まさに高原の楽園♪杁差岳 ヒメサユリと日本海と二王子と雲海
- GPS
- 30:24
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,840m
- 下り
- 1,840m
コースタイム
奥胎内ヒュッテ(タクシー) 5:25
5:35 足の松尾根取付 5:53
6:47 姫子の峰(780) 6:56
7:45 滝見場(940) 7:55
8:26 ヒドノ峰(1080) 8:46
8:57 水場分岐(1065) 雪渓
9:20 イチジ峰(1265)
10:12 西ノ峰(1525) 10:22
10:27 大石山(1562) 昼食 お花見 11:11
11:58 鉾立峰 12:18
12:58 杁差小屋(宿泊)
6/30(日)
杁差小屋 5:30
5:33 杁差岳(1636) 5:47
5:50 杁差小屋 5:55
6:23 鉾立峰 6:38
7:13 大石山(1562) ザックデポ 7:20
7:53 頼母木小屋 8:12
8:43 大石山(1562) 8:58
9:04 西ノ峰(1525)
9:33 イチジ峰(1265)
9:53 水場分岐(1065) 雪渓 10:04
10:16 ヒドノ峰(1080)
10:36 滝見場(940) 10:42
11:22 姫子の峰(780) 11:35
12:17 足の松尾根取付 (しばし散策 途中からタクシー) 12:27
12:42 奥胎内ヒュッテ
天候 | 6/29(土)薄曇り 14:00ころから一時雨→快晴→夕日の頃にはくもり 6/30(日)晴れ(蒸し暑い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:6/30(日)奥胎内ヒュッテ13:13→14:10月岡温泉15:10→豊栄の喫茶店(昼食)→新潟西IC→(関越)練馬IC→21:00自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯奥胎内ヒュッテ ・登山ポストあり ・トイレも男女別(女子 個室3 紙あり) ・足洗い場あり ・売店あり ・事故情報あり ◯足の松尾根下部は根っこに足を引っ掛けないよう注意 岩場は3点支持で着実に ◯頼母木の水場はまだ出ていなかった(残雪が多いため)7/6の山開きには何とかなりそうとのこと ◯杁差の水場は大熊尾根を下った六の池 |
写真
感想
ひと月ほど前、先輩方に、「エブリサシに一緒に行かない?」と誘われたものの、どこにあるのか全然見当もつかなかった。
ネットで調べると、飯豊山のさらに奥で、秘境のようだ。
そして、登山者の記録を見ると、急登と山頂のなだらかな草原と小屋が印象的だ。
これは、是非行ってみたい。しかもこれから先行く機会に恵まれないかもしれない と思うと「今しかない!」と飛びついた。
そして、おんぶにだっこの超お任せお姫様登山。
食料計画も、山行計画も往復の運転も下山後の温泉もすべて先輩方で、私の事前準備は、体力づくりと禁酒だけだった。
(初めて顔合わせをするメンバーなので、自分が足でまといになってしまうかも…という不安が禁酒を決意させたのだ。)
当日は こんなにも登りが楽なのか と思えるほど体が違った。
いつもは頭がクラクラし、目は白黒、心臓バクバク、息ぜぇぜぇ なのにそれがなくとても楽だった。
軽量化のため、少量のウイスキーと乾き物のつまみしか持って行かなかった自分とは違い、ほかの方はしっかりとした重量のつまみやお酒を持ってきており、次々と回ってきた。こういう時、お返しするものを持たない自分が情けなく感じる。
夕食の豚汁は翌あさごはんとなり、大量に買ったパンはほとんど持って降りることとなった。(食料と水の量はやっぱり難しい…)
−−−−
今回の山行では いろいろな人と話をし、その度に感激した。
千葉から転勤で新潟に来た という男性は
「別に八ヶ岳とか行く必要ない。ここの山には全部ある」と言った。
そして、この男性は杁差小屋のトイレ掃除をしていたそうだ。
頼母木小屋から大石山あたりでは、3人の男性が 笹を刈っていた。
7/6の山開きまでに道の整備と水場を開く(なんと表現したらいいかよく分からないけど)ために来たとのこと。
あいにく、まだ雪が多く 水場が使えないので 山開き前に仕事を休んでもう一度来る とのことだった。
杁差にも頼母木にも避難小屋しかない。
当たり前のように寝床を陣取り、山の景色や花を楽しんでいる自分の山行は
いろいろな人たちの努力によって支えられているんだ
ということを目の当たりにしたような気がした。
そして、新潟に暮らしている(または 暮らしたことがある)人たちからは 「新潟に思いをはせる」言動を何度も見聞きし、埼玉出身・東京暮らしの自分が埼玉や東京にどれだけの思いがあるんだろうか?と考えさせられたりもした。
山も花も眺めも大変素晴らしかったが、
人の思い を感じられるのが最大の魅力だった気がする。
是非、また新潟の山で 素晴らしい景色のなか、人々の思いと出会いたい。
また、行こう!!
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