弥山川の遡行、狼平を経て弥山へ、日帰り

2013年06月22日(土) [日帰り]

• GPS: 10:19
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,372m
• 下り: 948m

コースタイム

5：30熊渡ー6：08白川八丁ー6：37ガマ滝ー7：34一ノ滝ー9：03滝見平ー9：31ザンキ平尾根ー10：37河原小屋跡ー11：52桶の滝出会いー12：14狼平ー13：26弥山ー14：25聖宝の宿跡ー15：09奥駆け道出会い−15：45行者環トンネル西口

天候

曇り後時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R309行者環トンネル西口に駐車、自転車で熊渡まで下る。

コース状況／危険箇所等

熊渡分岐、林道ゲートを入ると登山ポスト。今回は台風四号の通過も有って増水し白川八丁は水嵩少し高め、渡渉点に苦労。（赤、黄色のテープや紐、更にはケルンに助けられる）右岸左岸のルート上には時々表示板もあり、荒れているがルート探しが愉しい。沢タビの未携帯を後悔、しかしルート探しの愉しさは最高。モンキークライムで、翌日、身体全体の痛みを我慢できる方にお勧め。

写真

6/22 5:31

弥山川遡行の心得が、記してあります。届出をし出発。

6/22 5:45

山アジサイやウツギが出迎えてくれます。之はコアジサイです。

6/22 5:47

トサカ尾山かな？

6/22 6:05

ガードレールの終わりに、地峯国有林治山事業の案内板と周辺地図があります、ここは左へ。

6/22 6:08

弥山川です。

6/22 6:17

台風4号の影響で水量が多く水嵩が有ります。川向こうに赤い紐が見えるので、渡渉します。右岸へ

6/22 6:23

今度は向こう左岸へ

6/22 6:30

右へ行ったり左へ行ったり渡渉の連続です。

6/22 6:37

がま滝です、轟音を轟かしています。

6/22 6:38

この辺り迄は、ガイド本では木々が点在し伏流に成り小さなガマ滝が音もなく岩盤から滑る水を、形の良い淵へ注いでいる。と有ったがこの水量は、台風4号の影響か。

6/22 6:49

ガイド本どうり一枚岩には、新しくステンレスの鎖が張ってあり利用し突破する。

6/22 6:56

弥山発電所取水口を過ぎ少し行った所の標識。

6/22 7:08

川向こうの赤い紐を目指し石飛渡渉を、

6/22 7:13

水量が有り緊張の連続

6/22 7:13

この渡渉点を見つけるのに苦労する

6/22 7:22

ここは岩に打ち込んだ鉄筋を利用し突破。

6/22 7:27

右岸左岸の石飛渡渉の連続。緊張のせいか疲労感は全く無し。

6/22 7:34

一ノ滝の正面テラスからの景色、上下二段に成っている、上は二の滝か？辺りにゴオ音を轟かしている。水沫、風ともに強い。

6/22 7:37

吊り橋を渡り対岸へ、

6/22 7:39

吊り橋からの川下の景色、赤いツツジの花が咲いています。

6/22 7:44

モミジイチゴを発見、よく見るとあちこちにあります。
大粒なので食べました、美味しかった。

6/22 7:56

6/22 7:59

鎖や梯子を使って、

6/22 8:01

ロックシエルターをくぐります。

6/22 8:05

長い梯子を何本も登り、

6/22 8:08

双門の滝下部、大岩を境に二本に分かれている。

6/22 8:14

中央のコブを木の根、幹を使って向こうから越えてきました。

6/22 8:18

少し開けたところに笹原が、

6/22 8:30

鉄梯子を登り、

6/22 8:39

鎖を伝って更に梯子を登ります。

6/22 8:41

弥山川の俯瞰

6/22 8:54

仙人グラ

6/22 8:59

延々と鉄梯子を登り

6/22 9:02

双門の滝上部、仙人グラを右に見る。

6/22 9:03

双門の滝の轟音がとどろきます。

6/22 9:11

イワカガミの花、まだ残っていた。

6/22 9:31

ザンキ平分岐。弥山方面、右へ下ります。

6/22 9:45

立派な鉄梯子、橋を渡り更に下ります。

6/22 9:58

鉄梯子を登り弥山方面に行き、長い鎖を使って下ります。

6/22 10:06

弥山方面へ

6/22 10:12

地セミを見つけました。

6/22 10:21

河原に降り進みます。

6/22 10:21

向こう岸に梯子が見えます。石飛で渡渉、左岸へ。

6/22 10:22

向こう岸右岸の標識を目指し石飛で渡渉。

6/22 10:28

ヒメザサが茂っている。

6/22 10:37

無残な河原小屋跡、岩や流木で埋め尽くされています。この辺りのルート探しが面白いです。

6/22 10:47

このテープの案内、向こう岸にハシゴ、で助けられました。

6/22 10:48

渡渉し鎖、梯子をつかって、進みます。

6/22 10:53

6/22 10:57

テープや紐の案内で、沢身を進みます。。

6/22 10:58

更に沢身を進みます。

6/22 11:07

此処の突破は難しかった。

6/22 11:12

6/22 11:19

この倒木を利用出来るか検討するも無理と判断。

