継子岳・摩利支天山 濁河ルート
- GPS
- 07:40
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
−継子岳10:20−五の池小屋11:10−摩利支天山12:00−五の池小屋12:45−お助け水13:20−湯の花峠13:55−登山口14:30
天候 | うす曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その手前にも随所随所で停める場所が用意されてます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 登山口バイオトイレ向かって右に用紙・記入台もあり。 <濁河登山口〜お助け水> 木道中心の整備された登山道。ただ木道が朽ちてる部分もあるので注意。 <お助け水〜五の池小屋> お助け水を超えると森林限界。大きな石の上を歩く。安定してるが疲労しやすい。 その後、五の池直前にザレ場となり、コマクサ群落がある。 <五の池〜(時計回り周回)〜継子岳〜五の池> 五の池から西側ルートでの継子は勾配少なく負担が少ない。 東側ルートでは四の池に降りるので急勾配がある。特に継子2峰直下は岩場で厳しい。 継子岳全域にコマクサは多くみられます。ライチョウ遭遇率も高い。 継子岳山頂はだらりと広い。 <五の池〜摩利支天山> 五の池〜摩利支天乗越までは九十九折れの道。ザレガレ続くが足場は比較的安定している。 乗越〜摩利支天山頂へは稜線直下南をトラバースする。道は細いが安定している。 摩利支天山頂は岩場でくつろげるスペースなし。 <五の池小屋> 軽食喫茶利用可能。水販売あり。トイレ宿泊者以外100円。 荒天時等、外来者にも土間を開放して、煮炊きをさせてくれます。 <下山後の温泉> 木曽福島「二本木の湯」めずらしい天然炭酸温泉。 600円。10時〜19時。木曜定休。 |
写真
感想
ライチョウとコマクサを見に濁河から継子岳へ。
御嶽は、無雪期は濁河から登ると緑豊かな山容にヤミツキになります。
田の原からもいいけど、よくも悪くも荒涼だから。
濁河登山口駐車場は7時前で結構な駐車台数。
暑くなると日差し強い田の原を避け、こちらを選ぶ人も多いのだとか。
緑豊かな登山道は森林浴の気分。
ただ、森林限界を超えるまではムシがまとわりついて少し不快でもありました。
森林限界を超えると風があるせいかムシは気になりません。
そして、五の池手前でたくさんのコマクサと出会いました。
昨夏は花の終盤にきたので、盛りにくるとこんなに咲いてるんだ!と感動。
五の池にはすでにほとんど水はなく周囲がお花畑の様相を呈してました。
うす曇ではあるものの午前中ガスはなく、継子岳へのなだらかな山容・稜線が美しい。
あまりに気持ちよくて、この稜線上、ちょうど岩小屋あたりで早めのランチ。
今日も今日とてベーグルサンドイッチです。塩こうじにつけた肉がおいしい。
さくさくお昼をすませて継子岳へ。お天気が割合よいせいかライチョウは見当たらず。
ただ、展望いいおかげで四の池の全貌が楽しめました。
継子岳周回ルートは花の宝庫でミヤマダイコンソウ、チングルマ、アオノツガザクラ、
コマクサ、ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマなど色とりどり。
チシマギキョウかイワギキョウかツボミを見れたので、来月位には紫色もライナップにあがりそう。
時間があれば、行ったことのない摩利支天山へも足を伸ばすつもりで予定してました。
12時までにいけそうだからと九十九折れの登山道をあがります。
思ったより歩きやすく淡々と歩を進めて乗越へ。
ここへくると剣ヶ峰方面への展望がおおきく開け、荒涼な火山の山を間近にみれます。
乗越から摩利支天までは稜線直下南側をトラバース。
昔は稜線を歩くルートだったようですが崩落して今の位置に変わったようです。
勾配はなく、山頂は小さいものでしたが、
帰りに乗越でヒナ連れのライチョウに出会うことができ、結果OKな寄り道でしたvv
ヒナを連れたライチョウは小さい鳴き声をたえずあげるので、静かに歩けば気づきますが
グループ山行でにぎやかだとなかなか気づけないかもしれません。
下山は少しばかりハイスピード…
途中でお会いした周囲の方が「あなたはすごくはやかったでしょ?」と
どんどん譲ってくれるので、早く歩かざるを得なくなりました;;
ただ御嶽は岩の上を歩くことが多く、
硬い岩の上は足の裏から疲労しやすいので、ゆっくりでいいのかなと思います。
右肩を酷く痛めていたので、心配でしたがまったく問題なく歩けてほっとしてます。
下山後は少し遠回りですが木曽福島の「二本木の湯」へ。
天然炭酸温泉でしゅわしゅわして面白かったです。
minislopeさん こんばんは
ライチョウの子育ての季節ですね。
日本のライチョウは人が1m程までこっそり近づいても逃げないようです。海外の亜種は狩猟対象となっていることもあり、逃げてしまうようです。
雛が生まれるまでオスは監視を行っているようですが、ヒナが生まれるとオスは家族から離脱して単独で行動するようです。
13枚目の花が「ミヤマダイコンソウ」、25枚目の花が「ミヤマキンバイ」と思われます。ミヤマダイコンソウは葉が大きいのが特徴のようです。
お花、教えてくだってありがとうございます。
私もやっと自分にぴったりの高山植物図鑑を入手して、「あー、間違ってる~」と騒いでました;持ち歩けるサイズ重さで、見分けるポイントがイラストで掲載されてるものを探してたんですね。花と鳥は個体差があるので写真だけだと理解できそうにないんです、私。これからはもう少し判別してゆけそうです。
ライチョウも他の生き物も今が子育てシーズンですね。クマもと思うとちょっと不安ですが…自然の営みを間近に感じられる日本は恵まれた国ですね。
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