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Yamareco

記録ID: 315555
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

【100, 関東100】蛭ヶ岳・丹沢山・塔ノ岳(東野から八丁坂を登り、丹沢主脈を大倉まで縦走)

2013年06月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:50
距離
21.4km
登り
1,887m
下り
1,986m

コースタイム

7:35 東野バス停
7:37-44 諏訪神社(トイレ)
8:09 車止め
8:25-28 八丁坂入口
9:36 モノレールをくぐる。
10:15 八丁坂の頭分岐
10:35-48 姫次
11:01 原小屋平
12:15-44 蛭ヶ岳(昼食休憩)
13:00前(西丹沢発の超特急を2台やり過ごす)
13:06 鬼ヶ岩
13:22 棚沢の頭
13:31 不動ノ峰
13:36 不動ノ峰休憩所
14:07-18 丹沢山
14:34 竜ヶ馬場
14:46 日高
14:55 切戸 
15:10-28 塔ノ岳(コーヒータイム)
15:39 金冷シ
15:46 花立山荘
16:02 天神尾根分岐
16:12-17 堀山の家(500mlのスポーツ飲料購入)
16:52 見晴茶屋
17:19 大倉登山口
17:25 大倉バス停

■所要時間:9時間50分
■歩行時間:561分(小休止含む、昼食休憩含まず)標準CT(655分)の0.86倍
■距離:24.765km(東丹沢詳細図に掲載の実測距離の合計)
■累積標高差:+1,990m,-2,090m
■行程量(P):24.765/0.5+1990/50+2090/100=110.23P(★★★★)EK55.12
■ラップタイム:5.09分/P(マイペース登高能力:+442m/h、ランク供法壁現CT:5.94分/P、+379m/h)
■エネルギー定数:561*0.03+1.99*10+2.09*0.6+24.765*0.3=45.4135(ルート定数:655*0.03+....=48.2335)
■山のグレーデイング:5B
■消費カロリー:45.4135*(78.0+(11.9+7.6)/2)=3,985Kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 くもり(山頂部はガス)
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)橋本までJR
    橋本から三ヶ木経由で東野まで、津久井神奈交バス。
    (橋本〜三ヶ木420円)(三ヶ木〜東野490円)
(帰り)大倉から渋沢駅北口まで、神奈中バス。
    (大倉〜渋沢駅北口100円←バス特の100円割引)
    渋沢から小田急
コース状況/
危険箇所等
■東野バス停から少し歩いた所にある諏訪神社の、鳥居の左横手30mに公衆トイレがあります。コース途中にある山荘のトイレは有料です。
■八丁坂は、急斜面があるため、歩幅を広げず、ゆっくりのペースで登った方がいいです。ヒルは見かけませんでした。
■八丁坂の頭分岐から姫次までは緩い登りです。次週7月7日(日)に開催の第15回北丹沢12時間山岳耐久レースのコースと重なります。対向方向からトレイルランナーが走ってくることになります。
■蛭ヶ岳の手前は整備された木の階段が続きます。
■鬼ヶ岩の手前の岩場では手を使いました。
■鬼ヶ岩から先、丹沢山、塔ノ岳を経て大倉まで、大部分は整備された道が続きますが、一部にガレた所もあります。
東野バス停で下車。橋本駅からのバス便は、三ヶ木より先は朝1便、夕方1便しかありません。
この他に中央線の藤野駅からのバス路線もありますが、東野に到着する時刻が遅くなります。
2013年06月30日 07:32撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 7:32
東野バス停で下車。橋本駅からのバス便は、三ヶ木より先は朝1便、夕方1便しかありません。
この他に中央線の藤野駅からのバス路線もありますが、東野に到着する時刻が遅くなります。
バスの通りから横に道を入ります。
2013年06月30日 07:35撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 7:35
バスの通りから横に道を入ります。
東野バス停から歩いてすぐの所に、諏訪神社があります。鳥居の左側の道を30m程歩いて行くと公衆トイレがあります。
2013年06月30日 07:37撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 7:37
東野バス停から歩いてすぐの所に、諏訪神社があります。鳥居の左側の道を30m程歩いて行くと公衆トイレがあります。
諏訪神社近くの公衆トイレ。
2013年06月30日 07:40撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 7:40
諏訪神社近くの公衆トイレ。
工事中の道路に設置されていた蛭ヶ岳案内のレリーフ。地元の小中学生がデザインしたのでしょうか?
2013年06月30日 07:57撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 7:57
工事中の道路に設置されていた蛭ヶ岳案内のレリーフ。地元の小中学生がデザインしたのでしょうか?
同じくヘビ注意のレリーフ
2013年06月30日 07:58撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 7:58
同じくヘビ注意のレリーフ
同じくクマ注意のレリーフ
2013年06月30日 07:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 7:59
同じくクマ注意のレリーフ
車両進入禁止の看板。2011年の冬に来た時には、釜立沢の奥まで車で入れて駐車できましたが、現在は1.5km程手前にゲートができています。
2013年06月30日 08:09撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 8:09
車両進入禁止の看板。2011年の冬に来た時には、釜立沢の奥まで車で入れて駐車できましたが、現在は1.5km程手前にゲートができています。
車両進入禁止ゲートの近くに3台程度の駐車スペースがありました。
2013年06月30日 08:09撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 8:09
車両進入禁止ゲートの近くに3台程度の駐車スペースがありました。
八丁坂コースの入口。この先尾根に上がり、尾根伝いに八丁坂の頭に登ります。
2013年06月30日 08:28撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 8:28
八丁坂コースの入口。この先尾根に上がり、尾根伝いに八丁坂の頭に登ります。
モノレールをくぐります。この先、右手にモノレールを見ながら尾根を登って行きます。
2013年06月30日 09:36撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 9:36
モノレールをくぐります。この先、右手にモノレールを見ながら尾根を登って行きます。
八丁坂の頭の右横をかすめて通ります。かなり傾斜が緩くなってきました。
2013年06月30日 10:12撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:12
八丁坂の頭の右横をかすめて通ります。かなり傾斜が緩くなってきました。
人が乗れるモノレール
2013年06月30日 10:13撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 10:13
人が乗れるモノレール
八丁坂の頭分岐に出ました。ここからは丹沢の主脈の稜線を行きます。