6/22 11:20

ここを向こう右岸へ石飛渡渉する。

6/22 11:21

このガリーを慎重に登る。

6/22 11:29

河原に降り、

6/22 11:40

川向こうの赤や黄の紐をめざし石飛渡渉。

6/22 11:44

桶の谷出会いのようだ。

6/22 11:49

未だイワカガミの花が、残っていました。

6/22 11:52

此処は要注意、チエーン状の梯子を登り突破。

6/22 11:55

次は、崖に打ち込んだ鉄筋に足場を求め突破。

6/22 11:56

聖門滝。

6/22 12:02

中央のケルンの案内で、ぬける。

6/22 12:14

狼平分岐に着きました

6/22 12:14

つり橋を渡ると狼平避難小屋です。

6/22 12:14

明るい狼平です。晴れ間もあり気持ちいい。

6/22 12:17

避難小屋の中、二階もあり快適に過せそうです。
ここに泊まり翌日弥山から八經ヶ岳をを巡り、行者環トンネル西口のコースを、期会が有れば、もう一度。

6/22 12:23

鹿除けネットの、中央部。鹿は通れ無い様になっている。

6/22 12:29

振り返ると端正な頂仙岳が、見えます。

6/22 12:49

バイケイソウの群落。

6/22 12:51

ツガ、シラビソの幼木、それでも二十年くらいか？

6/22 12:52

大黒岩。

6/22 13:10

鹿の食害か、大気汚染か、無残此の上無い様子。

6/22 13:16

マイズルソウの群生。

6/22 13:19

未だ残っていた花。

6/22 13:26

弥山頂上で、

6/22 13:29

見知らぬ花。

6/22 13:31

キノコが有ったので。

6/22 13:34

蕾みの有るバイケイソウ花期には、背も伸び迫力あるだろうな。

6/22 13:34

弥山小屋は通過します。

6/22 13:35

八經ヶ岳へは行かず、山上ヶ岳ほうめんへ。

6/22 13:35

その前に国見八方睨みをみに行きます。

6/22 13:38

山霧で、景色はダメ。

6/22 13:40

行者環林道方面へ行きます。

6/22 13:46

立派な階段です、下ります。

6/22 13:52

花期の終わったサンカヨウの群落

6/22 13:56

良く整った階段を更に下ります、歩きやすいです。

6/22 14:01

ツクバネソウを見つけました。

6/22 14:08

この辺りほとんどイタヤカエデの森です。

6/22 14:14

南東方面、うっすらと山が、見えるが、、

6/22 14:25

聖宝の宿跡です。

6/22 14:25

理源大師像に道中の無事をお願いしました。

6/22 14:34

どうなってるの？、　あ、成る程ブナの木と一緒に倒れたナラの木が、年を経て更に反対側に倒れたのか。

6/22 14:35

ブナの木をチエンソウで、切って有ります。

6/22 14:39

イタヤカエデの巨木です。

6/22 14:51

弁天の森は、気持ちの良い明るい雑木林です、

6/22 14:58

弁天の森の中心に石休場宿跡が有ります

6/22 15:02

台高方面、霧の晴れ間に最大ズームアップ。

6/22 15:06

花と見まごうイタヤカエデの種。

6/22 15:07

稜線漫歩、心地よい雑木林が、続きます。

6/22 15:08

シロヤシオ、半月遅かった残念。

6/22 15:09

シロヤシオの古木が多数あります、

6/22 15:09

奥駆け道分岐です、直進は山上方面。ここは左へ　行者環トンネル西口へ。

6/22 15:11

6/22 15:13

6/22 15:15

シャクナゲが多く有ります。

6/22 15:40

最後の橋です。

6/22 15:44

待望のルート309号線です

6/22 15:45

行者環トンネル西口駐車場に帰りました。熊渡で自転車をひらって帰路に就きます。

撮影機器：

FinePix XP60 FUJIFILM

装備

個人装備

ハイキング服装

１

手袋

１

草取り用ゴム手袋

雨具、ヤッケ

１

好日モデル

スパッツ

１

ザック・ザックカバー

１

呼子（ホイッスル）

１

ヘッドランプ

１

水筒・テルモス

ライター・マッチ

健康保険書

１

ツエルト

１

好日山荘モデル

コンロ

１

ウルトラバーナー

コッフェル

１

チタンクッカー

カメラ

１

防水ファインピクス

感想

fujiis

台風4号の通過も有り不安が有ったものの、唯一の晴れ間が今日と云うことで自宅を二時半ごろ出発。二時間のドライブで、行者環トンネル駐車場に到着。朝食を済ませ自転車で熊渡まで下り五時半より入山。知らぬが仏で、怖いもの知らずと言うか初めてなので白川八丁の水嵩もこんなものか（濁っていないので）そして、ガマ滝もこんなものかと思い右岸を通過、沢タビが有ればな、と思いつつルート探しに夢中になり、愉しみを見つけ後は行け行けドンドンで。あっと言う間に（実際は6時間44分）狼平に到着しました。緊張の連続（石飛、とくに水没の石を利用するとき等）で。とか、疲れもなく弥山頂上を踏み、行者環トンネルに帰り着きました。帰りに熊渡で自転車を拾って帰路に就きました。