巻機山
- GPS
- 06:11
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,442m
コースタイム
8:40 六合目(展望台)
10:00 前巻機
11:10 巻機山山頂の看板
豪雨で撤収
11:30 前巻機
12:30 六合目(展望台)
13:20 桜坂駐車場
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
粘土質の登山道や、木道が雨で濡れてとても滑りやすかった |
写真
感想
三連休、山行かねば!
と、かねがね行きたかった巻機山と苗場山を一泊二日行程で狙います!
車で新潟を目指します。
関越トンネルに入るまでは曇りの天気。
トンネル抜ければ〜と期待したが、、、じぇじぇじぇとざんざん降りの雨雨雨。
でも湯沢や南魚沼の水田は青田で、稲の緑が雨に映えて綺麗です。やっぱり水田はみずみずしい景色が合いますね。
なんかも〜雨雨で急いでも仕方ないし〜、雨のドライブ大好きなので、ゆっくり早朝の南魚沼を走ります。
個人的に
・ ワイパーが使える(特にリアワイパー)
・ シャーっと路面を走っている感じで自分の航跡が道路に残る
・ 屋根があるから雨でも車内は快適
という理由で雨のドライブは大好き♪(どうでもいいが)
塩沢石打ICで関越を降りてから、国道291号線は結構桜坂駐車場まで距離あります。国道を駐車場に折れるところも何箇所かありますが、看板に従うとバス停の所に行きます。
そこを曲がってクネクネ登って行くと、これまたまあまあ距離があって桜坂駐車場に着きます。手前のトイレを通り越して、橋を渡った先に駐車場。
駐車場に着くあたりから雨が軽くなってきて、上がりました。Xバンドレーダのサイトで雨雲確認すると、巻機山あたりに雨だけど降り止みそう。またいつ雨雲発生するかリスクですが、周りの車の人も、続々と雨具で出かけていくので、強い雨か雷一度でも聞こえたらのどちらか一方で即撤退を条件に出発。
沢コースは二つとも入山禁止。当然尾根コースを行きます。
最初は穏やかな登山道を登ります。徐々に角度がついてきて、4合目付近からちょっと急登です。
粘土質の道だったり、ゴロゴロ石の道だったり、展望のきかない道をもくもくと登ります。
また雨が降りだしたのか、頭上の木々が雨に打たれる音がしますが、雨粒はあまり落ちて来ません。
ひとまず森林限界まで行ってみよう。
五合目。雨は上がってましたが、真っ白で全く展望なし。
六合目。ヌクビ沢かな、が見えます。上の方は大量の残雪が見えます。そこから滝が落ちてて、ダイナミックな景色です。が、すぐ真っ白になる天気。
展望ないので、花を探して進みます。ゴゼンタチバナみっけ。帰ってから図書館で借りた山の花の本で同定。
七合目くらいから森林限界突破。雨は上がってます。
小休止でセンモウゴケ発見。自生している食虫植物は初めて見た!上の池塘にもいました。
7.5合目くらいからニッコウキスゲがちらほら。
このオレンジというか黄色というかいい色合いの花は本当に山に映えますね。
特にこの展望では視界が悪くても、ニッコウキスゲはぱっと目に入ってきて喜ばしてくれます。
八合目。きっと晴れてれば展望いいんだろうな〜(泣)
ニッコウキスゲとコバイケイソウの共演が始まりました。
タテヤマリンドウかな、ちっちゃなリンドウも可愛い!シャクナゲもちょっといました。
あと、コケモモかイワツツジか可愛い花もいます。
九合目。前巻機山。ニセ巻機山。全く展望なし。
まだきつい雨は無いが、ここで撤退か迷いつつ、シャリバテ気味だったのでおにぎり補給。タンパク質補給の魚肉ソーセージ。
天気が持つことを期待して出発。
前巻機山を下ると、一気に湿原ぽくなります。が、ちょっと先までしか見えません。木道がとてもすべります。
ワタスゲ、コバイケイソウなど花々も迎えてくれます。
右手に雲で白いのかと思っていたら、大きな残雪が見えたと思ったら、巻機山避難小屋前に出ます。
イワカガミ発見!ヤマレコでよく見てたけど、初めて見た〜
小屋は綺麗です。が急いでるし疲れてもなかったのでスルー。
ひと登りすると、なんだか木道に水たまりが増えてきたな〜という感じで池塘が出てきます。
池塘も初めて見た〜。残雪もちょっとあって幻想的。
水、草、木道という不思議な静止的な空間。
晴れてれば綺麗なんだろうな〜とネガティブさは感じず、目の前の景色に見入ってしまいました。
自然って人智を超えますねー
池塘を抜けて、ちょっと急登の階段をあがると、巻機山山頂の看板が出てきます。ヤマレコどおり。ということは、最高地点へ行かねばと看板に向かって右手に進みます。
ポツポツぽつと雨が落ちてきました。
あ〜さすがにそろそろ来たか〜、急いで最高地点踏も〜ってちょっと急ぎ足にした瞬間
ドザーーーーーーー!!(雨の音)
あ、む、無理っす。
撤退!てったーーい!
最高地点の5分手前で無念の撤退!即撤退!撤収!!
