今年の初北アはやっぱり“槍ヶ岳”
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- GPS
- 11:01
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,160m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
4:05 情報基地
4:39 穂高平小屋
5:14 白出沢
6:03 滝谷水場!? 6:05
6:35 槍平小屋
7:11 最終水場7:17
7:52 千丈沢分岐
8:55 飛騨乗越
9:06 槍ヶ岳山荘
9:20 槍ヶ岳 9:21
9:35 槍ヶ岳山荘 9:36
10:39 千丈沢分岐 11:13
11:41 最終水場 11:46
12:15 槍平小屋
12:43 滝谷水場!? 12:47
13:34 白出沢
14:39 情報基地
14:48 無料P
※撮影時間記録
天候 | 晴れのち曇りのち夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道からの夏道近道の一部が崩れており危険です。 慎重に通過すれば通れますが、大きく重い荷物の場合や雨の時などは危ないと思います。 無理せず林道を歩くほうが良いかもしれません。 その他特に気になる場所はありませんでした。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
ようやく行くことができました。
槍ヶ岳!!
前回の福地山から一ヶ月以上経っており、その間ほとんど運動無し、おまけに2週間ぶりの休みで、天気予報も微妙、前日名古屋に出かけ帰宅が22時過ぎと、言い訳はたくさんあったので家でのんびり休もうかとも思いましたが、どうしても我慢できずに、やっぱり行ってしまいました。
仮眠をとって2時過ぎに自宅を出発、4時前には無料駐車場を出発することができました。
情報基地で登山届を記入し提出するころは、曇り空の中に笠ヶ岳もきれいに見えていました。
少し行った先の林道からは、穂高岳山荘の明りや南岳、穂高平小屋からはこれから向かう槍ヶ岳の姿も見えています。
治山工事の重機の奥には穂高の姿も見えます。
白出沢から槍平までは長く単調な山歩きが続きますが、所々に花が咲いているので写真を撮ったり、観察しながら歩きます。
滝谷の橋を渡った先の“藤木レリーフ”の前の水場には、以前は“水場”の表示がありましたが、昨年!?頃から表示がなくなっています。
飲んではいけないのかな? などと思いながら、いつもここで喉を潤してます。
南沢を越え、木の階段が出てくると槍平小屋ももうすぐです。
小屋の水場で水を飲みテント場を越え槍ヶ岳方面へ。
最終水場までの登山道沿いには、この時期キヌガサソウやサンカヨウ、エンレイソウなどが多く見られます。
2,200mを越えた先の最終水場でラーメン用の水を汲み、コップに数杯水を飲んだらいよいよ本格的な登りが始まります。
100m毎の標を目安にグングン高度を上げていきます。
2,500m付近までくると飛騨沢や、見上げると槍ヶ岳山荘の一部が見えます。
これから歩く斜面と、山荘を見ると、ゾッとしますが、一歩一歩確実に歩いて高度を上げていきます。
登山道上にはいろいろな高山植物が咲いており、撮影や観察をしながら登れば疲れも少しは減るかも!?
しかし、標高が上がるにつれ気温も下がり、空気も薄く、体もキツくなってきます。
久しぶりの登山なので、足も厳しいです。
苦しみながら3,000mの標識を越えた時には、心の中で“ヤッター”叫んでいました。
飛騨乗越に着くと、槍ヶ岳が姿を現し、正面には常念岳も見えています。
残念ながら、南アルプスや世界遺産の富士山は見えませんでした。次回に期待です。
ここからテント場を越え山荘までの登山道がキツイ。
テント場を過ぎ大岩の間を抜けると槍ヶ岳山荘に到着です。
この時期の平日なので、登山者も少なく山荘前も静かでした。
穂先を見ても、登っている人は数人です。
とりあえずザックをデポし、山頂にアタック。
今回は展望も良くなく、少し寒かったのと、天候も心配で登りの時間が予定よりかかっていたため、山頂ラーメンはあきらめて、撮影のために往復してきました。
山荘に戻ったころには穂先がガスに覆われ始め、笠ヶ岳方面の雲も低くなってきたので、早めに下山と思い、食事はせずそのままザックを背負い新穂高温泉を目指します。
帰りも花を撮影しながら歩きます。
そんな中、今年はコバイケイソウの蕾が多く見られました。
当たり年になりそうな予感がします。
本で見たのですが、この花の当たり年は天候が不順になることが多いらしいです。
たくさん咲いている景色が好きなので、近いうちにまた訪れたいです。
さらに下ると千丈沢の分岐に着きます。ここには分岐の標と救急箱が設置されており、ここで食事をすることに。
棒ラーメンとおにぎりでのんびり… 結局行きに水場で汲んだ1リットルの水は山頂往復のトレーニング用重しみたいなものでした。
食事後は最終水場、滝谷の水場で休憩しながら歩き続けました。
白出沢に着いた時には空が低くなり暗くなっていました。
林道に出た途端、ポツポツ、ザーといった感じで雨が降ってきました。
慌ててザックカバーをかけ、折りたたみ傘をザックと背中の間に差し込んで林道を下りました。
すぐに雨も上がり、長い林道を快調に下って新穂高温泉の上部にある有料Pが見えてきたころ、再度雨が降り出しました。
しかし、今度はドシャ降りです。
もう一度傘を差し、途中の基地で下山届を提出し無料Pを目指します。
ドシャ降りの中無事車に到着です。
下山後はいつもの“ひらゆの森”で入浴。
疲れた足を水風呂でクールダウン!?、その後温泉でのんびり。
今シーズン初 槍ヶ岳!
何度行っても良い山です。
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