2013年06月30日 10:15撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:15
八丁坂の頭分岐に出ました。ここからは丹沢の主脈の稜線を行きます。
次週開催の北丹沢12時間山岳耐久レースのコース案内の標識が貼られています。
2013年06月30日 10:15撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:15
次週開催の北丹沢12時間山岳耐久レースのコース案内の標識が貼られています。
緩やかな道が続きます。
2013年06月30日 10:26撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:26
緩やかな道が続きます。
東海自然歩道の最高地点(1433m)。このあたりはカラマツとブナの林が多くなっています。
2013年06月30日 10:33撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:33
東海自然歩道の最高地点(1433m)。このあたりはカラマツとブナの林が多くなっています。
大きなブナの木
2013年06月30日 10:34撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 10:34
大きなブナの木
姫次の広場に着きました。今日は富士山は見えません。
2013年06月30日 10:35撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 10:35
姫次の広場に着きました。今日は富士山は見えません。
カラマツ林の中を一旦下っていきます。
2013年06月30日 10:55撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 10:55
カラマツ林の中を一旦下っていきます。
原小屋平(1325m)
この先しばらくアップダウンが続きます。
2013年06月30日 11:01撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 11:01
原小屋平(1325m)
この先しばらくアップダウンが続きます。
オオヤマレンゲに似た花
2013年06月30日 11:16撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 11:16
オオヤマレンゲに似た花
丹沢大山国定公園の特別保護地区に入ります。
2013年06月30日 11:28撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 11:28
丹沢大山国定公園の特別保護地区に入ります。
自然林の中を登って行きます。
2013年06月30日 11:31撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 11:31
自然林の中を登って行きます。
横にはみ出さないように、柵や階段が付けられています。
2013年06月30日 11:40撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 11:40
横にはみ出さないように、柵や階段が付けられています。
地面を踏み固めたり削ったりしないように、木の階段が連続して付けられています。
2013年06月30日 11:47撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 11:47
地面を踏み固めたり削ったりしないように、木の階段が連続して付けられています。
蛭ヶ岳の手前の登り。山頂はガスに包まれて見えません。
2013年06月30日 11:58撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 11:58
蛭ヶ岳の手前の登り。山頂はガスに包まれて見えません。
バイケイソウ。蛭ヶ岳から丹沢山の稜線で多く見かけました。
2013年06月30日 12:01撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:01
バイケイソウ。蛭ヶ岳から丹沢山の稜線で多く見かけました。
蛭ヶ岳に到着。
ご覧のとおり、ガスに包まれています。
2013年06月30日 12:15撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:15
蛭ヶ岳に到着。
ご覧のとおり、ガスに包まれています。
今日は、濃厚魚介醤油味のカップラーメンでお昼にします。
2013年06月30日 12:25撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:25
今日は、濃厚魚介醤油味のカップラーメンでお昼にします。
蛭ヶ岳山荘
2013年06月30日 12:45撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:45
蛭ヶ岳山荘
バイケイソウが大きくなっています。
2013年06月30日 12:48撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:48
バイケイソウが大きくなっています。
2013年06月30日 12:54撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 12:54
シモツケが咲き始めています。
2013年06月30日 12:55撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 12:55
シモツケが咲き始めています。
鬼ヶ岩に向かう稜線。ようやく山岳地帯らしくなってきました。
2013年06月30日 12:58撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 12:58
鬼ヶ岩に向かう稜線。ようやく山岳地帯らしくなってきました。
鎖の横を登って行きます。
2013年06月30日 12:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 12:59
鎖の横を登って行きます。
ガスの中から鬼ヶ岩が見えてきました。
2013年06月30日 13:03撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 13:03
ガスの中から鬼ヶ岩が見えてきました。
どんどん登って行きます。
2013年06月30日 13:04撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 13:04
どんどん登って行きます。
鬼ヶ岩に到着
2013年06月30日 13:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 13:06
鬼ヶ岩に到着
鬼ヶ岩の標識
2013年06月30日 13:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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鬼ヶ岩の標識
ニガナ?
2013年06月30日 13:08撮影 by  DSC-W530, SONY
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ニガナ?
ヤマオダマキ
2013年06月30日 13:17撮影 by  DSC-W530, SONY
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ヤマオダマキ
2013年06月30日 13:18撮影 by  DSC-W530, SONY
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棚沢ノ頭
2013年06月30日 13:22撮影 by  DSC-W530, SONY