さっきすれ違った人たちをダッシュで追い抜いて下山開始。
でもひどい雨で一瞬で登山道が濡れて→水たまり→滝となりました!ビックリ!
これではみんなの下山ペースも落ちます。
ちょいちょいと抜かせてもらって、避難小屋到着。スルー。今思えば一時間ほどここで休憩雨宿りすれば、たいして濡れなかったかも。。。
まあ、撤退計画に従い取り敢えず森林限界の下へ急ぐことに。
しかし、一向に雨が弱まらず、先行のパーティに追いついてはちょいちょいと抜かせてもらっての繰り返しでペースも出ずずぶ濡れ&ドロドロに。。。。
まあ、ずぶ濡れは半分覚悟してましたが。
ホウホウの体で7合目の森林限界下へ。その頃から雨が弱まる。。。
6合目、5合目と下ると雨も上がって、4合目くらいから晴れてきました。。。。(泣)
シクシク、登山ってタイミングです。
いやー、山で本格的に降られたのは初めてだったのでいい経験でした。
駐車場まで帰ってきて、自分の車に来るとホッとしますよね。無事下山できてよかった。
着替えて、汚れたの片して、一息。まだ十分に早い時間で、宿に行っても15時前に着いちゃうけど、もう何もやる気ないので宿直行。
越後湯沢の宿で、早く着いちゃいました〜って行ったら、にこやかに受け入れてくれて、外の水場で靴やらスパッツやら洗わせてもらって、しかもスキー宿だったので靴の乾燥機にまでかけてくれて大変助かりました。ありがとうございました。
宿の温泉に入って、宿自販機のSAPPORO(250円)一本いっとくと、最高!これはミサトさんバリに至福!
ささ、そろそろ本題?の蕎麦屋巡りに行きますか。(まだ16時前。。。)
一軒目は前から行きたかった越後湯沢の「しんばし」です。宿の道路向かいで徒歩10秒ほど。
店内空いてます。
へぎそば一人前と、日本酒は地元の「鶴齢(かくれい)」しぼりたて生。
鶴齢美味しいですね。やっぱり地産地消がいいのか、地元の空気が合うのか(ただ飲みたいのか)、これは是非買って帰ろ〜♪
へぎそばも癖がなくってするする美味しいです。出汁が甘味と醤油とシームレスに融合しててスキがないいいお出汁でした。鰹節三種類から取ってるそうです。
いや〜ここで粘って飲んでもいいんですが、次の蕎麦屋へGo!
二軒目は越後湯沢駅前の大衆的蕎麦屋「福寿庵」
ガラガラ状態。。。連休中日の17時でこれか〜。まあ越後湯沢は冬がシーズンなのか、やっぱり地方経済が難しいわけです。
しかし食べ物はいい。へぎそばは二人前からで、一人前はざるそば。
でもざるそば、しっかり腰があって旨みがしっかりあって美味しいな。こっちのほうがへぎそばのすっきりより好きかも。
日本酒はやっぱり鶴齢(普通酒)のお燗一合。お燗に負けないしっかり美味しいお酒です。バランスがとてもいいですね鶴齢。飛び抜けた特徴がないんだけど、レーダーチャートでいうとどの方位も7点以上で均一的な破綻のない味と風味。
うーむ、鶴齢おすすめです!
さーって、酔っぱらっちゃったしー、いい気分だし〜、もう一軒駅向こうの中野屋さんでも行っちゃう〜?と福寿庵を出たら
ザザーーーーーーー(雨の音)
。。。。
ま、また?
まさか晴れでチェックインした越後湯沢でも降られるとは思ってなくて雨具持って無いよ〜
撤退!てったーーい!(二度目)
えーんえーん、と濡れながら宿まで撤退してて、途中軒下で雨宿りしてたらその家の方が、越後湯沢でシェアしてる傘を貸してくれました。本当に助かりました。ありがとうございました。
しかし、雨には二度も降られたけど、越後湯沢では不思議にいい縁を二度ももらえました。
そんなかんなで、もうこの時点で明日の苗場山は完全に諦め(酔っ払ってる時点でほぼ行く気なし。。。)、途中のコンビニでまた日本酒とビールと漬物を買って帰って、もう一回温泉入って、部屋で飲み直して爆睡。
次の日はやっぱり雨雨で、結局苗場山は無理でした。
じぇじぇを見てゆっくりチェックアウトして、長い帰路に。しかし、関越トンネル抜けて群馬県埼玉県東京都の暑いこと。20数℃の越後湯沢とは別世界でした。
雨雨で山行目的は果たせなかったけど、良い旅行と蕎麦酒でした!
6haramitsuさん こんばんは
雨の中お疲れ様です。
目的は蕎麦やですよね
巻機はでっかくていい山ですね。もう何十年も行っていませんが。
車で行って現地に素泊まりすれば飲めますね。
蕎麦とお酒は妙に合います
来週、石打に仕事に行く予定です。弥三郎婆です。お先に偵察しときます
こんばんわ!
コメントありがとうございます
蕎麦酒旅行いいですよね〜
弥三郎婆レビュー期待します!
次は長森を射程に、八海山かと画策中です。
目的が前後してるような…
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