表銀座縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 3,000m
- 下り
- 2,939m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 9:05
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 5:55
- 合計
- 14:20
天候 | 8/11:曇り一時雨、12:晴れ、13:雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
上高地下山後はタクシーでお風呂を経由して松本駅に行き、JRで穂高駅に戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 松本市内の瑞祥でお風呂 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
非常食
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
8月11日 曇り一時雨
君津17:35-20:10足立20:45-20:55北千住駅21:05-1:55穂高駐車場4:40-5:20中房温泉
中房温泉5:45(30)6:15第1ベンチ6:30(25)6:55第2ベンチ7:05(30)7:35第3ベンチ7:45(30)
8:15富士見ベンチ8:30(30)9:00合戦小屋9:30(30)10:00 2,540m? 10:10(30)10:40燕山荘11:15
(40)11:55蛙岩12:05(35)12:40大下り鞍部13:00(60)14:00喜作レリーフ14:15(35)14:50大天荘
(計6:15)
今回の山行は表銀座縦走。夏の表銀座は26年ぶり3度目だが、今回はいつもの山行と違い、女性二人と一緒なのだ。聖の友人の愛弓さんとお母さんの純子さんだ。愛弓さんはバリバリの山ガール、純子さんは元山岳部でインターハイの山岳競技にも出場した本格派。我々より凄そうだ。滅多にない女子同行の山行は期待と不安が半々だ。
17:35出発。荷物は二人分とも約20kgでまあまあだ。気温32℃、天気は晴れ。槍ヶ岳の天気予報は3日間とも「曇り一時雨」なのであまり期待できないが、せめて本降りの雨に降られない事を祈ろう。
首都高は浮島の手前から大渋滞。20:00に北千住駅で純子さん、愛弓さんと合流の予定だが、とうてい間に合いそうにないので、聖に電話して21:00に変更してもらった。お盆休み渋滞を甘く見ていた。
20:10、君津からいつもの2.5倍の2時間30分掛かって聖のアパートに到着。荷物の整理をして待ち合わせ場所の北千住駅へ行き、純子さん、愛弓さんと合流。
千住新橋から高井戸までは渋滞ぎみだったが、中央道は渋滞なし。
談合坂SAで夕食をとり、豊科ICで高速を下りる。純子さん、愛弓さん親子はとても気さくで楽しい方で、不安は解消。楽しい山行になりそうだ。
穂高駅近くのセブンイレブンで朝食を購入。
1:55穂高駐車場に到着。駐車場はそれほど混んでいない。3:30まで仮眠することにする。
3:30起床。まあ、晴れ。コンビニ朝食を食べながら支度をする。
4:43の始発バスに乗る予定だったが、南安タクシーが1人あたりバスより100円増しの1,800円で行ってくれるというので、タクシーで中房に向かう。
5:20中房温泉に到着。タクシーで来たお陰で40分早く中房に着いた。中房温泉はマイカーやタクシーで来た人達で賑わっている。かなり広い駐車場はほぼ満車だ。
トイレ、記念撮影など出発準備をして、5:45に出発。予定より45分早い。
合戦尾根を登るのは2年ぶり8回目だが、雪の無い季節は実に26年ぶりだ。登山口からアプローチなしでいきなり急登が始まる合戦尾根はブナ立尾根、笠新道と並んで北アルプス三大急登のひとつだ。
急登ではあるが、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと休憩場所がほぼ30分おきにあるので、登りやすい。第一ベンチには表銀座コース唯一の水場がある。流れは少ないが冷たくて美味しい。直接水筒に汲めないので、コップで掬って入れた。
雨を覚悟していたが、思いの外天気が良く、第三ベンチでは日差しが出てサングラスを掛けた。
9:00合戦小屋に到着。コースタイム2時間50分のところ、正味2時間25分なのでなかなか良いぺースだ。純子さん、愛弓さんの脚力はなかなかのものだ。
合戦小屋名物のスイカ。1/8カットで800円と千疋屋よりはるかに高いが、飛ぶように売れている。1玉6,400円といえば、いくら山でもぼったくりなのだが・・・・。山の物価は概ね下界の2〜3倍が相場だが、このスイカは4倍以上だ。我々も誘惑に勝てず、2カットを半分づつにしてもらって食べたが、やはり美味しい。とても美味しい。そもそも美味しいのだろうが、山の上というロケーションと疲れた身体が余計に美味しく感じさせるのだと思う。そうなるとこれはプライスレスか?
合戦小屋を過ぎても急登は続くが次第に樹木が低くなり、高山植物が目を和ませる。ふと気が付くと槍の穂先が見えた。今日の目的地、大天井岳も見える。合戦小屋も見えるようになったが、燕岳はガスに隠れがちだ。
10:40燕山荘着。中房温泉から正味3時間25分だが、コースタイムは4時間なので、順調だ。
燕山荘前の広場からは燕岳はもちろん、槍ヶ岳が良く見える。裏銀座の山々もガスに隠れながらも時々顔を出す。
燕山荘の周辺にはコマクサの大群落があった。以前、と言っても26年も前だが、これほどたんさんのコマクサは無かった。小屋の人が植えたのではなかろうか?
燕岳に登りたいところだが、先がまだ長いので今回は我慢する。
燕山荘を出てしばらくすると、ついに雨が降ってきた。ザックカバーを着け、雨具の上着を着て様子見しながら歩いていると、30分位で上がった。
燕山荘から大天井の分岐まではほぼ水平の稜線漫歩だが、蛙岩の先で100m下る大下りはちょっと残念だ。稜線の信州側は無風で蒸し暑く、飛騨側は適度な風があって涼しく快適だ。
喜作レリーフ前にはハシゴがあるが、愛弓ちゃんは「アトラクション!」と大喜び。これなら東鎌尾根や槍ヶ岳のハシゴやクサリ場でも大丈夫そうだ。聖より適性がある!
燕山荘から大天井分岐までのあちこちにコマクサの大きな群落がたくさんあった。どうやら自然に出来た群落のようだ。
分岐から大天荘までの30分の登りは、喉は渇かないが、口の中がカラカラに渇いて辛かった。こんなこと今まで無かった。やはり歳のせいか?
14:50本日のゴール、大天荘に到着。ガスで展望なし。
テント場は30張可能だが、40〜50張は楽に張れそうだ。小屋でキャンプの申し込みをするとプラスチック製の大きな「幕営手形」を渡された。涸沢のプレートよりずっと大きい。普通は紙の荷札なので、これは珍しい。
小屋の近く、ほぼ平坦なところにゴアライトと同好会から借りたダンロップの4人用を入口を向かい合わせに設営した。最近ゴアライトばかりだったので、ダンロップは久しぶりだが、やはり吊り下げ式は設営しやすい。
水は天水を1リットル200円で購入するが、今の相場はどこでも200円らしい。いつの時代でも山の水はガソリンより高い!
16:00〜夕食開始。まずは小アジの干物を焼いてビール、日本酒で乾杯! 男子はビール、女子は熱燗だ!
食事はシシトウとソーセージ入りスクランブルエッグ、炊き込みおこわ、味噌汁。やはり山ごはんは美味しい。
食後、外に出てみると一部の空が開いて月と星が見えた。明日は晴れますように、天気予報が外れますように・・・・
ビールと熱燗でチャージして20:00就寝。気温12℃。シュラフに入れば寒くは無い。
8月12日 快晴
大天荘4:40(10)4:50大天井岳5:20(10)5:30大天荘5:40(30)6:10大天井ヒュッテ6:30(50)
7:20 ? 7:35(50)8:25 ? 8:40(20)9:00ヒュッテ西岳9:40(50)10:30水俣乗越10:50(55)
11:45あと1.8km12:00(45)12:45ヒュッテ大槍13:00(50)13:50槍ヶ岳山荘14:35(25)
15:00殺生ヒュッテ16:25(30)16:55槍ヶ岳山荘17:00(30)17:30槍ヶ岳17:50(25)
18:15槍ヶ岳山荘18:35(25)19:00殺生ヒュッテ(計8:25)
2:00起床。今日は今日は東鎌尾根を辿って槍を極める長丁場なので早起きする。
外は雨、テント内12℃。
朝食は手早く食べられるマジックパスタ。いつものようにペペロンチーニとカルボナーラを半分づつ食べる。パスタだけで物足りない聖は餅を焼いて磯辺焼きにして食べた。
4:00頃になると雨は上がり、空が明るくなってきたので、テント撤収後ザックを小屋にデポして大天井岳に登った。天気は次第に良くなり、前穂と大槍がガスの切れ間から見える。
5:10ご来光! 山で迎える日の出は素晴らしい! 槍・穂高がモルゲンロートに染まってとても美しい!
小屋に戻る頃には穂高も全貌を現した。そらは雲ひとつ無いピーカンになった。
5:40大天荘を出発。まずは大天井岳を巻いて大天井ヒュッテに向かう。天気予報は大はずれ!奇跡のピーカンだ!
大天井ヒュッテで一休みし、東側斜面に付いた道から稜線に出ると、そこは「ビックリ平」。突然展望が開けるので、なるほどな名前だ。ビックリ平からヒュッテ西岳までの2時間は槍の絶景を間近に見ながらの稜線漫歩。今回もっとも楽しい区間だ。いつまでも歩いていたいと思いつつ絶景についつい足が止まる。
9:00ヒュッテ西岳に到着。コースタイム3時間20分のところ、2時間30分なのでとても良いペースだ。やはり天気が良いと足取りも軽いのだ。
ヒュッテ西岳は真正面に槍・穂高連峰を望む抜群のロケーションだ。常念よりも笠よりもずっと近く、ヒュッテ大槍ほど近すぎない絶妙の距離感だ。
ヒュッテ西岳の売店を覗くと、トマトとハーゲンダッツが目を引く。こんなところで会えるなんて! さっそくトマト2つ、ハーゲンダッツ2つ、CCレモン2本を買ってここまで頑張ったご褒美おやつにする。
ヒュッテ西岳からはいよいよ今回の核心部の水俣乗越への下りと東鎌尾根の登りだ。
まずは2,700mのヒュッテ西岳から2,480mの水俣乗越まで約200mの下り。ハシゴやクサリが連続するが、純子さんは危なげなく、愛弓ちゃんはバランス良く、聖はちょっと引きながら通過。
水俣乗越で休んでいると、槍沢から5人登って来た。槍に登るなら槍沢を詰めた方が早いので、このルートは悪天候時などの水俣乗越からのエスケープルートのはずなのだが?
しかも彼らは昨日島々宿から徳本峠を越えて徳沢で1泊し、今朝上がってきたとのこと。凄い体力だ。
東鎌尾根の登りからは槍沢の大曲が良く見え、雪渓やババ平のキャンプ場も見えた。
12:45ヒュッテ大槍に到着。この頃にはガスが出てしまった。ここからは大槍が真っ直ぐに立った正三角形に見えて美しい。槍は見る角度によって様々な表情を見せてくれるので、一日中見ていても見飽きる事が無い。
ヒュッテ大槍と槍の肩の間ですれ違ったソロの女性から、槍のテント場は既に満席と聞いた。この時期、午前中に着かないとダメと聞いていたが、天気予報が悪かったので登山者が少なくてなんとか張れるのでは、と期待を持っていたがやはりダメだった。
13:50槍ヶ岳山荘着。ヒュッテ西岳から正味3時間20分だが、標準コースタイム4時間なので、依然快調なペースだ。
受付に行ってみると「本日テント場は満席になりました」の看板が掲示されていた。う〜ん、どうしようか? 選択肢は2つ。槍ヶ岳山頂往復後、南岳で幕営するか、殺生に幕営して、今日の夕方か明日朝登るか? 南岳まで3時間だが、殺生なら下り20分、登り40分なので、時間と体力を考慮して殺生泊に決定。
槍の肩周辺はガスに包まれているが、時々切れると大槍の渋滞と山頂に鈴なりの人影が見える。
槍の登頂をどうするか悩みつつ殺生に下るが、途中すれ違った人の大半は韓国からのツアー登山客だった。
15:00殺生ヒュッテ着。テント場は岩ゴロだが、平坦な場所が点在している。先着テントは20張程度でまだまだ余裕だ。2張を直列に並べて張れる場所を見つけて設営。2日目なので、要領良く設営できる。
小屋で幕営の申し込みをして、ビールを購入。ビールなど飲み物は雪渓の雪で冷やされていて冷え冷えだ! 小屋の人に明日の天気を尋ねると、予報は今日と同じで曇り一時雨らしい。
みんなで槍をバックにビールで乾杯。う〜ん、沁みる!
ビールの酔いがまわり、槍登頂は明日にしようかとも思ったが、明日の天気は判らないので、今日の強運が続いているうちに登頂することにして、16:25にテントを出発。
出発時、槍はガスに隠れていたが登るにつれてガスが切れて青空が見えて来た。我々にはやはり幸運の女神がついているらしい。女神は純子さんと愛弓ちゃんかも知れない。
17:00大槍アタック開始。山頂には大勢の人が見えるが、登っている人はいないようだ。壁に取り付いているのはみな下山中の人だ。
大槍の登頂ルートは上半分が一方通行になっている。クサリや垂直に近いハシゴが連続するが、愛弓ちゃんはバランス良く登っている。純子さんもさすがに上手に登るが、聖はやや苦戦。
途中ボルトしか手がかりの無い場所があり、ちょっと苦労するが、なんとか通過。
最後の長いハシゴを登りきると3,180m槍ヶ岳山頂だ。26年ぶり5度目の槍ヶ岳だが、渋滞で2回登頂を見送っているので、これが3度目の登頂だ。純子さんは30年ぶり2度目、聖と愛弓ちゃんは初登頂だ。
我々が着いたときには山頂には4〜5人の人がいたが、全員下りようとしている。最後の一人に声を掛けて、シャッターを押してもらって全員の登頂祈念撮影をした。
それから15分くらいは山頂は我々4人だけで独占状態だった。
穂高、表銀座コース、裏銀座コースが全部見える。表銀座の常念山脈には槍ヶ岳の影が投影されている。素晴らしい展望だ。我々はなんて幸運なのだろう。二人の女神に感謝!
槍の穂先で20分程過ごして、下山開始。ずっとここにいたいところだが、そろそろ下りないと明るいうちにテントに戻れなくなる。
槍の肩まで下りると、夕日が当たって金色に輝く大槍・小槍が素晴らしい。
西鎌尾根方面に少し下ったところでしばらく夕日を見てから下山開始。
19:00真っ暗になる寸前にテントに着いた。
聖と愛弓ちゃんが小屋まで水と酒を買いに行ったが、テントから小屋までは岩場なので、暗闇の中ではルート判らずにずいぶん時間が掛かった。夜間にトイレに行く時は要注意だ。
20:00頃夕食開始。周囲のテントでは就寝する時間なので、「声が大きい」と注意されてしまった。気をつけねば・・・・
メニューはエリンギ炒め、ポテトサラダ、さんま蒲焼缶、ツナ缶、赤飯、豚汁。ポテトサラダはスナック菓子の「じゃがりこ」をお湯でふやかすと、見事なマッシュポテトになるので、キュウリ、ソーセージ、ツナを加え、マヨネーズを和えて完成。とても美味しい。じゃがりこには色々な味があるが、「じゃがバター」味がサラダに一番向いている。
ご飯は槍ヶ岳登頂を祝って赤飯だ!
夕食後、外に出てみると満天の星空。天の川もくっきり見えて素晴らしい。今日は「ペルセウス座流星群」の極大日。尾を引いた大きな流れ星がいくつも見えた。
22:00就寝。明日は3:30起床、6:00出発だ。明日も晴れますように!