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棚沢ノ頭
カラマツソウ
2013年06月30日 13:23撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 13:23
カラマツソウ
不動ノ峰(1614m)
2013年06月30日 13:31撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 13:31
不動ノ峰(1614m)
不動の峰の休憩所(1575m)
2013年06月30日 13:36撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 13:36
不動の峰の休憩所(1575m)
稜線の灌木
2013年06月30日 14:00撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:00
稜線の灌木
バイケイソウの群落。鹿の食害から守るためにネットフェンスで囲われています。
2013年06月30日 14:04撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:04
バイケイソウの群落。鹿の食害から守るためにネットフェンスで囲われています。
丹沢山に到着しました。みやま山荘。
2013年06月30日 14:07撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:07
丹沢山に到着しました。みやま山荘。
丹沢山の標識
2013年06月30日 14:08撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:08
丹沢山の標識
丹沢山の石柱。今回は、丹沢山を十分に堪能できる登り方にはなったと思います。
2013年06月30日 14:09撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:09
丹沢山の石柱。今回は、丹沢山を十分に堪能できる登り方にはなったと思います。
霧の稜線の木道を行きます。
2013年06月30日 14:21撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:21
霧の稜線の木道を行きます。
霧の中のブナ枯れ
2013年06月30日 14:29撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:29
霧の中のブナ枯れ
竜ヶ馬場
2013年06月30日 14:34撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 14:34
竜ヶ馬場
霧の稜線の木道。鹿よけのフェンスがあるのが玉にキズ。
2013年06月30日 14:38撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 14:38
霧の稜線の木道。鹿よけのフェンスがあるのが玉にキズ。
日高(1461m)
2013年06月30日 14:46撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 14:46
日高(1461m)
シナノキ
2013年06月30日 14:51撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 14:51
シナノキ
霧の中を進みます。
2013年06月30日 14:51撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:51
霧の中を進みます。
切戸の部分。随分と補強が進んでいました。
2013年06月30日 14:55撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 14:55
切戸の部分。随分と補強が進んでいました。
三週間ぶりの尊仏山荘
2013年06月30日 15:10撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 15:10
三週間ぶりの尊仏山荘
霧の塔ノ岳山頂。3時をまわると人は少なくなっていました。
2013年06月30日 15:10撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 15:10
霧の塔ノ岳山頂。3時をまわると人は少なくなっていました。
頂上の標識を撮影。いつも他の人の写真をとってあげています。
2013年06月30日 15:12撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 15:12
頂上の標識を撮影。いつも他の人の写真をとってあげています。
コーヒータイムで休憩
2013年06月30日 15:21撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 15:21
コーヒータイムで休憩
花立(1300m)まで下りてきました。
2013年06月30日 15:46撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 15:46
花立(1300m)まで下りてきました。
2013年06月30日 15:48撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 15:48
まだ残っていた蛇籠の切れたワイヤー。この後、堀山の家の関係者の方に除却していただきました。
2013年06月30日 16:23撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 16:23
まだ残っていた蛇籠の切れたワイヤー。この後、堀山の家の関係者の方に除却していただきました。
見晴茶屋(615m)
2013年06月30日 16:52撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 16:52
見晴茶屋(615m)
この先、道が緩やかに。
2013年06月30日 16:52撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 16:52
この先、道が緩やかに。
今回は、大倉高原山の家には寄り道せずに、左折して大倉に下山。
2013年06月30日 16:53撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 16:53
今回は、大倉高原山の家には寄り道せずに、左折して大倉に下山。
大倉尾根の登山口に到着。
2013年06月30日 17:19撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 17:19
大倉尾根の登山口に到着。
庭先のアジサイを見ながら歩く。
2013年06月30日 17:19撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 17:19
庭先のアジサイを見ながら歩く。
2013年06月30日 17:20撮影 by  DSC-W530, SONY
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6/30 17:20
ようやく大倉バス停前に到着しました。
この後、トイレで上着を着替えて、17時38分発(実際には2分早い36分発)のバスに乗って帰りました。
2013年06月30日 17:24撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 17:24
ようやく大倉バス停前に到着しました。
この後、トイレで上着を着替えて、17時38分発(実際には2分早い36分発)のバスに乗って帰りました。
帰りに渋沢駅から眺めた丹沢山系。
2013年06月30日 17:49撮影 by  DSC-W530, SONY
6/30 17:49
帰りに渋沢駅から眺めた丹沢山系。
撮影機器:

感想

 今の季節、2000mクラスの高山には花が咲き乱れている頃ですが、6月28日(金)、29日(土)ともに長野や群馬、栃木等の内陸部の県では大雨・洪水・雷注意報が発令されていて、実際に午後から強い雨が降っていました。(スマホからリアルタイムレーダーや気象ナウキャストにその都度ログインしてチェックしてました。)この調子だと6月30日(日)も午後から雷を伴う大雨になる可能性が高いので、遠出はやめて、地元神奈川の丹沢に出かけることにしました。

 先々月と先月に北丹沢の東海自然歩道を2回に分けて東西に歩いたので、今回は丹沢の主脈を北から南へ歩くことにしました。たとえゴールの大倉にたどり着くのが遅くなっても、20時台までバスの便があるため、北から南へはマイペースで歩けるだろうということで、決行いたしました。

 2か月前と同じく、橋本駅北口6時20分発のバスに乗り、三ヶ木で月夜野行きのバスに乗換えました。今回は焼山登山口で4人、西野々で1人、東野で私を含めて4人が下車しました。東野で下車した他の3人は、私がトイレ休憩中に先に行ってしまわれてその後も会っていないので、どこへ行かれたのかはわかりません。おそらく大倉方面に抜けた人が多いのでしょう。

 東野の諏訪神社からしばらく舗装道を歩きます。来週の日曜日に開催される丹沢12時間耐久レースのコース案内標識が貼られていました。林道の拡幅改修工事がされていて、地元の小中学生が制作したのではないかと思われるレリーフが設置されていました。ヘビ注意、クマ注意というのはなかなか素朴です。道迷い注意、転倒注意、滑落注意のように現実的すぎないのがいいです。

 八丁坂の登り口に行く林道の途中に新たにゲートができて、その先が車両進入禁止になっていました。蛭ヶ岳に日帰りでピストンする人がよく利用していた駐車スペースが谷の奥にありましたが、ゲートはその1.5kmぐらい手前、標高500mの所に設置してあります。

 八丁坂の登り口(620m)からは、八丁坂の頭の横(1330m)まで、急な登り道が続きます。先は長いのでゆっくりなペースで上がって行きました。それでも結構汗が噴き出します。5月頃に比べると格段に蒸し暑くなっていたので、今回は相当な水分補給をしなければなりませんでした。
 途中の標高1090mぐらいの所から、右手にモノレールが沿うようになって斜面を急勾配で上がっていきます。

 八丁坂の頭の分岐に出て、丹沢主脈の稜線歩きが始まります。ここにも北丹沢12時間山岳耐久レースの案内標識が設置されていました。姫次までの区間はレースのコースと重なりますので、来週7月7日(日)に縦走登山を計画している方はご注意ください。4月末に西野々から焼山経由でこちらまで歩いてきましたが、今回、東野から歩いたことで約30分早く到着できました。 

