二百名山ー遥かなる名峰、笈ヶ岳1,841m
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,060m
- 下り
- 2,060m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジライ谷ルートは真っ暗な中、尾根への取り付きにルートミス。 急斜面を木の枝につかまりながら、腕力で登る。 大岩付近から、雪が登山道上に現れる。 その後、ガスに巻かれ、ホワイトアウト状態に。 笈ヶ岳山頂からようやく晴れてきて、下山の間は快晴に。 山毛欅尾山からの下山は泥濘の急降下。 もう足がヨレヨレになってたこともあり、2〜3度すってんころりしました。 |
その他周辺情報 | 下山後、比廖覆劼瓠砲療髻500で疲れを癒しました。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
防寒着
雨具
アイゼン
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
サングラス
ストック
|
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感想
昨年8月の焼山以来、8か月ぶりに二、三百名山へ。
2012年に大笠山へ登ったときから、隣りの笈ヶ岳は当然意識していました。
以来、いつかはと思いつつも、藪山のためにほぼ残雪期しか登れないというのがネックになっていました。
しかし、最近の皆さんのレコで、今年の雪解けが早く、GWでは遅すぎるのではと。
それなら行くしかないと思いながら、天気予報とにらめっこしていました。
今週は月曜から金曜まで晴天予報が出ています。
火曜以降は別の私用もあり、月曜が絶対的なチャンスの日でした。
4/18夕方に名古屋を出発。
道の駅瀬女で仮眠をとり、4時登山開始予定と決めていましたが、待ちきれずに3時過ぎ暗闇の中をスタートしました。
ジライ谷取り付きでルートミスし、いきなり腕力、大腿筋力を使い、難儀しました。
おまけに徐々にガスに巻かれ、シリタカ山付近では完全にホワイトアウトの状態に。
そして、7時間23分かけてついに憧れの笈ヶ岳に登頂しました。
待っていたかのように、山頂にいる間にガスが取れ始めました。
9年前に登頂した大笠山も美しい姿を見せてくれました。
少しでも長くこの頂上に留まりたいと思いましたが、帰りも長い道のりが待っています。
名残りは尽きませんが、下山を開始します。
この後、超快晴と言っていい青空が拡がってきました。
何度も振り返って、素晴らしい笈ヶ岳の雄姿を目に焼き付けながら下山しました。
今回の山行は、これまで最長だった笊ヶ岳(登り6時間19分)を大幅に更新する、私の日帰り登山史上最も忍耐を要するものでした。
笊ヶ岳が60歳の時でしたが、現在64歳となった身ではなかなか厳しい山行でした。
やはりもっと若い30、40代の頃に登っておくべき山であると感じました。
コメント
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ガスの中、勇気ありますね、素晴らしいレコです。
GWは藪こぎが避けられないのでしょうね。大変、参考になりました。
ery100さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
午前中はガスガスの中の登山でしたが、GPSで方向を確認しながら歩を進めました。
もちろん、雪庇等は最大限の注意を払いながらであることは言うまでもありません。
天気予報で、午後は必ず晴れるという確信があったので、それほど不安なく前に進むことができました。
雪の状態は、おそらく前日の4/18に10〜20cmほど降雪があったと思われます。
しかし、今週の晴天が続けば、あっという間に溶けて行くものと想像されます。
やはりGWでは相当の藪を覚悟する必要があるのではと思いました。
ery100さんのレコはいつも拝見させていただいております。
山は常に安全第一で行きたいものですね。
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