焼山(西野々ルート)〜蛭ヶ岳ピストン+石砂山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,211m
- 下り
- 2,222m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:10
鹿柵扉は舗装路にあるゲートのことです。鹿よけのために通行したら閉じるよう書いてありました。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神奈川県丹沢大山エリアの登山道通行情報 東海自然歩道S06 西野々〜焼山 復旧工事完了で通行できます http://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kouen_kouenhodou/003.html 復旧工事されていたところで崩落につながる旧道に入り込む心配なし。新区間手前に案内看板があり、旧道に入り込まないようにロープが張られています。 新ルートは急斜面ながらずっと新品ロープが張られています。 他は一般登山道になります。問題なし。 地図は手動です。正確性に欠けます。要注意。 |
その他周辺情報 | セブンイレブン津久井青野原店が登山口そばにあり。 |
写真
感想
焼山ルートが再開通したとのことなので早速利用してきました。どうせなら昨年ヒルに怯えをなして行きそびれた石砂山もプラス。この時期ならまず少ないだろう、ギフチョウももしかしたら見れるかも、とやる気を出して。
調べてみるとギフチョウは朝8時くらいから活動開始とネット情報があったので、それならば蛭ヶ岳ピストンした後に行こうと計画。ピストン後は西野々(焼山登山口)〜伏馬田(石砂山登山口)区間の片道およそ1200m。道志川を渡る橋を挟んで一気に下り、一気に登る。路駐に困らないチャリで出発。
出発前に朝食をとってきたが、チャリ旅のため今回は登山前にセブンイレブンでもう一度朝食摂取。これがよかったみたいで、山行中シャリバテなしだった。
焼山までの通行止め区間はロープが新しく張り替えられており、かなり急な斜面を登りますが問題なし。そのためのロープかと思われます。手掘りの階段状になっているところも多数あるので、これからも少しずつ補修しながら開通させた印象があります。逆に雨が降り続くと脆くなりそうでもあります。一応ちょろっと確認したくなったので覗きに行ったところ、以前のルートは手の施しようなくそのままでした。
戻って、新ルートさえ通過したら、あとはよく整備された道を蛭ヶ岳へと進みます。この日は標高900mより上は雨あがりの感あり。といっても泥跳ねするほどでもなく適度にひんやりして気持ちいい。ただ富士山が見えなかったのが残念。蛭ヶ岳でこの日3度目の朝食。今年初の蛭ヶ岳。やはり気持ちいい。四季にあわせて登りたくなる。また来ます。
西野々に再び戻ってセブンイレブンで昼食少々。伏馬田登山口へ。セブンイレブンを出て道志方面へ200mくらい進み、右側の舗装路を降りていきます。自動販売機を正面に見て左側の道を降りて行きます。道なりに下れば道志川を渡り、登り坂を上がり切ったヘアピンカーブのところが伏馬田登山口になります。案内看板あり。
途中左手に野草の群生あり目を潤す。というよりも足を止めて眺めてしまう。これを成長というのか道草というのかは定かではないけれど、またそれも楽しければよし。おかげで蛭ヶ岳下山中にはヨゴレハナネコノメを目ざとく発見。落葉の中にひっそりと咲いておりました。
石砂山までの登山道はよく整備されていて思っていた以上に快適なルートだった。看板もあり道迷いの心配なし。このコースもヒルの活発化する時期はどうなのかは定かではなし。昨年、ギフチョウを見に行こうと思っていたらヒル被害があまりに多いようなので、長靴で行こうかどうしようか躊躇しているうちにシーズンが過ぎてしまった。そんな印象が石砂山、石老山にはあったので意外でもあった。時期を選べば藤野15名山も視野に入れたくなってきた。
焼山ルートに比べると、南に面しているだけあって植生がこの時期でも豊か。春半ばといった風情あり。駆け足だなと本当に思う。
この日は蛭ヶ岳で富士山見えないし、行きに手袋をチャリに乗ってる際に片方落としたし、これでギフチョウ見れなかったらショックデカいな、と思いながら山頂を目指す。この時期はまだ山頂にしかおらず、徐々に下に下っていくらしい。期待は高まる。
山頂到着。カメラ抱えてる人が何人かいるのかなと思いきや誰もおらず拍子抜け。とりあえずベンチで残りの行動食消費。よく食べる一日。
しばらく待ったもののギフチョウは見当たらず。ヒオドシチョウというチョウが追いかけっこ。うーん残念と思っていると、ギフチョウらしきカラーの蝶発見、飛んでいるのでテンション上がる。テンションは上がるのだが、止まって、しかも長い間止まってくれないと古いカメラのオートフォーカス中に(以下省略)。
その後何度か見かけたものの、以降姿見せず。夕方は飛ばないのかな?そろそろ時間切れ。また今度ということに。とはいうものの収穫もあり。フデリンドウやツツジも見れたし、なによりもモチベーションが高いときは目的の山+αの部分で頑張りが利いたのはよかった。人参ぶらさげ効果ってやつなのかしらん。
明るいうちに無事に下山できて山の神様仏さまに、それに登山道再開通に感謝です。
帰りのチャリ行は行きと同じ道を通り、落とした手袋探し。「ないかな、ないよな、きっとね、いないよな」とフジファブリック(バンド名です)の、そんな心持ちで宮ケ瀬のトンネルを越えた先の、反対車線のさらに向こう側に見覚えのある物体発見。野草探しで鍛えた動体視力(?)が役に立った瞬間でした。よかったよかった。
富士山は見えなかったけど落し物は出てきたし、一勝一敗一分け(?)といった山行の気分を楽しめました。
雲薄ら 風に伏し目の 豆桜
道ふさぐ 筆竜胆(フデリンドウ)の 晴れ姿
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