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Yamareco

記録ID: 3068044
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳

2021年04月10日(土) ~ 2021年04月11日(日)
 - 拍手
GPS
38:50
距離
19.4km
登り
2,802m
下り
2,225m

コースタイム

1日目
山行
9:34
休憩
0:32
合計
10:06
4:22
60
5:21
5:23
45
6:08
6:21
36
6:57
6:57
87
8:24
8:36
108
10:24
10:24
157
13:02
13:08
81
14:30
宿泊地
2日目
山行
7:58
休憩
0:44
合計
8:42
4:42
31
宿泊地
5:12
119
7:11
7:12
177
10:08
10:09
47
10:55
11:01
24
11:24
12:03
32
12:35
12:35
45
13:20
13:20
3
13:22
ゴール地点
天候 2日間ともに晴れ。夜から早朝にかけ登山口付近ではパラパラと小ぶりの雨、幕営時にはパラパラと雪が降る程度。2日間ともに無風。
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】
無料。駐車スペース5-6台分程度

笊ヶ岳登山口駐車場
https://goo.gl/maps/nqy32eKx1a23RNji8

【温泉施設】
老平無料駐車場より車で2.3分程度の所に「ヴィラ雨畑」入浴料大人550円

ヴィラ雨畑
0556-45-2213
https://goo.gl/maps/aYdjmqA6q3VvmB6w7

【トイレ】
登山口には無いが、ヴィラ雨畑の向かいに公衆便所あり。無料

町営公衆便所
https://goo.gl/maps/3gdiTgRTNP2TSycJA
コース状況/
危険箇所等
基本的に「山と高原地図」の注意書き通りの道でした。
登山口から山頂は見えなかったので、当方は5L水を持っていきましたが、もう少し抑えて幕営時に雪を掻き集めて水を得る選択肢がベストだと思います。
全般的に樹林帯なので、「悪くいえば迷いやすい。よく言えば風が比較的穏やか」かと。

老平 - 林道終点 区間
特筆すべき事は特にないが、道路脇は崖なので夜間から出発する際はご注意。

林道終点 - 広河原 区間
吊り橋を過ぎた辺りから所々沢に橋が架けられてるが、破損箇所が度々あり、酷い物では床が抜け、手すり部分のしたの縁を辿りながら渡るところもある。
人ひとりが通るのに精一杯な上に、道上には落ち葉が多く踏み跡が少々分かりづらいです。
崩落箇所をトラバース、崖をホームセンターで売ってるハシゴにヒモで括られてる様な簡素な箇所も。

広河原
残雪期ということもあったのか水量はそこまで多くは無かった(直接渡渉出来そうな所では膝下程度)
後にお会いしたヤマレコユーザー曰く、梅雨明け以降は増水で渡渉も難儀で危険との事。
岩伝いに渡るところもあるにはあるが、無難な選択肢としては、沢を跨ぐ様に落ちた大木を這うように進むのがおすすめ。沢で苦戦したら次の急登に備えて休むのがいいと思う。

広河原 - 山ノ神 区間
九十九折りの坂が始まる。ある程度目印はあるが落ち葉が多く踏み跡が分かりにくい箇所もある。

山ノ神 - 桧横手山
九折折りと直登が交互に来る。
山ノ神から標高100m上がった辺りで廃棄ウインチ区間がある。登山道にワイヤーが散乱してるので足元に要注意。

九十九折りは終わっても鬱蒼とした森が始まるので目印を見落とし易い。登山道を塞ぐようにタチの悪い箇所に大きな倒木がある。

桧横手山山頂は場所が分かりづらいです。山頂付近は比較的なだらかですが木が乱雑に生えており、山頂の看板も脇にあり見落としやすい。登山時なら道の左側、(下山時なら右側)にあります

桧横手山 - 布引山
急登 + 要ルートファインディング
山道が不明瞭で(自分にとっては)ピンクリボンが見つかりにくかったです。
桧横手山を少し進むと急登になります。
急登を抜けると左手に崩落地が現れます。幸い、日中は日が差すおかげか氷は無く雪が少し積もる程度でした。
雪道をトラバースする所もあり。
布引山付近の積雪量は大体膝上くらいでした。

