中之岳
- GPS
- 10:59
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,737m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
12:25 下山―13:20 小天井―14:05 5合目―16:35 登山口着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目付近残雪ルートはアイゼン不要ですが、下山時スリップに気を付けて下さい。 |
写真
感想
GWに標高1500m以上で降雪があったので、中ノ岳の雪の量が気になっていた。ちょうど1年前(6/11)と同じころの本日(6/09)行ってみた。
天気は快晴。GPVの結果では夕方までいい天気のようで、山歩きが満喫できそうだ。
去年はサルの群れに会ったり、別の山で熊に会ったりしたので、今回は熊鈴を2個付けて歩いたら、けっこう喧しくて自分でも参った。
1合目付近で左手に阿寺山から五竜岳が見えてくる。GWには新雪のため五竜岳の直下で撤退したのだった。
2合目付近、いままで気にてしていなかったが、ほぼ背面が巻機山方面となる。
3合目付近は見晴らしの良い尾根で、進行方向以外の山が一望できる。朝日が当たっているがまだ暑くなくて気持ち良い。
5合目日向山の手前から雪上ルートになる。雪の量は昨年よりやや多く、7合目小天井ピーク直下まで雪の上の散歩だ。夏道は気にせずひたすら小天井を目指して進み、最後ピークの手前を残雪に誘われ左側(北側)に進んだため、少し藪漕ぎをして右側の夏道に出た。
小天井では視界は更に開け、左から八海山の入道岳、越後駒ヶ岳、正面の山頂、兎岳、丹後山、下津川山、巻機山が一望できる。
アイゼンを外そうかどうか思案したが、念のため外さず進んだ。しばらく進んで、アイゼンが不調に。後ろ側が板金を2か所折り上げただけなのでその間を靴が抜け出してきたのだった。去年も違和感があったが、やっぱり韓国産の安物は良くなかった。アイゼンを外しツボ足で進んだ。
もし急斜面に残雪があったら撤退だ・・・。幸い、キックステップで通過できる程度の残雪だった。
9合目を通り縦走路に出るとすぐに本日最大の危険個所に出合う。スノーブリッジのようなルートだ。ルートの手前の左右からみると、えぐれてはおらず当面崩壊の危険はないようだ。ここには山頂から来た2人組みの踏跡がある。昨日もいい天気だったから、今朝のもののようだ。中之岳避難小屋にでも泊まったのだろうか?
頂上からは360°の景色だ。春霞で遠望は利かないが、雲はほとんどなく、北から右向きに守門岳・浅草岳からGWに行った未丈岳、荒沢岳〜兎岳、とその向こうに会津駒ヶ岳・平ヶ岳・燧ヶ岳・至仏岳、丹後山〜下津川山〜巻機山、その後ろに朝日岳・谷川岳、苗場山の向こうに妙高・火打山まで見える。こうしてみると日本有数の豪雪地帯だけのことはある。越後三山から平ヶ岳付近までが一番白い。
昨年は4人に会ったが、今日は結局誰にも合わないで中之岳を満喫できた。
下りはやはり8合目付近(もっとも標識はないが)残雪有無によらず滑りそうで、気を使った。
残雪で下が安全なところはグリセードが楽しめた。(ピッケルはあったが使わず、ストック2本を左手に持って)
天気が良かったのと、春の山野草が結構咲いていたので久しぶりに花の写真もいっぱい撮れた。しかもこの頃は日没の時間も随分おそいので、下山時暗くなる心配もない。ゆっくり散歩を楽しみながら登山口に帰った。
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