 姫次の広場には東野からちょうど3時間で到着しました。晴れていれば富士山がドーンと見える場所ですが、今日はガスがかかって何も見えません。姫次での休憩中におにぎりを1個食べました。さらに、八丁坂を登ったことでハイドレーションの水(スポーツ飲料)の消費が進んでいたので、予備の1リットルの水(スポーツ飲料)をハイドレーションタンクに移し替えました。

 姫次から原小屋平まで一旦下り、そこから蛭ヶ岳まで登ります。途中でトレイルランナーと何人かすれ違いました。国定公園の特別保護地区の中に入ってからは、やたらと階段道が多くなりました。階段道にすることで、周辺の植生保護と登山道の土砂流出防止の両方の効果があるようです。急な階段はありませんでしたが、この頃になると、体内のダイナモの出力が低下していて階段登りが結構しんどかったです。

 ようやく蛭ヶ岳に到着し、昼食休憩をとりました。山頂には7,8人が休憩していました。先ほどの進入禁止の林道ゲート近くにある駐車場からピストンしてきている人が最短ですが、それでも往復の累積標高差が+-1600mぐらいになります。他は縦走する人や大倉からピストンしてきている人達です。一番のツワモノは西丹沢から檜洞丸を越えて蛭ヶ岳にたどり着いたペアでした。11km,+1740m,-610mの行程をおそらく4時間弱で踏破してきています。それでもゆっくりペースだったというからタダモノではありません。

 錚々たる方々ばかりで、鈍行な私は先に蛭ヶ岳を出発しました。少し下ったところで紺色の半袖シャツの人とすれ違いました。その後、下りの木道を歩いていた時に、後ろからクマ鈴を鳴らして駆けてくる男性と、続いてタッタッタッタッと駆けてくる女性が通り過ぎて行きました。先ほどの西丹沢からのペアでした。大倉へ下りたのかヤビツ峠方面に行ったのかわかりませんが、霧の中を「忍者」と「くノ一」が疾風のごとく駆けていくようでカッコ良かったです。

 この後丹沢山にたどりついた時点で、ハイドレーションの水が残り少なくなっていました。2リットルのタンクと1リットルの予備を持ってきたのですが、かなり飲んでしまっていました。しかたなく非常用の500mlのミネラルウォーターを半分だけタンクに入れました。丹沢山の山頂には新しい標識が設置されていました。

 この後、霧の中を塔ノ岳に向かいます。塔ノ岳の手前の登りが疲れた体には結構堪えます。ブドウ糖でドーピングしながら登りました。

 塔ノ岳では、女の子から山頂近くに最寄りの水場がないか聞かれました。随分と谷に下りないと水場はないし、高いけれど尊仏山荘で買うか、大倉尾根を下って下の小屋に行けば、100円ジュースを売っている所もあるよと教えてあげました。彼女も私と一緒で残り水は少ないようでした。あとはコーヒーが少しあるだけだとか...。

 ここで、カップラーメンの残り湯があることをふと思い出して、塔ノ岳でしばらくコーヒータイムになりました。

 残りは大倉尾根の下りです。3週間前に大倉高原山の家に寄り道して下って2時間14分ぐらいだったので、おおよその時間の目途は立ちました。ただ、木道は気持ちよく下れても、石のガレ場になっている所もあるので、気を抜けません。とりあえず、下の小屋で水を補給しなければなりませんので急ぎました。

 堀山の家に到着し、当初は100円ジュースを買うつもりでしたが、100円玉がなく、小屋に入って両替を申し出たところ、500mlのスポーツ飲料を350円で売っていたので、そちらを購入しました。これで大倉までの水はひとまず安心です。

 この後は、堀山の家の関係者の方が下山されるちょうどのタイミングに出発しました。途中で、3週間前にけつまずいたワイヤーが残っていたので、堀山の家の関係者の方に除去していただきました。

 大倉のバス停には何とか日が暮れないうちに到着できました。
 完走記念にビールを買って写真でも撮ろうかなあと思いましたが、人が大勢いる前では恥ずかしくてできませんので、ビールは自宅までお預けでした。
 結局、トイレで上着だけ着替えて、17時38分(実際には定刻より2分早い36分)のバスに乗りました。電車の接続が良かったので、19時過ぎに帰宅できました。

 一日を振り返りますと、天気はもう一つでしたが、晴れてクソ暑くなっていればもっとバテていたかもしれません。無事に家にたどり着いてほっとしました。


 

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