表丹沢縦走(大山-塔ノ岳-鍋割山)[ケーブル下→大倉]
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,419m
- 下り
- 2,428m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:20
通常のコースタイムよりは少し早めに歩いています。一応ご注意を。
参考:「山と高原地図」コースタイム 12時間15分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:29 小田急伊勢原駅着 6:35 伊勢原駅北口発 ↓神奈川中央バス 315円 7:00 大山ケーブルバス停 <かえり> (臨時) 大倉バス停 ↓神奈川中央バス 210円 渋沢駅北口 17:35 小田急渋沢駅発 ※丹沢・大山フリーパスを使いました(小田急線往復とバス運賃が含まれます) 参考:https://www.odakyu-freepass.jp/tanzawa/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般によく整備された登山道なので特に問題ないと思いますが細かいところだけ 【ケーブル下→大山→ヤビツ峠】 ・登りで使った男坂は段差の大きめな階段が続くので人によって合う合わないがありそう(個人的にはちょうどよかった) ・大山阿夫利神社の先で登拝料100円を納めるところがあり、お守りをいただけます。 【ヤビツ峠→岳の台→菩提峠→二ノ塔】 ・岳の台経由のコースは人が少ないですが歩きやすいです。 ・菩提峠から二ノ塔へは直接尾根を登ることができます。ただ入口に目印が見当たらなかったので地形を確認しておくといいと思います。 【二ノ塔→三ノ塔→新大日→塔ノ岳→鍋割山】 ・表尾根は一部岩場があり、難易度は高くないですが人気のルートなので渋滞しがち。 【鍋割山→後沢乗越→大倉】 ・後沢乗越から二俣までの区間で何箇所か渡渉があります。看板書きがされているように増水時には注意が必要そうです。 <水場情報> ◎塔ノ岳からユーシンロッジ方面に300m下ると水場あり 24日当日は十分な量の水が流れていました。 ・道中の各山小屋でも購入可能(尊仏山荘は500mLで400円) ・ヤビツ峠に自販機有り(500mLで200円程度) |
その他周辺情報 | 登山口:大山ケーブルバス停 ・トイレ、靴洗い場などあり 下山口:大倉 ・トイレ、売店、靴洗い場、自動販売機など |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
リハビリも兼ねてのんびり歩こうと思っていたのに、結局三山をつなぐ縦走を計画することになった。
なぜ縦走に落ち着くのか。その理由は、日程も予算も限られる中で、どうしても一回の山行に盛りだくさんの楽しみを詰め込んでしまいたいという欲張りがひとつ。もうひとつは、私がルート取りに対して妙な美的こだわりを持っているのがもうひとつ。そういうわけで今回もそれなりの長丁場になる。
小田急線の始発に乗って伊勢原へ。途中海老名あたりからは車窓右手に大山をはじめとする丹沢の山が良く見えて楽しい。伊勢原からのバスは混んではいたが、超満員というほどでもなく、難なく時間通りに登山口に着いた。
大山は「雨降山」とも呼ばれていた山で、大山阿夫利神社の「あふり」もそこからきているのだろうが、車窓に見えた大山は関東平野を正面において、そそり立つと形容するのがふさわしい姿で聳えて、確かに雨乞いの山になったのも納得だし、参道に延々と店が並び山奥に立派な社殿が建つのも合点がいく。山容から分かるとおり登りは急で、しばらく山から遠ざかっていた体には結構応えるが、ある程度のペースは守ったほうがいいと思って部活のときと同じぐらいのスピードで登る。黙々と登り続けて、一気に山頂まで行った。春らしく霞がかるのが早いが、関東平野と相模湾をきれいに見下ろして、江ノ島や房総半島も捉えられた。
大山から塔ノ岳までは稜線伝いにつながっていて、地図で見ると繋いで歩きたくなるし実際そういう計画を立ててしまったわけだが、実際には間に車道も越すヤビツ峠があってかなり低いので、実感としては一度下山してもう一度登り始めるような気分がする。まずヤビツ峠までは快調に下る。峠からは林道で迂回もできるがこだわって岳ノ台経由にしてみたが、これは意外と当たりだったかもしれない。特に何かあるわけではないが、静かでやわらかい道で歩きやすかった。菩提峠までアップダウンをくり返し、二ノ塔まできつい登り返しになる。空いていて自分のペースを刻めるのがありがたい。
と言っていられるのは二ノ塔までで、そこからは人気の表尾根ルートに合流して混雑し始めた。表尾根は途中岩場があったり狭小な部分があったりと、道としては楽しい代わりに、大量の人をさばくには向いていないと思う。そもそも丹沢自体、これだけ沢山の登山者が来る割には山が大きくて険しい山域に見える。初心者ほど自分に手一杯で余裕がないものなので、渋滞は仕方がない。時間は問題なかったので塔ノ岳までのんびり歩くことにした。(ただ立ち止まる時ぐらいを道を空けたほうがいいのでは?)塔ノ岳には昼過ぎに到着。富士山を眺めながら握ってきたおにぎりを頬張る。水場で補給してお手洗いも済ませると、結局1時間ぐらいの休憩。
時間に余裕があるのでここから鍋割山まで向かう。おまけ程度に考えていたが、この区間が一番快適に歩けた。概ね下り基調で静かな尾根で楽しい。鍋割山からは霞に沈みかけた富士山を拝んだ。
最後は一気に下り、林道をあるいて大倉まで。
小学生の頃に表尾根を歩き、高校の部活で大倉尾根から丹沢山へ上り、今回が三度目の丹沢だった。これからはここがホームグラウンドになるかもしれない。
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