ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 314269
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

なんだ?この展開は・・・越後駒ヶ岳

2013年06月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:30
距離
18.6km
登り
1,371m
下り
1,361m

コースタイム

5:00石抱橋-10:30駒ノ小屋-11:30越後駒ヶ岳-12:00駒の小屋-15:30石抱橋
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・石抱橋(銀山平より枝折峠に向かう曲がり角)に数台車を止めるところがあります。
・枝折峠はまだ開通していません。
・駒ノ湯(今回は使ってませんが)は駐車場7台分。宿の前の駐車場は宿泊者専用。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは見つかりませんでした。
銀山平〜道行山間:骨投沢で道決壊。崩落個所も随所にあり。
道行山〜前駒:所々雪渓あり。雨上がりのため、固めで滑りやすかった。
前駒〜駒の小屋:岩場の急斜面あり。
駒の小屋〜山頂:雪渓。そこそこの斜度あり。

銀山平の日帰り温泉施設「白銀の湯」は6/20〜30、休館。
いろいろ入り口に迷った挙句、ようやく「銀の道」に戻りました。
3
いろいろ入り口に迷った挙句、ようやく「銀の道」に戻りました。
かあちゃん、事件です!!!いきなり道が無くなってます。
2
かあちゃん、事件です!!!いきなり道が無くなってます。
何処から渡ろうか悩んでいると、地元の方が長靴でここを渡って行きました。あの深さなら何とかなるかな?
2
何処から渡ろうか悩んでいると、地元の方が長靴でここを渡って行きました。あの深さなら何とかなるかな?
林道から登山口の入り口にも迷いました(^^ゞ
漸く道を見つけたら、いきなりこんな感じ(^^ゞ
この先大丈夫か?
1
林道から登山口の入り口にも迷いました(^^ゞ
漸く道を見つけたら、いきなりこんな感じ(^^ゞ
この先大丈夫か?
結局、その後、道は明瞭に。景色は不明瞭に・・・
4
結局、その後、道は明瞭に。景色は不明瞭に・・・
なんだかテンションあがりません。何度引き返そうと思ったことか・・。
2
なんだかテンションあがりません。何度引き返そうと思ったことか・・。
前駒で一気に景色が開けました。
9
前駒で一気に景色が開けました。
山頂直下より流れ出る沢。
2
山頂直下より流れ出る沢。
駒ヶ岳山頂より。ちょっとだけ八海山の山肌が見えました。
1
駒ヶ岳山頂より。ちょっとだけ八海山の山肌が見えました。
私が来たからには、晴れると信じていたのに。。
1
私が来たからには、晴れると信じていたのに。。
ちょっとユーモラスな顔(失礼しました^^)
3
ちょっとユーモラスな顔(失礼しました^^)
オオカメノキ
荒沢岳。山頂の雲が取れません。
2
荒沢岳。山頂の雲が取れません。
沢を雲が渡ります。
3
沢を雲が渡ります。
おお、山頂が見えました。
5
おお、山頂が見えました。
中ノ岳。ほんの一瞬山頂が見えた気がしました。
8
中ノ岳。ほんの一瞬山頂が見えた気がしました。
ヒメシャガ。初めてみました。
4
ヒメシャガ。初めてみました。
イワカガミ
ギフチョウ
イワウチワ
ギフチョウがカタクリに・・・。
4
ギフチョウがカタクリに・・・。
越後駒の雄姿です。
8
越後駒の雄姿です。
なかなかの迫力です。
3
なかなかの迫力です。
ギンリョウソウがごちゃごちゃっとかたまってました^^
6
ギンリョウソウがごちゃごちゃっとかたまってました^^
シラネアオイ。沢山咲いてましたが、前日の雨のせいかきれいな個体が少なかったです。
5
シラネアオイ。沢山咲いてましたが、前日の雨のせいかきれいな個体が少なかったです。
林道に降りてきました。タニウツギ。
1
林道に降りてきました。タニウツギ。
岩を伝う水が涼しげです。
4
岩を伝う水が涼しげです。
帰りは気分よく歩けました。
5
帰りは気分よく歩けました。

感想

天気予報眺めながら、晴れ間の望めそうな北方面の山の中から、まだ行ったことのない越後駒に行くことにしました。
この時期、枝折峠は通行止めとのこと。最近のレコなども参考に駒ノ湯から登ることにしました。深夜11時過ぎに到着すると7台分の駐車場に5台の車が止まっており、残りのスペースにはテントが張られています。路肩にスペースが有ったのでそこで仮眠を取ろうと思ったのですが、なんとなく落ち着きません。地図を眺めながら、「もしかしたら銀山平経由なら枝折峠まで開通してないだろうか?よしんば枝折峠がダメでも、銀山平から登った方が標高差が少ないし、楽なんじゃなかろうか?」と考えたのが間違いの元でした。

銀山平に着くと案の定、枝折峠への道は閉鎖中。ペンション街をぐるっと回っても登山者向けの駐車場らしきものもないし、案内の看板にも駒ヶ岳への道案内など全くありません。とりあえず山と高原の地図のスタート地点となっている、石抱橋の近くの空き地に車を止めました。ここで、ふっと不安が頭をよぎります。「ここからのコースって、もしかしたらdanyamaさんとkomemameさんが撤退したコースじゃなかろうか?あれ、なんで撤退されたんだっけ?道の崩壊?道迷い?あれれ?思い出せない・・・。 ああ、出る前に、もう一度、レコ読んどくんだった!」・・・後悔先に立たずです。