8月13日 雨のち曇り
殺生ヒュッテ6:35(30)7:05坊主岩屋下7:10(60)8:10 2,320m 8:20(1:25)9:45槍沢ロッヂ10:25(30)
10:55一ノ俣11:05(50)11:55横尾12:10(55)13:05徳沢13:30(45)14:15明神14:15(10)
14:25嘉門次小屋15:05(55)16:00上高地(計7:00)
上高地17:00-18:25瑞祥19:30-19:40松本駅20:15-20:45穂高駅21:10-1:35新潟1:40-11:40君津
3:30起床。テント内10℃。外はガスからやがて雨になった。昨夜は見事な満天の星だったのに・・・・残念だ! まあ、予報通りではあるが・・・・
朝食はレトルトカレー「千葉の情熱カレー」とオニオンスープ、コーヒー。
一旦止んだ雨は撤収している最中に降り出し、テントは水を吸ってずっしりと重くなった。
6:35出発。雨の中、槍沢をひたすら下る。こんな天気でも流石に盆休み、続々と登って来る。
槍沢には雪渓が沢山残っており、ババ平キャンプ場の少し手前には夏道が雪渓で隠れている場所もあった。
槍沢ロッヂは大混雑だったが、室内のベンチが空いたので行動食を食べつつ大休止。槍沢ロッヂを出る頃には雨も上がったが、その後も降ったり止んだりが最後まで続いた。
横尾は槍と穂高の交差点なので、ものすごい数の登山者で大賑わい。
徳沢では雨足が強くなり、徳沢園の室内や軒下の休憩場所が空いていないので、水場の屋根の下で立ったまま休憩。ソフトクリームが美味しかった。
明神まで来ると雨はほぼ上がった。嘉門次小屋でお目当ての「岩魚塩焼き定食」で遅い昼食。
空腹で疲れている事もあるが、すこぶる美味しい。炭火で焼いた岩魚を頭から尻尾まで完食。
16:00上高地に到着。ビジターセンターで展示物を見た。思えばビジターセンターが新しくなった後は冬しか来た事が無いので、これが初めての入館だった。
清水屋旅館で入浴しようと思ったが、電話で聞くとなんと日帰り入浴は13:00までとのこと。
予定を変えて、当初計画通り松本市内の温泉施設に行くことにした。
河童橋で写真撮影とお土産を買ったりして17:00に予約したアルピコタクシーで松本へ。このタクシーの運転手・中田さんはとても楽しい人で、松本の温泉施設「湯の華銭湯・瑞祥」までの1.5時間はとても楽しかった。国道が渋滞するや抜け道を走ってくれた。この次上高地でタクシーを利用する時は指名しよう。
タクシーを下りると脚が筋肉痛で少し痛かった。
「湯の華銭湯・瑞祥」は松本駅から約500mのショッピングセンター内にある日帰り温泉で、初めて来たがなかなか良いところだった。
温泉で3日ぶりの風呂に入り、汗を流してサッパリしたが、腕の日焼けがヒリヒリした。
入浴後、タクシーで松本駅へ。20:00発のあずさ36号で帰る純子さんと愛弓ちゃんを見送り、20:15発の大糸線で穂高駅に向かう。穂高駅に着いた頃には本降りの雨が降り出していた。
デニーズあずみ野店で夕食をとり、新潟の友人宅まで聖を送る。と言っても運転は聖だが。
1:30田中君宅に到着。
1:35新潟市内の聖の友達・田中君宅を出発。
一旦止んでいた雨が降り出し、大雨になった。今日は全国的に大荒れらしい。山谷PAで3時間ほど仮眠。越後川口SAでうどんの朝食。三芳PAでそば。
関越出口、外環、首都高が少し渋滞したが、11:40に我が家に到着。ヘロヘロだ。
テント類をベランダに干し、山靴を洗って陰干し、登山用具も物干しに干した。
今回の山行は雨を覚悟していたが、肝心の2日目8/12はほぼ終日快晴で素晴らしい縦走になった。夕方曇ったが、槍ヶ岳登頂時は晴れ、しかも山頂は我々以外に誰もおらず貸し切りだった。
同行した純子さん、愛弓ちゃん親子も素晴らしい方で、とても楽しい山行だった。
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