新緑の大船山 〜九重連山〜
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- GPS
- 17:23
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,182m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
11:00 長者原駐車場
12:40 林道終点
13:10 スガモリ越避難小屋 13:40
14:30 法華院温泉山荘
16日(日)
4:50 法華院温泉山荘
5:09 大船山登山口
7:09 段原
7:45 大船山山頂 8:35
9:00 段原
9:07 北大船山山頂
9:40 大戸越下降地点
10:27 大戸越 10:45
11:33 平治岳登山口(坊がつる)
11:52 吉部分岐
12:45 雨ヶ池
14:00 長者原駐車場
天候 | 15日 小雨 無風 16日 晴れのち薄曇りガス少々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは道標等よく整備され、特に危険な箇所もありません。 ただ、雨のためぬかるみが多く、足元が悪いところが結構ありました。 登山ポストは各登山口にあります。 |
写真
感想
5月15日(土)
ミヤマキリシマはの盛りは一週間前だと分かっていたが、やっぱり気になる九重連山に。
週間天気予報では土日はいい天気になる予定が、直前になって土曜日が雨。
幸い深夜の車での移動時に強く降ったものの、長者原に到着したときはポツポツ状態。
牧ノ戸から星生山経由で法華院を目指そうかとも思ったが、天気が回復傾向とはいえパッとしないのでスガモリ越えから法華院に直行することにした。
風もなく登りのレインウエアは鬱陶しいので傘を差して林道を詰めて行く。
道中ミヤマキリシマの株はもうすっかり終わっていたが新緑が目に目映い。
スガモリ越えのシェルターで小腹を満たし法華院に下っていく。
雨はほとんど止んで結構見通しも良く、山頂がピンク色だったはずの平治岳が姿を現す。
ほどなく秘湯法華院温泉山荘に到着し、大船山を眺めながら温泉で生き返る。
5月17日(日)
4時過ぎに起床、5時前に山荘を出発。
本当はもっと早く出る予定だったが、すっかり寝込んでしまった。
白み始めた空の下、坊がつるを横断し大船山の登山口から取り付く。
暗い樹林帯の中の登りが延々と続き、日は出ていないが結構汗が吹き出る。
もう段原に近づいた頃だろうと思いつつ、見晴らしの良い場所に出てみると眼下は真っ白な雲海。
久重連山が要塞のように浮かぶ様を見ていると今までの疲れも忘れる。
然し、大船山はまだまだ遠い。
段原までひとあえぎした頃には雲海も消えて青空が広がり一面新緑の世界に。
やはり残念ながらミヤマキリシマはほとんど終わっているが、それでもピンクの花びらは遠目に見るとまだ鮮やかに山肌を彩っているのが嬉しい。
念願の大船山山頂に到達したのは8時前で、朝食をとりつつ小一時間ほど山頂からの景色を堪能する。
北東に由布岳、南に阿蘇の峰々も確認することができたが、日差しが強くなるにつれガスが湧いて視界を遮る。
山頂に到着する人もだんだんと多くなってきたので、北大船山に向かう。
北大船のミヤマキリシマの群落は、まだところどころに綺麗な株があり全盛期にはさぞ綺麗だったろうと想像できるが、新緑を纏った米窪や大船の斜面もなかなかの景観である。
大戸越に向かって下ること50分。マイヅルソウ、ベニドウダン、オオヤマレンゲなど可憐な花々に励まされ、大勢のハイカーが憩う大戸越に到着した。平治岳南斜面のミヤマキリシマは終っているが、それでも多勢が山頂を目指していた。
小休憩の後、一路坊がつるへ。
前日の雨で覚悟はしていたが、足元の悪いこと。結局、これは長者原に到着するまで続いたが、登山靴もスパッツもドロドロになりながら、転げないようにバランスよく歩かなければならないので結構疲れる。
坊がつるからは雨が池経由で長者原に戻ってきたが、5キロ弱の帰り道は案外脚にこたえる。
しかし、今回は新しいサポーターの効果か、恐れていた膝痛の兆しもなく無事に完歩できたので一安心であった。
念願であった大船山からのパノラマを見ることができ、温泉と景色を堪能できた充実した山登りであった。
秋の紅葉も良いみたいなので是非また来よう。
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