記録ID: 3087912
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
伊豆 is wonder Geoparkヽ(^o^)丿
2021年04月18日(日) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:15
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 953m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:11
距離 18.6km
登り 953m
下り 1,424m
15:18
ゴール地点
天候 | 春の晴れ空(大雨の翌朝で風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
【往路】 自宅〜R134〜西湘BP〜小田原市内※1〜R135〜道の駅・伊東マリンタウン※2〜橋立観光駐車場※3〜天城高原駐車場・ハイカー用 【駐車場(登山口)】 天城高原駐車場・ハイカー用 (無料、30〜40台、トイレ有) (到着7:00=5〜6台) (回収時:奥のほうに7〜8台。天体観測の人) 【駐車場(下山後)】 橋立観光駐車場 (無料、10台くらい、キレイなトイレ有) (到着6:30=0台) 【復路】 二階滝(バス停)※4〜伊豆急・河津駅=伊豆急・伊豆高原〜橋立駐車場※3〜天城高原・駐車場〜伊東市内※5〜小田原市内※6〜西湘BP〜R134〜自宅 ※1:食糧調達(ザ・ビック) ※2:車中泊 ※3:machico18さん合流。車両1台デポ。帰路は電車から降りてピック。 ※4:バス乗車で河津へ。 ※5:銭湯を探すもコロナ対策で県外人NG。 ※6:銭湯 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全て赤線の一般ルート。 危険個所は無いが、大雨の翌朝のため水気が多く、朝のうちは涸れ沢に水が滔々と流れていた。 【天城高原GC〜四辻〜△万二郎岳】 入口から下った最初の沢の堰堤には水が流れていた(6回目回にして初)。 丘的な登りを越えて四辻。 万二郎へのルートはすぐに涸れ沢を渡るが、この日は飛び石で流れを渡渉。その後も、登山道が沢状態になっている箇所を3回程度渡渉する。よく見れば、雨天時のルートが経路外に薄っすらと見える。 崩れの手前も登山道が沢状態となり、馬酔木の木漏れ日を受けて、山側からのせせらぎがきらめく。 斜度が上がったあたりから馬酔木も沢筋はなくなるが、馬酔木・桜の花まみれの道から山頂に至る。 【〜馬の背〜石楠立〜△天城山(万三郎岳)】 大きなアップダウンは花まみれの心弾む登山道になっていた。 馬酔木のトンネルは、今年は大当たり。 【〜万三郎岳下分岐点〜片瀬峠〜△小岳】 山頂からすぐの分岐点を過ぎたら一気に下って長い縦走路が始まる。 小岳へのダラダラな登り返しが数ある起伏の中でも最長・最急である。 【〜ヘビブナ〜戸塚峠〜白田峠〜八丁池】 少し下ってブナ・ヒメシャラが混じる空間樹林に入る。 ヘビブナへ寄り道する分岐道標はヘビブナ方面の標のみが取り外れており、現地まで進んでみるとヘビブナが無残にも折れていたが、幹の繋がっている部分は導水できているらしく、先端は生きていた。 その後は緩斜面かトラバース調のゆるゆるアップダウンが続き、海岸線の温泉地の名を冠した峠を過ぎ、天城の醍醐味のブナ&ヒメシャラの美林が新緑が始まったばかりの空間を作る中を進む。まさに、メンタルにとって至福のデトックスゾーンである。 落ち葉のブラウンスクリーンに影絵の樹々たちが登場し、早すぎる雲の流影が物語を早回しするように過ぎていく。 ゆるゆるした沢筋の左岸をゆったり下り、森が開けるとともに八丁池の畔に出る。 【〜見晴台】 湖畔の西岸に沿うように段丘を登り、湖畔を離れて少しでトイレに至る。その前から小ピークに向かう短い道があり、その終点に展望台がある。 ここから天城山地のコア部が見渡せ、風がなければゆったりしたい場所である。 【〜向峠〜天城峠】 トイレまでピストンで戻り、青スズ台方面に始まる林道っぽい道をちょっと下ったら天城峠側への下り山道へ分岐する。 