六甲全山縦走★初チャレンジ
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- GPS
- 14:07
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 2,925m
- 下り
- 2,888m
コースタイム
- 山行
- 13:16
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 14:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一軒茶屋から石の宝殿の間の山道(トンネルを越える道)は藪漕ぎなので、車道のトンネルを抜けるほうが良いと思う。 |
写真
感想
自粛中、晴天の連休。
近場で歩くとなると、北摂か六甲か?
適度に涼しく、日も長い。
これは全山縦走チャレンジの日ではないか?と思い立つ。
東と西は経験済み、
繋げたくなるのが人のサガ。
・エスケープも考慮しながら取付くことにした。
・カラダ的には、
高取山からの登りは全部キツイ(笑)
特に学校林道分岐から摩耶山で太ももの筋肉が弱っているのがわかった。
自分を持ち上げるのがつらい。
だが前回の西半縦走と違い、自分で余力をもって登っている感覚はある。
前回はストックにかぶりつき、腕力も総動員して惰性の摩耶山だったが、今回は大腿の力で登ってるのがわかる。
・摩耶山を登り切った時の脚力の余力が、続ける判断基準かなと思った。
・持ち物としての反省は、熊鈴。
14時間の山行では夜間行動が必須なので、熊鈴も持ってゆくと心強いと思った。(イノシシよけにならないかな?)
全体通して、想像どおり体力・気力が必要だった!
このルートを登れる皆さん、
本気で凄いと思った。
大袈裟だが、自分レベルには歩き通せて感無量。
お付き合い頂いたO様には感謝ばかりです。
有難うございます<(_ _)>
★雑感★
馬の背までは、まだ余裕。青空に生える風景を楽しむ。
高取山でペースが弱まる。
菊水山きつい。鍋蓋山きつい。
摩耶山、学校林道以降こんなに険しかったか?と思うくらいキツイ。
やっと辿り着いた掬星台。
一息つくと体力的に余裕がでるので、六甲山に足を向ける。
杣谷峠、三国岩付近の登りは地味にキツイ。
腹筋がこたえはじめ、インナーマッスルの大切さを感じる。
ガーデンテラスから背筋がつかれてくる。
長時間歩くと、弱いところがわかるものだ。
筋トレしたほうが良いだろうか?
六甲山頂への道すがら、
足の疲れが溜まってくると、
「愚直に山道を通らず、車道が楽で良いではないか?」と甘い声がささやく。
でも、「これに懲りて、二度と全山縦走に取り組まないかもしれない…」
と思うと、真面目に山道をトレース。
一生に一回なら、正規ルートで歩き通したい…という、
取るに足らない見栄が勝つ(笑)
ようやく六甲山頂で一休み。
有馬に降りてバスで宝塚に帰るか、
縦走路を3時間歩き通して宝塚に帰るか相談。
・日没は19時頃。
・その頃には勝手知ったる道にでる。
・ヘッデン山行はそこから1時間程度。
これなら行ける、無理じゃない。
体力的に問題ないなら出発…という事になり、
宝塚に足を向ける。
六甲山から東は、大きくペースが崩れることはなく順調。
19時日没、大谷乗越で予定通りヘッデン。
ここまで来ると、
ルートもイメージできる親しみある道。
ヘッデンでも余裕がある。
日没までにココに到着できたのは心強かった。
その後は宝塚の夜景をところどころで目にしながらのナイトハイク。
塩尾寺まで歩き切ることができた。
むしろ、その後の舗装道路が果てしなく長く、
最後のこらえどころは塩尾寺から宝塚なのでは?と感じる一日。
年に1回、体力測定がわりに登ろう…と思えるように
脚力を維持できたら良いなぁ…と思いながら、
すがすがしく、餃子&唐揚げをテイクアウトして帰った。
今日も愉しんだ♪
niko3さん
はじめまして
レコ楽しく拝読しました。
ヤマレコには全縦を毎週のようにされている方もいるので、全縦経験4回の私はまだまだ初心者の方だと思います。
niko3さんの「感想/記録」、特に「★雑感★」を読んで「まさに〜!」「同感!」と思うこと多々だったのでコメントさせてください。
初期に分割予行をしていると、キツイな〜と思ったのは「菊水山」、苦手だったのは高取山を下りてから鵯越までの道でした。初参加の時の神戸市の全縦大会の資料では「最もつらかった場所」は菊水山でなく摩耶山となっていて、「なんで?」と思いましたが、たしかに市ケ原までで累積標高は1500mを超えていて、そこからの稲妻坂・天狗道は、そこだけを登る時とはまったく異なりました。実際、全縦大会でも学校林道分岐点あたりから座り込む人や、木にもたれてストレッチをしている人などが目立ちました。天狗道だけ登るとちょっとロングな上り坂ですが、途中に現れる階段3段分くらいをまたぐ岩場は、すでに累積標高が2000m近くになろうとする脚にこたえます。掬星台でのリタイアを決心する人も多いようです。私は稲妻坂・天狗道を全縦の「ラスボス」と呼んで、掬星台を過ぎ、自然の家から三国池前までの山道を「エキストラボス」と呼んでいます。
ガーデンテラス以降の「車道」か「山道」かは、歩き比べて「山道」の方が距離も短く、楽ということを最近実感しています。(「山道」は「車道」の方が下り一方なので楽かも)
一軒茶屋のあたりではまさに「これに懲りて、二度と全山縦走に取り組まないかもしれない…」と思うものの、宝塚に着いた時には「年に1回、体力測定がわりに登ろう」と思うようになります。そして「年に1回」が・・・
塩尾寺からの舗装道は、いかに舗装道が足にくるかを教えてくれますね。
楽しいレコありがとうございました!
長文のコメントお許しください。
今秋の全縦大会が開かれますように!
skiboy
skiboyさん、
このたびは貴重なコメントを感謝です^^
いつもレコを拝見している身としては、コメントをいただく事が恐れ多くビックリ。
言葉を交わせるのが嬉しい限りです。
ましてや、愚痴のオンパレード★雑感★に共感していただけるとは(笑)
お陰さまで、摩耶山で私が感じたヘトヘト感は大袈裟ではなかったんだぁ…と安堵しました。
そして「エキストラボス」。今でも辟易したことを思い出します^^
縦走にチャレンジしながらも、楽チンな方向を目指す私ですので、
「車道」か「山道」か、それが問題…でしたが、
経験者からの見解を頂きスッキリしました(^^)
>塩尾寺からの舗装道
そうですよね!
もう宝塚だというのに、延々と続くアスファルト(-_-;)
それにしてもskiboyさんでも「二度と全山縦走に取り組まないかも…」と思われるときがあったのですね。
そして宝塚につくと充実感が沸き上がり、また登ろうかな…と思うのも、今回わかりました!
自分にとっては縦走なんて夢だと思っていたので、
「皆さん、どうして何度も縦走できる気力があるのだろう、凄いな!」って思っていました。
でも実際に歩いてみると…
「もう一回くらい、いつかしてみたいな」と思う自分がいてビックリです(^^)
分割すると繋げたくなるし、
途中で撤退すると、また行きたくなるだろうし…
歩き切っても、再チャレンジしたくなるし…
六甲全山縦走の魅力って凄いですね(-_-;)
制限時間という関門がある大会ですが、記念に参加できたら良いな…と欲が沸いてきました♪
脚力を維持するモチベーションになって良いかもです♪
skiboyさんのような一筆書きは恐ろしすぎますが、まずはできる事から一歩一歩楽しんでゆこうと思います。
あぁ、また長くなってしまってゴメンナサイ(^^;
嬉しいコメントを有難うございます(^^)/
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