急登区間は氷の上に雪が乗っている状態、なおかつ急登なので滑落の注意があり、軽アイゼンで来たのは失敗でした…最もここが緊張を強いられました。

日中でも日陰の部分なので、氷結部分多いです。

布引山 - 最低鞍部
布引山から下る際は序盤は藪漕ぎを求められる所もあり。
積雪は50-70cm程度。稜線歩きになるが、切り立っている訳では無いので、緊張を強いられる箇所は少ない。稜線をそのまま歩く箇所もあれば、時々巻く事も。

最低鞍部 - 笊ヶ岳
最低鞍部~笊ヶ岳の中間辺りで幕営しました。
そこからは山頂はすぐなんですが、山頂直下ではハイマツの藪漕ぎを求められます。
登山開始 小雨が降っていた。
2021年04月10日 04:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 4:20
登山開始 小雨が降っていた。
登山口 ゲート
2021年04月10日 04:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 4:22
登山口 ゲート
林道区間不気味なトンネル
2021年04月10日 04:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 4:33
林道区間不気味なトンネル
初の分岐 看板が分かりやすい
2021年04月10日 04:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 4:51
初の分岐 看板が分かりやすい
1時間経過で夜明け
2021年04月10日 05:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:15
1時間経過で夜明け
2021年04月10日 05:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:21
吊り橋を渡る。中心付近でよく揺れるので怖かった
2021年04月10日 05:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:22
吊り橋を渡る。中心付近でよく揺れるので怖かった
簡素なハシゴ。岩肌が濡れている為、これに頼らざるを得なかった
2021年04月10日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:32
簡素なハシゴ。岩肌が濡れている為、これに頼らざるを得なかった
2021年04月10日 05:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:36
崩落地をトラバース
2021年04月10日 05:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 5:40
崩落地をトラバース
ヒトリシズカ
2021年04月10日 05:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:46
ヒトリシズカ
他の方の記事にも見たけど確かに雑な下ノ廊下という感じ
2021年04月10日 05:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:58
他の方の記事にも見たけど確かに雑な下ノ廊下という感じ
2021年04月10日 05:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 5:59
広河原 写真左側の倒木を跨いで渡った方がよい
2021年04月10日 06:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 6:09
広河原 写真左側の倒木を跨いで渡った方がよい
九十九折りの区間。大変だけど ミツバツツジ? に癒される
2021年04月10日 06:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 6:20
九十九折りの区間。大変だけど ミツバツツジ? に癒される
山ノ神 賽銭箱らしきもの
2021年04月10日 06:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 6:57
山ノ神 賽銭箱らしきもの
祠もあります
2021年04月10日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 6:58
祠もあります
山ノ神を過ぎると親切にロープが張られてます。
2021年04月10日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 6:58
山ノ神を過ぎると親切にロープが張られてます。
廃棄ウインチ
2021年04月10日 07:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 7:47
廃棄ウインチ
木々の隙間から先程まで歩いてた沢が見える
2021年04月10日 07:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 7:57
木々の隙間から先程まで歩いてた沢が見える
早朝降ってたもなのか標高1000m付近で積雪。何の足跡だろう
2021年04月10日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 8:08
早朝降ってたもなのか標高1000m付近で積雪。何の足跡だろう
登山道を封鎖するかの如くな倒木。くぐるにも狭すぎるし、大きいが跨ぐしか無かった。手前のは高さ90cm程…
2021年04月10日 09:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 9:41
登山道を封鎖するかの如くな倒木。くぐるにも狭すぎるし、大きいが跨ぐしか無かった。手前のは高さ90cm程…
名前は分からないけど、確か…空気が綺麗な所でしかならない草(苔?)だったはず…
2021年04月10日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 9:55