ヒメシャラ、ブナ、カエデたちが入り交じる美林のゆるゆる下り調の道はすぐに天城峠に向けてトラバース調になり、向峠で久々に尾根上の道になる。標高差50m程度の登り返しだが、久々のアップは脚に来る。 小ピーク(943m)から下りは立派なヒメシャラたちがブナたちとともに堂々と立ち尽くし、下草のない空間は居住まいが良すぎて帰りたくなくなる。 下りはじめて間もなく道はトラバースに屈曲し、巻く尾根が切れるあたりが「今の天城峠」にあたる。 【〜天城隧道】 天城峠をトラバースして続く西伊豆山稜線への縦走路に別れを告げ、トンネルへの沢筋道を左岸トラバースから下り、立派な木橋を渡ったら間もなく旧天城トンネル北口園地の東屋に出る。トイレもあって観光休憩所になっている。 【天城山隧道=旧天城トンネル】 「伊豆の踊子」や「天城越え」で名を馳せたトンネルは、日露戦争が終結した1905年(明治38年)に完成した。全長445.5メートルのアーチや側面等が全て切り石で建造された日本初の石造道路トンネルで、日本に現存する最長の石造道路トンネルでもある。 ここを歩いて抜けるのは2回目だが、石積みはピッタリとしていて、刳り抜きトンネルと勘違いするくらいに滑らかにハマっている。 ちなみに、トンネル幅は車1台分だが、この道は国道414号線(旧道)である。 【〜寒天橋〜二階滝バス停】 トンネルの南口から出たら、荒い舗装の小石が多い旧国道を下り、まもなく寒天橋を渡る。ここにもバス停があるが、秋に来たときはたまたま臨時便の始発に乗ったなが、時刻表を見ると河津に戻る時刻は無い。 少し旧国道を下り、林道との分岐点から林道側へ少し進むと二階滝駐車場にショートカットする山道があり、駐車場の出口にバス停がある。 時間に間があっても、駐車場内でゆったりできるね。ちなみに広い駐車場だが1台も停まっていなかった。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 登山口から手前15kmくらいは何もない。 伊東市街地のスーパーか、国道135号線沿いのコンビニで済ませておこう。 【温泉】 伊東市内まで戻ってから銭湯へ行ったが、いずれも県外人は立入禁止。 熱めの天然温泉で下町っぽい銭湯が故郷の別府のようで好きだったが非常に残念。 |
写真
【天城隧道・北口】
「伊豆の踊子」や「天城越え」で名を馳せたトンネルは、日露戦争が終結した1905年(明治38年)に完成した。全長445.5メートルのアーチや側面等が全て切り石で建造された日本初の石造道路トンネルで、日本に現存する最長の石造道路トンネルでもある(^^) 実はウンチク好き・・・(^^;
「伊豆の踊子」や「天城越え」で名を馳せたトンネルは、日露戦争が終結した1905年(明治38年)に完成した。全長445.5メートルのアーチや側面等が全て切り石で建造された日本初の石造道路トンネルで、日本に現存する最長の石造道路トンネルでもある(^^) 実はウンチク好き・・・(^^;
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー4
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感想
『伊豆 is wonder Geoparkヽ(^o^)丿』
4/18(日)、嵐が去った翌朝の天城山系は清浄の坩堝のようなドピーカン!で、色と水色がマッチし過ぎた縦走路になっていました(^○^)
温暖な滋養たっぷりの火山山脈は、尾根は花が溢れて、谷間は生れたての新緑空間(^^)
起業で休眠中の山友さんの復活は、久々のミディアムルートで春気分も花粉症も大量に発揮し、仕上げは天城峠で石川さゆりさんの世界を大堪能♪
【山行記】
カラカラの沢はサワサワ
登山道も沢水のサワサワ
ヒョイヒョイ渡ってゴキゲンサン
フサフサの馬酔木はカラカラ
尾根道も陽光の下でカラカラ
ヒョイヒョイ歩いてゴキゲンサン
ヒラヒラの樹たちはユラユラ
縦走路も午後の風でユラユラ
ヒョイヒョイ跳ねてゴキゲンサン
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