仮眠して、朝、明るくなってから道を探すと、なんてこともなく橋の北側に「銀の道」の看板がありました。これを暫く進んで右手に入ればいいはずです。ところが道なりに進むと、ペンション街に出てしまい、さらに林道を進んでみますが登山道は川の反対側のはず・・・。とりあえず引き返します・・・。入り口から間もないところに「2合目」の看板があり、その横を覗いて見ると・・・道がありました。

正規の道に戻り、ほっと安心して歩いていると、今度は立派な林道が突然目の前でなくなってしまいました。骨投沢を渡る橋が崩落してしまったようです。そういえばdanyamaさんのレコにそんなことが書いてあったっけ。ようやく思い出しました。ちょっと撤退も頭をよぎりましたが、とりあえず渡渉できそうな場所を探してうろうろしていると、地元の方と思しきご夫婦が、長靴に履き替え、川を渡って行きました。それを見ながら、あの深さなら何とかなりそうと、その場所を渡ってみることにしました。

無時に沢を渡って、再び林道を歩きますが、登山道の分岐が判らずにまたもうろうろ。なんだか嫌気がさしてきましたが、引き返す途中に斜めに入る道を見つけました。看板は朽ちて地面に落ちていました。暫くは怪しげな道が続き行く末が心配になりましたが、小さな沢を渡って尾根に出るあたりから道が明瞭になります。これがなかなかの急斜面です。山の景色も見えずにテンションがなかなか上がりません。何とか道行山に着くとそこから先は枝折峠からの立派な道に合流します。(ここ数年で木道がだいぶ整備された模様です。)

小倉山からはところどころ雪渓が現れます。前日の雨で磨かれた雪渓は、なかなか固く締まっていて、キックステップが効きません。一か所簡易アイゼンをつけました。前駒あたりで急に視界が開け、雪渓の山肌が見え始めると漸く気分も盛り上がってきました。急な岩場を登ると間もなく駒の小屋に着きます。小屋の前で一息入れて、空身で山頂まで往復。残念ながらほとんど視界はありませんでした。
下りは花と蝶を愛でながら、気持ち良く降りました。

帰宅後、すぐにdanyamaさんとkomemameさんのレコを読み返しました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=304584

余りにも同じ失敗を繰り返してしまったことに笑ってしまいました。
ああ、ちゃんと読んでいれば・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2024人

コメント

こちらもビックリしました(笑)
usatakoさん

こんばんは。
ボクたちの敗退記録にコメントありがとうございます。

usatakoさんの記録、読みながら笑ってしまいました。
でも、心折れずに山頂まで往復したのはさすがですね。

ルートを拝見していると林道から道行山への取り付きは、
尾根をひとつ越して谷筋を進むのが正解だったのですね。
まだ雪が結構残っていた時期だったので最初の尾根を強引に登ろうとして、
激藪漕ぎとなってしまいました。

枝折峠は本日17時から開通したようなので、
今週末リベンジしてこようかなぁと思ってます。

虫がスゴかったのですが、相変わらず多いのでしょうか?
2013/6/28 21:31
danyamaさん、レコ待ってます^^
danyamaさん、コメントありがとうございます。

折角、敗退記録を書いていただいたのに、学ぶことが出来なくて申し訳ありませんでした  あちこちとうろうろしながら思い出せたキーワードは、「道迷い」「渡渉」「崩壊」「敗退」「心がポキリと」・・・でもどこで迷われたのか、最後は何で撤退したのか、全く思い出せませんでした。頭の中を「撤退」2文字が渦巻きながら歩いていました。

林道からの登山道は、斜め手前方向にV字に分岐する道だったので、行きは気が付くことが出来ませんでした。引き返す途中で見つけることが出来たのはラッキーでした。

虫は、小倉山に出るまでは、殆ど気になりませんでした。雪渓が出始めてから、少しブヨにたかられましたが大したことはなかったですよ。(先日の飯豊があまりにも凄かったので・・・)

枝折峠は今日からでしたか。晴れると良いですね
レコ待ってますね。
2013/6/29 0:00
テンション
こんにちは。

ルートロスト,ガス、何れもテンション下がりますよね。でも、心のどっかで「上に行けば晴れるかも」って思いながら登ってしまうんですよね。今回のusatakoさんの山行は後半は絶景だったようで良かったです(私の黒姫山は最後までテンション下がり放しでしたが)。

この季節、好天に恵まれる可能性が低いですし、テンション下がってしまうこともあるのですが、それでも下りてくると次の山行計画を立ててしまいます。
2013/6/29 11:26
ぱぴばんさん、こんばんは。
ぱぴばんさん、コメントありがとうございます。

黒姫残念でしたね。天気が悪いとなんだか倍ぐらい疲れますよね。今週も天気予報を見て山行あきらめてしまいました。でも今日は意外と良い天気で・・・。こんな日はなんだか損した気になってしまいます。
ずいぶんとわたしの人生って天気次第の気がします。
おおげさか・・
2013/6/29 23:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 甲信越 [日帰り]
越後駒ヶ岳 (枝折峠からピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら