聖岳
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- GPS
- 09:47
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 2,306m
コースタイム
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:48
(途中GPS電池切れでログ未取得)
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
聖光小屋 駐車場 一般用・テント用(草地) 〜50台 トイレ・炊事場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
便ヶ島〜西沢渡 崩壊20か所以上あるが、踏み跡が比較的しっかりしているのでそれほど危険は無 い。ただし一ヶ所ロープのあるところは注意。西沢渡の手動ロープウェイの上流 に木橋がかかっているが、濡れている時はロープウェイを使ったほうが安心。 西沢渡〜薊畑 樹林の中の急登が続く。標高1400mあたりのトラバースは要注意。指導標は多くは ないが、赤テープの目印と標高100mごとにプレートあり。 1800mあたりまではヤマビルがいるという話だったが、今回は見当たらず。 薊畑〜小聖岳 しばらくは樹林帯。森林限界を越えると、岩場の細尾根。滑落注意 小聖岳〜前聖岳 ガレ場のジグザグ道。危険箇所は無いが、落石注意。 登山口にポストあり 温泉 遠山郷 かぐらの湯 \600 |
写真
感想
易老渡から便ヶ島に移動。広い駐車場に4台ほど。天候は回復基調だが、ラジオの
天気予報を待っていると、管理人さんが犬の散歩がてら回って来たので、天気を
聞いてみると曇り、晴れとのこと。それならと、車中泊決定。\500を払う。世間
話をしていると、登山客二組が下山して来た。それぞれ日帰りと聖平小屋泊。
ガス、雨だったらしい。
翌朝4時、まだ暗いが星が見えている。晴れそうだ。ヘッドライトを着けて出発。
トンネルを抜けて遠山森林鉄道跡の林道を行く。崩落箇所を何度となく通過。全
部で20ヶ所以上崩れている。踏み跡が比較的しっかりしているので、それほど危
険は無いが、滑ったら川まで落ちそうだ。
明るくなってきて西沢渡に到着。有名な手動ロープウェイがある。かなりしっか
りしている。上流を見ると簡単な木橋がかかっている。土曜日に架けられたらし
いが、濡れていて見るからに危なっかしかったので、ロープウェイで渡ることに
した。同行二人だったから良かったが、滑車を使っていても一人だときつい。
川を渡るといよいよ本格的な登山道に入るが、堰堤を越えたところに営林署の廃
屋があった。かなり大きな建物で、運用中は相当の人数がいたものと思われるが、
今は不気味なお化け屋敷と化していた。気持ち悪いので、早々に通り過ぎる。
その後は樹林帯の急登を延々と登る。標高100mごとに標識があるようだが、全部
はチェック出来なかった。最後の急登を2314mの三角点までとがんばるが、気が付
かずに通り過ぎたようで、一気に薊畑分岐に出た。ここで、眺望が開ける。風が
気持ち良い。昨日の光岳に連なる稜線がきれいに見えるが、目指す聖岳には雲が
かかっている。
ここからは薊の草地を登り、樹林の尾根を行くと、森林限界を越えた。眼前に岩
稜の小聖岳、さらに前聖岳が迫るが、まだ遠い。気合を入れてさらに進む。日向
は暑いが、ガスがかかって日差しを遮ってくれるので助かる。細尾根を行くと、
小聖岳。前聖岳には雲がかかっている。
ここからはガレ場をジグザグに登って行く。山頂が見えているのになかなか着か
ないが、我慢して歩を進める。ようやく山頂到着。幸いガスは晴れている。奥聖
岳がすぐ近くに見えるが、あいにく他の山は雲に遮られている。久しぶりの3000
m峰を堪能する。
そうしているうちにガスが出てきて、奥聖岳も見えなくなってしまったので、下
山することに。ガレが足の裏を突き上げる衝撃でスピードを上げられないのと、
膝の痛みを警戒してゆっくり下りる。
小聖岳まで戻っても、ガスは晴れない。振り向くと前聖岳はガスに包まれていた。
そのまま、薊畑分岐まで戻るが、ガスは依然として晴れない。休憩なしでそのま
ま下山。苔平まで下ってようやく休憩。不思議と空腹感がないが、ランチ。
さらに1000mを下って、西沢渡に。帰りは木橋を渡ってみた。丸木を二三本束ねて
踏み板を打ち付けた簡単な作りの橋だが、案外丈夫で、落ちることなく渡れた。
濡れていたら怖そうだが。暑いので川の水で顔を洗ってすっきり。
往路より崩落ヶ所を多く感じながらも木陰の林道を行き、14時前に登山口に無事
帰着。日向に停めておいた車が蒸し風呂になっていたほど、良い天気になってい
た。
二日連登のハードコースとなった山行だったが、ほとんど膝の痛みも感じなかっ
たのは、シューズのおかげだろうか?ただし、足裏の痛みにインソールは要検討
だ。
易老渡・便ヶ島は不便で不人気のようだが、二度と来たくないという感じはなく
機会があればもう一度と思ってしまったのは私だけだろうか?
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