なんとか眠れる。
 夜になって風が強まるが、テントが飛ばされるほどでは無い。
 20:15就寝。23:00頃雨音で目覚める。かなり風雨が激しい。明日の天気が心配だ。

7月18日 雨のち曇りのち晴れ

 2:00起床。一晩中雨風強く夜中に何度となく目が覚めた。半身マットと夏用シュラフでも寒くは無かった。
 コーヒーを飲み、赤飯と棒ラーメンの朝食。赤飯と棒ラーメンを2つずつ作り3人で食べた。
 雨は上がったが、いつ降るか怪しいのでカッパを着て撤収する。
 小屋でセルフの水を補給し、カッパを着たまま4:50出発。風が強く時々雨が降る生憎の天気。
 東天井岳手前で雪渓を横断したが、50mくらいの平坦部なので問題無く通過できた。登山道脇に石積の壁のようなものがある。旧二俣小屋跡だ。シートを被せればビバークできそうだ。
 風が強く油断するとよろける。常念小屋から来た人数人とすれ違う。
 横通岳は山頂に至る道は無く、巻道を行く。横通岳を下って常念小屋とテント場のある常念乗越に到着。テントは1張のみだ。
 大天井から2時間15分で到着したが、コースタイムは3時間なので良いペースだ。
 常念乗越も吹きさらしなので風が強いが、稜線から少し下った常念小屋の周辺はほぼ無風だ。小屋の中での休憩は禁止なので外のベンチで休憩する。
 軒下にザックをデポして常念岳往復に出発。雨は止んでいるが怪しいのでカッパを着て出発するが、カッパを着て登ったら暑いと思いきや風が強いので丁度良い。
 65分で常念岳に登頂。ガスで展望なし。じっとしていると寒いが、ビールで乾杯。
 乾杯をして記念写真を撮り、すぐに下山開始。下りは45分で降りた。
 携帯で南安タクシーに電話して13:30にタクシー予約。ザックをとって下山開始。
 常念乗越〜胸突八丁間にはベンチが3つある。水場の沢のところで中学生100人の団体とすれ違うが、先生の号令で止まってくれ、我々の通過を待ってくれた。
 胸突八丁手前にはニッコウキスゲの群落があった。胸突八丁で休憩、沢の冷たい水で洗面し気持ち良い。
 王滝ベンチで最後の休憩をして13:30丁度にヒエ平の一ノ沢登山口に到着。タクシーは既に到着して待っていてくれた。コースタイム3時間10分のところを2時間50分で降りた。
 中房温泉で車を回収し、安曇野定番の「ほりでーゆー」で汗を流す。
 安曇野インター近くで給油し、仕上げはココイチで黒部ダムカレーを食べる。黒部ダムカレーのキャンペーン中でくじ引きをしたら当たり。景品はココイチのスプーンだった。ラッキー!
 帰路は渋滞なく調布ICで降りて20:05に小松さん宅に到着。君津には21:40に到着した。
 2日目の天気は悪かったが、初日がそこそこだったので充分楽しめた山行だった。小松さんは山の経験は少ないが、トライアスロンやトレランで鍛えているので、快速だった。機会があればまたご一緒したいものだ。

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