白山(平瀬道)〜鬼のような山行〜


- GPS
- 07:37
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
8:30 大倉山山頂
8:40 大倉山避難小屋
室堂手前でちょっと道迷い
10:30 室堂
11:30 御前峰
12:00 室堂
13:00 大倉山避難小屋
14:30 登山口
天候 | 雨のち曇り(山頂は暴風雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気が良ければ特に問題ないと思いますが、雪渓をトラバースするところがまだ4〜5箇所ほどあります。晴れて暖かい日は雪面がザクザクでキックステップも簡単にできますが、今回のような雨や霧が出た場合、表面がクラスト状態になり、滑って危険であるため、アイゼンがあったほうが安全です。 また、霧による視界不良の場合、雪渓をトラバースして登山道を進む時は、道に迷いやすいので、注意が必要です。 下山後は、白水湖湖畔の大白川露天風呂(300円)があり、石鹸やシャンプーの使用は禁止されておりますが、眺めがよく汗を流すだけでも気持ちいいです。 |
写真
感想
雪山も終わり、ようやく夏山を向かえたところで、足慣らしにどこへ行くか迷いましたが、白山へ向かうことにし、登山口はたくさんの人が登る別当出合ではなく、名古屋から近い岐阜県側の平瀬道を選びました。
ところが、太平洋側の暑さとは裏腹に、梅雨前線の影響か、雨が上がりません。
登山口に6時には着いたのですが、1時間ほど待っても止まないため、レインウェアを着込んで出発します。
霧も出て、全く展望がききません。
途中、雪渓を横切るところが4〜5箇所あり、その内の1箇所は、かなり危険でした。
そこで引き返すパーティーも多く、迷いましたが、意を決して渡りました。7月でもアイゼン持参が安心できますね。
天気が良ければ、雪も柔らかく踏ん張りが利くのですが、こういった天気では、表面がクラストぎみになり、スケートリンクに近い場所も多々ありました。
また、霧が深かったので、室堂手前の雪渓で道に迷いうろうろしてしまいました。
無理は禁物ですね。
室堂に着き、小休止してどうしようか迷いましたが、頑張って御前峰まで行くことにしました。
しかし、強風と雨ですごく寒く、鬼のような厳しい山行でした。展望もまったくなく、訓練に行ったとしか言いようがありません。
でも室堂ではこの時期としては少なかったかもしれませんが、この様な条件のもと、ここまで登って来る登山者はえらいもんだな〜とつくづく感心しました。
下山していくと天候が回復してきて、雨も上がり、少しづつ展望が利くようになりました。
登る時に見えなかった白水湖も綺麗なエメラルドグリーンを湛えており、山には雪渓も数多く残っていることが分かりました。
下山後の露天風呂も野趣溢れる露天風呂で、疲れも一気に吹っ飛びました。
もう一度天気の良い日に登りたいと思いました。
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