名前は分からないけど、確か…空気が綺麗な所でしかならない草(苔?)だったはず…
桧横手山 ここで軽アイゼンをつける。比較的穏やかで広めな山頂なので探すのに苦労しました…
2021年04月10日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 10:02
桧横手山 ここで軽アイゼンをつける。比較的穏やかで広めな山頂なので探すのに苦労しました…
ただの雪道ではなく氷結部分もあったのでかなり滑った
2021年04月10日 11:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 11:24
ただの雪道ではなく氷結部分もあったのでかなり滑った
急登区間に差し掛かる。かれこれ7時間経過した上にこの坂はかなり堪えた。踏み跡もあり積雪も多い所は滑る懸念はなかった。
2021年04月10日 11:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 11:34
急登区間に差し掛かる。かれこれ7時間経過した上にこの坂はかなり堪えた。踏み跡もあり積雪も多い所は滑る懸念はなかった。
なるべく垂直に刺しましたが傾斜が伝わるでしょうか
2021年04月10日 11:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 11:50
なるべく垂直に刺しましたが傾斜が伝わるでしょうか
視界が開けたが、展望は宜しくない
2021年04月10日 12:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 12:39
視界が開けたが、展望は宜しくない
崩落地は日が当たるお陰か融雪してました。
2021年04月10日 12:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 12:40
崩落地は日が当たるお陰か融雪してました。
崩落地。脇を歩く。
2021年04月10日 12:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 12:42
崩落地。脇を歩く。
霧氷が美しい
2021年04月10日 12:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 12:44
霧氷が美しい
人ひとりが通るのに精一杯です。
2021年04月10日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 12:51
人ひとりが通るのに精一杯です。
一瞬だけ雲が切れ、何か奥に雪を纏った山が。
一瞬だけ雲が切れ、何か奥に雪を纏った山が。
上河内岳だ…!ここまで来たか〜!と感激と安堵。
上河内岳だ…!ここまで来たか〜!と感激と安堵。
そんな崩落地を抜けると少し巻いて歩きました。
2021年04月10日 12:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 12:47
そんな崩落地を抜けると少し巻いて歩きました。
8時間40分かけ布引山に到着。
2021年04月10日 13:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 13:02
8時間40分かけ布引山に到着。
最低鞍部を超えたところで体力が尽きた為登頂を断念して幕営。
2021年04月10日 14:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 14:38
最低鞍部を超えたところで体力が尽きた為登頂を断念して幕営。
幕営地はこの辺りでしました。
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幕営地はこの辺りでしました。
お昼ご飯。ご飯を炊いてレトルトカレー。めっっっっちゃくちゃ美味かった
2021年04月10日 17:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/10 17:07
お昼ご飯。ご飯を炊いてレトルトカレー。めっっっっちゃくちゃ美味かった
2日目。2時に起床。朝ご飯は「サバ味噌煮缶の炊き込みご飯」
2021年04月10日 19:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/10 19:07
2日目。2時に起床。朝ご飯は「サバ味噌煮缶の炊き込みご飯」
上手くいきました。味は勿論最高…!
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上手くいきました。味は勿論最高…!
4時、テントを撤収して日の出を狙う事に。
2021年04月11日 04:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 4:45
4時、テントを撤収して日の出を狙う事に。
南アルプスも少し見える。天気は良さそう。
2021年04月11日 04:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 4:45
南アルプスも少し見える。天気は良さそう。
登りに差し掛かる。ゴールは目の前なのでサクサク進む。
2021年04月11日 05:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
4/11 5:01
登りに差し掛かる。ゴールは目の前なのでサクサク進む。
後ろを振り返ると過ぎた布引山が見える。雲海も美しい
2021年04月11日 05:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:08
後ろを振り返ると過ぎた布引山が見える。雲海も美しい
笊ヶ岳到着!こんな南アルプスを間近で見たのは初めてで感動…
2021年04月11日 05:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:15
笊ヶ岳到着!こんな南アルプスを間近で見たのは初めてで感動…
【春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 】

