上高地〜蝶ヶ岳〜大天井岳〜槍ヶ岳〜上高地縦走
- GPS
- 63:00
- 距離
- 54.3km
- 登り
- 3,801m
- 下り
- 3,990m
天候 | 3日晴れ 4日午後曇り 5日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徳沢〜蝶:長堀山尾根序盤の急登は凍結の為アイゼン着用 蝶〜常念:雪と砂の稜線からがっつり雪ついた登り下り。 常念〜大天井:雪と砂のトラバース連続 アイゼンあったほうが安心 大天井〜西岳:積雪十分 滑落の危険がある場所も少ない 西岳〜槍ヶ岳:浅めの腐れ雪で所々アイゼン・ピッケル刺さらない&効かない箇所有。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
2月3月とまともな山行が出来ずに腐る冬道具達・・・。
最後のチャンスだ来たぞGW!!
今回は北アルプス 槍ヶ岳を目指して
上高地→蝶ヶ岳→常念岳→大天井岳→西岳→槍ヶ岳の縦走をしました。
初日の写真を間違えて消してしまったのでコースタイムが詳しく分かりませんが・・・。
■3日初日■
さわやか信州号で朝5:30上高地BT着
6:00より行動開始
上高地〜徳沢間:
大賑わい。道もよく穂高連峰を見上げながら大変気持ちよい。
徳沢〜長塀山:
長塀山に取り付いて直ぐにカチコチになった急登に当りアイゼン装着。うぉー雪山だーとテンション上がって前を行く人を頑張って追い抜く。
そしてすぐバテる。いくら登っても何処が長塀山山頂なのか分からない。
グデーンっと雪の上で大の字で寝転ぶ僕。
直ぐに下から人が上がってきたので負けじと登り始めるが、結局変なトラバースを追ってしまって、結局追いつかれる。
「こんにちわー!」
と挨拶して下さったのはソロのテント泊装備の若い女性の方で、
これまで追い抜いて来た人ではなかったので普通に追い抜かれてしまった模様。
何でもこれから蝶ヶ岳に小屋泊してから涸沢でテント泊するとの事でした。
少しだけご一緒いたしましたが休憩するとの事なので、そこで別れて蝶ヶ岳山頂へ。
長塀山〜蝶ヶ岳:
緩やかな雪面を歩くだけ。あっという間に山頂。
山頂には既に大勢の人が居てテントも10張近くありました。カメラを構えて穂高を撮る人が多く三脚を並べてました。
蝶ヶ岳には去年の秋に来ましたが、ここの景色はやはり気持ちが良くて北アルプスに来たんだ!って実感が沸き始めます。
夜景色も大変美しいので、ここでテント張って休みたい欲求をありましたが、明日の事を考えると頑張って常念岳へ行かなくてはならない。
蝶ヶ岳〜常念岳:
蝶槍まではアイゼン不要。もう雪が無いので歯が丸々ので外したいが、外すタイミングを逃してガチャガチャと再び雪が積もった急斜面を降ります。
そこからは小さなピークを登っては降りるの繰り返し。
行動時間が6時間も超えるとさすがに辛く常念岳に取り付く頃にはもうボロボロ。
アイゼンを外して常念岳の岩場を登って山頂へ。
山頂のあんまり景色は記憶にない。それよりも時間がないので急いで下山と思うけど、アイゼン外したまま降りるとなると雪と小さな岩の斜面は怖い!
アイゼン付ければよかったと後悔しながら常念小屋にテントを張って初日終了。
■4日:二日目■
常念岳から大天井岳:
最初の小ピークを越えてしまえばトラバースの連続なのでかなり楽。
穂高連峰を横目に大変すばらしい景色が続きます。
大天井岳〜西岳:
夏道である巻き道が使えないので、山頂から尾根へ下ります。
ここから一気に尾根の幅も狭くなって、お昼から雲って来たので西岳山頂に着いて、水俣乗越付近でその日は終了。
■5日:三日目■
水俣乗越〜槍ヶ岳
超快晴!
紫外線が痛い!!
しかし昨日は隠れてしまった槍が再び姿を現し東鎌尾根の全容も拝めたので、ゴーゴー。
大天井岳からソロの方とコンビを結成した事もあって気合十分。
しかし道のりは厳しい。ちょっと気を抜くと谷底まで滑落しかねない稜線を進み、
好天で雪はどんどん腐りアイゼンもピッケルも効かなくなり、トレースを踏むと横に滑る事もしばしば、アイゼンに雪が付くので緊張が続く。
何度かバテて休憩しながらも、後続PTが見えたり槍沢を登る人たちが見えてくるといよいよ槍も大きくなって自分を励ましながら小屋まで到着。
小屋にザックをデポして穂先をサクッとやっつけて絶景を堪能。
槍〜大槍ロッヂ:
急斜面はシリセード。ズサー
雪が腐ってズボズボと足を飲み込むので、すげー足が重い。
〜上高地まで
川沿いに歩く。歩く。歩く。歩く・・・。
なんとか無事下山できました。
力量不足を感じる所も多々ありまして、非常に反省する点が多いですが、これを糧として更に成長できたらと思います。
今回途中から行動を共にしたY君とは次もまたコンビを組もうと約束もしました。非常に良い出会いにも恵まれて心に刻む山行となりました。
また、今回の長期休暇中に各山域で大勢の方が遭難されたと下山後に知りました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、決して人事とは思わず人に迷惑を掛けないよう安全第一に登山を続けて参りたいと思います。
ご無沙汰です。
GWは、バッチリと決めましたねぇ。
私はと言うと、地元の駅手前で「お腹Pにて」敗退www
では、また、どこかのお山で。。
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