徒然草を彷彿させるような春の朝に言葉を失う。

全ての疲れを吹き飛ばすほどの絶景。本当に頑張って良かった。心からそう思いました。
2021年04月11日 05:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:16
【春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 】

徒然草を彷彿させるような春の朝に言葉を失う。

全ての疲れを吹き飛ばすほどの絶景。本当に頑張って良かった。心からそう思いました。
太陽が暖かい。笊ヶ岳は双耳峰で、山頂が「大笊」富士山の手前のが「小笊」と呼ばれます。時期や天候次第では富士山の右側に駿河湾が見えるそうです…!
2021年04月11日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:31
太陽が暖かい。笊ヶ岳は双耳峰で、山頂が「大笊」富士山の手前のが「小笊」と呼ばれます。時期や天候次第では富士山の右側に駿河湾が見えるそうです…!
左手を見ると遠くに右から奥秩父山塊、鳳凰三山、北岳を初めとする白根三山、更に仙丈ヶ岳が見える。
2021年04月11日 05:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:45
左手を見ると遠くに右から奥秩父山塊、鳳凰三山、北岳を初めとする白根三山、更に仙丈ヶ岳が見える。
そしてその左側、塩見岳も見えました。
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そしてその左側、塩見岳も見えました。
更に左を向けば南アルプスの堂々と鎮座する姿に感動。右から荒川三山・悪沢岳 赤石岳 聖岳 上河内岳
2021年04月11日 05:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:45
更に左を向けば南アルプスの堂々と鎮座する姿に感動。右から荒川三山・悪沢岳 赤石岳 聖岳 上河内岳
上河内岳の右下、よく見ると赤石ダムもちらり。
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上河内岳の右下、よく見ると赤石ダムもちらり。
またまた左を向けば遥遠くの深南部まで。大無間山も見えますね。
2021年04月11日 05:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:45
またまた左を向けば遥遠くの深南部まで。大無間山も見えますね。
ずっと見ていたい心惜しい景色だが、下山開始。また来よう
2021年04月11日 05:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 5:46
ずっと見ていたい心惜しい景色だが、下山開始。また来よう
最低鞍部まで戻ってきた。
2021年04月11日 06:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 6:19
最低鞍部まで戻ってきた。
振り返れれば小笊が。
2021年04月11日 06:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 6:21
振り返れれば小笊が。
登り返しで視界が開けた。山の後ろに山があるこの雲に霞んだ景色が美しい。
雲も上がって来ました。
2021年04月11日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 6:58
登り返しで視界が開けた。山の後ろに山があるこの雲に霞んだ景色が美しい。
雲も上がって来ました。
縦に撮ってみました。今では気に入り過ぎて壁紙にしてます(笑) ご自由にお使いください
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縦に撮ってみました。今では気に入り過ぎて壁紙にしてます(笑) ご自由にお使いください
崩落地まで戻ってきた。風もなく深南部が拝める
2021年04月11日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 7:35
崩落地まで戻ってきた。風もなく深南部が拝める
間近で見れる南アルプスとはここでお別れ…夏には登ってやるぞ!
2021年04月11日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 7:35
間近で見れる南アルプスとはここでお別れ…夏には登ってやるぞ!
…と元気よくサクサク降りてたらフトオノ尾根へと道を過ってしまう。かなり焦った。大人しくまた登り返します。
2021年04月11日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 7:53
…と元気よくサクサク降りてたらフトオノ尾根へと道を過ってしまう。かなり焦った。大人しくまた登り返します。
お陰様で桧横手山に戻るまでかなりロスしてしまったが、気持ちを切り替えて安全第一を最優先して帰る
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お陰様で桧横手山に戻るまでかなりロスしてしまったが、気持ちを切り替えて安全第一を最優先して帰る
余裕が出てきたのか、足元の小さな花に目をやれた。厳しい環境でも懸命に生きる逞しさに勇気を貰った。(名前が分からない)
2021年04月11日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 10:02
余裕が出てきたのか、足元の小さな花に目をやれた。厳しい環境でも懸命に生きる逞しさに勇気を貰った。(名前が分からない)
ワイヤ散乱地帯から廃棄ウインチ区間は、絶妙な位置にワイヤが張られてるんで地味に神経を削られます。
2021年04月11日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 10:11
ワイヤ散乱地帯から廃棄ウインチ区間は、絶妙な位置にワイヤが張られてるんで地味に神経を削られます。
布引山は既に雲の中。
2021年04月11日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 10:11
布引山は既に雲の中。
ワイヤと落ち葉の色が同じなので見落としがちだが
親切にテープが貼られてたのでコケることは無かった。
2021年04月11日 10:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ワイヤと落ち葉の色が同じなので見落としがちだが
親切にテープが貼られてたのでコケることは無かった。
山ノ神を過ぎ再度、九十九折りに。登山道に落ち葉が堆積してるので流れでそのまま左かと思ったが右でした。
2021年04月11日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 11:12
山ノ神を過ぎ再度、九十九折りに。登山道に落ち葉が堆積してるので流れでそのまま左かと思ったが右でした。
狭い箇所もあったが、絶妙な位置に生えてた木の根を手すり代わり使って移動
2021年04月11日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 11:27
狭い箇所もあったが、絶妙な位置に生えてた木の根を手すり代わり使って移動
広河原到着。疲労困憊の体に沢の音が気持ちよく20分ほど休憩
2021年04月11日 11:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 11:37
広河原到着。疲労困憊の体に沢の音が気持ちよく20分ほど休憩
長い登山もこれにて終了。無事に下山しました。
2021年04月11日 13:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 13:20
長い登山もこれにて終了。無事に下山しました。
遠くに見える布引山。さっきまであそこにいたのか…
2021年04月11日 13:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 13:22
遠くに見える布引山。さっきまであそこにいたのか…
鹿もコロナ対策する時代。(ヴィレ雨畑にて)
2021年04月11日 14:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4/11 14:08
鹿もコロナ対策する時代。(ヴィレ雨畑にて)
撮影機器:

感想

13座目。力試しという事で、この山を選択しました。これまでの最長山行は、行き帰り含めて8時間の金峰山。いつかは南ア中心に楽しみたいと思いつつも、奥深さから避けていました。今回の山行で自信がつきました。
確かにハードな山行ですが、富士山、南アルプスの北部、南部、深南部と間近で南アルプス全体が拝める箇所は早々無いんじゃないでしょうか。360度のパノラマに感動したのでぜひオススメしたい山の1つです!

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コメント

お疲れ様でした
広河原から一緒に下山したyoshi287729です。

笊ヶ岳山頂写真拝見させて頂きました。
メチャメチャいい絵が取れていましたね。
南アルプス展望や子笊と富士山いい感じでした。
私は登れませんでしたが、次回に取っておきますね。
近いうちに、、、、、。

そうそう、あの荷物重かったね、やっぱり日帰りかなぁ。
それでは、またどこかで、お会いしましょう!
2021/4/13 0:59
今思えば山にのめり込む事になったのは全てこの山行からだと思います。ピークハントの面白みはこれを超える物は未だに無く、ピークハントが目的の山行は終わり、やがて縦走や赤線繋ぎへと系統していきました。

ヤマレコの機能を用いて登山をしたのもこの山が初めてでGPSの有難みをひしひしと感じてます。
努力は必ず報われると言葉もありますが、それを1番感じられたのはこの日でした。初めて見る南アルプスの雄大さと一座一座の大きさに圧倒されましたが「この山域へようこそ」と迎え入れてくれた。そんな気がしました。
残雪期ということで鳥の鳴き声もせず、風も吹かず。空と地の境目は煌々と紅き、刻々と登る太陽を背に雲海と春霞の上に浮かぶ富士山。
今までの人生で1番美しい瞬間に出逢えた。

そんな感覚がした山行でした。

23.06.01
2023/6/1 20:10
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